ニューヨーク2014 ひとり合宿のまとめ
無事に帰宅してひとり合宿のまとめを。
今回は4日間で14本の計画をしていたが、結果は12本。オフでもう2本観る予定だったが、1本は体調的に無理だな、という判断で、もう1本はラミン・カリムルー休演に伴うスケジュール変更で諦めた。この2本は機会あればまたチャレンジしよう。
今回のハイライトは、イディナ・メンゼル、ノーム・ルイス、ラミン・カリムルーというブロードウェイを代表する3人のミュージカルスターと、ヒュー・ジャックマンというブロードウェイとハリウッドを兼任する大スターを見るというかなーりミーハーなものだった。
ラミン@バルジャンを見られなかったのは残念至極で、そう長くも登板しないだろうから諦めるより他はなさそうだが、舞台が生ものである以上、そういうこともある。大きなトラブルもなかったし、感謝の気持ちでいっぱいだ。
作品としてマチルダ、アラジンを観ることができたし、オフでも「Here Lies Love」に素晴らしい刺激をもらった。実に充実した4日間だったといえよう。
もろもろの事情であまり更新できていないこのブログだが、やはりブログを書くのは楽しい。久しぶりだったのでもともとまずい文章がますますチープになり、書くのに時間もかかって毎晩2~3時間しか寝られなかったが、それも含めて充実感がある。今年こそもうちょっと更新して自分を鍛えたい。
31日の朝に現地を立って、成田に着くのが1月1日の午後なので、いつ新年を迎えたのか分からなかったが、CAさんが教えてくれたので成層圏の初日の出を拝むことができた。
そんなこんなで今年もよろしくお願いします。
2006年から隔年でこの時期にニューヨークを訪れているが、リーマンショック以降、今回が最も景気がいいように感じた。物価は軒並み上がり、ショーのチケットも高騰しっぱなし。ホテルもレートが上がり、なのに一杯。いつも早めに入れたのに今回は無理。連泊の掃除は午後になっても終了しないし、エレベーターも来ない。
円安もあって、旅行者には厳しい状況だが、街が華やかになっているのはいいことだ。90年代に初めて来たとき、老舗デパート、サックス・フィフィスアベニューのショーウインドーを使ったクリスマスのデコレーションにびっくりした記憶がある。しかし、ここ何回かは縮小気味で、以前は列をなして見物する人がいたのに、足を止める人も少なくなっていた。ところが今回はその豪華さが復活しただけでなく、壁面全体を使ったプロジェクションマッピングが行われ、大勢の人を集めていた。その模様を動画で。
時代は変わる。その変化の息遣いを明確に感じられるのがこの街の魅力だ。しかしその変化と、忘れてはいけない悲劇の記憶との間でどう折り合いをつけるか、それはこの街でも意見が分かれる。正解はないのだろうが、その議論に日本人が学ぶべきことは多いだろう。
11月、旧ワールドトレードセンター跡地に開業したワン・ワールドトレードセンター。その壁面を雲が流れていた。
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