2009年8月22日 (土)

水木しげるロード

巨匠・水木しげる氏の故郷ということで、地域全体で妖怪による街おこしを進めている鳥取県・境港市。一度訪れてみたいと思っていたが、隣の米子市に用事があったので、足を伸ばすことにした。

米子から単線ののどかすぎるJR境線に乗って境港へ。途中駅すべてに妖怪の名を通称としてつけており(例えば米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」)、さらに1両まるごと鬼太郎ラッピングの鬼太郎列車も走っている。

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境港駅を降り、水木しげる記念館までの道のりには妖怪の銅像がずらりと並んでいる。これが通称「水木しげるロード」だ。

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とりあえず、目についた妖怪をことごとくカメラに納めてきた。物好きの方のみ、ご覧ください。

本当に物好きな方以外は、とてつもなく重いページなのでうかつに開かないほうがよいでしょう。

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水木しげる記念館

水木しげるロードを写真を撮りつつのんびり歩いて15分ほど、水木しげる記念館に到着。入場料は大人700円。

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最初のほうはアトラクションっぽくなっていて、ここは写真撮影不可。「ウルトラマンフェスティバル」的な、演出を凝らした妖怪の展示が楽しい。

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妖怪の住む中庭を眺めながら、資料展示コーナーへ。ここは撮影可。

面白いのは、「東海道五十三次」を、1枚1枚水木しげるがパロディー化した絵を展示しているコーナーだ。

Dsc00692 Dsc00694

1枚1枚写真を撮る時間もなかったので、売店で画集を購入。2500円と高価だが、パロディー画集として秀逸なので、大満足である。

水木しげる記念館のWEBサイト

http://www.sakaiminato.net/site2/page/mizuki/

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食事処 日本海

境港に来たのだ、やはりうまい魚でも食べていきたいのが人情である。

全く土地勘がないので、情報誌などにも紹介されている「食事処 日本海」へ。境港というより、米子空港に近いエリアだ。

Dsc00760

店内には生簀が。

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刺身やてんぷらのついた定食もうまそうだが、ここは明らかに観光客向けの「じゃじゃくちゃ丼」(2100円)を注文。「じゃじゃくちゃ」というのはこの地方の方言で「めちゃくちゃ」という意味だそうだ。要するに豪華な海鮮丼である。

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Dsc00763

見た目は圧倒的。味は・・・

ウニやイクラはいまひとつだったが、写真ではほとんど隠れている刺身が、どれも大ぶりに切ったもので、生簀料理らしい歯ごたえのあるものだったので大いに満足した。ぜひ夜に来て、活けづくりなど堪能したいところ。

食事処「日本海」のホームページ

http://nihonkai2572.web.fc2.com/top.html

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皆生温泉 皆生シーサイドホテル

米子には皆生温泉という結構な温泉があると聞いて、この日の宿は「皆生シーサイドホテル」に。

それなりに年季の入ったホテルだが、和室中心の本館と異なり、自分の泊まった新館はビジネスホテル的なつくりで、新しくてキレイだった。

Seaside

この2階、大きなガラスの見えるフロアに展望大浴場がある。

その前には日本海が広がっている。

Seaside2

この写真は、3階の自分の部屋から撮ったもの。

自然塩泉ということで、皮膚のあまり強くない自分にはきついかな、と思ったがそんなことは全くなかった。とてもやわらかいお湯で、しばらくお肌つるつる状態になった。眼前の景色も手伝って、実に快適な風呂だ。

200908220656001

朝食はこんな感じ。シンプルだが干物など地のものが光る。

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海岸沿いに、この皆生温泉開発の祖、有本松太郎翁の胸像が鎮座している。そこに添えられた説明によれば、皆生温泉は明治33年に発見されたが、当時の技術では海底温泉を地上に供給できなかったため、本格的な開発は大正9年になってから。このときに、温泉の供給システムや、交通整備を進めたのが有本翁だそうだ。

Arimoto_2 (クリックで拡大)

また来たいと思わせる、ステキな温泉と宿だった。

皆生シーサイドホテルのホームページ

http://www.sanin.com/seaside/

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2009年2月22日 (日)

博多 相撲茶屋大塚の夕食

昨年食して脳天を破壊されるほどの衝撃を受けたアラをまた食いたいと思い、「相撲茶屋 大塚」へやってきた。

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何といってもハイライトはアラのしゃぶしゃぶだ。今回は切り身2枚にプラスしてはら身のつくコースをチョイスしたがこれがもう死ぬほど、いや死んでまた生き返るほどうまい。淡白な味わいのアラにこんな濃厚な部分があったなんて!

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しゃぶしゃぶの様子を動画で。

鍋はラッキーなことに目玉部分を出してくれた。一人客だったのが幸いしたか。これがまた濃厚で、コラーゲンの塊のような食感とあいまって、もうたまりません。

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鍋の煮えている様子を動画で。(あまり意味なかった)

アラは基本的にフグよりうまいと思うのだが、雑炊だけはフグに一歩譲るように思う。ダシを取るより、それ自体がうまいのがアラなのだろう。

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今回はちゃんとメロンも撮影。

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ところで、アラはなぜこんなにうまいのだろう。今回、その一端を垣間見ることができた。以下、たたんでおくので興味のある方はどうぞ。

※注意!このブログには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。

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博多 稚加榮の昼食

博多へ移動。最近、福岡に来ると朝食を「おきよ食堂」で食べることが多いので、しばらくごぶさたしていた稚加榮のランチを久しぶりにいただく。

Chikaelunch_2

あいかわらず、このボリュームで1200円。昔は豆腐があったが、この日はかわりにサンマ(だと思う)の煮たのが出てきた。今回はイカの活けづくりは頼まなかった。

生簀カウンターの様子を動画で。

稚加榮のホームページ

http://www.chikae.co.jp/ryotei/

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2009年2月21日 (土)

東峰村 伊東屋旅館の朝食

用事があって福岡県の東峰村というところに来た。陶器の小石原焼で有名な小石原村と、太古の昔に落下した隕石を祭った神社のあるパワースポットの宝珠山村とが合併してできた村だ。空気も水もすこぶるうまい、風光明媚な土地だ。博多から車で1時間半ほど、大分県との県境にある。

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村に数軒ある旅館のひとつ、伊東屋旅館に宿泊。

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夕飯は時間の関係で食べられなかったが、翌朝に清流の音を聞きながら朝食をいただいた。これがすばらしくおいしい。なんとも贅沢な朝食だった。

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しかし写真ではフナの甘露煮が隠れてしまい残念。

伊東屋旅館のホームページ
http://www.itouya-ryokan.jp/

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2009年2月 8日 (日)

宝塚市立手塚治虫記念館

宝塚大劇場のほど近くに、この町で育った手塚治虫の功績を後世に伝える「手塚治虫記念館」がある。

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入場料は大人500円。中に入ると、貴重な生原稿や「新宝島」など稀覯本の数々が所狭しと並んでいる。

興奮して思わず写真に撮りたくなったが、監視カメラがずらりと並んでいたのに臆してやめる。

2階の企画コーナーに、生誕80年を記念した記念撮影コーナー的なオブジェがあったのでそこでパチリ。

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これだけ見ると各地にある「手塚治虫ワールド」みたいだが、ここは市立ということもあり、その生涯を丹念に追ったなかなか骨のある施設だ。ファンなら一度は訪れる価値が十分にある。

映像ホールや、デジタルアニメ体験コーナーなどもあるので、家族連れで行ってみてもいいと思う。

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玄関前の石畳には手塚作品の登場人物たちが足跡を残している。ヒョウタンツギの足跡って、こうなっていたのか。

宝塚市立手塚治虫記念館 公式WEBサイト

http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/

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2008年5月24日 (土)

名古屋「コメダ珈琲」のシロノワール

名古屋に来ると、仕事でも遊びでも目的地以外に足を伸ばすことがあまりない。日帰り地域だから時間に余裕がないのだ。

今回は、もし余裕があったら名古屋らしい食べ物でも、と思って事前に詳しい人に聞いたところ、名古屋地域に膨大な店舗を構える「コメダ珈琲」を教えてもらった。

名古屋駅に最も近いのは、新幹線口を出てすぐにエスカレーターを下ったところにある地下街「エスカ」の中にある店舗のようだ。ただ、ここはいつも人気で行列ができている、と聞いていた。実際、この日も何人か外に並んでいた。ほかの店舗ではそんなことはあまりないという。

少し待って店内に入り、メニューを見る。ボリュームのありそうなパン料理や、ブーツ型のグラスや手作りマヨネーズのビンのような容器に入ったドリンクなどが食欲をそそる。

とりあえず薦めていただいたカツサンド、そして名古屋名物にも挙げられる謎のデザート「シロノワール」、そしてブレンドコーヒーを頼む。

ほぼ全部同時に来た。珈琲のおまけの豆菓子も一緒に。

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大きさ比較のために千円札を置いてみた。カツサンドもシロノワールともにだいぶでかい。

カツサンドはトンカツ屋さんではなく、お総菜屋さんで売っているような味わいのトンカツをまるごと1枚、キャベツとともに巨大なパンで挟んでいる。カツは揚げたてのようで実にうまい。肉は薄めだがそのぶん柔らかく、巨大メニューにありがちな食べにくさがない。3つに切ってあるのも親切だ。

カツサンドを食いながら、シロノワールの前衛的すぎるフォルムを目で味わう。

やわらかいデニッシュパンのうえにうず高くフルヘンヘッドしたクリーム。何というか、世界中の名だたるパティシエたちの日々の努力をあざ笑うかのような、繊細さのカケラもないデザイン。子供の落書きのようだ。

実は、この段階で自分はこのクリームはホイップクリームだと思っていた。しかし、カツサンドをぱくぱく食べているうちに、そのクリームの形が次第に変化してきた。

これはホイップクリームなんかじゃないッ!ソフトクリームだッ!

カツサンドを食べ進めるのをいったん中止し、シロノワールに手を出す。メインとデザートを同時に食わなくてはいけないという緊急事態だ。まあ旅行ではこういうこともある。

シロノワールもいいかげんでかいが、ちゃんと切り分けられているので問題はない。いや、問題はある。これはどう見たって一人で食べる分量ではない。今更どうしようもないので、覚悟を決めて一切れたべる。おおう、こりゃまた美味だ。デニッシュとソフトクリーム、という単純な組み合わせで、そこかわ得られる味覚は予想以上でも以下でもないが、デニッシュの暖かさとソフトクリームの冷たさが解け合う快感。そしてデニッシュの甘さとソフトクリーム甘さという、なんともぜいたくな甘さの競演を体験できる。

しかしここで次の問題発生。甘過ぎるのだ。コーヒーで流し込んでもかなり甘さが舌に残る。2きれほど食ったところで、またカツサンドへ復帰。むう、うまい。しかしカツサンドにとりかかっているうちにソフトクリームはどんどん溶けてくる。いかんいかん、とシロノワールを食べる。甘すぎる。カツサンドへ。

このスパイラルを繰り返しているうちに、さらに問題が。だんだん気持ちが悪くなってきた。どちらもとてもうまいのだが、一緒に食べ合わせるにはやや相性が悪い。それに何と言っても、それぞれが一食分をゆうに越えるボリュームだ。しかも、実は帰りの新幹線の時間がかなり迫っており、テレビチャンピオンのようなハイペースで食べていたのもよくなかったのだろう。

なんとか食べ終えて、ぶじ新幹線には乗れたものの、座った瞬間から自分は乗物酔いのような顔色になっていたと思う。

教訓。シロノワールは2人以上で頼みましょう。

デイリーポータルZのコメダ珈琲に関する記事
http://portal.nifty.com/2007/09/17/c/

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2008年2月17日 (日)

あなごめし弁当

「美女と野獣」観劇後、バスで広島空港へ向かう。今回は広島名物、お好み焼き、牡蠣、そしてつけ麺を食べることができたが、やり残したことはないか車内でガイドブックを読み返す。すると、もうひとつ「あなご」が広島名物だということが分かった。

そこで、広島空港限定発売の「あなごめし弁当」(製造元:浜吉)を購入して機内で食べることにする。

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ついでに、お土産用に買ったもみじまんじゅうも、考えたら渡す人なんていないや、と思い一緒に食べてしまった。スーパーシートプレミアムのお客様に負けない、豪華な空の旅を満喫だ。

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広島つけ麺「流行屋(はやりや)」

宮島から平和記念公園行きの船に乗り、ふたたび広島の繁華街へ。少し時間に余裕があったので昼飯を食べることにする。お好み焼き、牡蠣と来たら、もうひとつの広島名物「つけ麺」を食わずには帰れない。

ガイドブックで、つけ麺は広島名物、と書いてあったが、果たしてほんとかいな、と半信半疑だった。ところが、前日、路面電車の中で、カップルの会話が聞こえてきた。女性のほうが「それで飲み会終わって、社長が『みんなでつけ麺でも食べて帰りなさい』ってお金出してくれて…」と話していたのだ。間違いない。つけ麺は広島の食文化に浸透している。

これもどこがうまいのか全く情報がなかったため、「新華園」と並びつけ麺の元祖と称される、市役所裏の「流行屋」へ。高田馬場にも出店したことがある(現在は閉店)ぐらいなので大きな店かと思ったら、バーのような小ぢんまりとしたつくりで、味のあるマスターがひとりできりもりしていた。

いろいろなトッピングもあるようだが、ベーシックな味を確認しようと「つけ麺 大辛」を注文。辛いが、すっきりとした味わいのつけダレがまず出され、しばし待っていると麺が登場。チャーシューやカイワレ、キャベツなどがどっさりと乗っているところは、サラダうどんのようだ。

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辛いタレにまけないコシのある麺を、野菜とともにつるつると食べていく。味もうまいが、のどこしがよく、全体的にサッパリとした快感を与えてくれる。確かに車内のカップルの会話にあるように、飲んだ後などに食べるのに適しているかもしれない。

流行屋のウェブサイト
http://www.cusi.ne.jp/hayariya/

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世界遺産・厳島神社

さて1泊して翌朝、厳島神社見学に向かう。ホテルからそのまま乗船できる高速船に乗り、30分ほどで宮島に到着。運良くこの日は臨時の早い便があり、午後の「美女と野獣」に間に合う形で観光できた。船着き場から、土産物屋がずらりと並んだ参道を歩き神社へと向かう。

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あちらこちらに鹿がいる。頭でもなでてやろうと近寄ったらおびえた目つきで逃げられた。ちぇっ、鹿まで俺をキモオタ扱いかよ。

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参道の途中で展示されている「世界一の大杓子」。だから何?という雰囲気が観光地ならではでステキだ。

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そしてついに、有名な海上の鳥居が姿を現す。

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海と融合した形で建設された朱塗りの寝殿造は、確かにほかでは見ることのできないユニークな構造で、不思議な感覚を味わうことができる。

神社の近くにある「厳島神社宝物館」。展示品は多くはないが、鎧兜や刀剣などが好きな人はどうぞ。そして庶民生活の歴史にスポットを当てた「宮島歴史民俗資料館」は、古い民家を改造した建物や中庭から、生活の息づかいが聞こえてきそうだ。

宮島観光サイト
http://www.miyajima-wch.jp/

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グランドプリンスホテル広島

この日の宿は、繁華街からは少し離れたところにある「グランドプリンスホテル広島」。このホテルの魅力は、瀬戸内海に面しており、ホテル敷地から宮島行きの船に乗れることだ。

室内やサービスはプリンスホテルのクオリティーなので、可もなく不可もなく、といったところだが、このホテルにはもうひとつ魅力がある。2007年9月にオープンしたばかりの天然温泉大浴場だ。

夜はチェックインが遅くなってしまったので、早朝6時に行ってみたが、まだ暗い空の下、次第にうっすらと瀬戸内の島が浮かび上がってくる様子を眺めながらの湯は最高に気持ちいい。ただ塩化物泉なので、皮膚の弱い人はちょっとぴりっとするかもしれない。

プリンスホテルは、部屋がいまいちでも朝食はしっかりしていることが多い。23階の「トップ オブ ヒロシマ」で絶景とともにいただく。

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「グランドプリンス」ブランドなので、一般的なプリンスより少し高めの値段設定だが、代理店などではかなりいいレー度を出している。自分はANA SKY WEBのホテル予約で朝食付き9000円、ボーナス400マイルという好条件だった。温泉は別途2000円だが、これを足して考えても十分なコストパフォーマンスである。

グランドプリンスホテル広島のウェブサイト
http://www.princehotels.co.jp/hiroshima/index.html

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2008年2月16日 (土)

レストラン「シェ・ヤマライ」

広島に戻り、晩ごはんを食べることに。広島といったら、やはり牡蠣だろう。最初、なんとなく和食の店を探してみたが、いまひとつ琴線に触れるところがなかった。そこに、フレンチの店でうまい牡蠣を食わせる店があると知った。確かに和食にこだわる必要はなく、一人で食べるにはむしろそのほうがいいかもしれない。

というわけで、繁華街からタクシーで20分ほど行った江波山にある、一軒家レストラン「シェ・ヤマライ」に向かった。

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1900年にこの地で茶店を出してから、業態を変えつつ営業を続けてきた伝統の店。丘の上からの眺めと、歴史を感じさせる建物とが、期待感を膨らませてくれる。

さて、お奨めの「ヤマライフルコース」をオーダーし、すっかり気分はBe Our Guest!

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小さなオードブル。

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オードブル。これがヤマライ名物、オイスターヴァリエ。ハーブやチーズなど、色とりどりの味付けで焼いた牡蠣である。どれも文句なくうまい。うますぎて一瞬で食べてしまうが「もっと食べたい」と思わせて終わるあたり、オードブルとして最高のパフォーマンスを発揮しているといえよう。

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スープ。この日はにんじんのスープだった。

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魚料理。コロッケやカキフライなど、洋食とフレンチの融合が楽しい。

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口直しのシャーベット。

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肉料理にサラダ。

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デザート盛り合わせはかなりのボリューム。

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コーヒー(または紅茶)と一緒の小菓子も気がきいている。

決して贅沢な素材は使っていないが、一品一品、暖かな味わいと遊びごころに満ちあふれた素晴らしい料理だった。そして、このフルコースで、なんと5000円(税サ別)。東京では不可能な価格である。なお、今の季節は「カキのフルコース」も用意されているが、こちらは事前予約が必要だ。広島にまた来ることがあればぜひ再訪したいナイスな店である。

シェ・ヤマライのウェブサイト

http://www.pulari.net/chez-yamarai/

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てつのくじら館

大和ミュージアムと並び、呉の新たな観光名所となっているのが、2007年4月にオープンしたばかりの「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」だ。こちらは海自直営だから、イデオロギーばりばりである。国防に興味がない、あるいは自衛隊廃止論者の方は行かないほうがいいだろう。

ここの目玉は、1985年~2004年に稼働していた潜水艦・あきしおの実物展示である。もちろん建物の中にははいりきらないので、そのまま外にむきだしになっているが、冗談のようにでかい。「沈黙の艦隊」読者ならおもわず外壁にナイフで「やまと」と刻みつけたくなる(やったら犯罪)。

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まずは建物の中で、海自の広報展示を見学する。ペルシャ湾での掃海艇任務についての紹介は興味深かった。これについては以前本で読んだことがあるが、いかにそれが危険であり、そして国際協力が不可欠だったかはより多くの人が知ってしかるべきだと感じた。

そして潜水艦についての展示コーナー。「Silent Service」の言葉に反応してしまうあなたはもう立派なキャプテン・カイエダの信奉者。

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そしていよいよ「あきしお」の中へ。巨大な艦船といっても、内部の設備は非常に狭い。これが潜水艦ならではの雰囲気を醸し出す。

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司令室内は撮影禁止だが、実際に潜望鏡で外を見たりすることができる。ますます「アップトリム30!」とか叫びたくなる気持ちをぐっと抑える。

出口付近の売店では、海自キャップなどを豊富にとりそろえていた。なぜか置いてある、タカラトミーの「それゆけ!女性自衛官」シリーズを思わずBOX買いしたくなる気持ちをぐっと抑える。

てつのくじら館ウェブサイト
http://www.jmsdf-kure-museum.jp/

タカラトミー「それゆけ!女性自衛官」
http://www.takarahobby.com/public_relation/index.html

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大和ミュージアム

広島から電車で40分ほど、造船で有名な呉へと向かう。呉には、最近2つの観光施設が誕生した。そのひとつが、2005年にオープンした「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」だ。

ここの展示の目玉は、何といっても戦艦大和の10分の1模型だ。何しろ超弩級戦艦だから、10分の1といっても無茶苦茶でかい。写真を撮るのも一苦労だ。しかも背後から自然光が差す形なので…と言い訳はそのぐらいでいいか。

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これを間近に眺めるだけでも十分だが、館内にはさまざまな戦前・戦中の艦船の模型や部品の実物などが展示されている。実物の零式艦上戦闘機六二型まであったのにはびっくりした。

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戦艦が主役のミュージアムなので、やや思想的に微妙なところはある。しかし、公立の施設であり、あくまで造船技術の歴史を紹介することをテーマにしていて、いたずらに戦争賛美につながるようなものではない。

とはいえ、男性の多くは子供の頃に、戦艦や戦闘機にあこがれる時代を経験したことがあるだろう。その気持ちもまた自然なものであり、その興奮をちょっと、いや大いに思い出させてくれる施設ではある。

大和ミュージアムのウェブサイト
http://yamato.kure-city.jp/

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お好み村

広島の名物といったら、お好み焼きだ。市内には数々の名店があるが、ここはベタに、30軒近い店舗がひしめく新天地の「お好み村」へ。

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ラーメン博物館のような小ぎれいな施設を想像していたが、実は雑居ビルの3フロアであり、あまり観光用施設という雰囲気がしない。そのぶん、むしろ本物の味を楽しめそうだ、とわくわくしてくる。

どこの店がうまいのか全く情報がなかったので、直感で3階(ビルの2~4階がお好み村)の「源蔵」へ入る。何種類かのお好み焼きがあるが、いちばんボリュームのありそうなのは「源蔵オリジナルD・X」(1580円)で、肉・玉子・生イカ・エビ・モチ・イカ天・ねぎ又はチーズ・そば又はうどんが入る。いかにも学生なんかが調子に乗って頼みそうなメニューだ。迷わずそれを注文する。

クレープ上に薄くのばした生地の上に野菜を引き、次々に具を乗せては圧縮していく。ものすごい量だが、仕上がった体積はそれほどでもない。つまり、非常に密度が濃いのだ。

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さっそく口に運ぶ。いやあ、幸せだ。大阪のお好み焼きは、最終的には小麦粉のうまみを味わう料理だと思うが、広島のお好み焼きは具が主役。ぎゅうぎゅうに押し詰められた具材が、口の中で広がって次々にうまさを主張する。あっという間に食べてしまい、うまい、もう一軒!と言いたいところだが、とにかく密度が濃いのでかなりお腹いっぱいに。ここは大人の分別でこの一枚だけでお好み村を離脱する。

お好み村のウェブサイト
http://www.okonomimura.jp/

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広島平和記念公園

原爆ドームから歩いて、珍しいT字型をした相生橋を渡って平和記念公園へと向かう。

平和の時計塔、平和の鐘といったモニュメント、 原爆供養塔、韓国人原爆犠牲者慰霊碑などの慰霊碑を見学。「原爆の子の像」では、今も次々と全国から、そして世界から贈られる千羽鶴の数に心を揺さぶられる思いだった。その鶴を折った子供たちは、あるいは面白半分だったかもしれない。しかしそれでいいのだ。この千羽鶴が途絶えないということが、世界には純粋な心を持った子供たちが存在し続けるという証明になっているのだから。

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毎年、記念式典のニュースで観ている爆死没者慰霊碑と、その奥に見える「平和の灯」。

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そして平和記念資料館を見学する。長崎や沖縄の資料館が、比較的子供たちにも興味を持って見てもらえるよう工夫がしてあるのに対し、この資料館はストレートに、原爆の脅威を伝える展示が多い。これまで知らなかったことも多く学習できた。

記念館の一角には、感想を書き留めるノートが置かれているが、その書き込みの大半は外国人によるものだった。日本人だけでなく、世界中の人びとが、例えどう感じようともこうした場所を訪れるべきなのかもしれない、とまた少し自分の考え方が変わってきた。

広島平和記念資料館ウェブサイト
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/

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広島・原爆ドーム

生まれて初めて、広島に来た。

自分はこの歳になるまで、あまり戦争の記憶をとどめる地域を訪れてこなかった。何となく「観光」気分でそうした見学をすることに抵抗感を持っていたのだろう。しかし2004年、仕事で長崎に訪れ、平和公園に立ち寄ってから考え方が変わった。どういう理由やきっかけであろうが、そこで何を感じようが感じまいが、とにかくこういう場所には一度訪れるべきだ。巡礼ではないが、その場に立つことそれ自体に意味があるのではないかと。外国人観光客の姿が非常に多かったのも印象的だった。

そして2006年には沖縄の戦跡をめぐり、その思いはますます強くなった。だから広島にはいつか来なくてはいけない、と思っていた。

広島に着いて、最初に原爆ドームへ来たのも、まずそこに行かなくてはいけない、という義務感のようなものがあったからだ。

今はすっかり平和都市広島のシンボルとなっている世界遺産・原爆ドーム。原爆により屋根を吹き飛ばされた広島県産業奨励館跡だ。

年々風化が進み、保存も困難になってきているという。しかし、これから生まれてくる世代も含め、すべての日本人がここを訪れられるよう、その姿を残していかなくてはいけない。そのためには広島の人々のみならず、自分も含め全国の人々が協力を惜しんではいけないと思う。

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2008年1月19日 (土)

博多「相撲茶屋 大塚」のアラ料理

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上のコマは「美味しんぼ」第10巻、「横綱の好物」より。自分がこれを単行本で読んだのは1987年だから、高校を卒業したばかりのころだ。この話は、主人公・山岡士郎が勤める新聞社の社主が、自分が後援会の役員をしている横綱にごちそうしようとしたところ「アラの鍋物がいい」と言われ、勘違いして魚の臓物などのアラを鍋にして出そうとしたところを、山岡の実父にして最大のライバル・海原雄山にそれとなく教えられ、ぶじ博多名物「アラ」の鍋を用意して事なきを得る、というストーリーだ。現在は山岡妻となっている同僚・栗田ゆう子が海原を見直すきっかけになった、重要なエピソードである。

これを読んで、いつかは寒い季節に福岡に行ってアラという魚を食ってみたいものだ、と思っているうちに、20年が経過してしまった。

そしてついに、寒い季節に福岡へ来て、アラを賞味する機会を得た。

やってきたのは「相撲茶屋 大塚」。

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実は上に書いたエピソードに登場する店だ(マンガでは「相撲茶屋 白田山」となっている)。

せっかくだから自分にアラをいう魚を教えてくれた店で食べようじゃないか、という趣向である。

アラはハタ科の「クエ」の九州での名称で、大きいものは30Kg近くにもなるのだそうだ。この日も25kgの大きなアラが入荷し、カウンターごしに豪快にさばく様子を見ることができた。

店頭の水槽にも、数キロはありそうなアラが泳いでいる。

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店内は相撲一色だ。

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アラのコースはいくつかあるが、ここの名物は「アラのしゃぶしゃぶ」だという。きばってしゃぶしゃぶと鍋が両方食べられるコースを頼む。

まずは小鉢が出てきた。

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そしてアラの刺身。ふぐのように淡泊だが、味わいはより深く、うま味が多い。肝の部分がまた珍味だ。

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続いてアラの唐揚げ。アラのうま味が加熱によりさらに増す。

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いよいよアラのしゃぶしゃぶだ。

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湯気を立てる鍋で、おおぶりのアラの切り身をさっとくぐらせていただく。

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これはうまい。うますぎる。

余分な油が落とされ、アラの濃厚な味わいだけが純粋に味わえる。

もう一度言っておこう。うまい。これまでの人生で食べた魚の中でも、トップ級のうまさだ。

感動の余韻にひたりつつ、アラの鍋をいただく。

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鍋の底に敷いてあった大根が美味だった。

最後は雑炊。明太子をちょっと入れて食べるのがいかにも博多らしい。

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最後はデザートで、この日はメロンだったが撮り忘れた。

念願がついにかなったという達成感と、期待を上回るアラのうまさに、めいっぱい満足した博多の夜だった。

「相撲茶屋 大塚」のホームページ

http://www.chanko-ootsuka.jp/index.html

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2008年1月 3日 (木)

引きこもり

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遠出はできないものの、近場で山、海、都会をいっぺんに見渡せるところに引きこもっている。

ドラマ「HOTEL」に、高嶋政伸が働いていた「東京プラトン」として登場していたホテルだ。

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2007年12月24日 (月)

クリスマスツアー in 大阪

子供のころはともかく、成人して以降クリスマスにいい思い出なんぞあったためしがない。そのうち何とかいい思い出を作ろうとする意気込みも失せてきた。さらにこの数年は、痛かったりイタかったり、とさんざんだ。

さて今年は平穏に過ごすつもりだったが、せっかくの3連休でもあり、軽く大阪に出かけることにした。理由は上のエントリー参照。予算もないので日帰りだ。

あさ5時に家を出て、車で羽田空港に向かう。6時台になると高速が混んでしまうからだ。たまたま車内で「ゴールデンベスト 少女隊」を聴いていたところ、「ハレーロマンス」が流れ、あることを思い出した。あのシングルを買った高校2年の冬の日、音楽教師が指揮者を務めている関係で強制的に行かされた地元の交響楽団のコンサートがあり、隣にクラス一番の美人が座ってくれたということがあった。確かクリスマスの日そのものではなかったと思うが、クリスマスに関してはあれが人生最高の思い出だ。逆に最低の思い出としては、大学時代の友人に、うまい焼鳥屋に連れて行くから、と呼び出されて横浜まで出向いたところ、そいつが「風邪で気持ち悪いので今日はキャンセルだ」と帰ってしまい、しかたなく一緒に呼び出された友人(もちろん野郎)と「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」をカップルだらけの関内の映画館で観たことだ。

とか考えているうちに羽田到着。伊丹空港に着陸したのは8時20分ごろ。開演は13時なのでそれまでやることがない。とりあえずミナミにでも出よう、とバスに乗車。

なんばに着き、朝ごはんでも食べようと24時間営業の金龍ラーメンへ。クリスマスということで、奮発してチャーシュー麺(900円)を注文。観光客向けだとか、味についての批判はあるが、結構好きなラーメンである。キムチやニラは入れすぎないよう注意。ぱりっとしたチャーシューが実にうまい。

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まだ時間はたっぷりあるので、まだ登ったことのない通天閣に登ろう、と考え新世界に向かう。

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新世界の雑踏の中にすくっと立っている通天閣。このパッケージは良くも悪くも大阪に行ったことのない人に植え付けられている大阪のイメージそのものだ。自分も長く大阪というのは全体がこういう雰囲気だと思っていた。もうその誤解は解けたものの、こういう雰囲気も大好きである。

さてもはや通天閣など観光地として人気はないのだろう、とタカをくくっていたら、

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すごい行列でびっくりだ。エレベーターの輸送能力が著しく低いのと、施設全体が狭いのもあるが、「せっかく大阪に来たのだから通天閣」と考える人はまだまだ多いようだ。全国の人に愛されているランドマーク、大事にしたいものである。

エレベーターで展望台に登り、そこそこ見渡せる景色を眺め、ビリケンさんに詣でる。

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阪本順治監督の「ビリケン」を観て以来、いちど会いたかったが、念願がかなった。ハッピーになれそうな気がしてきた。

通天閣のホームページ

http://www.tsutenkaku.co.jp/

まだまだ時間があるので、そこからほど近い「スパワールド 世界の大温泉」へ向かう。

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ここは2回目だが、ほんとうにすごい。「ラクーア」や「大江戸温泉物語」とは風呂そのものが比べものにならない。「アジア」フロアと「ヨーロッパ」フロアに分かれており、自分は「アジア」しか利用したことがないが、「バリの風呂」「ペルシャの風呂」「インドの風呂」と本当かどうかよくわからないさまざまな風呂が次々と登場。それに加えて檜風呂も岩風呂の露天風呂もある。入場料は高いが、スーパー銭湯ファンはいちど行ってみることをおすすめする。

「スパワールド 世界の大温泉」のホームページ

http://www.spaworld.co.jp/index.html

すっかりキモチよくなって大阪四季劇場へ。詳細は上のエントリー参照。

終演後、秘密のプレイをしてからまたバスで空港へ向かう。早めについたので、「551蓬莱」で晩ごはんを食べる。やはり蓬莱の豚まんは蒸したてがうまい。

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調子にのって海鮮焼きそばも注文。うまかったが食べ過ぎた。

551蓬莱のホームページ

http://www.551horai.co.jp/index.html

体力的にはきついが、たまには日帰りの充実ツアーもよいものだ。でもここまで書いてきてちっとも「クリスマスツアー」ではないことに気付いたので、ANAカウンターにあったピカチュウの写真でも載せておこう。

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2007年6月 3日 (日)

「やま中」のもつ鍋

福岡でまだ食べていない名物、といえばもつ鍋だ。そこで人気店の「やま中」へやって来た。

もつ鍋は一人前1260円だが、2人前ぐらいは軽く食べられる。おかわりも1260円だが同じ値段で野菜よりもつの割合を増やしたりすることができる。味は味噌、醤油、しゃぶしゃぶ風の3種類。

注文するとすでに煮えた状態で鍋が登場。注文するとさくさく出てくるのがいい。

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さっそく食べてみると、これはうまい

長崎でちゃんぽんを食べたとき、ああ、今まで俺が食っていたちゃんぽんはニセモノだったんだな、としみじみ思ったが、今回もつくづく騙されていたと感じた。

そもそも、もつが違う。やわらかく、いかにもコラーゲンたっぷりなとろけるような味わいで、いくらでも食べられる。それが濃いめのみそ味をしっかりと受け止めて、もう思い出すだけで身をよじりたくなるようなうまさだった。

この「やま中」は人気店だが、博多に無数に存在するもつ鍋店は、みなそれぞれ個性ある味付けで勝負しており、バラエティーに富んだもつ鍋文化を創造しているという。福岡はやはり食の宝庫だ。

やま中 本店(ぐるなびのページ)

http://rp.gnavi.co.jp/sb/3007725/

人気店なので予約が不可欠。タクシーで行かないと不便。

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福岡・市場会館「おきよ食堂」

3月に福岡に来たとき初めて訪れ、すっかり気に入った「おきよ食堂」へ再び足を向ける。

前回は観光客向けのメニューをいただいたが、今回は地元客向けの定食、中でもどうも一番人気があるように見える「荒炊き定食(680円)」を注文。

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見た目にも迫力満点の荒炊きは、肉もたっぷりで食べ応え十分。ほっぺたのところが最高にうまい。平気な人は目玉もどうぞ。自分はスルーしたがきっとうまいはず。

おきよ食堂(Yahoo!グルメ。ぐるなびのページはなくなったようです)

http://gourmet.yahoo.co.jp/0002726008/0008535127/ktop/

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2007年3月31日 (土)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ウィケッド」

「ウィキッド」日本公演のキャストが発表になり、もうどうにも待ちきれないと自分の中の人がいうので、この時に続き2回目のウィケッド鑑賞のため大阪までやってきた。他人には厳しいが、自分には無茶苦茶甘いのである。

これはこれでショーとしてはよくできているし、「Wicked」の世界観やテーマは、ダイジェストではあるがきちんと描こうとしているので、実際の舞台を観てからこのショーを観ても、さほど違和感はない。これからも、大阪に来るたびここに足を運んでしまいそうな気がする。

東京公演への不安と期待が渦巻く中、いよいよ来週末はチケット争奪戦の開始だ。皆様、抜かりなく!

そして予習はばっちりですか?結局、この日本公演を楽しむために、原作を(翻訳だけど)読み返し、このショーを観て、ブロードウェイでも観たけど、結局のところ一番いいのは映画「オズの魔法使い」を観ることです。むしろ、小説と映画では設定が異なる部分もあり、舞台は映画をベースにしているようですので。

うーむ、自分を落ち着かせるためどころか、ますます観たくなってきたぜ。

Staff

「ウィケッド」のスタッフはオズの国の住人、マンチキンの格好をしている。一人でいると秋葉原でビラを配ってる人みたいだが、複数名まとまるといかにもマンチキンらしいかわいらしさが出てくる。

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ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド

USJに3月に登場したジェットコースタータイプの新アトラクション、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に乗るのも大阪へ来た大きな目的のひとつだ。

入場してすぐにこのアトラクションに向かうと、すでに40分待ちだったが3時間以上も当たり前の超人気、しかも春休みの週末とあってとんでもない行列が予想される。40分なら並んで損はない。一人だと早く乗れるという、精神的苦痛と時間とを交換するシステム「シングルライダー」も稼働しており、そちらに並ぶと待ち時間ほぼゼロで乗ることができた。

このジェットコースターは素晴らしい出来だ。

富士急ハイランドの絶叫マシンのように、えげつない高さとスピードで怖がらせるようなものとも、TDRのようにコースターそのものだけでなく演出によって楽しさや怖さを加えるようなものでもない。ジェットコースター本来の楽しさとは何か、それを愚直に追求したひとつの芸術作品だ。

このコースターが極めたその楽しさとは「爽快感」であり、その爽快感を支えるのが、マイナスG状態で起こる「浮遊感(エアタイム)」だ。

クライマックスでは、このエアタイムが3回立て続けに起きる。浮遊感どころか、後ろの方に乗っていると本当に浮いてしまう。この感覚が、思わず笑いがこみ上げてくるぐらい楽しい。エアタイム以外にも、折り返しのバンク状になった部分では抑えめのスピードで「自分が横になってる感」をじっくり味わえるなど、緻密な計算が随所に見られる。

そして騒音も振動もないスムーズな動き、ボディソニックのようなスピーカーシステムから流れてくるBGMなど、様々な技術が組み合わせられて「新感覚コースター」のキャッチフレーズに恥じないアトラクションになっている。

降りたあと、間違いなく「もう1回!」と言いたくなるだろう。USJは、自分のような映画好きなら十分に楽しいが、そうでない人も楽しめるようなアトラクションの設置が急務だった。そのニーズには十分以上に応えられるだろう。

このコースターを設計したのはスイスのBolliger & Mabillard社いう会社だが、マニアの間では評価の高い仕事をするとして有名なのだそうだ。以前、MONDO21の「山田五郎アワー」に登場した市川尚孝氏が素晴らしいと言っていた、アメリカのシックスフラッグス・アドベンチャーという遊園地にある「ニトロ」というジェットコースターを設計したのもここである。

ファーストドロップはそれなりに恐いので、ジェットコースターが苦手、という人に無理に進めることはできないが、そうでなければ、ぜひこの「新感覚」、味わってみていただきたいものだ。

動画で紹介

ファーストドロップは高さもあり、苦手な人には厳しい。スプラッシュ・マウンテンの1.4倍ぐらいの怖さだと思う。

同じくファーストドロップを横から見た映像。

ファーストドロップのあと、敷地を飛び出して、入場待ちの人たちにアピールするかのように派手なバンクで折り返す。ここでは減速して、自分が横になっている、ということをいやというほど実感できる。

最大の見せ場、3連続キャメルバック。前の方に乗っていると「浮遊感」だが、後ろの方に乗っていると「浮遊」そのものを味わうことができる。

中央のラグーン近くまで言って、またバンクで折り返し。このあたりになるとかなり余裕もできて園内の風景を上から楽しむことができる。

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ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロールショー

Monster

昨年、満席で入れなかったこのショー。ディズニーシーの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」を思い出させる立派な劇場で、映画「ビートルジュース」のビートルジュースが率いるモンスター軍団が陽気なパフォーマンスを日夜披露している。

前回の総括のときに述べたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、随所に大阪のお笑い文化がうまく生かされていて好感が持てる。その極みが「ターミネーター2」の綾小路麗華とここのビートルジュースだろう。特にビートルジュースは大阪弁丸出しで自ら前説を務め、客いじりで大いに会場を盛り上げる。この日のやりとりの中にはポケモンやキン肉マンまで登場した。東京ディズ○ーリゾートではあり得ない話だ。

あまりにもその客いじりが見事で、前説の方がショーの中身より面白かったぐらいだが、ショーそのものもテンポがよく楽しいものだった。奏でられる曲も耳に覚えのある曲が多く、客席も大いに沸いていた。

USJに来たら必見のショーと言えるだろう。

フラッシュを焚かなければ撮影OKとのことだったので、何枚か撮ってきたものを貼っておきます。

続きを読む "ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロールショー"

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ブルース・ブラザーズ~ハリウッド・ドリーム~

Bb

前回、時間の関係で見逃したブルース・ブラザーズのショー。映画「ブルース・ブラザーズ」といったら、20世紀最高の映画と言ってもいいぐらいの大傑作だ。当時自分はまだ中学生だったが、映画とは何と面白いものか、教えてくれた作品でもある。

ちゃんとこのパトカー払い下げに乗ってやってくる。

Bb2

最初はもちろんこの曲だ。

ショーの中身としては、別に協会でジェームス・ブラウンが説教をしてくれるわけでも、「ローハイド」を歌って金網にビンを投げつけられるわけでもなく、強烈な面白さはないのだが、もうこのオープニングでファンとしては一気にボルテージが上がり、そのままエンディングまで行ってしまう。もうスクリーンでは観ることのできないコンビが、現実世界で実体化して目の前にいる。「映画のテーマパーク」とは何と素晴らしい場所だろう。

最後は記念写真まで撮らせてもらって、超ゴキゲンな俺であった。

Bb3

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2007年3月 4日 (日)

博多料亭 稚加榮

福岡に来たら必ず行く店、稚加榮。この時この時はいずれも昼だったが、久しぶりに夜に来てみた。

夜の稚加榮における自分のオーダーの定番は、「会席料理」に活け作りを1~2品頼むというものだ。福岡や長崎といったエリアでは、コースの値段の違いは単に品数の違いであることが多い(この店がそうか、確認した訳じゃないですが)ので、迷わず一番安いコースを頼むことができる。ここでは最低コースが4500円。イカの活け作りは2000円(変動アリ)。さらに調子に乗って黄金あじ(ごんあじ)3500円までオーダー。

イカの活け作りは、ゲソがうにょうにょと動く。その模様を動画に納めてみたが、この日のイカはあまり現世に未練のないイカだったようで、あまり動かなかった。

よく見ると微妙に動いています。

そのゲソがのちほどこのようなキレイな天ぷらに。フライにもしてくれる。

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黄金あじの活け作り。

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明らかに2人前のボリュームで、今回はこれを注文しなければお腹にもフトコロにもいい具合だったのに。お店の人がせっかく「うーん、一人で食べるのはきついと思いますよ」と注意してくれたのに。勢いに任せるのはそろそろ卒業しなければとも思うが、そもそもこの店に一人で来ている時点で勢い余っているわけで。アラの部分はのちほど味噌汁にしてもらった。

会席のラインナップ。

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うにごはんと一緒に出ているのがあじのアラを味噌汁にしてもらったものだ。

イカの動いているところをうまく伝えられなかったので、代わりにイカ専用生け簀の模様をどうぞ。熱帯魚の水槽を眺めているのと同じように、心が落ち着くと思います。

稚加榮のホームページ

http://www.chikae.co.jp/ryotei/

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福岡・市場会館「おきよ食堂」

福岡市中央卸売市場に隣接した「市場会館」の1階にはいくつか食堂が入っているが、うまい魚が食べられると観光客にも人気なのが、この「おきよ食堂」だ。

市場関係者向けと思われる定食類(680円)のほか、カレーやラーメンなどもある。沖縄の大衆食堂を思い出させるメニューの豊富さだ。さらに観光客向けと思われるうに丼や海鮮丼なども。自分が行ったときはうまそうな煮魚の定食は売り切れだったため、観光客らしく海鮮丼(1400円)を注文。

内容はご覧のとおり。

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刺身はいずれもプリプリとした食感で、しかもとろけそうにうまいものばかり。うにも景気よく盛られているが、すっきりとした味わいの上質なうにだ。1400円は高いが、この内容を考えたらむしろ割安どころか激安だ。また味噌汁代わりに添えられたアラの吸い物がえらくうまい。

そして、この海鮮丼にはある工夫がある。刺身が、すべてヅケになっているということだ。いつもちらし寿司やうに丼などを頼むと、醤油の扱いに困る。どんぶりからいったん引き上げて、醤油をつけてまたどんぶりに戻すのでは、そもそもどんぶりに盛っている意味がない。醤油をかけてしまうのも手だが、ちょっとお行儀が悪い。

その点、すべてヅケにしてあるこの海鮮丼なら、気にせずばくばくと食べることができる。これはいい。しかも味のつけ方が絶妙で、しょっぱすぎるということもない。

ここはヒットだ。福岡に来たときはホテルのごはんなど食べずにここに来ることにしよう。平日は翌日昼までオールナイト営業しているようだが、土曜の夜から日曜昼までは休みのようなので注意が必要だ。

おきよ食堂(ぐるなび)

http://r.gnavi.co.jp/f174600/

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2007年2月11日 (日)

世界遺産・天龍寺

嵐山にある、その境内が世界文化遺産に指定されている天龍寺の庭園を見学。

Tenryu

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天龍寺のページ

http://www.rinnou.net/cont_03/10tenryu/index.html

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嵐山の風景

嵐山には初めてやってきた。さすがに日本を代表する景勝地だ。トロッコ電車も走っていないシーズンオフにもかかわらず、多くの観光客が訪れている。

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おまけ

JR嵯峨嵐山駅近くに、謎の店発見。

Mp

シャッターが閉まっていて一体何の店か分からないが、飲み屋か何かだろうか。看板の絵はコレだが、出てくるのはきっと末次美沙緒さんみたいな・・・

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「ひゃくてんまんてん」のカレーラーメン

ひゃくてんまんてん

うまいカレーラーメンの店があると聞いて訪れてみた。

地下鉄烏丸御池駅から3分ほど、京都文化博物館の向かいのビルの二階にある「ひゃくてんまんてん」である。

もともとラーメンとカレーの店だったので、それを一緒にしたものもつくったらしい。

カレーラーメンというと、そう珍しいものでもないが、どこにでもあるというほどメジャーでもない。国民食どうしの融合なのだからもっと人気があっても良さそうなものだが。

おそらくカレーとラーメンとのバランスを調整するのが難しいのだろう。ここひゃくてんまんてんのカレーラーメンはそのバランスが実にいい。食べてみると想像どおりの、見た目どおりの味でしかないが、その味をストレートに出すために試行錯誤を繰り返してバランスをチューニングしたに違いない。

カレーラーメンは730円。店構えはいたって普通のラーメン屋だが、店の人たちの感じが良く、また立ち寄りたくなるいい店だ。

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城南宮の七草粥

城南宮の七草粥

京都の城南宮では毎年2月11日に七草粥を参拝客に振る舞う。

駐車場には団体客を乗せてきた観光バスも並んでおり、年中行事として定着している様子がうかがえる。

自分もお参りをした後、さっそく七草粥の会場へ。ちょうど開始したところだったので、あまり待つことなくお粥をいただくことができた。初穂料は450円。

縁起物だから(神社だからこの言葉は違うか)味を期待するものではないが、餅など入っていてなかなかおいしい。

カレーやシチューと同じように、お粥も大きなおなべでぐつぐつ煮たほうがおいしくなるのだろうか?

少し寿命が延びた。

Jonangu

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2006年12月 9日 (土)

ホテル日航ベイサイド大阪

今週はすこぶる体調がよろしくないので、先週の大阪遠征の外伝でも。

今回宿泊したのはUSJへの玄関口、JRユニバーサルシティ駅隣接の「ホテル日航ベイサイド大阪」。恐らくUSJに一番近いホテルだが、オフィシャルホテルではない。ではTDRにおけるドリームゲート舞浜のようなものか、というととんでもなく、客室数641に及ぶ巨大ホテルだ。

シングルの部屋はないが、平日は1人客向けのプランもある。JTBのサイトを探してみると、土曜でも1人で泊まれるプランが出てきた。値段も9500円とお手軽。それでここを利用してみることに。

基本的にはリゾートホテルだが、サービスはいい意味でビジネスライク。冷蔵庫はからっぽで、1階のローソンや各階の自販機で購入した飲み物を勝手に冷やすことができる。

部屋は明るめで、シンプルだが十分な広さがある。なかなか快適だった。

Nikkoroom

このホテルの売りが、31階にある大浴場。地下からくみあげた天然温泉だ。火山性ではないから最近流行のスーパー銭湯の天然温泉のようなものだが、気分は出る。眺望も抜群。別料金1500円がかかるものの、16時から翌朝8時まで何回も利用可能だ。

ただ21時~23時ごろは相当混雑しており、待ち時間が発生したりする。そのときは展望ラウンジで待つことになる。ここの眺めもなかなかだ。

Nikko

ホテル日航ベイサイド大阪のWEBサイト

http://www.hotelnikkobaysideosaka.com/index.html

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2006年12月 3日 (日)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン まとめ

さて、16時に現地を出て、家についたのが21時ちょっと前。やはり大阪は遠い。

夜までいることができなかったので、「ピーターパンのネバーランド」やクリスマスツリーの点灯式などは観られなかった。また、時間の関係で「シュレック」はスキップ、「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」は満席で入ることができなかった。

しかし初回にしては多くを観られたほうだろう。もちろん有料ファストパス「ブックレット7」のおかげでもある。次はレストランなどもチェックしながらゆっくりと回りたいものだ(今回は結局朝から夕方まで飲まず食わず)。

ひとつひとつのアトラクションはそれなりに楽しいのだが、パーク全体の演出というか、雰囲気づくりが、TDRにはやはり及ばない。あまり広いとは感じないが、パーク内のレイアウトは分かりにくい。それもTDSのように意識して迷わせているようなものではなく、無計画な印象が否めない。運用面でも、細かいところに手が届いていない。待ち時間の長さは、効率的な運用ができていないところにも原因がある。

これらは資金の差なのか、ノウハウの差なのか、あるいは戦略の差なのか分からないが、予想通りだった。

しかし無理にUSJがTDRになる必要はない。むしろ、違ったカラーで勝負してほしいと思う。

そのひとつは「ウォーターワールド」や「バックドラフト」のようなライブショーだ。TDRのライブショーは、どれも似たような雰囲気でもの足りない。この点については断然USJ優位だ。今後もこうしたアトラクションが増えていくことを望みたい。

また、TDRの上品さに対抗して、まあ下品になれとは言わないが、多少過激な演出があってもいいだろう。

大阪らしさ、ということも、もっと取り入れるといいと思う。今回、もっとも印象に残ったのは、キャストたちの客いじりのうまさだ。パレードの説明をするスタッフや出演者、ウォーターワールドの保安官、そして何といっても綾小路麗華。みな実にいい呼吸でゲストと対話する。大阪が誇るお笑い文化のなせる業だ。これは素晴らしいことである。

TDRの成功は、ディズニーのコンテンツを日本風に味付けして提供したことでなしえた。USJは、日本風というより大阪風に仕立てていけばいいと思う。「かくし味」ぐらいにとどめておいたほうがいいのかもしれないが。

Usj

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのWEBサイト

http://www.usj.co.jp

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USJ離脱

USJ離脱

帰りが遅くなるのもつらいので、16時をもって退園し、ユニバーサルシティ駅へ向かう。

JR西日本も大いに力を入れており、こんなパッケージングの電車も走っている。

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ウォーターワールド

ウォーターワールド

これはもろにヒーローショーである。東京ドームシティスカイシアターである。キャストの前説からしてそれっぽい。「こんにちは!」「こんにちは~」「元気がない!もう一回!」

このショーは映像もよく流れているのでご存じの人も多いだろうが、あの愛すべき馬鹿映画をうまく凝縮し、迫力満点のショーに仕立て上げている。

良くも悪くもUSJの看板であり、やはり欠かせないアトラクションと言えるだろう。冬場はちょっと寒いけどね。

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バックドラフト

バックドラフト

ライドではない、ライブショー形式のアトラクション。さほど大人気でもないが、映画の撮影現場を見学する、という映画ファン心をくすぐられる設定だ。

しかもプレショーの映像には映画「バックドラフト」の俳優も登場だ。いきなり消防車を運転して登場し「やっぱり消防車は最高だね!カート・ラッセルだ」と客に向かって語りかける。これだけで自分としてはもう大盛り上がりだ。

メインショーの炎は圧倒的で、消防法に引っかかって指導を受けたUSJとは思えない迫力。ブックレット7の対象外だけど、待ってもまた観たいアトラクションである。

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ターミネーター2:3-D

ターミネーター2

これは面白かった。メインショーの映像にはカリフォルニア州知事ご本人が出演。さらにリンダ・ハミルトンやエドワード・ファーロングまで出演している。

そしてメインショーに行くまでがまた楽しい。このアトラクションは映画の中で、ターミネーターを誕生させるきっかけを作ったサイバーダイン社の社内見学、という設定になっているが、エントランスでは同社の危険な商品をポスターやビデオで紹介。家庭用原子炉や携帯型巡航ミサイルなどなど。これがいかにもアメリカ企業的な、恥ずかしげもなく自己を賛美した口調で語られ、強烈におかしい。TDRではできない、危ないギャグ。こういう点こそ、このパークで大事にしてほしいものだ。

そしてプレショーには「綾小路麗華」と名乗るキャラクターが登場。サイバーダインの社員という設定だが、この人が強烈におかしい。ゲストたちにちょっかいを出す、いわゆる「客いじり」で大いに盛り上げる。客が何かを言うと、それに対し間髪入れずに絶妙のオチを口にする。その多くは「どこから来たか」というものなので、客がこの地名を言ったらこう返す、というのを用意して頭にたたき込んでいるようだ。これはもう名人芸である。これが大阪の実力か。

エントランス、プレショー、メインショー、すべて楽しいかなりお得なアトラクションだ。

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ウィケッド

ウィケッド

さて、「たこ焼きミュージアム」の次に今回の遠征のきっかけとなったのがこの「ウィケッド」の鑑賞だ。

ディズニーのブロードウェー進出の成功にならい、ハリウッド資本をかき集めて大金を投じて制作され、賛否両論ありながらもいまだ大ヒットを続けているブロードウェーミュージカルをダイジェストにしたものだ。

まだ正式発表にはなっていないが、来年劇団四季がこれを上演することは周知の事実だ。それを聞いて、自分はその四季の舞台を観る前に、3つの予習を自分に課した。

1つは、原作を読み直すこと。はるか昔に読んだ記憶があり、数年前に安達祐実主演のミュージカルも観ているが、サッパリ内容を覚えていないからだ。これは先日アマゾンで購入してクリアした。

2つめがこのUSJ版ウィケッドの鑑賞。

3つめは、12月末に敢行予定だ。

さてこのショーだが、正直なところダイジェストすぎて、しょぼい。その元になった舞台を想像し、あるいはその日本公演を期待していれば、観る姿勢にも力が入るので、自分としては大いに楽しかった。だがこのショー単体を評価するなら、やや厳しいものにならざるを得ない。

それに日本人にとって「オズの魔法使い」は誰でもその物語を知っているというほどでもなく、その前日譚、と聞いてもちょっとぴんと来ないだろう。

しかしグリンダ(北の魔女)、エルファバ(西の魔女)の歌は素晴らしく、その音楽に触れるだけでも十分価値はある。少しでもこのミュージカルに興味があるなら、観ておいて損はないだろう。まあわざわざ遠方からそのためだけに行くべきかどうか、と問われればやや答えに窮するが・・・

とにかく、大仕掛けを売りにしたこのミュージカルが、グリンダとエルファバの演技合戦になることは分かった。きょうのキャストの印象に当てはめれば、グリンダには井上智恵、エルファバには濱田めぐみといったところか(ちょっと願望まじり)。いや、もう少し若い世代を中心に据えて、グリンダに木村花代、エルファバに樋口麻美でもいい(ほとんど願望)。今からキャスト発表が楽しみだ。

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ハッピー・ハーモニー・セレブレーション5周年スペシャル

五周年パレード

フロートがほぼ直角に曲がるのに驚いた。大阪だけに、あれはきっと「だんじり祭り」のノウハウを生かしているに違いない。

中央に落ちている巨大な影は日本最大のクリスマスツリーのものだ。

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ハローキティ・バースデー・セレブレーション

ハローキティのバースデー

キティちゃんが誕生日のゲストを祝ってくれるショー。

来週だったらちょうど誕生日だったからお祝いしてもらえたのにな。無理か。

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ジョーズ

ジョーズ

まあジャングルクルーズの小さいの、という印象ではあるが、ボート小屋に逃げ込むあたりの雰囲気は結構気に入った。長時間待って乗ったらむかつくかもしれないが、短時間なら乗ってみてもいいだろう。

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グレート・フォッシル

グレート・フォッシル

ジュラシック・パーク近くで日に数回行われている小さなショー。

発掘された化石の除幕式が、博士の軽快なトークで進んでいくうちにヘンなことが起きる。原始人ネタはコントの基本だ。

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ジュラシック・パーク・ザ・ライド

ジュラシック・パーク

キター!「海底二万マイル」の上を行く、テーマパーク史上最大の肩すかしアトラクション。

前半の恐竜たちのすみかをボートで抜けるところは素晴らしい。これぞ映画をテーマにしたアトラクションの理想ではないか。しかしそれがあっと言う間に終わり、唐突なスプラッシュダウン。何とももったいない。

それをごまかすかのように「スプラッシュマウンテン」とは比較にならないほどびっしょり濡れる。馬鹿にしないでポンチョを買ったほうがいい。

夏場はいいだろうが、この日の大阪地方は極寒。ナイロン100%の高級コートを着ていて助かった。

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バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド

バックtoザ・フューチャー

ライドの動きと映像をシンクロさせた「スター・ツアーズ」方式のアトラクション。大好きなバック・トゥ・ザ・フューチャーの世界というだけで楽しい、という点もスター・ツアーズと一緒だ。

タイムマシンはご存じデロリアンだが、スポンサーがトヨタというのがちょっとおかしい。

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E.T.アドベンチャー

ETアドベンチャー

TDLの「ピーターパン空の旅」と恐らく同じような理由でいつも待ち時間が長いアトラクション。

ファミリーでも大丈夫なのでスリルはないが、大挙して登場するE.T.は子供にはちょっとキツイのではないか。

ところで自転車で空に飛び上がり、街を見下ろしたときに「ET&T」という看板が見えたように思えたが、気のせいかな。

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アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン

スパイダーマン

一番人気のアトラクションは朝一番に、は鉄則。すこぶる評判のいい「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン」に突入だ。

実際に客を乗せて移動するライドと立体映像を組み合わせた、最新テクノロジーの粋を集めたようなアトラクション。そのシンクロぶりがすばらしく、ライド自体の動きもトリッキーないい動きをする。

映像はアメコミ調のアニメーションだが、あそこまでスムーズに動いているということはトゥーンシェイダーを施したCGなのだろう。あえてマンガっぽくしているところがみそだ。

映画「スパイダーマン」というより、マンガ、アニメをもとにしたアトラクションだ。映画はソニー・ピクチャーズだから当然?

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ユニバーサルスタジオ・ジャパン

ユニバーサルスタジオ・ジャパン

一度は行ってみたいものだと思っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパンに初めてやってきましたよ。

開場一時間前、各ゲート20人ほど並んでいる。

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2006年12月 2日 (土)

たこ焼きミュージアム5 「甲賀流」

たこ焼きミュージアム5<br />
  甲賀流

甲賀流はこのときに本店で賞味しているので、スキップしようかと思ったが、せっかくなので食べる。

4種類の味を楽しむことができるセットを注文。各4個ずつなので合計16個もある。

5店で45個。しょせん粉、と思っていたがかなり苦しくなってきた。粉を馬鹿にしてはいけないと思った。

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たこ焼きミュージアム4 「十八番」

たこ焼きミュージアム4<br />
  十八番

揚げ玉をふんだんに使い、カリっとした食感を前面に出しているのがここの特徴。塩かソースの二者択一なので、今回は塩でいただいてみる。日本料理のような上品な味わいで、なかなかうまい。

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たこ焼きミュージアム3 「芋蛸」

たこ焼きミュージアム3<br />
  芋蛸

新興ながらメディア戦略が奏功し一躍有名店になった芋蛸。新興らしく創作性にあふれており、山芋を入れたり、タコ以外に牛すじや海老を使ったものなどもある。3種類のたこ焼きを、3種類の味付けで食べる9個セットを注文。なかなか楽しい。

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たこ焼きミュージアム2 「くくる」

たこ焼きミュージアム2<br />
  くくる

こちらは会津屋とは対称的に、大ぶり、ソースとマヨネーズたっぷりのどろどろしたたこ焼き。食べ応え十分だ。

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たこ焼きミュージアム1 「会津屋」

たこ焼きミュージアム1<br />
  会津屋

たこ焼きの原形と言われる「ラヂオ焼き」を初代が考案したことから、たこ焼きの元祖と言われており、「美味しんぼ」にも登場した名店。

小ぶりで、一口で食べられるのと、ソースなどはかかっておらず、生地にすでに味がついているのが特徴だ。

そういてば、「タイガーマスク」で大阪に遠征した伊達直人が公園で食べていたたこ焼きにはソースなんてかかっていなかった。

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たこ焼きミュージアム

たこ焼きミュージアム

ユニバーサル・シティウォークにある「たこ焼きミュージアム」に来た。
五つのたこ焼き店が軒を連ねている。

やる気のなさそうなキャラクターがいいカンジだ。

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2006年6月25日 (日)

キャナルシティ10周年

キャナルシティが10周年を迎えた。福岡シティ劇場のこけら落とし公演「オペラ座の怪人」を観に来たが、もう10年前になるのか。それが自分にとって初めて福岡を訪れた時だった。その後、「夢から醒めた夢」、もう1回「オペラ座の怪人」、去年は「美女と野獣」とここで鑑賞。常に存続の危機がささやかれる福岡シティ劇場だが、何とかがんばってこれからも自分を福岡に誘ってほしいものだ。

キャナルシティも、テーマ性のある複合商業施設の先駆けで、10年前大いに感動したものだ。今でもお気に入りスポットである。こちらも経営的には厳しい状態が続いているようだが。

名物の噴水ショーは何度観てもすばらしい。美女と野獣の「Be our guest」に乗って宙を舞う水の芸術は、訪れたときにはぜひご覧いただきたい。

10th

キャナルシティのホームページ
http://www.canalcity.co.jp/home.html

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博多味処 いろは

数ある博多名物のひとつ、水たきを味わうために中州にある「博多味処 いろは」へ。有名人も数多く来店する有名店だ。有名店というと看板倒れの懸念もあるが、そこは味とサービスに妥協のない博多のこと、そんな心配は全くご無用の名店だった。

水たきは、へたな鳥を使うと独特のくさみが出てしまい、特に鳥の苦手な人には耐えられないものになってしまう。しかしここの水たきはすっきりとした味わいで、鶏肉のうまみを素直に味わうことができる。白濁したスープには予め鳥のうまみが十分にとけ込んでおり、スープを湯飲みにとって飲むよう勧められて飲んでみると、ゆず胡椒で引き立てられたそのうまさが体中に染み渡る。鶏肉はある程度うまさが出てしまっているが、やわらかいながらもしゃきっとした歯ごたえが快感だ。関東では水たきの野菜というと白菜だが、ここではメインがキャベツ。このキャベツがまたやわらかくて味が濃く、実にうまい。

Iroha1

そして官能的な色合いの鳥ミンチを団子状にして鍋で煮ること数分、できあがった鳥団子は最高だ。口のなかでほろりとくずれ鳥のうまさを鮮烈に堪能させてくれる。

Iroha2_1 

水たきは1人前4300円。これは安いけど、なぜかソフトドリンクが500円~600円と高めの設定。博多に来たら酒を飲め、ということなのだろうか?

情報はこのあたりに

http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_56589.html

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櫛田神社の飾り山

多くの博多っ子にとって、仕事より優先度の高い行事である「博多祇園山笠」。毎年7月に行われるビッグイベントだ。そのクライマックス、締め込み姿の男子が山笠を担いでハイスピードで市内をかけめぐる「追い山」のスタート地点である櫛田神社を見学。すでに市内のあちこちに豪華にディスプレイされた「飾り山」が展示されており、ここ櫛田神社でも2体の山を観ることができた。どこの展示でも、大きい飾り山を、専用の屋根で覆っているので遠くからでもすぐにわかる。

Yamagasa_1 

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またまた「稚加榮」へ

めぐ王女降臨のニュースに沸く(一部で)福岡に遠征を決意。勝利めざして、西へとまっしぐらだ。

昨年に引き続き、昼は料亭「稚加榮」で。去年だいたいのところは書いているので多くは語らないが、今回はデジカメを持っていたので少しはキレイな写真を撮れた。それでも貼っておこう。

入り口近くの生け簀に、イカがすいすいと泳いでいる。この2日ほど福岡は大雨だったと聞いていたので、入荷していないのではと心配していただ、ひと安心だ。

Ikesu1

これが名物の巨大生け簀。

Ikesu2

大満足の和定食(1260円)。

Wateisyoku

上の写真では分かりにくいが、どのお椀も東京のそれより1.5~2倍ぐらいの大きさで、お膳自体がだいぶ大きい。だから量的にも本当に大満足だ。明太子なんて、チューブに入っていて食べ放題である。

Mentai

イカはやはり入荷が少なかったらしく、活け作り(2000円、時価)の透明度が今ひとつのようにも思えた。おいしかったけどね。ゲソの部分は、ちゃんとうねうねと動く。

Ika

ゲソは天ぷらにしてもらう。塩焼きや唐揚げにもできる。

Gesoten

着いて早々腹一杯になっていざキャナルシティへ。

料亭「稚加榮」

http://www.chikae.co.jp/ryotei/index.html

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2006年5月27日 (土)

北新地「曾根崎ホルモン よう太」

会社で健康診断があった。

血圧測定をしていたら、係員が「えっ」と小さく叫んだ。

医療関係の業務に携わる人は、「えっ」とか「あっ」とか軽々しく口にすべきではないと思う。

「うーん、何回計ってもかなり高い数値が出ますね。すぐに診療所で計り直してもらってください」

と言われたので、会社の診療所で再測定。

やはり高い。それも尋常なレベルじゃない。セブン上司にクギをさされたときのモロボシ・ダン状態だ。

もともと、血圧は低いほうなので、高血圧なんて気にしてなかった。なのに突然こんなに上がるなんて。

「この数字だと、普通に生活できるほうが不思議ですね。頭とか痛くならないですか?」

「はい、毎日バファリン飲んで抑えてますけど」

「だめです。薬出しますから、すぐに飲み始めてください。1週間後、検査をしましょう」

というわけで高血圧の薬を処方された。飲んだり飲まなかったりがいちばんいけないそうで、毎日きちんと飲まなくてはいけない。

それにしても、なぜ血圧が高くなる?自分は酒もタバコも全くやらない。なのに・・・。

思い当たることがあるとすれば食生活だが、これも結構気をつけている。油っこいものや辛いもの、塩を多用したものなどは避け、食べ過ぎは控えるようにしている。やはり原因が思い当たらない。

ところで、大阪にうまいホルモン焼きの店があると会社の先輩に聞いて、京都の帰り(方向逆だが)にいそいそと足を向けた。

北新地にある「曾根崎ホルモン よう太」である。

ここは店名の通りホルモン焼きが売りで、特に17種類のホルモンを盛りつけた「ビックリホルモン焼き」が名物だが、さすがにそんなに食えないと思い、5種盛り(テッチャン、ハチノス、センマイ、赤セン、ハツで980円)を注文した。

Nec_0004_1

なんだかとってもイヤな色のたれに漬け込まれた5種類のホルモンが、食欲をそそる。

七輪で焼くと、特にテッチャンの油が多く、たちまち炎が燃えあがるほとである。

Nec_0005

しかしうまい。たちまち食べ尽くし、ホルモン以外の焼肉にも手を伸ばす。「上3種盛り」(2300円)は、ロース、バラ、ハラミを盛りつけたもの。1人で食べきるにはきつい量だが、これもうまいので食べてしまう。

Nec_0006

さらに、ホルモンのテッチャンがたいそううまかったので、追加で1皿この店で一番人気の「とろテッチャン」(680円)を注文。普通のテッチャンよりさらに脂身が多い。炎が上がりすぎて、店の人が飛んできたぐらいだ。

Nec_0009

こうなるとやはりご飯もたべたくなる。ごはんとなれば、キムチ(カクテキ)とタコの塩辛も注文せずにはいられない。辛いもの、塩辛いものはごはん党には欠かせない。

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Nec_0002_1 

Nec_0007_2 

すっかり満腹になって店を出た。北新地なので入り口や近所は怪しいが、店内はこざっぱりとしており、若い店員も牛角並みにマニュアルで教育しているので、はきはきしていて気持ちがいい店だった。

それにしても、なぜ自分の血圧が上がるのか納得いかない。

「曾根崎ホルモン よう太」

http://r.gnavi.co.jp/k644700/

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2006年3月 5日 (日)

梅田 はがくれ

カレーを食べおわって梅田に移動。当然1時から「マンマ・ミーア!」を観るのだ。

しかしまだ開演まで時間があったので、観劇前の軽い食事を取ろうと、いまキタでいちばんうまいと言われる讃岐うどんの名店、「梅田 はがくれ」に立ち寄る。

だが日曜は定休日だった。

まあこれをクリアして劇場までダッシュしたらとんでもないことが起きていたと思うので、良かった。

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自由軒 名物カレー

たこ焼きといえど23個もたべればお腹いっぱいだ。

気がつくと11時半になっていたので早めのお昼ごはんにする。

ひさしぶりに自由軒のカレーを食べたくなった。

たしか7年ぐらい前に「アスペクツ・オブ・ラブ」大阪公演を観にきたときに食べて以来だ。

知ってのとおり自由軒の「名物カレー」はカレーとライスを混ぜた状態で供される。一見ドライカレーにも見えるが違う。ただ混ぜただけだ。

しかしそれでもうまく感じるのは、ライスをだいぶ固めに炊いてあり、それが汁気の多いカレーで少しほとびた状態になっているその食感のせいだろう。また適度な温度で食べやすく、食べおわるまでに3分とかからない。

これをレトロモダンな店内の雰囲気とともに味わって650円。何ともお得だ。

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たこ焼き 甲賀流

アメリカ村の三角公園に面している「甲賀流」は若者を中心に人気の店だ。

何しろ小ぶりとはいえ11個入りで300円。これだけでじゅうぶん一食になる。

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たこ焼き 赤鬼

大たこにほど近い場所で近ごろ評判を呼んでいるのがこの「赤鬼」だ。

表面は硬く中は柔らかいという、お手本のようなたこ焼きだ。

大たこのような豪快さはないが、味、食感、たべやすさと三拍子そろった逸品。店の人の感じもいい。

写真は六個入りで315円。明石焼き風にだしにつけてたべる「ちゃぷちゃぷ」も人気だという。

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たこ焼き 大たこ

一夜明けて、ホテルをゆっくり出たのが朝10時。朝食がまだだったので、せっかくだからたこ焼きでも食べようとミナミへ出る。

とりあえず前にも食べたことのある「大たこ」へ。

大ぶりのたこが入っていてうまいが、ソースを大量にかけるので表面が柔らかくなり、つま楊枝が引っ掛からない。

確実にたこに突き刺すのがコツだ。

鉋で削ったようなカツオブシがまたいい。六個入り300円。

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お好み焼 ゆかり

長岡京駅から大阪駅に向かい、そこで一泊。

せっかくだからお好み焼でも食べようとキタのお初天神通りにある「お好み焼 ゆかり」に入る。ランチにお好み焼も当たり前という土地だから、一人で入るのも全く問題ない。

ミックス焼(1050円)とスジ肉ねぎ焼(1150円)を注文。

しかし一枚の量が容積ベースで東京の倍以上あり、腹が裂けそうになった。

東京の貧相な食文化を基準に全国を計ってはいけないという教訓だ。

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2005年12月25日 (日)

晦庵河道屋の辛味大根

年越しそばにはちょっと早いが、今年は「☆南無花☆」のフドウさんや「ぐんぐんぐんま」の中の人のおかげで、ブログ上でそばのネットワークが広がり楽しかった。なので今年最後のそばもそれなりのものにしたい。

というわけで、「晦庵 河道屋」にやってきた。

ここは、京都の老舗のそば屋である。ここは、洛北で栽培されている正真正銘の京野菜・辛味大根を味わえる店として知られている。

辛味大根についてはこのエントリーで紹介した。「玉川」北柏店の「辛大根そば」は2005年で一番食べたそばである。ひとつその本家本元を味わいに行って、今年の締めくくりにしよう。

店は麩屋町通の三条にある。京都市役所の近く、老舗の料理旅館「柊屋」の並びだ。京都らしく、店構えは狭いが、奥行きがある。

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門をくぐると玄関まで石畳が伸びる。

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店の中は薄暗いので撮影しなかったが、ほぼ「美味しんぼ」で描かれたとおり。

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座ろうと思ったら「奥のお部屋へどうぞ」と言われる。店のつきあたりに扉があり、いったん中庭に抜けて、その奥にさらに部屋があるのだ。

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なかなかしゃれた小部屋だ。山岡士郎がそうしたように、「かまあげそば」(840円)と「おろしそば」(580円)を頼む。

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まずかまあげが出てきた。

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店は11時からだが、10時半ごろ到着してしまい、底冷えのする京都の町を散歩していたので、すっかり体が冷え凍っていた。そこに湯気がもうもうとあがるこのメニューはなんともステキだ。このかまあげにも辛味大根が添えられていたので、これも山岡士郎がそうしたように、大根をちょっとだけ味わってみる。

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↑ほぼこの通りの感触。玉川で出てくる「辛大根」と基本的には同じだが、心なしか味がすっきりとしていて、よりワサビに近い洗練された辛さがあった。

とりあえずそのかまあげを食べ尽くしたころ、お待ちかねのおろしそばが登場。

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東京で食べる一般的なおろしそばは、大根おろしの水っぽさがそばの味も薄めてしまうものだが、辛味大根は栗田ゆう子が指摘したようにおろしてもほとんど水分が出ない。そのためにエッジのきいたうまさを演出できるのだ。

そばそのものは、比較的太めの、どっしりとした感触のあるそばだ。関西のうどん文化の影響も受けているのだろうか。そのややもっさりしたそばと、洗練された辛味大根が対称的で面白い味わいになっている。

正直なところ、そばそのものは関東の人間から見るとややものたりない。しかしこの辛味大根によって大化けしているのだ。薬味の力恐るべしである。

実はこのあと、そばそのものの味を確認しておこうとざるそば(740円)も食べたので、かなりオナカいっぱいになった。年越しには十分である。

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晦庵 河道屋のホームページ
http://www.kawamichiya.co.jp/soba/

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2005年12月24日 (土)

ビー・アワ・ゲスト!

大阪にいる。なので今日の晩御飯はたこ焼きといか焼き。総額520円の豪華クリスマスディナーだ。

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米原地方で大雪

やっと動きだしたが、こんどは大雪で徐行運転だ。


ドラえもんの「さいなんくんれん機」を思い出した。

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新幹線内で停電

現在新幹線で大阪に向かっている。


1102に東海地方で発生した地震の影響で停電が発生、新幹線がストップ。


エアコンもストップして、えらいことに。

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2005年9月24日 (土)

検証:群馬 その3~「頭文字D」編

先週「頭文字D THE MOVIE」を観て、自分も秋名の下りを攻めてみたくなった。というわけでそのモデルであり、今回の映画のロケ地でもある榛名山へやってきた。確かに連続するS字、ヘアピンと、レーシングコースさながらの路線である。自分は走り屋どころか、常に法定速度遵守の安全運転だが、ゆっくり走っていても車を運転することの面白さを味わうことができる。

昼間で、しかも雨が降っていたせいか、幸い飛ばしている車もそれをあおるギャル達もいなかったが、ハチロクを1台目撃した。コアなファンなのだろう。

akina

そういえば、昔「サーキットの狼」で、日光の公道でレースを行い、いろは坂で勝負をかけるというとんでもない設定があった。そのすごさは、読んでいた小学生当時は分からなかったが、今なら理解できそうだ。

また一歩、隼人ピーターソンに近づいた。

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検証:群馬 その2~「ファイト」編

まもなくNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」が終了する。その感想を頭の中で整理するためにも、より深く理解しておきたいと思い、舞台となった四万温泉にやってきた。

草津や水上、伊香保に比べると規模もぐっと小さく、山あいの秘湯という趣を残した温泉街である。そこで何を思ったかはファイトの感想と一緒に述べるとして、とりあえずこの一枚。

komanokan

主人公たちが働いた「駒乃館」として、たびたびこのアングルで登場していたのは、元禄時代から続く老舗「積善館」だ。今にも由紀さおりや児玉清が出てきそうな…と言いたいところだが、駒乃館のアットホームな雰囲気とは印象がだいぶ異なる。この玄関部分は重要文化財に指定されているほどの歴史的建造物で、その偉容は圧倒的な存在感を誇っているからだ。手前の橋とマッチして、この光景はほれぼれするほど美しい。一度この宿に泊まってみたいものだ。

そして、なぜかぜひ見学したかった、緒方直人が事故にあった橋。四万温泉の、やまぐち館や鍾寿館のあるエリアと、積善館や四万たむらのあるエリアの間にある「月見橋」である。

tsukimi

主人公の父・木戸啓太が東京で自殺未遂のあと、家族の暮らす四万で精神的に立ち直り、その矢先に交通事故にあってしまう。展開の妙味が際だったシーンで、印象に残っていたのだ。こちらはドラマで見た雰囲気そのままで、今にも向こうからライバル心をあらわにした川崎先生が歩いてきそうだった。

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検証:群馬 その1~「ぐんぐんぐんま」編

群馬に行くことにした。

自宅のある柏からは高速で2時間半ほどの距離だが、行きは連休初日とあって早朝から大渋滞。結局最初の目的地、前橋までは5時間近くかかって到着した。

群馬に足を踏み入れたからはまず「ぐんぐんぐんま」の中の人に挨拶をしなくてはなるまい。最近同ブログにひんぱんに登場している、そばの名店「せきざわ」に連れていっていただいた。

この店はブラボーだ。感動で、言葉が出なかった。そばで感動したのは、人生で2回目。1回目は長野の「安曇野 翁」に行ったときだ。

安曇野翁も、せきざわも、そば自体が日本一クラス、つまり世界レベルのうまさである。しかしそれだけではないところが、これらの店を銀河系レベルにまで押し上げている。安曇野翁は、シンプルだが清潔感と自然光の満ちた店内から、安曇野のパノラマを臨むことができる。それが感動を数倍にするのだ。

ではせきざわはどうか。この店の感動を創り上げているのは「演出」である。演出、という言葉の響きが悪ければ、物語性と言ってもいい。

この店の看板メニューは「三昧そば」。3種類のそばが味わえるというものだ。ノーマルな三昧そば(1300円)のほか、「冷がけ三昧」(1450円)「醍醐三昧」(1550円)などいくつかバリエーションがあって、それぞれ出てくるそばの種類が違う。そして、その3種類をどの順番で、どのタイミングで出すか緻密に計算しているのだ。

自分が頼んだのは「冷がけ三昧」。まず、葛をまぜた更級そばが出てきた。

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真っ白なそのそばを口に含むと、葛のぷるんぷるんとした弾力ある食感が衝撃を与える。これは快感だ。その妖しい恍惚感にひたっているうちに、いつの間にかせいろは空になっていた。

次に田舎そばが出てくる。見た目はさっきとは対称的に、いわゆるひきグルミの黒っぽいそばだ。

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一口食べた瞬間、そばのうまさが激流となって体中をかけめぐる。落語「そばの羽織」では、最後にそばが人間の形をして羽織りを着て座っているという場面がある。その情景のように、自分とそばが一体化したような気がした。

そして冷がけ。文字通り、汁の冷たいかけそばである。

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このつゆがまたいい。見た目は薄味のように見えるが、鰹節を大胆に使ってインパクトのある味に仕立てている。先日京都で「瓢亭」の朝がゆを食べたが、そのかゆにかかっていた鰹エキスを思い出した。そのつゆにのせてそばを飲み込むと、絶妙ののどごしを体験することができる。

三種類のそばが、食感、味、のどごしと、それぞれ異なる感動を与える。しかもその感動は互いに連鎖するように構成されており、ひとつのストーリーが出来ているのだ。

これは「序破急」の手法だ。物語の構成手法というと、全体を四部で構成する「起承転結」がポピュラーだが、これは漢詩にルーツがある。いっぽう全体を3部で構成する序破急は、日本の雅楽や舞踊で古くから用いられてきたものだ。スピード感のある演出をするときにも、序破急は効果的に機能する。

スピード感。せきざわでは、タイミングを見計らってゆであげられたそばを、お店の人がすばやい身のこなしで運んでくる。いわく「そばは秒単位でのびてしまいますから早く召し上がってください」。このスピード感が、ストーリーを一層魅力的なものにしている。

この店は、別に演出で味を水増ししているわけではない。繰り返すが、そばの味だけでも超絶のうまさなのだ。だがそのうまさを適確に表現することは私の語彙では困難だし、いまが9月であることを考えると、1回だけ食べてそばの味を語られるのは店も不本意だろう。

一流の味を持つメニューを用意しながら、そのうまさをより深く味わってもらうために、そこに物語を導入する。それは客へのもてなしの心であり、そばに対する愛情でもあるだろう。物語に抵抗感を持つ人もいるかもしれないが、人類は46億年の歴史を持つ地球の上で、38億年の時をかけて描き出される生命誌という大きな物語を生きているのだ。物語の否定は、人類の、そして自然の否定へとつながる。

かねがね、エンターテインメントとは何か、ということを考えているが、一面の見方をすれば、それは緻密な計算により感動を与える行為だと思う。となれば、このせきざわのそばも極上のエンターテインメントだ。

ところでこの店は、10月11日で閉店し、12月に長野県小布施町で再開するのだという。よりそばの畑に近いところで店を構えるためだ。長野には安曇野翁だけでなく、うまいそばの店がきら星のごとくひしめいているが、そこでも確実に存在感を発揮するだろう。来年の春には、ひとつ長野そばめぐり、いやそばたぐりの旅に行くことにしよう。

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2005年8月17日 (水)

京都駅へ

二条城→壬生→西本願寺→京都駅とすべて徒歩で移動して、12時半になった。ちょうど、京都劇場の「アイーダ」の開場時間である。ま、お約束ということで・・・

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2005年8月16日 (火)

西本願寺

せっかくだから、新選組が八木家を出て屯所を構えた西本願寺も訪れてみる。西本願寺の敷地は巨大だが、新選組の面影を残しているのは「太鼓楼」という建物のみ。そして、新選組に関する情報が得られるのはそこに掲げられた小さな看板だけだ。

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当時、新選組は僧侶らにあまり歓迎されていなかったらしいが、それは今でも変わらないのだろうか。

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八木家

新選組が誕生した壬生の屯所、八木家は今もその原形のまま保存され、見学者を迎え入れている。ガイドさんの詳しい説明つきで、「ここが近藤勇の席」「ここに新見錦」と教えてくれるのが楽しい。今も刀傷が残る芹沢鴨が暗殺された部屋では、若い見学者に「ここに寝てみてください」と促し、「はい、この人が芹沢鴨です。こんな感じで倒れていたところを、とどめを刺されました」とビジュアルに解説していた。お茶とお菓子つきで拝観料1000円。

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なぜお菓子つきかというと、現在の八木家は和菓子店を営んでいるからだ。せっかくなので「屯所餅」を買って帰る。

八木家のホームページ
http://www.mibu-yagike.jp/index.html

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雨宿り

二条城を出ると、雨が激しくなったので近くの全日空ホテルで雨宿り。和服姿の従業員に萌えながら次にどうしようかと考える。「るるぶ」を見ていたら、新選組ゆかりの壬生の地はここからそう遠くないことが分かったので、歩いて行くことにする。

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世界遺産 二条城

瓢亭別館を出たのが8時40分。近くには南禅寺があり、哲学の道を歩けば銀閣へ。しかしこのコースは大学生のとき、生まれて初めて京都に来たときにたどっている。中学にも高校にも修学旅行がなかったので、一度京都観光をしようと思って「青春18きっぷ」でやってきたのだ。

そのときに見逃していたところを訪ねることにしよう、というわけで、ニジョー・キャッスルをガイジンさんに混じって見学することに。

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将軍の居城だから大きいと思ってはいたが、敷地の広いこと。ぐるりと周るだけで1時間以上かかる。国宝・二の丸御殿はさすがの迫力だ。やはり本物は有無を言わせない凄みがある。

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自分も御三家のひとつ、水戸の出身だから、小さいころは藩校・弘道館に見学に行ったりしたものだが、残念ながらそれは一部を除き戦後に復元されたものだ。戊辰戦争や空襲で多くの建物は消失し、水戸にはすでに城跡しかない。

自分の通っていた高校は、水戸城本丸跡に建っている。

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2005年8月14日 (日)

瓢亭別館 朝がゆ

京都らしいうまい朝ご飯が食べたい、ということで、南禅寺近くの「瓢亭」へ。ここの朝がゆは有名だ。ただ値段も高い。前日の夜に予約の電話をしたところ、茶室や離れ座敷など、個室が中心の本館はすでに一杯で、広間になっている別館なら可、とのこと。こっちは1人なので広間のほうが気楽だ。ちなみに本館だと5500円、別館だと4100円。これが何の違いかはよく分からない。

NEC_0080 (奥が本館、手前が別館)

開店と同時に入店すると、自分のほかには1組(2人)の客しかいなくて、それぞれ別の広間に通されたため、貸し切り状態。中庭の見える風情のある席だ。

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まず名物の半熟卵とひょうたん形の重ね鉢が登場。鉢を開けると、ごま和えや湯葉の炊き合わせ、もずくなど、朝にぴったりの上品な料理が並ぶ。

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続いてお椀がでてくる。豆腐のうまさをシンプルに味わう。

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そしてお粥が登場。上の容器には鰹節を煮詰めたあんが入っており、それをかけて食べる。

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実はこのお粥については、以前「美味しんぼ」で読んだことがある(コミックス21巻、「穏やかな御馳走」)。

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読んだとき、確かにうまそうだと思った記憶があるが、想像していたのとは少し違った。大量の鰹節を究極まで煮詰めたもの、と聞いたので、さぞや強烈な味かと思っていたのだが、その味は前面に出てくるようなものではなかった。あくまで風味を添える程度だ。このあんの真価は味ではなく、コクにある。そのどっしりとしたコクによって、お粥独特の、力の抜けるような物足りなさを補っているのだ。結果的に、お粥が非常に力強いメニューに変身する。

だから、最初は少しずつあんをかけていたが、思い切りかけても味のバランスは崩れない。むしろ、かければかけるほどうまいものになると思った。次に来たときは、最初からどんどんかけよう。

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うまい。しかも満足感がありながら、満腹感はない。理想的な朝食と言えるのではないだろうか。高いことを除いては。

「瓢亭」のホームページ
http://hyotei.co.jp/

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京都珈琲屋「コーヒークーラー」

出張で京都に来た。

とてつもなく暑い中で猛烈にのどが渇き、うまいコーヒーでも飲みたいと話していたところ、喫茶店の勤務経験があり、素晴らしい嗅覚を持った同僚がナイスな店を見つけた。

その名も「京都 珈琲屋」。御所や府庁にほど近いところにある小さな店だ。店頭には挽き売り用の豆が並び、その奥に若干のテーブル席がある。

今回注文したのは「コーヒークーラー」。アイスコーヒーをソーダで割り、レモンを添えた夏向きのメニューだ。

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コーヒーのソーダ、というのは、確かに珍しいが世の中に全くないわけではない。

古くは自分が小学校低学年のころ、というとざっと30年近く前だが、近所の自動販売機には「コーヒーソーダ」という飲料が売られていた。メーカー不明。どうしても味わってみたかったので、父親に購入を促し、一口もらって飲んでみた。子供ながらに鮮烈な印象だったが、意外においしい、と感じた記憶がある。その後も、まれに飲料メーカーからそうした商品は発売されている。輸入ドリンクを扱っている店に行けば、「Borgnine's Coffee Soda」なんてのを見かけることもある。

とはいえ、どれもヒット商品にはなっていないところを見ると、やはりこのメニューはキワものなんだろう。

そこでこの「コーヒークーラー」だ。どんなものかと思って味わうと、これが実にうまい。コーヒーそのものは薄めだが、豆がいいのか挽き方がいいのか入れ方がいいのか、炭酸に負けない存在感を保っている。そして上に乗ったレモンによって一層の清涼感を増す。コーヒーとソーダの組み合わせまでは経験があるが、そこにレモン、というのは初体験。コーヒー、レモン、ソーダという3つの要素が、絶妙のバランスで結合している。これはまさに芸術であろう。

このメニューは夏期限定だろうが、また行きたくなる店である。WEBサイトもあるのでそのたたずまいはこちらで参照してください。

「京都珈琲屋」のホームページ
http://www.kyoto-coffee.com

さて、出張は当然ながら日帰りの予定だが、金曜ということもあるので、そのまま自費で泊まってのんびり帰ることにした。

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2005年6月 5日 (日)

料亭「稚加榮」

うまいイカが食いたいと思い、福岡に来た。

福岡にはなんだかんだと理由をつけて毎年来ている。

昨年は、出張で。

おととしは、松浦亜弥コンサートツアー2003「あややヒットパレード」(&四季「オペラ座の怪人」)で。

3年前は、友人の結婚式で。

4年前は、四季「夢から醒めた夢」リニューアル公演で。

そして、福岡に来ると必ず訪れるのが大名にある「料亭 稚加榮」である。ここの名物はプール大の巨大な生け簀を取り囲むようにして並ぶ「生簀カウンター」だ。

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「美味しんぼ」で山岡士郎がさんざん指摘しているように、魚というのは締めてから少し時間が経たないとうま味が出てこない。そして生け簀の魚は餌を食べない状態が続くので、味が痩せてしまっている場合が多い。

そして、どちらかというとこの店は観光客に人気で、地元の通が通う店はほかにたくさんある。

にもかかわらず自分がこの店に足しげく通っているのは、巨大カウンターということで1人でも入りやすいこと、そしてこの馬鹿馬鹿しいほどでかい生け簀は、それだけで楽しさを味あわせてくれるからだ。

それに、もっとうまい店があるといっても、もともと福岡の食材は東京などで食べるのとはうまさ、安さにおいてケタ違いである。グルメを気取るのでなければ、この店で十分満足な体験ができる。

メニューには一品料理、懐石コース、活け作りなどがある。自分はだいたい、一番安い懐石コース(4500円)を頼んで、ほかに活け作りを1-2品頼む。コースは品数で値段が決まっており、一番安いといっても11品も出てくる。活け作りは時価だが、イカだと2000円ぐらい。ヒラメや伊勢エビなどは7000円ぐらいするのでちょっと1人では頼みにくい。だが一人前にちょうどいい小ぶりの伊勢エビを2500円ぐらいで造ってくれる時もある。台風でイカが入荷していない時に訪れた際は、その伊勢エビとアジを頼んだところ、きれいに一皿に盛りつけてくれた。それを見たまわりの客が「私にもあの料理を」と次々に注文し、恥ずかしかった。

これまでは夜の時間帯に来ていたが、今回は昼の時間帯に入った。この時間は昼定食(1200円)を出している。せっかく来たのだからランチでは味気ない。聞けば通常メニューも出してくれるというので、いつもの懐石コースと活け作りを頼んだ。

すると、お姉さんが「それなら、昼の定食もそんなに変わらないですよ。定食にしたほうがいいんじゃないですか?」という。まあこの時間はほとんどの客が定食を頼むわけで、そのほうが厨房も楽ということもあるのだろうが、4500円の料理を頼もうとしている客に1200円の料理を勧める、というのは福岡でひんぱんに出会う接客マナーだ。ほかの料理店でも、あれこれ頼むと「それでは多いから少し減らしたほうがいい」とよく言われる。タクシーに乗って渋滞にはまると目的地を聞かれ、「それなら地下鉄に乗ったほうが安いし早いですよ」と近くの駅まで連れて行ってくれる。初めてこの地を訪れたときは宿泊案内所でホテルを探したが、頼んでもいないのにとにかく安い部屋を探そうとしてくれた。その時はそんなに自分がみすぼらしいなりをしているのかな、と思ったが、それがこの地方のスタイルなのだ。

しかも、その言い方が全く押しつけがましくない。あくまで客に無駄な金を使わせまいとする姿勢が感じられる。そしてそれが結果的に顧客満足度を高め、福岡全体の経済活性化に貢献していることも、本能的に知っているのだ。

さて、そうしたわけで今回のオーダーは「昼定食」と「イカの活け作り」。

まず昼定食。茶碗蒸し、汲み出し豆腐、煮物、刺身、天ぷら、かに汁にごはんとお新香がつく。これで1200円だから東京で中途半端な食事に高い金を払うのが馬鹿馬鹿しくなってくる。

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そしてイカがやってきた。ご覧の通り、ツマの紫蘇の葉がすけて見えるくらいに透明で、きらきら光っている。味はと言えばこれがとろけるように甘い。ワサビでも、ショウガでもおいしくいただくことができる(東府屋ファミ坊風)。

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最初、頭やげその部分も皿に盛ってきて、ぐにょぐにょと動く様子を目で楽しんだあと、いったん下げて天ぷらにしてくれる。活け作りの場合は1匹まるごと提供する、というのが原則なので、刺身にならない部分も何らかの方法で食べさせてくれるのだ。伊勢エビだったら頭の部分で赤だしを作るし、アジだったら背骨のまわりをせんべいにして出す。イカの場合は天ぷらがノーマルだが、頭やげそも全部刺身にしてくれ、というオーダーもできる。むこう半年ぐらいもうイカは食べたくない、というぐらいの満足度を味わいたければ、それもありだ。

これがげその天ぷら。この1皿食べるだけでも、実は十分おなかいっぱいである。

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存分に堪能して、お会計は1200円+2000円の3200円と消費税。飯を食うと高いうえに満足度も低い東京は、改めてヘンだと実感する。

料亭「稚加榮」のホームページ

http://www.chikae.co.jp/fukuokaten.html

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2004年8月14日 (土)

京都駅、復興

仕事で京都へ。

当然、京都劇場の「美女と野獣」を観てくるつもりだったが、体調悪くて断念。そもそも出張で行ってそれはまずいだろ、という考えはさらさらなく。

ところで、ガラス貼りの新しい京都駅は初めて見た。

確か、ここはガメラが対イリス戦で破壊したはずだ。見たところ、あの激戦の爪あとはどこにもなく、きれいに修復されていた。

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ロビーで新撰組展をやっていた。

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2004年6月 1日 (火)

ツル茶んのトルコライス

ちゃんぽんと、もう1つ長崎で食べておきたかったのがトルコライスだ。

関東でも全く見ないわけではないが、メニューとしては少数派だ。それが、長崎ではスタンダードになる。1皿にスパゲッティー、ピラフ、トンカツを盛りつけたこのメニューが、なぜトルコライスというのかは諸説があって定かではないそうだ。様々な国の料理が組み合わされていることから、東西文化の交流地トルコになぞらえたのだ、という説もあるようだが、個人的にはスパゲッティー、ピラフ、トンカツの3要素が並んだ様子を「トリコロール」に見立てて、それが「トルコライス」になったという説を信じたい。何となく、前者の説明は無理があるような気がする。東西文化の交流地、ということなら、「名古屋ライス」だっていいはずだ。だめか。

もちろん、トルコの人々がこれを好んで食べた、ということではない。これ以上トルコの習俗を誤解するのはやめよう。

さて入ったのは大正14年創業の「ツル茶ん」。一大商店街である浜市アーケードから少し外れたところにある。帰りの飛行機の時間が迫っていて、ガイドブックを頼りにとりあえず近いところに入ったのだが、後で調べてみるとかなり有名な店だったようだ。いつもながら俺の才能には頭が下がる。

味は、見た目ほどしつこくなく、さすがにボリューム感はあるものの、胃にもたれるほどではない。それぞれの要素はごく一般的な洋食屋のメニューだが、それがひとつに合わさるだけで、別の料理に思えてくるからフシギだ。もっともそれぞれの味のバランスを調整するのが、トルコライス職人の腕の見せ所なのだろう。さすが老舗、という見事な仕事ぶりである。

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いけす割烹「恵美」

長崎フェローであるT氏の案内で、長崎市街から一山越えたところにある、茂木町に向かう。茂木港に面したいけす割烹「恵美」で海鮮料理をいただくためだ。

活け作りと刺身の盛り合わせは写真の通りだ。これで2人ぶん。これだけ食べても腹一杯になるが、ほかにエビのおどりと塩焼き、唐揚げ、鯛の塩焼きと煮付け、旭かにの塩がま、天ぷら、赤だし、ごはんと、冗談のように次から次へと料理が登場する。

こりゃ東京で食ったら1人2万円コースだ。まあ安いと聞いていたので、「1万5千円ぐらい?」と尋ねたところ、T氏はこともなく答えた。「6000円」

コースはその上に1000円きざみで1万円ぐらいまであるらしい。ただお店の人いわく「7000円を超えると、まず食べきれないからやめておいたほうがいい」

満足度250%の店。東京の基準で計ると、おそらくそのぐらいの評価になる。

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江山楼の特上ちゃんぽん

うまいちゃんぽんが食いたいと思い、長崎に出かけた。

「江山楼」は長崎中華街にある、高級中華料理店である。しかしちゃんぽんをはじめ、リーズナブルな一品料理も多数用意されていて、気軽に入れる感じだ。何しろ店に入ったら白ベストの女子高生3人が円卓を囲んでいた。一瞬ゼントラーディー軍の兵士のようにカルチャーショックを受けたが、あとで考えると修学旅行生だったかも。

ちゃんぽんには並、上、特上とあった。せっかくだから特上(1500円)を頼む。これにはフカヒレが入っている。なぜ分かるかというと、店員さんが運んできたときに「フカヒレ乗ってますので」と言ったからだが、まあ言われなくても気付くだろう。近海の海産物を中心に、面白いほどたくさんの具が入っている。

しかし驚愕すべきは見た目の豪華さではない。その味わいだ。

うまい。

これだけ個性的な具がどっさり入っているのに、ばらばらな印象はない。クリーミーで、意外にあっさりした味わいのスープが、きれいに全体の味をまとめ、一つの方向性に調えているのだ。

するするっと一息に食べた。もし「もう一杯食え」と言われたら、たぶん食べられた。

しかしこの中華街だけでも、もっとうまいちゃんぽんがあるのだという。

長崎で育ったら、関東のちゃんぽんなど、ちゃんちゃらおかしくて食べられないだろう。

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2004年4月 2日 (金)

山芋とLOVEマシーン

山芋を梅酢で浅漬けにしたもの。これを食べると、頭の中に「LOVEマシーン」がかかる。

写真はスーパーで購入したものだが、こちらでもときどき見かけるようになったのは最近のことではないか。

これを初めて食べたのは、青森の奥入瀬渓流グランドホテルだ。体験したことのない食感。しゃきしゃきとした歯触りのあと、ねっとりとした舌ざわり、それを酢が洗いながす。あまりにうまいので、聞くとホテルのオリジナル商品で、売店でも売っているという。大量に買ってきてしばらく食べ続けていた。

東北を旅行したのは99年の9月。そう、後藤真希が加入し、LOVEマシーンが驚異的な快進撃を続けていた時期だ。往復2000キロを超える長旅のあいだ、シングルCDを100回は聞いただろうか?

だから、これを食べるとその曲がかかるのである。

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