7月23(土)、24(日)は柏まつりだった。
青森県の旧柏村との交流にちなんだ「柏ねぶた」で有名だが、自分にとって柏まつりといえば「おまつり広場」での食べ歩きである。ここでは、プロの露天商でなく、商工会議所やNPO、大学など、各種の団体が模擬店を連ねる。やきそばやフランクフルトといった定番を扱うところも多いが、ユニークなメニューもあって毎年の楽しみだ。
これまで、おまつり広場は駅前のデッキ下で開催されていたが、改修工事の影響か、今年は少し離れた通りを使って行われた。やはり祭りの模擬店は青空の下のほうが盛り上がる。
会場に向かう途中、柏市沼南商工会(旧沼南町商工会)青年部がプロデュースするご当地ヒーローに出会った。一瞬「デカレンジャー」に見えるが、手賀沼に本拠地を置く「テガレンジャー」だ。このネーミングセンスは素晴らしい。
柏商工会議所青年部のブースで、流山ボンベイがカレーを提供していた。惜しまれつつ閉店した、柏の伝説的なカレー店、ボンベイ。その味を受け継ぐのは、戸塚にある横浜ボンベイ、そして通販専門だがこの流山ボンベイ、そして昨年柏に店舗型でオープンした柏ボンベイ。
流山ボンベイのカレーは食べたことがなかったので、この機会に食べてみよう、とカシミールカレーを買い求める。ライスではなく、パンと一緒に提供していた。
ひとくち食べるとしゃっくりが出た。3口目でくしゃみが出た。これはまさにボンベイの辛さである。かつてのボンベイでは、食後にコーヒーのサービス、というより強制的に飲まされたのだが、これがまた地獄のように辛くて、ますますあの店への中毒症状を引き起こしていた。400円。
口の中がひりひりするので、甘いものでも食べよう、とグリーンカレーを食べる。
どこのブースだったか忘れてしまったが、このグリーンカレーは毎年柏まつりに出てくる。確か、市内で実際にカレーを出している店舗の人が作っているとか以前聞いた。甘くてうまいのは知っているので、安心して食べる。400円。
北海道人会が出しているジンギスカンも毎年人気だ。景気良く羊の肉と野菜が盛りつけられて400円。
毎年大人気で、もはやこの柏まつりの名物にもなっているのは、柏市母子寡婦福祉会のチヂミ。これを食べると柏まつりに来た実感がわいてくる。
たくさんの女性たちが、その場でフライパンで焼きあげてできたてを提供する。300円。
今年もうまかった。食べたあと、もう1枚買ってしまった。
テガレンジャーの公式サイト
http://www.geocities.jp/morningsea1127/
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