2009年8月 8日 (土)

第49回 水戸黄門まつり

水戸の夏まつりといえば黄門まつりだ。今年はTBS「水戸黄門」第40部が放送中ということもあり、由美かおる、助さん(原田龍二)・格さん(合田雅吏)、新風車の弥七(内藤剛志)、そしてちゃっかり八兵衛(林家三平)と、5人もゲストが来るという。こりゃあ見学に行かなきゃな、というわけで地元である水戸へ。

その模様を映像にまとめてみました。

なお、昨年の水戸黄門まつりはドラマ放送中ではなかったので、水戸黄門とは直接関係のない高橋由美子・真木蔵人という2人をゲストに迎えた。そのエントリーはこちら。映像を追加しておきました。

水戸黄門まつりのホームページ
http://www.mitokoumon.com/maturi/koumon/koumon.html

ドラマ「水戸黄門」ホームページ
http://www.tbs.co.jp/mito/

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2009年7月11日 (土)

お台場で実物大ガンダムを見学

東京都がお台場地区に保有する潮風公園で、2009年7月11日(土)~8月31日(月)に行われるGREEN TOKYO ガンダムプロジェクト。全長18mの等身大ガンダムをつくり、それをシンボルとして都市の緑化推進をPRしていこうというものだ。ガンダムと都市緑化がいまいち結びつかないが、そんなことはどうでもいい。ちょうど有明にも来たことだし(詳細後日)、正式オープン初日で激混み必至のイベント会場へ。

噂には聞いていたが、こりゃあカッコいい。その大きさにも圧倒されるが、全体のフォルムもディテールも、実に美しいのだ。しばし呆然と眺めていたが、だんだんエヴァンゲリオン新劇場版「破」を見たときのような感動が湧き上がってくるのを感じた。

これは日本のポップカルチャーと、ものづくり産業とのコラボレーションの成果だ。そしてそれが、観光産業の目玉にもなる。これからの日本が寄って立つべき事業モデルがここにあるのではないのか。

期間限定なのは実に残念だが、その後はどこかに移して展示するのだろうか。ぜひそのときは、分解せずに、「機動警察パトレイバー」のようにそのままトレーラーで搬送してほしいものだ。

自分の写真技術ではそのカッコよさを表現できないので、動画を作ってみました。ぜひ「HD」モードでごらんください。HDで撮ってHDで編集してHDで書き出してますので。

夜のライトアップも美しいそうなので、また行かなくては。

GREEN TOKYO ガンダムプロジェクトの公式サイト
http://www.greentokyo-gundam.jp/

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2009年5月 3日 (日)

「池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム」オープン

茨城にまたひとつ、素晴らしい観光名所が誕生した。

その名も「池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム」。もうこの名前だけで説明は不要だろう。あの70年代のスーパーカーブームを彩った名車たちがずらりと並んだ私設博物館だ。クルマ好きにはもちろん、マンガ「サーキットの狼」に心躍らせていた世代、そしてマンガは読まずとも「スーパーカークイズ」に熱い視線を注いでいた人たちにとって、これほど心引かれる名前の私設もないだろう。

場所はカシマスタジアムで全国的に知られる鹿嶋市にほど近い、神栖市。池沢早人師(池沢さとし、という旧ペンネームのほうが馴染みがあるかもしれないが)は千葉県野田市の出身だが、この施設のオーナー、スーパーカーのコレクターとして知られる八幡正毅氏の創業の地がこの神栖市とのことだ。そしてお隣りの潮来市には、マンガの中に「潮来のオックス」として登場する、池沢氏の旧友・関根英輔氏も在住している。

茨城県出身者として、そしてサーキットの狼ファンとして、スーパーカーブームに踊らされまくった身として、これは行かなくてはならんだろう。そう思い、オープン初日に駆けつけた。

俺の自宅は千葉の柏市で、ここから神栖までは利根川沿いをまっすぐ行って1時間半ぐらいの距離。しかしゴールデンウイークということもあって渋滞しており、2時間ほどかけて市内に入る。

当然ナビにはまだ登録されていないので、地図を頼りに車を走らせていると、心躍る看板が目に入った。

Muse01

駐車場は広く、初日ということもあって多数の来館者が詰めかけていたが、すぐに車を入れることができた。ここから写真とくどいテキストが並ぶのでたたんでおきます。付いてこられる人だけ付いてきてください。

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2009年4月29日 (水)

東京ドームシティ「侍戦隊シンケンジャー シアターGロッソに見参!」

4月25日、東京ドームシティにヒーローショー準専用劇場「シアターGロッソ」がオープンした。これまでヒーローショーに使用していた野外劇場「スカイシアター」は閉鎖し、新たにジオポリス1階に建設したものだ。

そのこけら落とし公演は「侍戦隊シンケンジャーショー」の第一弾。シンケンジャーはこの数年のスーパー戦隊シリーズでは「特捜戦隊デカレンジャー」以来の面白さである。時代劇や歌舞伎をモチーフにしており、武器は刀、登場の際には陣幕が張られ、街で悪者が暴れていると鳴子が鳴って知らせてくれる。変身には筆で文字を書くと「モヂカラ」が発生してスーパースーツを蒸着できる。そして、殿を支え、家臣たちを指導する家老役として、なんと伊吹剛が出演しているのだ。

レッドが殿様、それ以外の4人は家来、という明確な身分差があるという設定も斬新だ。またレッドが熱血漢でなくクールガイで、ブルーは殿への忠誠心が過剰すぎて、うざいというかめんどくさい男というこれまでにないキャラクターだ。一方、敵役は三途の川に浮かぶ船を根城とした「外道衆」。人のうらみつらみが三途の川に流れ込むことから、現世で破壊活動を行って三途の川を氾濫させ、その勢いで人間世界を支配しようとたくらんでいる。

ヒロインは久しぶりのダブルヒロインで、そのうちの一人、シンケンイエローにアイドリング!!!11号の森田 涼花(すうちゃん)。これだけで十分観る価値がある。

そのショーが、新設の専用劇場で開幕するというので、これは面白そうだと早々にチケットを確保した。以前、デカレンジャーショーを観たときは、早朝から並んで当日券を買い求めなくてはいけなかったが、この劇場のオープンに伴い、チケットはネットで事前購入できるようになった。席も選ぶことができ、なかなか便利である。

そんなわけで久しぶりにやってきましたジオポリス。入るとすぐに劇場入り口だ。

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10時30分のショーを予約していたが、会場に到着したのは9時40分。当日券の残席状況が窓口でリアルタイム表示されており、この段階でまだ残席があった。

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この春のキャンペーンで「東京ドームシティ市長」に就任したつるの剛士の胸像とシアター入り口。

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シンケンレッドもお出迎えだ。殿自ら庶民にあいさつとは、人の上に立つ者の鏡である。

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劇場のとなりにトイレはある(ジオポリス敷地内)が、劇場内にはない。なのでトイレに行くときはいったん出て再入場、という形になるので半券を忘れないようにしよう。

トイレの向かいにはコインロッカーがある。いちばん小さいもので300円。

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シアターに入ると、キャパ765席のなかなか立派な劇場だ。傾斜がかなりあるので後方からでも見やすい。ただ、縦長の劇場なので後方の席からステージまでは相当な距離がある。雰囲気は京都劇場の1階席に近いだろうか?

ショー上演中は撮影禁止だが(デカレンジャーショー時代はOKだった)、上演前なら差し支えなさそうなので内部の模様をカメラに収めてきた。客席最後部、中央からの眺め。ステージは相当遠い。

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自分が座ったL列下手側からの眺め。ここでも結構距離を感じる。

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座席はだいぶシンプルなもので、30分ほどのショーを観るにはなんとか堪えられる、という程度。カップホルダーがあるのはちょっと便利かもしれない。

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座席のサイズだが、幅も前後の間隔もやや小さめ。ざっと寸法を測ってきたが、座席の幅は42.5cm、前後の間隔は85cmだった。

さて、オンタイムにショーはスタート。オリジナルキャラクター、さくら姫が登場。シンケンレッドの幼なじみという設定だ。彼女がシンケンジャーとともに外道衆に対し果敢に戦いを挑むというストーリーである。

オープニングは外道衆のまがまがしい酒盛りのシーンで、かなり不気味だ。しかしすぐにアクションシーンの連続。何しろ上演時間が30分しかないので展開は早い。

スカイシアターのヒーローショーの売りといえば、キャラクターたちの「上下移動」である。舞台上に大きな奈落を作り、その下にスタントシーンに使うクッションを用意する。その奈落を目指し、ヒーローや悪役たちがセットのかなり高い位置からぽんぽんと飛び降りるのだ。これが実に小気味いい。

新劇場でも、その醍醐味は忠実に再現されている。ステージの天井が非常に高く(「ミス・サイゴン」のホーチミン像も入りそうだ)、セットはスカイシアターにあったものと同じぐらいのサイズで作られていた。

さらに、スカイシアターでは上から下への移動、つまり飛び降りるという動作しかなかったのに対し、新劇場では下から上への移動も実現した。ワイヤーアクションによる宙吊りの演出である。これは今までのショーの魅力を踏襲し、さらにそれを発展させたという好事例と評価できるだろう。

また、これまでは野外なのでできなかった映像を用いた演出もふんだんに盛り込まれる。まだ練れていない印象はあったが、今後公演を重ねていけば、リアルと映像をうまくミックスさせた新しい演出も生まれてくるのではないか。

ストーリーは単純だったが、クライマックスでシンケンレッドとさくら姫が子供のころの思い出を語りあるシーンなど、思わず涙が出そうになった。最後は会場の小さなお友達に「夢を持て。真剣に生きろ」と諭すが、大きなお友達には耳の痛い話ばかりである。

今後シンケンジャーショーは何バージョンか作られていくだろうが、冬になったらまた俳優登場の「素顔の戦士たち」を上演してくれるだろうか?してほしいなあ。会場は相当数のアイドリング!!!ファン様たちで占められるだろうが。

さて。

自分がチケットを買ったのは3月中の話である。単純にこのヒーローショー劇場建設というのが面白そうだ、と思って予約したわけだが、つい先日、NHKホールで行われたAKB48のコンサートで、AKBがここを第二劇場として使用することが発表された。何とまあ、俺の嗅覚の鋭さにはあきれるばかりである。

しかし、いったいここをどう使うというのだろう。確かにキャパ700以上というのは魅力的だ。しかし、土日はヒーローショーで埋まっているわけだから、基本は平日公演に使うということだ。平日にキャパのでかいハコを使い、週末は今までの小さい劇場を使うというのか。ちょっとちぐはぐな感じがする。

土日の夜、という目はある。ヒーローショーは夕方で終わってしまうからだ。ただ、それだとセットの撤収と現状復帰はできないだろう。セットはそのままで、ステージの前のほうのスペースだけ使うのか。それはできるかもしれない。

座席が狭いので、2時間も座っているのはつらいだろうが、これは現在の劇場と比べたらずっと快適なのだから我慢はできる。いや、この劇場だとスタンディングOKになるのかもしれない。それはそれで、もう若くないこっちにはつらいんだが。

ステージとの距離を感じさせてしまう構造なので、この劇場で観る場合には前方、座席表で言うとK列までに座らないともったいないだろう。座席は今のように当日の抽選で決めるのか。それともネットで事前に座席予約ができるようになるのか。

AKBの発表には企画倒れになることも多いので、どうなることやらではあるが、より詳細な情報が出てくるのを気長に待つとしよう。

シアターGロッソのWEBサイト
http://www.tokyo-dome.co.jp/g-rosso/

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2009年1月12日 (月)

日本科学未来館ドームシアターガイア「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」

日本科学未来館のデジタルプラネタリウムを上映しているドームシアターガイアで立体映像の新プログラムが始まった。全天周の超高精細立体視映像システム“Atmos”と、500万個もの星を投影できる世界最大級のプラネタリウム“MEGASTAR-II cosmos”により、宇宙誕生の物語を描く壮大な映像作品だという。

全天周立体映像、といえば、85年のつくば万博の富士通パビリオンが上映した「ザ・ユニバース」の衝撃が忘れられない。赤青メガネ方式のモノクロ作品ながら、立体映像、ドーム型スクリーン、そしてコンピューターグラフィックスという3つの新鮮なテクノロジーによってこれまでに味わったことのない感覚を体験することができた。

その後、花博では偏光メガネ方式によるフルカラーの「ザ・ユニバース2」も上映されたが、前作ほどの衝撃度はなかった。立体やCGに慣れてしまったせいもあるのだろう。だが、今回未来間が投入した新映像システムは4096×4096というとんでもない高精彩画像を投影できるのだという。いよいよ1985年の衝撃を超える存在が登場するかもしれない、と期待が高まる。

そしてプラネタリウム界のカリスマ、大平貴之氏の手によるMEGASTAR-IIは世界で最も先進的なプラネタリウムとしてギネスブックにも登録されたほどのシステムであり、一度見たいと思っていた。これまで観たプラネタリウムで最も印象的だったのは、2000年にニューヨークの自然史博物館に直結した地球宇宙ローズセンター内の施設としてリニューアルオープンしたヘイデン・プラネタリウムをその年の12月に見たことだ。シリコングラフィックスのコンピューターでリアルタイム処理し、無数の星々を巨大なスクリーンに映し出すその仕組みは、トム・ハンクスのナレーションとあいまって実に感動的だった。あの感動を超えることができるかどうかも期待だ。

というわけで、3連休のよく晴れたお台場に朝からやってきた。科学未来間は仕事で何回か来たことがあるが、展示を見るのは初めてだ。まず入場券購入の列に並ぶ。新プログラム投入ということで、早めに来ようと思ったが、前日わくわくしてなかなか寝付けなかったために(コドモか)すっかり寝坊してしまい、列に並んだのは開館10分前の9時50分。すでに長蛇の列ができている。

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何とか入場券を買って、次は1階の別の場所にあるドームシアターガイアの予約券発行機に並ぶ。これは無料だ。並んでいるうちに、1回の定員が112席しかないことがわかる。万博やヘイデン・プラネタリウムのイメージがあったのでこりゃまたずいぶん小さいものだと驚く。それ以上に、こりゃすぐには見られないな、と覚悟する。この日の上映回数は7回あるが、午後は四季劇場に行くつもりなので午前中の回をはずすと夕方また来るしかなくなる。だが、何とか午前中2回目の11時30分からの上映にすべりこむことができた。自分が予約券を入手した段階で、この回の残りは10席ほどだったと思う。

とりあえず上映時刻まで時間があるので、常設展示を見て過ごす。

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アシモのショーや、しんかい6500を見ているうちにどんどんテンションが高まってくる。また、企画展示(別途有料)の「アマゾニア展」もせっかくなので覗いて見る。子供のころデパートでやっていた「大アマゾン展」のように大蛇でも見世物にしているのかと思ったら、環境破壊とアマゾンの自然について紹介した真面目な展示だった。

そしていよいよドームシアターの上映時間に。入り口で偏光メガネを借りる。東京ディズニーランドの「ミクロアドベンチャー」のようなカンタンなものではなく、壊すと高額な弁償をしなくてはいけなそうなしっかりした造りのメガネで、眼鏡をかけている上からも問題なく装着できる。

映像は20分少々のものだ。ずっと立体映像を上映し、最後の5分ほどでプラネタリウムの映像に切り替わる、という構成。この時はあらかじめ録音されたナレーション(ARATA)が流れていたが、科学館の職員が生声で解説する回もあるのだという。

さて映像の出来だが、素晴らしいのはやはり映像の細かさだ。天体や銀河の形成過程を見せてくれるのだが、ガスやちりが集まって次第に形になり・・・というくだりで、本当に目の前にあるちりを払いたくなるほどである。これほど細かい立体映像というのは、確かに見たことがない。

しかし、問題点としてはやはり偏光メガネ方式の弱点である、映像がどうにも暗くなってしまっている点だ。もっと明るい映像であれば、感動がさらに広がっただろうと思う。

シナリオも、しごくまじめなものではあるが、せっかくだからもう少しドラマチックに演出してもいいような気がする。ヘイデン・プラネタリウムを見たときは、英語がよく分からないにもかかわらず、トム・ハンクスのナレーションに妙に感動してしまった。

あと、これは今さらどうにもならないことだが、これだけのハードとソフトを投入しているのだから、施設自体、つまりスクリーンや客席を大きくしてほしいとつくづく感じた。意外にこういう見学がきっかけになって、子供が将来の夢を抱いたりするのだ。もっと自信をもって大きく造り、多くの子供たちを見学に招いてほしいものだと思う。

というわけで、ザ・ユニバースほどの衝撃には残念ながら至らなかったが、日本最高水準の技術を体験できる見学施設には、いちど足を運んでみる勝ちがあるだろう。

それにしても、偏光メガネ方式の画面の暗さは、何とかならないものだろうか?実はその弱点は1985年当時に指摘されており、つくば万博では住友館の「大地の詩」がそれを解決していた。この作品では、「2台のカメラで撮って2台の映写機で写す」ということにより、2つの映像を重ね合わせるために明るさが半分になってしまうことを回避していたのだ。あの立体映像は本当に美しく、今も記憶に鮮明だ。

現在、ハリウッドではさかんに立体映画が作られている。2008年も「センター・オブ・ジ・アース」などが上映された。しかしどうもやはり映像が暗く、また立体上映に対応していない映画館での上映用と2バージョン作ることを前提としているため、いまひとつ立体の面白さを出し切れていない。

つくば博から20年以上が経過しているが、いまだ「ザ・ユニバース」と「大地の唄」に映像技術が追いついていないのは、なんとももどかしい限りだ。

日本科学未来館のWEBサイト

http://www.miraikan.jst.go.jp/

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2008年11月29日 (土)

人造人間「学天則」@大阪市立科学館

今年7月、大阪市立科学館の展示リニューアルオープンの目玉として公開された、東洋初のロボット、人造人間「学天則」(復元)を見学してきた。夏からずっと見たかったのだが、ようやくその機会が訪れた。

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「学天則」は1928年に京都で行われた博覧会に出品された。その製作者は、大阪毎日新聞の論説委員であり、生物学者だった西村真琴。この学天則はその動力源に圧縮空気を用いることで、なめらかな動きや表情の変化を実現したことで、世界的にも注目されたという。

この空気を使う、という点がまさに生物学者たる西村の哲学を現している。このあたりについては、「帝都物語」の第4巻で荒俣宏がこのように解説している。

空気を使うことを教えてくれたのは、西村博士が述べたように、生物それ自体の生命機構であった。生物は空気、水、食物を原動力とし、それを蓄積力に変えて身体各所に保存する。

同様にして、彼の人造人間も電気を原動力とし、圧搾空気を蓄積力に転化するのだ。この圧縮空気をゴム管に送り込み、出し入れを自由に操作することで、生物と同じように自然な動作を行えるのだ。

(荒俣宏「帝都物語」第4巻 27「学天則の生い立ち」より)

そして学天則の容貌は、世界の5つの民族(ヨーロッパ人、インド人、アジア人、アフリカ人、ネイティブ・インディアン)の特徴を合成したものになっているのだという。これも西村の「人間とは何か」についての深い考察に裏付けられたものだろう。

科学と哲学が未分化だった最後の時代に作られた、最先端の存在、それが「学天則」である。そうした偉大な発明がこうして再現され、展示されるのは素晴らしいことだ。

「学天則」については「帝都物語」で知った、という人も多いことだろう。言うまでもなく自分もそうだ。映画版では、西村博士の役を、彼の実子である西村晃が演じた。悪役から水戸黄門まで自在に演じる名優であることに加え、やはり父の役を演じるということで、特別な思いもあったのだろう。この物語では、人造人間である学天則が、人の心に取り付いて地下鉄工事を妨害する鬼を退治するために大活躍するが、戦いを終えた学天則に向ける暖かい眼差しは感動的だった。ついでに言うと、その娘役を安永亜衣が演じたが、豪華かつクセのある俳優陣がずらりと並ぶ中で、唯一のほっとさせるキャラクターだった。

さて、復元された学天則は、学芸員たちが現存する乏しい資料をもとに、その要望や仕組みを忠実に再現したものだ。一種異様な雰囲気だが、なんとも味のある存在感は、恐らく当時のままなのだろう。

この再現された学天則の基本動作は、瞑想にふけり、何かしらのインスピレーションを感じて(手に持った「霊感燈」が光る)おもむろに目を開き、何事かを書き付ける、というもの。全体で3分ほどだ。

その模様を、ビデオに納めてきたのでハイビジョン画質でアップしておく。

学天則は大阪市立科学館の入り口入ってすぐ左側にある。エントランスホールにあるので、展示の入場券を買わなくても見られてしまうが、展示もさまざまな実験を楽しむことができるので(もちろん子供向けではあるが、大人も結構楽しい)ぜひ見て回ろう。

注意が必要なのは、学天則が動くのは、毎正時に1回のみ、ということだ。動く様子を見たい場合は、展示を見学する前にするか後にするか、決めておくといいだろう。

大阪市立科学館のWEBサイト
http://www.sci-museum.jp/

紹介ページ
http://www.sci-museum.jp/server_sci/promot/press_p.html

Wikipediaによる解説
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%AD%B8%E5%A4%A9%E5%89%87&oldid=21683195

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2008年8月 2日 (土)

水戸黄門まつり

自分が高校時代までを過ごした水戸市の最大のお祭りである「黄門まつり」を久しぶりに見物してきた。

初日の花火大会、2日目・3日目のパレードと市民参加の踊り、という基本構成は自分が小学生の頃から変わらない。ただ、ずっとパレードの黄門役は市長が務めていたが、自分が高校生の時だったか、新たに市長となった人物が「カツラが間に合わない」という理由で黄門役を拒否。そこで初めて、テレビの水戸黄門役を務めていた西村晃が招かれ、パレードに花を添えた。カツラを作るより西村晃に出演交渉をするほうが大変だろうからたぶん言い訳だったのだろうが。そのときのパレードは間近で見学した記憶がある。

その後も、黄門役は俳優が演じたり市長が演じたりだったようだが、番組ゆかりの役者を招くのは恒例となったようだ。記憶あいまいだが、由美かおるが来たこともあったように思う。

しかしだんだん番組とは離れてきているようで、今年のゲストは真木蔵人に高橋由美子。水戸黄門とは全く無関係だ。まあ真木蔵人は親父のマイク眞木の本籍地が水戸らしいので多少のゆかりがあるが、高橋由美子にいたっては何の接点もない。

そうはいっても、やはり有名人が来ると祭りは盛り上がるものだ。

夜は「黄門ばやし」と「ごきげん水戸さん」を交互に踊る。曲がサンバ調になったが、基本構成は一緒である。

水戸市の市街地もかなりシャッター化しており、祭りの盛り上がりもいまひとつだ。伝統も大事だが、もっと新しい要素を取り入れていかなくてはいけない。

全国で「YOSAKOIソーラン祭り」の成功にインスパイアされ、その踊りのスタイルを取り入れたり、若者中心の企画を取り入れたりする動きはあるが、解はそれだけではないだろう。

せっかく水戸黄門という超メジャーなキャラがあるのだから、やり方次第でもっと面白くなるはずである。あえて若者向けでなく、今後増える一方のシニア層をターゲットにした企画を展開してもいい。60歳以上によるミスター黄門コンテストとか、50歳以上限定の由美かおるコスプレ大会とか。

とにかく、なんだかんだと50年近い歴史を刻んできたのだ。決してその火を絶やすことなく、次の世代に受け継いでいきたいと思う。

<追記>

映像追加しました。

「水戸黄門まつり」のホームページ

http://www.mitokoumon.com/maturi/koumon/koumon.html

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2007年8月19日 (日)

「ウルトラマンフェスティバル2007」主役はセブンだ!

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毎年恒例のウルトラマンフェスティバルを見学。今年はウルトラセブン誕生40周年(本当は放送開始40周年。だってセブンって1万数千年生きてるじゃん)、セブンに特化した展示内容となっている。

入場料1800円は安くはないが、近年はステージのショーに力を入れており、その鑑賞も含めた値段だと考えればさほどでもない。自分が行ったとき、すでに直近の時間帯の入場整理券は配布終了になっており、時間の関係で次のショーを待つことができなかったので、展示だけで帰ってきた。しかしセブンのコアなファンにはこたえられない内容で、十分もとはとった気がする。

詳細はネタバレになるのでたたんでおきます。9月2日まで池袋のサンシャインシティで開催されているので、これから行く人は読まないほうがいいでしょう。

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2006年8月12日 (土)

「世界コスプレサミット2006」名古屋で開催

「世界コスプレサミット」というふざけた名前のイベントがあると聞いて、名古屋まで見学に行ってきた。聞けばもう4回目で、外務省や国土交通省が後援しているという。

このイベントは8月5日、6日の2日間開催され、初日はパレード、2日目は各国の代表レイヤーが世界一の座をかけて競う「チャンピオンシップ」を行う。いったいレイヤーが何を競うといのだ。

自分が出かけていったのはそのチャンピオンシップの会場。「アイドルマスター」の携帯アプリ「ハプニング☆ロケ あずさの名古屋編」でも紹介されている屋外立体公園「オアシス21」である。

開演は18時だが、当然これを見に全国のレイヤーが集結するはずだから、それも見物しようと早めに着くように行動したところ、14時半に着いてしまった。

開演まで3時間半

この日の名古屋の最高気温、35℃

オアシス21の野外ステージは、屋根があるとはいえガラス製だから太陽光線はスルー。時折「愛・地球博」でも活躍したドライミストがわずかな涼をもたらしてくれるものの、死ぬほど暑い。

そんな中、協賛社のNTTドコモブースでは係員がコスプレ気味の衣装でお出迎え。がんばっている。

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PAPER MOONの等身大フィギュア販売コーナー。なんだか暑そうだ。「ちょびっツ」のちぃがセール中で30万ちょっとと聞き、心が動く。

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さて、すでに会場には続々とレイヤーがやってきていたが、みな暑さのためにバテ気味。民間人のコス写真を載せるわけにもいかないので控えるが、「BLEACH」が多かったように思う。もちろん一番人気は朽木ルキア。みな黒い着物がつらそうだが、あのジョーなみの難しい髪型をきちんと再現していて感心した。ルキアになっているのは女性だから、だいたい誰か友達が一緒にいて、それが竜貴だったり織姫だったりする。浦原商店やソウル・ソサエティのメンバーが勢揃いした十人ほどのグループもおり、撮影の列ができていた。

ほか、テニプリのグループやNARUTO関係者もおり、相変わらずジャンプ勢強しである。はたけカカシがちゃんと「イチャイチャパラダイス」を愛読していて素晴らしい。三国無双やドルアーガ・オンラインといったゲームのキャラも目に留まった。やや懐かしめのキャラとしては、空条承太郎やセーラーサターン、ラムちゃんにルパンにキューティーハニー。必ずしもレイヤーの実年齢とキャラの誕生時期が一致していないのもまた面白いところだ。ルパンはカリ城バージョンなのできっちり頭に包帯を巻いたが、暑さのせいでターバンのように見えた。

4時半に開場。席は400ぐらいあったがあっという間に埋まってしまった。さすがに2時間も待っていたので前のほうに座る。しかしここから開演までさらに1時間半。どんなに水分補給しても追いつかない。

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やっと涼しくなった6時すぎにいよいよチャンピオンシップがスタート。ゲストは古谷徹。「行きまーす!」「久しぶりだねセーラームーン」「沙織さあああああん」と持ちネタ連発で半笑いを取る。今回、予選が行われた国はドイツ、スペイン、イタリア、フランス、中国、シンガポール、タイ、日本、ブラジルの9カ国。日本だけ3チーム出場しているので計11チームが3分間のパフォーマンスタイムに小芝居や歌を披露し、「なりきり度」と「衣装」の視点で審査を受ける。審査委員長は永井豪先生だ。

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↑3位に入賞したイタリア代表チーム。「ARMS」だが、ナイトの重厚感がすごい!

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↑シンガポール代表チーム。主催者のテレビ愛知に敬意を表してか、マイナー作品「ぴちぴちピッチ」の宝生波音と七海るちあだ。単純にかわいい。

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↑日本代表(Aチーム)。中に人が入っているストライクフリーダムガンダムは精巧なことこの上ない。キラ・ヤマト役の人が後ろでギミックを操作するなど、芸も細かい。あれ?SEED DESTINYの主役ってヤマトだったっけ。

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↑ドイツ代表チーム。三国無双だな。中国をテーマにした日本のゲームのキャラにドイツ人がなりきる。なんだかすごい組み合わせだ。

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↑中国代表の2人は、「FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN」のティファとクラウドに。個人的にはこのチームが印象に残った。派手さはないが、最後の一瞬、紙吹雪を使ってFFシリーズ特有のCGの美しさを再現した。紙吹雪でCG、その意外性が見事である。クラウドの金髪も自然だったし、なんといってもティファ役(大学1年生だそうだ)の子がどえらくかわいい。その上、ティファのイメージにぴったりである。

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↑スペイン代表は「ベルセルク」。デカすぎるソードは、どうやって税関を通したのか。

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↑日本代表(Bチーム)はキュアホワイト&キュアブラック。単に「DANZEN! ふたりはプリキュア」を歌っただけだが、あの歌はライブ向きなので、なんだか楽しかった。このキュアホワイト、きのうまで盲腸で入院しており、きょうは病院を抜け出してきたと告白し、会場全体が妙な大盛り上がり。

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↑タイ代表は「新鬼武者」だ。民族舞踊の心得があるそうで、動きが素人じゃなかった。

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フランス代表。「トリニティ・ブラッド」である。これも歌とダンスが素人じゃない。

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日本代表(Cチーム)は「ベルサイユのばら」を早がわりで。明らかに関西系のイロモノ重視作戦だ。ここが準優勝。

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優勝のブラジル代表チーム。兄妹で参加した2人は「天使禁猟区」の天使に。これ読んだことないけど、調べたら面白そうなので読みたくなった。

どのチームも、セリフや歌は日本語だ。インタビューにも、「スコシ」を言いつつ日本語を話す。どうやら、彼らにとって、そして海外の多くのマンガ・アニメファンにとって日本があこがれの国、というのはあながちウソでもないらしい。

しかし、この12チームの内容を見る限り、なんだか日本チームは明らかに劣勢で、むしろ「世界の壁」を感じてしまった。その理由はまだコスプレについてあまり詳しくないので断定はできないが、少なくとも金髪だから、というハナシではない。なぜなら、中国、タイ、シンガポールのチームもだんぜん魅力的だったからだ。パフォーマンスに慣れていない、ということはあるかもしれないし、どうしても照れが出てしまう、ということもあるだろう。

しかし、もしこれが世界と日本との、コンテンツに対する姿勢の差なのだとしたら心配だ。日本人は与えられたコンテンツを使い捨てるように「消費」することはできても、それを自らの中に「消化」する、つまり自分の思考なり言葉なりに置き換えることはできないのではないか。質の高い作品は、質の高い観客によってはぐくまれる。これではいずれ、アニメ・マンガ文化の中心も海外に移ってしまう日も遠くない。

まあワールドカップでイングランドが常に優勝しているわけではないし、大相撲で朝昇龍がぶっちぎりの強さを見せるご時世だ。気にすることもないんだろう。たとえその創造の拠点が海外流出したとしても、戦後の日本が手塚治虫をいう天才を得て作り上げたマンガ文化がその源流にあることは未来永劫変わらない。日本はその「聖地」としての役割を果たせばいい。

このイベントのフィナーレは、ゲスト審査委員の歌手・きただにひろし氏とともに参加者全員でアニソン大合唱。お互いに手をとり、抱き合う出場者たちの多くは泣いていた。その涙が、ミス・ユニバース会場で勝者に送られる敗者の笑顔とは違い、実に純粋なものだったのが心に残った。

「世界コスプレサミット2006」のWEBサイト

http://www.tv-aichi.co.jp/cosplay2006/

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2006年7月 8日 (土)

筑波山神社「つくば万博記念館」特別公開

7月1日のテレビ東京「出没! アド街ック天国」は、「筑波山」がテーマだった。(http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/060701/index.html)。その番組の中で、筑波山神社には1985年に開催された「国際科学技術博覧会(通称:科学万博-つくば'85)」ゆかりの品々が多数奉納されていることが伝えられた。そして、それらの品を、放送翌日から1週間、一般に公開するという。

これは行かなくてはなるまい。

世の中には万博マニアという人が実はけっこうたくさんいる。自分は万博マニアではないけれど、つくば博のことならちょっとは詳しい。十数回は足を運んだし、外国パビリオンを含めて全館制覇も成し遂げている。

というわけで、筑波山神社にやってきた。神社の境内にある建物の一角が展示室になっている。

Expo1

正面に回るといきなりこの心躍る光景が眼に飛び込んでくる。スリッパに履き替えてさっそく中に。

Expo2

会場で人気を集めていたスタンプロボット。

Expo3

はがきを購入して投函すると、2001年の元旦に届けられるというサービスを行っていたポストだ。当然自分も投函しており、ちゃんと21世紀を迎えた朝に届いた。

Expo4

ガスパビリオンのコンパニオンの制服。

Expo5

当時の世界最大、直径85メートルの大観覧車「テクノコスモス」のコンパニオンの制服だ。

Expo6

こちらは「KDDテレコムランド」の制服。きょうは制服フェチツアーではないが・・・

Expo7

館内に入るとジオラマや人形、ポスター、関係者の書いた色紙などが所狭しと並んでいる。

Expo8

左のツノ(アンテナ?)が取れてしまって痛々しい、マスコットキャラクターの「コスモ星丸」。

Expo9

各パビリオンの名前が記されたメダルセット。欲しい。

Expo10

こちらは国内パビリオンの外観を形どったピンバッチセットだ。のどから手が出そうになって大変。

Expo11

マニアックな展示品だ。エキスポライナー運行時の常磐線時刻表である。実際に駅で使用していたもののようだ。

Expo12

室内に10体程度展示されていたのは、KDDテレコムランド内にあった人形か。

Expo13

なぜか無造作に置いてある万博の傘。持っていたような記憶が。

Expo14

国内パビリオンの模型も数多く展示されている。これは「ダイエー館<詩人の家>」。中では「詩的な映像」を観ることができるが、あまりたいしたことはなく、むしろ建物を半地下に作り、屋根を休憩コーナーにしてしまうという発想が見事だった。

Expo15

「講談社ブレインハウス」はマスコットキャラクターの人形とパネルの展示。その名の通り、脳の仕組みを紹介する映像だった。さほど面白くはないが、場所がいいところにあったため、ここに入ったという人は意外に多い。

Expo16

「健康・スポーツ館」。中では「breathe」とかいう映像作品を巨大スクリーンで上映しており、その主題歌を歌っていたのは原田真二だったのが思い出される。

Expo17

「テクノコスモス」の模型だ。これに乗るためには800円払わなくてはいけなかったが、原則万博内のパビリオンでは入場料を取ることはできない。そこで入場者に「コズミックスナック」というおいしくないお菓子を渡し「これは巨大なレストランであり、スナック代としてお金をもらうのだ」という理屈を通していた。

Expo18

「ハートピア:自然のパビリオン」は第一勧銀グループの提供。上から映像をのぞき込む、というのは斬新な企画だったが、コンテンツに魅力がなく、地味なパビリオンという印象を最後までぬぐえなかった。

Expo19

KDDテレコムランドは館内模型と外観模型の両方が展示されていた。

Expo20

ここは小規模の観覧車が特徴だが、いざ乗ってみると、中で何ができるのか、よくわからないういちに終わってしまうというのが難点だった。

Expo21

相当な人気を集めていたNECパビリオン。参加者の多数決で宇宙船の進路が決まり、無事地球に帰還できればクリア、という集合知によるRPG。2回体験したが、1回は成功、1回は失敗だった。

Expo22

つくば博の象徴的な存在となった、巨大テレビ「ジャンボトロン」のユニット。部品の交換など、メンテナンスはこのユニット単位で行っていたようだ。

Expo23

「でんでんINS館」の提供者は、開幕時は電電公社であり、途中でNTTに変わった。多くの人気パビリオンは会期途中で整理券の発行に踏み切ったが、ここではいち早く時間予約システムを取り入れていた。

Expo24

「TDKふしぎパビリオン」は、映像に加えて本物の馬が登場した。東京ディズニーランドの「ミクロアドベンチャー」や、シーの「マジックランプシアター」など、映像とリアルの合体したショーを観ると、TDKふしぎパビリオンを思い出す。という人はいないだろう。

Expo25

「日本IBM館」の模型。四角、丸、三角を組み合わせた外観がユニークだ。中は巨大ドームに映像を映し出し、ゆっくりと回転する床に乗ってそれを眺めるというものだった。真面目すぎて面白くなかったという印象が強い。

Expo26

バイオテクノロジーをテーマにした「みどり館」。勉強にはなったが、アニメーションの出来がいまひとつだったせいか、ハートピアと並ぶ印象の薄いパビリオンの仲間入り。

Expo27

「鉄鋼館」の売り物は立体映像だ。偏光メガネを使う方式で、つくば博ではほかに日立グループ館、住友館などがこれを採用していた。しかし当時の技術では、この方式だと画面が暗くなってしまうという難点があった。そしてこの鉄鋼館の映像が、刀を客席に向けるなど、立体映像であることをこれみよがしにひけらかすものだったため、どうもあまりよい印象が残っていない。

Expo28

「芙蓉ロボットシアター」はパネルのみ。ここに登場するロボットのおもちゃ版を会場で買った記憶がある。水戸の実家にいけば、保存されているはずだ。このシアターはロボットたちが様々な動きで感情表現する、というものだったが、その中に、2体のロボットが恋愛映画の1シーンのような動きをする場面があった。しかし自分が観たときは、そのうちの1体が調子が悪かったようで、急遽別の小さいロボットに差し替えられた。しかし2体の大きさがぜんぜん違うため、釣り合いがとれず恋愛どころではない。その場面の終了後、ナレーターが「これは親子の情愛を描いた場面」と苦しい言い訳をしていた。

Expo29

日本人にコンピューター・グラフィックスの威力を思い知らせた富士通パビリオン。当時はFM TOWNS発売前だから、これで富士通の名前を知った人も多いだろう。ここで上映された「ザ・ユニバース」は、会場内の立体映像で唯一、赤青方式を採用した。つまり、モノクロ作品だ。しかしフルCGとドーム型スクリーンが生み出す没入感はまさしく生まれて初めて体験する感覚で、圧倒的な人気を呼んだ。数年前まで、大阪花博で上映された「ザ・ユニバース2」とともに、幕張の富士通ドームシアターで観ることができたが、同館は閉鎖になってしまったようだ。一度、見に行ったことがある。

Expo30

「住友館」。富士通パビリオン、NECパビリオンと並ぶ人気を博していた。映像作品の質としてはここがベスト1だったのではないか。「鉄鋼館」が露呈した、偏光方式立体映像の「画面が暗い」という欠点をカバーするために、2台のカメラで取った映像を2台の映写機で投影。それによって非常に明るい立体映画を実現した。内容も、何かを飛び出させて驚かせよう、というものではなく、美しい自然の風景を中心にした映像作品として完成されたものになっており、大いに好感が持てた。音楽を坂本龍一が担当しており、いまもその主題歌のフレーズが頭の中に蘇ってくる、という人も多いはず。ラーララー♪

Expo31

このヌイグルミはなんだろう?定かではないが、たぶん「滝の劇場・三井館」で上映していた映像の中で、主人公と一緒に冒険していたスカンクではないかと思う。

Expo32

というわけで、これが「滝の劇場・三井館」。人工的な滝を作ってそこに映像を投射するという水のスクリーンが目玉だった。夏場なので涼しさを狙ったか。映像の内容は自作飛行機で冒険をする男の話だ。くだらない話だが、途中主人公がピンチに陥ると、入場者があらかじめ渡されている「勇気の笛」を吹き、パワーが回復して窮地を脱するという仕掛けがあった。もちろん映像は1種類しかないので笛なんかふかなくてもバッドエンドになるわけではないが、映像で観客参加型を実現するにはこんな方法もあるのだ、とちょっと感心した。高校の学園祭の映画でこれを取り入れようという企画もあったが、なぜ諦めたのかは思い出せない。

Expo33

「いばらきパビリオン」では、球面スクリーンに魚眼レンズで空撮したいばらきの風景を投影する、というシンプルな演し物を展開。最初はみなが素通りする不人気アトラクションだったが、これが意外にも乗物酔いするほどリアリティーがある、と口コミで広がり、会期終了近くには整理券まで発行するほどの人気になった。金をかけずに面白いものを創った、という意味で、地元のひいき目を除いても大いに評価できる。

Expo34

「東芝館」では、「ショウスキャン」と呼ばれる、秒間72コマの映画(通常は秒間24コマ)を上映。巨大な映画スクリーンに、テレビのような明るい映像が映し出されるというのは新鮮な驚きだった。F1のオンボードカメラのように、動きの極めて早い映像でも画面が流れることがない。この技術、ぜひ実用化してほしかったが、その後あまりお目にかかっていない。

Expo35

これは今回の展示ではなく、筑波山神社の境内に常設で展示されている「宇宙の卵」。強化プラスチックで作られたオブジェだ。説明文によれば、東エントランス近くに設置されていたようだが、ちょっと記憶にない。

Expo36

今回の特別公開の入場者全員に、当時発売されていた「筑波万博トリプルガイド」(680円)が気前よく無料配布された。これはありがたい。茨城県内の書店では、どこもこの本が山積みされていたものだ。ただ、これは開幕前に発行されたものなので、各パビリオンの具体的な内容が書かれていない。そのため、開幕してから発売されたガイドブックにすっかり人気を奪われてしまった。

Expo37

スタンプも当時のものが用意されていたので記念に。

結局展示室には1時間ほどいたのだが、実に充実した、至福の1時間だった。ぜひ常設展示してほしいところだが、今後の予定は未定という。10年ほど前までは、年に一度つくば博の祭礼があり、その時に公開されていたのだそうだ。

なので次の公開がいつになるのか皆目検討がつかないが、機会を楽しみに待ちたい。

ところで、このエントリーは記憶だけで書いてしまったので間違いもあると思う。水戸の実家には今も全パビリオンのリーフレットと、「Newton」別冊などかなりくわしいガイドブックも残っているので、それを参照していずれつくば博についてきちんとした形にまとめておこうと考えている。

筑波山神社のホームページ

http://www.tsukubasanjinja.jp/

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2006年4月 2日 (日)

国立科学博物館「ナスカ展」

上野に来たついでに、たまたま国立科学博物館で開催していた「ナスカ展」を見学する。

地上絵の世界を、空撮映像を巨大なスクリーンに投影して紹介するシアターが人気を博していた。これはぜひ、アイマックスで見たいところだ。

展示は、出土した土器や装飾品、ミイラや頭蓋骨などを数多く並べている。ポップアートのような絵柄をほどこした土器は色鮮やかで興味深い。また発掘された人体は妙に生々しく、迫力があった。

アート好き、考古学好き両方が満足できる展示会になっていると思う。6月まで開催しているので、もっと時間のあるときにもう一度行ってみたい。

Nec_0012

本館は改装中のため閉鎖しており、常設展示は新館のみ。

ナスカ展のWEBサイト

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/nasca/index.html

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2006年1月 9日 (月)

ワセダ、二連覇

とある用事が夕方で終わったので、大学ラグビーで2年連続日本一になった早稲田大学の祝勝会を見物に行く。観戦に行っていた譲二氏と合流し、会場の大隈講堂前に行くとすでに大勢の関係者やファンが詰めかけていた。

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在学中、そして卒業して何年かは譲二氏らと共に秩父宮や国立にもよく足を運んでいたが、最近年のせいか寒さがこたえるようになり、すっかりラグビー観戦もご無沙汰だ。しかしこの早稲田黄金時代を築いた清宮克幸監督は、在学中にフィールドで応援していた選手であり、感慨深いものがある。

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(あいさつする清宮監督)

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(部員から、監督へ寄せ書きのプレゼント)

日もとっぷり暮れて、一段と冷え込む中で響き渡る、日本一になったときだけ歌うことを許される早稲田大学ラグビー蹴球部第二部歌「荒ぶる」。実にいい体験ができた。

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早稲田大学ラグビー蹴球部のホームページ

http://www.wasedarugby.com/

そういえばこの正月には20年ぶりに高校の同窓会が催され、楽しかった。そしてこの祝勝会では、久しぶりに母校の校歌を歌う機会に恵まれた。最近、学生時代を振り返る機会が多い。

ひょっとして、死期が近いのか?

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