LinQ、そしてHR
5月に博多に来たときは、「HR」をどんたく祭りのイベント会場で、その後「LinQ」をホームグラウンドであるベスト電器のホールで見た。
今回は、まずLinQのイベントを見ようと、イオンモール福岡へ。LinQの本体は大阪のコンサートへ行っているので、この日はそちらに帯同しなかったメンバーが出演。新曲「シアワセのエナジー」とカップリング曲「祭りの夜~君を好きになった日~」を披露した。
ステージには7名が上がったが、さらにあと7名のメンバーがチラシ配りなどを行っていた。
そのあと、HRの劇場公演を見ようとHRの本拠地「ボックスシアター」へ。この日はチームRが出演。HRはオリジナル曲が少ないので、公演のほとんどはAKBやハロプロの曲だ。専用劇場は定員100名と小ぶりだが、一体感があってなかなかいい感じのスペースである。
LinQはオリジナル曲とオリジナルの衣装で、AKB的なものと一線を画す戦略を前面に出し、現在福岡で最も勢いのあるアイドルグループに成長しつつある。前回見た公演は熱気にあふれていた。自分がAKBを見始めたころの雰囲気によく似ている。
一方で、HRはやや部が悪い。この日も、観客は50人ほどで、盛り上がってはいるものの、地下アイドルの粋を抜け切れていない。しかもほとんどがAKBの曲なので、地元の高校生の学園祭を見ているようだ。
もっとも、それはそれで楽しい、という見方もできる。実際、HRは地元のイベントに積極的に参加し、知名度もそれなりに上がって来た。地元で愛されるアイドル、というのも、存在価値は十分にある。
福岡ではほかにも多くのアイドルグループが誕生し、ひとつのまちおこしのようなムードも広がりつつある。ますます福岡に行くのが楽しみになってきた。
HRウェブサイト
http://www.hakata-r.com/
LinQウェブサイト
http://www.loveinq.com/
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