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2012年11月23日 (金)

坊っちゃん劇場「幕末ガール」五十嵐可絵は今日も愛媛に生きて歌っている

四国の地域文化発信を旗印に、わらび座が拠点として愛媛県は松山市の隣り、東温市に創設した「坊っちゃん劇場」。地元にちなんだオリジナルミュージカルを上演し続けており、実に俺好みな取り組みだ。前から行ってみたいと思っており、今年はじめ、松山に行く機会があったのでチケットも予約していた。が、前日急な腹痛に襲われ帰京を余儀なくされたため叶わなかった。

いつかリベンジを、と思っていたが、意外に早くその機会は訪れた。今年の春から始まった新演目は『幕末ガール』。シーボルトの娘として有名な産科医・楠本イネを題材にしたミュージカルという。それだけでも面白そうだが、何とその主役が「五十嵐可絵」。

可絵ちゃんキターーーーーーーッ!

と狂喜した割には開幕から半年もたってしまったが、やっと観ることができた。五十嵐可絵が誰か分からない?じゃあぐぐってくれ。ってのも不親切だから、一応説明しとくと、2001年に劇団四季に入団。『マンマ・ミーア!』のリサ役で、やけにキレのいい動きをすることから一部で(?)話題に。その後ソフィ役も務めたが、やはりリサの印象が強い。特に吉沢梨絵ソフィとの相性が抜群で、この2人のコンビは「2人のロッテ」で双子を演じるまでになる。さらに「赤毛のアン」では吉沢のアン、五十嵐のダイアナという組み合わせもあったのだが、これは未見。そのうち、吉沢と前後して四季を離れてしまった。

わらび座に行ったとは聞いていたが、「アトム」はそんなに観る気が起きなかった。しかし、行きたいと思っていた坊っちゃん劇場に、主役として可絵ちゃんが出ている。これは観るべきだろう。いや観ないでどうする!

坊っちゃん劇場では、1つの演目を1年間近くロングランする。基本的にキャストは連投だ。キツイ仕事ではあろうが、あのパワフルな可絵ちゃんなら大丈夫だろう。 ※「ちゃん付け」について異論は認めません。

ダイナミックな航海シーンから始まった「幕末ガール」。専用劇場を使った縦横無尽の演出に、地域の劇場ならではのほのぼのとした客いじり。美しい音楽にテンポのいい脚本。どれをとっても心地いい。

そして可絵ちゃんの演技。決してダンスシーンは多くはないが、キレのいい身のこなしは健在。つうかパワーアップしてる。歌は四季時代から変なビブラートなどかけない、直球勝負のすがすがしい歌いっぷりが持ち味だったが、そのままに、これもグレードアップしている。素晴らしい存在感で、東京から来た異常な観劇姿勢のマニアのみならず目が離せない。

四季を離れた役者が、その後必ずしも満足な活動を出来ているわけではない。その中で、可絵ちゃんは本当に素晴らしい舞台にめぐり会えたと思う。四季の華やかな舞台とは違うかもしれないが、ここには実に演劇的な空間であり、地元の人がふらりと訪れて観劇を楽しむ、という実に理想的なライブ空間だ。

それにしてもこんな素敵な舞台を毎日のように上演している劇場があるなんて、愛媛は最高だぜ。これだけの公演、そして劇場を維持するのに、3500円のチケットでは非常に苦しいに違いない。この劇場が出来たころ、一瞬、こうしたライブパフォーマンスでまちおこしにつなげようという動きが全国的にあった。だが、沖縄プロレスが今年幕を閉じてしまったように、うまく行っているところはほとんどない。坊っちゃん劇場、頑張ってほしい。こういう場が全国にあったら、もっと旅行は楽しくなるし、多くの人が旅に誘われるはずなのだ。

「幕末ガール」は来年3月までの予定。千秋楽前にもう一度ぐらい観ておきたいものだ。全国の可絵ちゃんファンは絶対見逃すなよ!あー楽しかった。

Unset

坊っちゃん劇場のウェブサイト
http://www.botchan.co.jp/index.html

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コメント

ヤボオさん、久しぶりです。可絵ちゃんのことではないのですが、四季を離れた役者つながりで書かしていただきます。
木村花代さんのバースデーライブin大阪に行ってきました。あれほどの狭い空間で、聴いたことがなかったので比較はしにくいのですが、全くクオリティが落ちていることもなく、素晴らしかったです。友近風大阪のおっさん的コントもあり、四季の呪縛から解放されたようなハジケぶりでした。
ヤボオさんは、こういったライブに興味ないですか。
花代さんもお好きだと思うのですが。

投稿: 滋賀の哲玉 | 2012年12月 3日 (月) 13時56分

滋賀の哲玉さんこんにちは。

日曜に大阪に用事があったので、前乗りして行こうかな、と思ったのですがうまく調整できず断念しました。楽しかったみたいですね!

投稿: ヤボオ | 2012年12月 3日 (月) 22時49分

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