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2011年8月28日 (日)

四季「ウィキッド」福岡公演千秋楽

グリンダ 苫田亜沙子
エルファバ 江畑晶慧
ネッサローズ 山本貴永
マダム・モリブル 森 以鶴美
フィエロ 北澤裕輔
ボック 伊藤綾祐
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 松下武史

 ウィキッド福岡が閉幕。すぐに名古屋公演が始まるとはいえ、また四季が福岡からいなくなってしまうと思うとなんとも寂しく、つい8月で航空運賃がバカ高いにもかかわらず、ツアーチケットでなんとかやりくりして千秋楽に参戦。マイルが50%しかつかないというのは基本マイルは飛行機に乗って貯める空マイラーの自分にとって屈辱的だが、背に腹はかえられない。

 キャストは江畑晶慧&苫田亜沙子のコンビ。エントリー上げてなかったけど大阪で1回観ている。冒頭、シャボン玉に乗って降臨してきた苫田グリンダ。おお、なんか自慢のナイスバディーがさらにセクシーダイナマイツな感じになっているじゃないか。

 20%増量中(当ブログ比)のグリンダ様は終始ノリノリのハイテンションで、見ていて実に楽しかった。初めて苫田グリンダを見たときはどこかおばちゃんっぽい雰囲気もあったが、すっかりこの役になじんだようだ。ハナにつくけど憎めない、というグリンダの特性に、彼女特有のパワフルさが加わって、なんとも魅力的である。

 繰り返されるカーテンコールでも、投げキッスはするわ、「キラキラ~」披露するわ、あげくのはてにエルフィーにキスするサービスぶり。今後もこのサービス精神を生かす役が回ってくることを願いたいが、考えてみるとそういう役は四季のレパートリーではなかなか考えにくい。サービス精神、というのとはちょっと違うけど、ハイテンションさでいえば、「コーラスライン」のヴァルか?うわっ、自分で言っといてなんだけど、超見たくなってきた。

 江畑晶慧のエルファバは申し分のない安定感だ。それに苫田亜沙子に対抗してか、ちょっとセクシー体系に。このコンビは息もぴったりで、「ポピュラー」は爆笑しながらも胸にじーんと来た。

 2人の元気ハツラツな演技に引っ張られるように、ベテラン陣もやや高めの熱量で演じているように感じられ、博多にふさわしい明るく元気なウィキッドになった。そんな作品じゃない、と言われるかもしれないが、これはこれでいい。そんな中にあって、北澤裕輔の落ち着いた雰囲気が一層フィエロをクールな存在に仕立てあげ、大きなアクセントを添えている。あー楽しかった。

 しかしなぜ2人そろってエロチックボンバーな体型になったんだろう。福岡は飯がうまいから、という楽しい理由ならいい。だがそうだろうか?やはり体に負担がかかっているんじゃないか。上の世代の離脱によるしわ寄せが来ているのだとしたら、悲しい話だ。若い俳優のより積極的な起用を期待したいところだ。

ウィキッド 公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/

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福岡で食べたもの

今回、福岡県内で食べたものをメモしておこう。

27日朝 長浜鮮魚市場「おきよ食堂」ゴマ鰤定食

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27日昼 東峰村(旧宝珠山村地区)「ほうしゅ楽舎」の定食

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28日夜 久留米市内 屋台の焼き鳥「ダルム」

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同「センポコ」

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28日朝 博多阪急地下「阪急うまか食堂」内「ゴトウチぐるめ元気食堂」の富士宮やきそば

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28日昼 博多阪急地下「阪急うまか食堂」内「鉄蔵」の小浜ちゃんぽん

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28日夜 「稚加榮」のヤリイカ活造り

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同 サザエ、伊勢海老の活造り

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同 あらかぶの煮つけ

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同 ヤリイカ 後造り(天ぷら)

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同 うなぎのせいろ蒸し、伊勢海老の後造り(味噌汁)

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2011年8月14日 (日)

グーグルの斉藤由貴に対する評価が厳しすぎる件について

朝の連続テレビ小説「おひさま」の斉藤由貴のセリフでちょっと気になる点があったので、調べてみようとグーグルを開く。

ご存じの通り、現在グーグルはデフォルトで入力中の検索ワードを予測して表示するのだが、「おひさま 斉藤」と入力した時点でこの予測結果。

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いくらなんでもこれはないだろうと思う。ネットユーザーがここまで房子ちゃんに厳しいとは。

うざいのは認めるが、俺はけっこうあのキャラクター好きだ。岡田惠和(脚本)の作戦でああいう超オーバーな演技をしてるんだろうし。

それにしても「おひさま」はこのまま美化された思い出話として終わるのか。それとも、最後にとんでもない仕掛けが用意されているのか。

個人的には「ユージュアル・サスペクツ」のような壮大な展開を期待しているのだが。

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2011年8月 7日 (日)

四季「魔法をすてたマジョリン」あらかわいい

マジョリン 若奈まりえ
ブツクサス はにべあゆみ
ニラミンコ 神保幸由
ダビッド 渡久山 慶
オカシラス 岡崎克哉
プレッツェル婆さん 横田有紀
ステファン 石井亜早実
タツロット 渡邊今人
花嫁 原口明子

当初は観る予定がなかったが、新しいマジョリンが可愛いと聞いて飛んで行った。

ネットで当日券も買えるようになったのは便利だ。マジョリンをしっかり確認できるよう、前方下手よりの席を確保して自由劇場へ。席についたら、なんだかずいぶん子供が多い。そうだ、これファミリーミュージカルだったんだっけ。正常ではない観劇姿勢、ここに極まれりである。

ぽーんと勢いよく飛び出してきたマジョリン。うおう、こりゃかわええ。

単にかわいいだけでなく、大きくてぱっちりとした目が特徴で、なんか「glee」のエマ先生みたいな個性的な顔立ちだ。

声にも透明感があって、マジョリンにぴったりだ。歌やダンスの力量はこの作品だけで判別できるほど自分に鑑定眼はないが、ぜひ他の役でも見てみたいものだ。いいピコになるかも。ぜひその前にベンドラも……ますます正常でなくなる観劇姿勢。

その相手役のダビッド役に渡久山慶。これがまたえらくイケメンである。美男美女が主役って、いったいどうしたんだ劇団四季。いやそうじゃなくて、若手にまだまだ人材いっぱいいるじゃないか!なのにあっちこっちの舞台で役者不足に陥ってるのはどういうこったい。

そうそう、神保幸由のニラミンコは子供に大ウケだった。味方隆司の当たり役で、彼以外の誰ができるんだと思えるほどだったが、神保ニラミンコは表情の豊かさとオーバーアクションで、なんかドリフ的な笑いを誘う。だから子供の目には強烈に面白く映るに違いない。もちろん、大人にとっても十分楽しい。

終演後には出口で俳優たちがお見送り。当然マジョリンとダビッドのもとへ。近くで見てもやっぱりかわいくて、AKBメンバーとの個別握手なみに緊張したが、ダビッドに「面白かったっす」と言ったら「えー本当ですか?ハッハッハッ」と握手だけでなく肩をたたいてきた。なんだこのナイスガイっぷりは。

パンフレットによれば、ニラミンコに藤川和彦もキャスティングされている。藤川ニラミンコが出てきたら、8月中にもう1回くらい行こうっと。ええ、もちろんパンフレット買いましたとも。マジョリンの稽古着姿が、たまりません。

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四季「魔法をすてたマジョリン」のWEBサイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/majorin/index.html

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2011年8月 6日 (土)

第51回 水戸黄門まつり

震災復興への祈りを込めた今年の黄門まつり。しかし直前に「水戸黄門」の終了が決定され、水戸市長がTBSへ継続の要請に行く、といった騒動もあった。

とりあえず8月6日の水戸黄門パレードを見学してきたが、自分が毎年撮影するポイントでは市長が番組終了について言及してくれず、それを言ったときのは自分が遠く離れた地点にいたときだった。ぎりぎり声だけは拾えたので、動画はこちらで。

http://kingdom.cocolog-nifty.com/gojappe/

今年のゲストは、内藤剛志(風車の弥七)、雛形あきこ(楓)、林家三平(八兵衛)。至近で雛形を見られたのは収穫だったといえよう。

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水戸黄門まつりのウェブサイト
http://www.mitokoumon.com/maturi/koumon/koumon.html

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映画「夕凪の街 桜の国」

自分たちの世代では、多くの人が「原爆」を「はだしのゲン」で学んだと思う。子供にはショッキングな内容だが、その衝撃が原水爆へのイメージを形作っている。

今年の広島での平和記念式典に、「はだしのゲン」原作の中沢啓治氏が初めて出席したというニュースが流れた。ずっと出席を拒んできた氏が、なぜ今年参加したか。その意味するところは大きい。

ところで、「はだしのゲン」とは全く異なるアプローチで原爆の恐怖を伝える作品が、21世紀になって誕生した。それが「夕凪の街 桜の国」だ。

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自分はこの映画が公開されたしばらく後にCATVで観た。観終わった直後、自分はとんでもない見逃しをしていたことを後悔し、その場でDVDを注文した。高い評価を受けていた原作漫画も読んだ。

この作品は、原爆の悲惨さを直接的に描かない。そういう意味では「はだしのゲン」と真逆の手法だ。しかし、そのあとに人々が味わった思いを描くことで、原爆の恐怖をまざまざと伝えていく。

そしてもうひとつ、この作品は、放射能の威力が人々を数十年に渡り苦しめるという現実をつきつけていることを、もういちど考えなくてはいけないだろう。

「夕凪の街 桜の国」は、昭和33年と、平成の現代との2部構成になっている。被爆者、そしてその子らの受けた重く、つらい運命がテーマだ。

だがそれを見守る目線はあくまでやさしく、おだやかだ。それだけに、強い憤りが心に訴えかけてくるのである。

一般的に、映画では昭和33年の部分のヒロインを演じた麻生久美子が高い評価を受けている。確かに彼女の演技は至高のものだが、自分は後半のヒロインを演じた田中麗奈も負けず劣らず素晴らしい演技だったと思う。自然すぎる(ように見える)演技の中で、ふと見せる母や祖母との悲しい思い出がよぎるときの表情が実に印象的だ。役の中に入っていくタイプの麻生と、役を自分の中に取り込むタイプの田中という、対象的な2人の女優の共演が、映画としての魅力をぐっと高めている。

そして、堺正章が名優であることは今さら言うまでもないが、この映画でも大きな存在感を発揮している。平成の世で、50年前を思い出しながら広島の街を訪ね歩くその姿は、まるで「ビルマの竪琴」の水島上等兵のようだ。

また今年も8月6日がやってきた。久しぶりにDVDで観て、これから毎年、この日にこの作品を観ることにしよう、と考えた。

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以前広島を訪れたとき、映画のロケにも使われている、原爆スラムのあった地域に行ってみた。現在、ここは美しい遊歩道になっている。

映画「夕凪の街 桜の国」のウェブサイト
http://www.yunagi-sakura.jp/index.html


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2011年8月 5日 (金)

四季「マンマ・ミーア!」何と8年ぶりよー!

ドナ・シェリダン 樋口麻美
ソフィ・シェリダン 岡本瑞恵
ターニャ 八重沢真美
ロージー 出雲 綾
サム・カーマイケル 芝 清道
ハリー・ブライト 味方隆司
ビル・オースティン 脇坂真人
スカイ 鈴木涼太
アリ 木内志奈
リサ 細見佳代
エディ 川口雄二
ペッパー 一和洋輔

なんとなくこの布陣のままで千秋楽まで突っ走るのかと思ったら、突然のびっくりキャスト変更。なんとサムが芝清道に。この男がサムを演じるのはいったい何年ぶりだろう?少なくとも自分にとっては、開幕直後に見て以来だから、8年半ぶりぐらいだと思う。

そのときの印象では、どこかぼくとつとした、不器用そうなサムだった。何ともサマにならない、それが実にこの芝居にぴったりしていたような記憶がある。

で、久しぶりの芝サムはどうだったか。まず、笑顔が不自然だ。なんだか、「スルース(探偵)」の部屋に置いてある人形みたいで、微妙ににやけたままカクカクと動くのがちょっと怖い。

そして、ドナを異様なまでに怖がっている。「あまりね!」どころか無茶苦茶おびえているように見えるのだ。それに対して、樋口ドナが、のっけからサムにすさまじい敵意をむき出しにしている。だから、最初からサム、ビル、ハリーの中でサムが特別な存在であることがバレバレである。

……面白い。

「キャッツ」のラム・タム・タガーほどではないが、いらん動きで笑わせたりする。サムってこんなキャラクターじゃきっとないよな。もちろん渡辺正のサムも。これじゃいつまでたってもABBAのメンバーが日本に来ないわけだ。

しかし歌のうまさと、多少ヘンな方向性ではあるが大きな存在感で、なんとも包容力のあるサムになった。いい意味でも悪い(?)意味でも、この8年間に芝清道という役者がさまざまな役で多くのものを身につけ、成長してきたことを示すかっこうになった。

また、この日初めて、新ロージーの出雲綾を見た。宝塚で星組、月組、宙組に加え専科にも属していた大ベテランが四季の舞台に立つとは面白い。その安定感たるや素晴らしいものがある。もう10年ぐらいこの役をこなしてきたかのようだ。青山弥生のイメージがあまりにも強すぎるが、ある意味で青山ロージーはだいぶアレンジもかかっている。その点、基本に忠実なロージーという気もした。鈴木ほのかといい、こういう素晴らしい人材が集まってくるのは、やはり作品の力というべきか。優れた作品を擁することが四季のコア・コンピタンスだというのなら、「作品主義」というのもあながち間違ってはいない。

久しぶりに川口雄二エディもお目見えし、一和洋輔のペッパーは前に観たときに比べ数倍ハナにつくようになった。正直、いまだに樋口麻美ドナになじめないのだが、なんだか面白いカンパニーになってきた。サムが芝になったということは、まだキャスト変更もあるのか?千秋楽までに、まだまだひと波乱ありそうなサマーナイトシティー・タベルナに注目していきたい。

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四季「マンマ・ミーア!」のWEBサイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/mammamia/

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