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2011年9月26日 (月)

陸上自衛隊那覇駐屯地

ホテルを出て、那覇市街地へ。空港にほど近い、陸上自衛隊那覇駐屯地へ。

第15旅団が勤務するこの基地には、5m四方ほどの巨大なジオラマを使い沖縄戦について解説する見学室がある。事前に予約をすれば誰でも見学が可能で、個人、それも1人で見学したが快く受け入れてくれた。

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基地に行くと、広報担当の若い自衛官の方が出迎えてくれた。その方が見学室でもずっと相手をしてくれるのだが、何しろこっちは1人なので申し訳ない気もした。他の団体と一緒にしたりしないのが、非常に律義である。

これが巨大なジオラマだ。自衛官が協力して作り上げたのだというから驚きである。

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ここに仕込まれたLEDとナレーション、映像によって、沖縄戦の戦況について30分ほどで紹介していく。これまで断片的に学んできた沖縄戦だが、まとまって説明を受けてみると今まで見落としてきた事実も多く、非常に勉強になった。そして、その苛烈さを改めて感じるとともに、こうして沖縄に観光に来られるような平和な日を築いた先人たちへの敬意を忘れてはいけないと肝に銘じた。

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隣接の資料室はさほど大きいものではないが、貴重な資料が多い。遺族から託された、陸軍司令官・牛島満中将の軍服も保管している。

また、日常的な活動を紹介するコーナーでは、不発弾処理と急病人の緊急搬送などについて詳しく伝えている。なんと、不発弾処理では、現在も1日に2~3回出動しているのだという。最近は少なくなっているのかと思いきや、全く逆で、開発が進むにつれてその頻度は増しており、完全な処理には数十年かかるという。

傷ついた郷土は、そう簡単に戻らない。その教訓は、日本全体がいま突きつけられている課題である。

那覇に行くときは、ぜひお勧めした見学コースである。予約は、メールではなくまず電話するのがいいようだ。

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陸上自衛隊第15旅団のウェブサイト
http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/1cb/

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コメント

私は現在70歳「ウチナーンチュ」です。戦争の事は全然覚えていませんがでも母や兄弟、知人等から伝え聞いています。幸いにも私たち家族は山原に避難し誰一人として欠けることなく皆無事でした。私は自衛隊と言えばすぐ戦前の軍隊しか脳裏に浮かびません、戦前の友軍は非常に厳しく上官が部下をボコボコにするのは日常茶判事で親ならとても見てはおれなかっんじゃないでしょうか、また米軍が上陸し戦争が激しくなり同じ壕に民間人と友軍が一緒に隠れている時乳飲み子を抱いた女性に私がその子をあやしてあげると言って壕外に連れ出し首を絞め殺したと言いう話、民間人に私達がここを護るからお前らは出ていけ等々も聞きました、私ももし南部に居たら同じ運命に遭っていたかもしれません。軍人は良く国土防衛と言います、たしかに国を護ることも大事です、でも先ず国民を護ることが先決じゃないでしょうか。国土防衛の大義名分の名の下また同じことが繰り返されてはたまったものではありません。二度とこのようなことが起こらないことを願ってやみません。

投稿: 上原 | 2014年6月24日 (火) 20時58分

上原さんこんにちは。

コメントいただきありがとうございます。

投稿: ヤボオ | 2014年6月27日 (金) 22時43分

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