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2016年7月

2016年7月15日 (金)

熊本震災と住民ディレクター・報告会

ポケットのiPhoneで中継を・・・「当事者」の声を  どう伝えるか~


日時 : 2016年7月30日(土)14:30~18:00
場所 : 明治学院大学白金キャンパス 2号館B1 2101教室
    明治学院大学地図 http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
    キャンパス地図 http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/

主催:蓮我★番外ゼミ(明治学院大学・古川研究室)
共催:一般社団法人 八百万人
協力:NPO(特定非営利活動)法人 くまもと未来

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 熊本地震から3か月。東京などでは続報もめっきり少なくなりましたが、被災地の「当事者」の声をどう届けるか・・・それは依然として大きな課題です。震災の中で起こった、小さいけれど大切な一つのアクション。その報告会のお知らせです。
 地域住民が自らの視点で自主放送や地域づくりに関わる「住民ディレクター」を推進してきた岸本晃と熊本在住の仲間たちは、熊本地震で自ら被災者となってしまいました。機材も何もない中、住民ディレクターたちは被害が大きかった地域の避難所から、iPhone中継で身辺の被災状況を伝え始めます。本震当日に始まったその発信を全国各地にいる住民ディレクターが連携し、各地からの中継も入れながら、毎日15分のインターネット緊急特番を11日間送り続けました。(現在は週一回)

 「自分事」としての災害情報は、マスメディアのように俯瞰的な情報は発信できません。でも、刻々と変わっていく被災者のリアルを生々しく伝える貴重な記録となりました。
これを可能にしたのは、これまでの「平時」に築かれてきた住民ディレクターの人的ネットワークだったのです。
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 今回、この「被災者による被災地からの緊急発信」に関わった住民ディレクターたちが東京で会し、その体験を語る報告会を開きます。
災害報道、生活者の発信、地域活性化、モバイル中継etc.、様々な側面から考えることができるこのテーマ。災害時に「当事者」が発信することの意味や、「平時」の活動と「有事」の情報を繋いでいく可能性や課題について、みんなで考える「場」になればと願っています。
ご関心のある方は是非ご参集ください。


[主なプログラム内容]

14:30 第一部:報告会
    ◇「住民ディレクター」とは何だ?
    ◇「被災者による被災地からの災害番組」とは?
    ◇なぜ、それが可能だったのか?
      ハード:身近なメディアツールの活用法
      ソフト:「八百万人」の人的ネットワーク
    ◇もう一人の「当事者」が見た災害報道
      震災とメディアの問題を俯瞰し「当事者」の発信を位置付ける
16:20 (休憩)
16:30 第二部:参加者とのディスカッション 
    ◇住民ディレクター的ネットワークの可能性と課題
      「有事」の情報と「平時」のメディア活動をどう繋ぐか
18:00 閉会

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熊本地震・現地中継ダイジェスト



Npo
熊本は住民ディレクター発祥の地
1999年くまもと未来国体では、120人の住民ディレクターが活躍。
その活動をきっかけに生まれた「NPOくまもと未来」は、今なおそれぞれの活動を継続している。



<関連サイト>
住民ディレクター事典   http://prism-world.net/
とうほうTV                   http://www.tohotv.jp/
一般社団法人 八百万人 http://www.yaoyorozu-hito.jp/

facebookイベント
https://www.facebook.com/events/614094382085443/

熊本地震・現地中継ダイジェスト

~住民ディレクターネットワーク 本震直後 NPO法人くまもと未来 八百万人~
4/14~15地震発生後、4/16から住民ディレクターの手法を用い発信しつづけて­た熊本地震・現地生中継特番のダイジェスト版。

第22回配信 2016年7月9日

ユニセフ アフリカ子どもの日から

第21回配信 2016年7月2日

いいねキッチンについて

第20回配信 2016年6月25日

り災証明 その後の動き
食器プロジェクト

第19回配信 2016年6月18日

長野良市さんの写真展から
震災当日の南阿蘇の様子

澤啓子さん、長野鞘󠄀人さん)

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