« SKE48 チームKII 3rd Stage「ラムネの飲み方」 | トップページ | 劇団☆新感線「シレンとラギ」 »

2012年6月10日 (日)

四季「ウィキッド」名古屋公演 松島勇気がフィエロだと?

グリンダ 山本貴永
エルファバ 江畑晶慧
ネッサローズ 鳥原ゆきみ
マダム・モリブル 八重沢真美
フィエロ 松島勇気
ボック 伊藤綾祐
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 松下武史

なかなか名古屋に来る機会がなかった(≒SKE劇場のチケットが当選しなかった)のだが、やっと久しぶりに新名古屋ミュージカル劇場に。ここに来たのは昨年の「夢から醒めた夢」に高井治が紛れ込んでしまったとき以来。

ウィキッドを上演している都市に来たらそれを観るのはアタリマエだが、今回はぜひ見たいキャストがいる。松島勇気のフィエロだ。松島というと、バレエの技術を生かしたダンスのクオリティーの高さで知られる。しかし、フィエロというスカしたイケメン役とは頭の中でにわかには結びつかなかった。正直、悪いじょうだんだと思った。もう四季には顔の濃くないイケメンはいないのか、とも。

だが冗談キャストならやはり観るしかない。うまい具合に名古屋に来る用事ができたので(≒KII公演に当たったので)参戦してきた。

で、その松島フィエロ。これがなかなか良かった。

フィエロは登場直後のダンスシーンで、ご存じのように「未来を暗示する動き」を見せる。初めてのときには気付かないが、リピーターならすぐ分かる。いつもなら「ああ、やってるな」と確認するぐらいなのだが、今回は、松島がその動きを見せた瞬間、ドキッとした。さすが松島、体全体での表現力が、群を抜いているのだ。通常の演技でも、細かな身のこなし、しぐさがいちいち気になって、ついついフィエロに目を奪われてしまった。

ミュージカルは、演技、歌、ダンス、さまざまな表現の集合体だ。そこでは、自分の得意技で観客にアピールすることができる。松島の場合はそれが体の動き、というわけだ。役者が変われば演技も変わるのは当然だが、ミュージカルの場合、演技で訴える人だったり歌で訴える人だったり、とアプローチ自体が変わってくる。そこが面白いところだ。だから役者を見ないで作品を観ろ、というのは実にナンセンスな指摘なのだ。

山本グリンダも初見。歌もうまいが、丁寧で細かい演技に好感を持った。したがって第一幕より第二幕のほうが持ち味を発揮できている。笑いは取れたり取れなかったり。センスよりも、演技で笑いを取るタイプのようだ。なかなか良かったのだが、やはりグリンダのキャラではないかもしれない。グリンダも幅広い役で、演じる人によってだいぶ印象が異なる。沼尾みゆきは天然だし、苫田亜沙子は計算高い。木村花代は優等生。山本グリンダは必死系だ。余裕のないグリンダも面白いが、やはりグリンダ様には我が道を堂々と行ってほしい。

宝塚出身の鳥原ゆきみ(鳥原如未)はアンサンブルでしか見たことがなかったが、ルックスも演技も歌も、なんというかスキがない。ぜひ彼女のグリンダを見てみたい。その前に「美女と野獣」のベルも一度見なきゃあな。

名古屋公演は9月に終了が決まっている。その後どこかで観られるんだろうか?「オペラ座の怪人」同様、ときおり発作的に観たくなる作品なので、ぜひどこかでは上演しててほしいぜ。

S20120609_171058

ウィキッド 公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/

|

« SKE48 チームKII 3rd Stage「ラムネの飲み方」 | トップページ | 劇団☆新感線「シレンとラギ」 »

コメント

師匠、SKE参りお疲れさんです。
私も1週違いで名古屋に行ってきました。
松島勇気のフィエロ、私はオッサン臭いと思ってしまいました。
あと、山本グリンダとか鳥原ネッサとか、まったく同じ意見で笑ってしまいました。
私も少しずつ師匠に近づけている気がします。
これからも、精進いたします。
次はSKEのチケットの抽選にあやかれるように、頑張ります。

http://blog.livedoor.jp/yoshibou11/archives/52872217.html

投稿: らいおんきんぐ | 2012年6月24日 (日) 10時36分

らいおんきんぐさんこんにちは。

岡村ちゃんエルフィーでしたか!久しく観ていないので、気になってます。岡村エルファバ、苫田グリンダのコンビで観たいですー

投稿: ヤボオ | 2012年6月25日 (月) 22時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 四季「ウィキッド」名古屋公演 松島勇気がフィエロだと?:

« SKE48 チームKII 3rd Stage「ラムネの飲み方」 | トップページ | 劇団☆新感線「シレンとラギ」 »