2006年7月 8日 (土)

筑波山へ半日ドライブ

筑波山に来るのは、小学校6年の遠足以来だ。当時は水戸に住んでいて、現在の住所は千葉県の柏。筑波山はその中間ぐらいにある。水戸からはだいぶ時間がかかった記憶があるが、それは常磐高速の開通前の話。

柏の自宅から柏インターまでは10分、柏インターから土浦北の出口までは20分、そこから筑波山神社までは頭文字Dに出てくる秋名の峠のような山道をゆっくり走って30分。ちょうど1時間で到着してしまった。常磐高速って偉大だ。

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筑波山自体をご神体とする筑波山神社は、歴史の重みとみなぎる力強さを感じさせる堂々とした威容が魅力だ。

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神社の裏手に、ケーブルカーの宮脇駅がある。だいぶきつい石段を登らないとたどりつけない。

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約20分間隔で運行していたケーブルカー。7分ほどで男体山の山頂に到着する。

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男体山山頂。名物の回転レストランがきょうも営業中。

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少し雲が出ており、関東平野を一望、というわけにはいかなかった。

このままハイキングをして女体山側へ行けば、弁慶七戻りなどの名所も観られるが、それほどの元気もないのでまたケーブルカーに乗って下山。女体山への山頂にはケーブルカーではなくロープウェーを使うと便利だ。

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2006年4月 2日 (日)

東京都心で桜が満開

東京都心部はこの週末が桜のピーク。最近身につけたボウケンのノウハウを生かし、3カ所を巡ってみる。

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上野は花より人を見に行ったようなもの。これはこれで風物詩。

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千鳥ヶ淵の桜は本当に美しい。

Sinjuku

新宿御苑の桜は背景にドコモタワーが・・・

近所の桜はまだ満開とまではいかない。しかし来週末までは持つかどうかはちょっと微妙。桜の綺麗さは、年を重ねるごとに身に沁みてきます。

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2006年3月19日 (日)

臨海エリア・ぶらり途中下車ボウケンの旅

先々週の関西1泊旅行は楽しかったが、どうも遠征するとひとつでも多くのことをしようとスケジュール優先になってしまい、ふらりと気ままに歩く、ということができない。たまには近場でのんびりした1日を過ごしてみよう。そこでこの週末は、「りんかい線」を中心に、その近辺を散策することにした。理想は滝口順平のナレーションでお馴染み「ぶらり途中下車の旅」だ。

ということで土曜の朝。のんびりと5時起床。実は前の日も5時起床、その前の日は4時起床だった。それでも遊びとなるとばっちり目が覚めるからふしぎだ。

5:30

とりあえず目的地までは車で移動しよう、と駐車場に向かう。車を動かすのは、大晦日以来だ。

やっぱりバッテリーが上がっていた。いきなり出足でつまずくとは。

しかしくさってはいけない。先日始まったスーパー戦隊シリーズ「轟轟戦隊ボウケンジャー」の主人公たちは、どんな逆境も「これもボウケンだ」と涼しい顔をして乗り越えている。自分もまねをしてみよう。

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とりあえずJAFを呼ぶ。実は大晦日の朝も呼んだのだ。まったく3カ月ぐらいでバッテリーが上がってしまうなんて、日本の自動車産業もまだまだである。

30分ほどでJAFの人が来てくれた。開口一番「またですか」。大きなお世話だが、早朝に呼びつけておいて怒るわけにもいかない。

ここまでスッカラカンになっていると充電も相当時間がかかるが、今日はのんびり1日を過ごさなくてはいけない。新しいバッテリーに積み替えてもらおうとすると「あーすいません、今日このタイプのバッテリー持ってきてないんですよ」。

これもボウケンだ。

仕方なく近くのガソリンスタンドへ。無事に新しいバッテリーを装着し、いざボウケンの旅へ。

6:30

BGMは「THE IDOL M@STER」で秋月律子が歌う「魔法をかけて!」。快調に走り出したがすぐに大渋滞。やはり6時台に入ってしまうとこうなるのだ。きょうは1日のんびり過ごすのだから、こんなところでのんびりしている暇はないのだ。いらいらしているうちに、重大な問題が起きた。猛烈に尿意をもよおしたのである。

これもボウケンだ。

と余裕をかましていたのも最初のうち。だんだんのっぴきならない状況になってきた。しかし首都高速の上である。路肩に駐車して用を足すのもあんまりだ。それにスケジュールが遅れてしまう。やはり走行しながら問題を解決しなくてはならない。冷静に車内を見渡すと、あいにくペットボトルなど、携帯トイレに代用できそうなものはない。

だが小さいコンビニ袋があった。しかしちょっと古いので、穴が開いているかもしれない。何かその周りを囲むものがあったほうがいい。目に入ったのがプラスチックの小さいゴミ箱。うん、この2つを組み合わせれば使えそうだ。

椅子をぐっと後ろにスライドさせ、体を前方に乗り出し、ズボンとパンツをおろして即席のトイレを固定する。

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なんとかいけそうだが、渋滞中とはいえ走行中である。さすがに放尿を開始して、それを急に止めることはできない。事故を起こしたら目もあてられないし、事故を起こさなくても別の罪で逮捕されてしまいそうだ。

断念して、目的のインターよりだいぶ前で高速を降り、コンビニでトイレを借りる。

結局予定より1時間も遅れ、8時すぎに第一の目的地、東京ディズニーランドへ。

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すでに駐車エリアは「ピノキオ」である。もう春休みシーズンだ。

8:15

なぜここに来たかというと、4月5日にクローズするアトラクション「シンデレラ城ミステリーツアー」にもう1度参加したかったからだ。

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間もなくクローズということで、朝一番にもかかわらず列ができている。30分待ちだ。いつもは朝一番は待ち時間なしだから、やはりクローズ効果が出ている。25分ほどで入場。

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9:20

ディズニーランドから退出。なにしろきょうは気ままな途中下車の旅だ。1カ所に落ち着いているわけにはいかない。

9:30

JR京葉線で次の目的地である葛西臨海公園駅に向かう。しかしうっかり快速に乗ってしまい、新木場駅まで行ってしまう。

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これもボウケンだ。

あせらず騒がず、逆方向の電車に乗り直す。

9:50

葛西臨海公園駅で下車。途中下車の旅っぽくなってきたではないか。この駅の近くには葛西臨海公園というのがあるという。そこに行ってみることにした。

10:00

葛西臨海公園の目玉、「葛西臨海水族園」を見学する。しかし次の目的地のことを考えると、ここは5分で見学しなければならない。何しろ今日は……ほとんど当初の目的を忘れている。

有名なマグロ水槽。驚くほどマグロは速く泳ぐ。こっちも急いでいるので、写真はこんなだ。

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予定どおり5分で見学し、駅に向かう。

10:20

ふたたび京葉線に乗って、さっき図らずも行ってしまった新木場駅に向かう。

10:30

新木場駅を降り、やってきたのは「新木場 1st Ring」。

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きょうは「アイドルコロシアム」の第5回大会が開催される、というのでやって来たのだ。ちょうど開場時間に間に合って、良席を確保できた。

レポートはこちら

15:00

アイドルコロシアム終了。普段なら果敢にグラビアアイドルのサインをもらいに行くところだが、今日はのんびりするのに忙しいのでそっちのボウケンは断念。

新木場駅から、こんどは「りんかい線」に乗ってみる。りんかい線、というネーミングは、東海村の原子力発電所近くで育った自分としてはややデンジャラスな響きに聞こえる。

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15:20

この日は朝から日差しが強かったこと、車内で嫌な汗をかいたこと、葛西臨海公園でダッシュしたこと、そしてアイドルコロシアムの会場が観客の熱気というより空調が効いていなくて暑かったことなどで、体中べたべたになってしまった。そこで、国際展示場駅で降りて、ゆりかもめ線に乗り換え。天然温泉の「大江戸温泉物語」で風呂に入ることにする。のんびり温泉に入るなど、いかにも途中下車の旅らしいではないか。

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有明駅からゆりかもめに乗る人は少なく、人気の先頭車両に誰も乗っていない。ご存じのようにゆりかもめは無人運転なので、なんだかウルトラQの世界に迷い込んだようだ。

15:30

ゆりかもめを「テレコムセンター」駅で下車。すると覆面パトカーや救急車が大量に止まっているので、すわテロ発生かと驚いたがどうやら何かの撮影だったようだ。何の番組か、あるいは映画か気になったが、自分はのんびりしなくてはいけないので、見物もそこそこに立ち去った。

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15:40

大江戸温泉物語に入場。このとき以来だ。相変わらず入場料が高い。大人2827円という値段は、最初聞いたとき何事かと思った。近所の極楽湯は休日でも700円だ。以前、旅行先の福岡で、滝のある豪華スーパー銭湯「薬院しろやま乃湯」に立ち寄ったが、それでも1900円だった。そのあたりが限界という感じもする。

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ここでは入場者全員が浴衣に着替えることになっており、女性の浴衣姿はやはり可愛いので、コスプレパーティーの参加料と考えれば、まあ納得もいく。

そういえば朝から何も食べていなかった。施設内にあるフードコートで、とりあえず適当なものを食べる。

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高くてまずいのは想定内だが、次のスケジュールを考えると風呂に入っている時間がすっかりなくなっていることに気付いた。

これもボウケンだ。

結局3分で入浴を終える。ますます何のための入場料か分からない。

16:15

大江戸温泉物語から、無料シャトルバスでりんかい線の「東京テレポート駅」に向かう。

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ふたたびりんかい線に乗り、終点・大崎駅へ。

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16:35

大崎駅に到着。

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すると、朝の晴天ぶりからは想像もつかないほど強い雨が降ってきた。もちろん傘など持っていない。

これもボウケンだ。

あせらず騒がず、大崎ニューシティの1階にある100円ショップで傘を買い求める。冷静な判断ができたのは、2週間前も同じシチュエーションだったからだ。

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傘を買い求める人で列ができていた。残っていたのは花柄のプリティーな1本のみ。

これもボウケンだ。

かわいい傘をさして歩き出す。

17:00

大崎といえばここ、キャッツシアターだ。2週間ぶりに久しぶりにキャッツでも観ていこう。

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20:10

キャッツ終了。いい気分になって、この旅も終わりにしようと思って気がついた。

ディズニーランドに車おきっぱなしじゃん

仕方なく三たびりんかい線に乗り、始発大崎から終点舞浜までの、途中下車しない旅。

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20:50

再びディズニーランドへ。

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駐車できたのがピノキオだった上、どの辺りに止めたか覚えていなかったため、自分の車にたどりつくまで15分ほどかかった。

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しかしせっかく舞浜まで来たのだ。せっかくだからもうひとボウケンしてみよう、ということでイクスピアリでレイトショーの映画を観ていくことにした。

とりあえずこの駐車場からイクスピアリの駐車場に移動させる。が、東京ディズニーリゾートの周辺は一方通行の嵐で、かなりわかりにくい。しかもこの時間帯にイクスピアリに「向かう」車は少ないので車線変更も大変だ。

これもボウケンだ。

あれ?あれ?と言っているうちに葛西臨海公園まで行ってしまった。それでもなんとか舞浜まで戻るのに成功する。この移動に結局30分近くかかった。

上映時間があるので、駐車場からAMCイクスピアリ改めCINEMAイクスピアリまで全力疾走。気ままな旅も楽じゃない。

21:35

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すでに予告は始まっている。入場料を払い、駐車券をもらい、トイレに行って、パンフレットとコーラを買って、席に着いたところでちょうど本編が始まった。

観たのはボウケンの旅にふさわしく「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」だ。

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23:30

上映終了。なかなか面白かった。満足して駐車場へ。

これから帰宅の途につくわけだが、実は今週はトータルで15時間ぐらいしか寝ていない。いくらきょう1日のんびりしたからといって、寝不足の解消はできない。なのでこの帰宅が一番のボウケンだったりするわけだが、そのお話はまた次の機会に……

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