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2015年9月21日 (月)

波照間島に初訪問

ずっと来たかった波照間島。そして何度も台風に阻まれて上陸できなかった波照間島。

ついにやってきた。日本最南端の有人島。

レンタル「クマノミ」で、事前予約していた原付を借りる。自転車は当日でも空きがあるようだが、バイクはそうでもないみたいなので予約しておいてよかった。

快調に制限速度を守って走り「日本最南端の碑」を目指す。

日本最南端の碑というと、これとか

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これを思い浮かべる人が多いと思うが、

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自分が見たかったのは、この浅沼組寄贈の、ひらべったいやつだ。

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灰谷健次郎の原作を名匠・浦山桐郎が映画化した『太陽の子』のラストシーンで、主人公・ふうちゃんが泣き崩れるのがこの石碑だ。水戸の映画館で観たのは小学校6年のときだが、原作にはないシーンのため記憶に残っている。

あの映画で最も強烈な印象を残すのは、非行に走ったキヨシ少年の病室で、取り調べに来た刑事と、キヨシと同じ沖縄出身のろくさんが対峙する場面だろう。 「法の下の平等」を主張する刑事に対し、「沖縄の人間こそ、その平等を願っている」と反論するろくさん。この役を演じたのは、原作と同じように戦争で右腕 を失った沖縄の方で、演技経験は全くない。だからセリフは棒読みだ。

対する刑事役は名優・大滝秀治。理路整然とした名優のセリフよりも、決して論理的とは 言えない棒読みのセリフが圧倒的に説得力を持ち、あの大滝秀治を凌駕してしまった、日本映画史に残るワンシーンである。

この世は、常に理屈が正しいとは限らない。今の沖縄を取り巻く問題も、理屈だけで考えていいものか、といつも思う。

だから自分は毎年沖縄に足を運ぶ。もちろんブルーシールを食うためと、らぐぅんぶるぅに会うためでもあるのは言うまでもない。

この石碑の周りに椅子のようにブロックが置かれていたのは、テーブルがわりに使ってもらおうということなのだろう。それはいいが、吸い殻がたくさん落ちていたのには閉口した。いたたまれない気持ちになって、拾ってきた。



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