AKB48劇場5周年特別記念公演
AKB劇場がオープン5周年を迎えた12月8日、特別記念公演が行われた。研究生を含むAKB現役メンバー全員が出演するという。こりゃーぜひとも観たいが、チケットは通常公演と同じ抽選方式。まず当たらないだろうとは思っていたが、幸運にも当選。なんでも倍率は過去最高だったとか。噂によれば200倍を超えたとも。
いったい何が起きるのか、わくわくして劇場へ。平日夜公演は、自分が劇場に通い始めたころはスーツ姿がかなりの割合を占めていたが、今やスーツは少数派で、観客の平均年齢は10歳ぐらい低下したように見える。
予定より少し遅れて始まった記念公演。まずチームAの結成時の練習風景がスクリーンに映し出される。そしていつものオーバーチュア。幕が上がり、スポットライトが舞台を照らすと「パーティー!」の声が響き渡る。
旧チームAメンバーによる、「PARTYが始まるよ」。チームA1st公演、「PARTYが始まるよ」の表題曲である。この日は立ち見だったが、もうこの段階で俺は脚が震えた。
メンバーをよく見ると、いるいる、卒業生が。成田梨紗に川崎希、星野みちる、渡邊志穂、折井あゆみ、戸島花、佐藤由加理、駒谷仁美。いないのは宇佐美はともかく、大島麻衣と、増山加弥乃、大江朝美と…中西里菜か。まいまい、かやの、おーいぇは昨年のAXに出てくれたので、来年1月のAXでの再開を期待したいところだが、問題はりなてぃん。何食わぬ顔して出てきてくれたらなあ。自己紹介ではひさしぶりの甘えん坊なみいちゃん、こじはる&ひいちゃんの掛けあいなどが見られて何とも幸せな気分。ひいちゃんが「これからはSDN48として…」と言い出すとMIHO、いやシンディ、いや浦野が全否定していたが、いっそみんなでSDNに入ってくれないものか。そしたら俺もかなり真剣に劇場に通うと思う。
続いて旧チームKメンバーが披露したのは「青春ガールズ」。ひまわり新規である自分は、この曲をKが歌うのを劇場で聞くのは初めて。嬉しいが、えれがいないのは寂しい。成瀬理沙もやはり出にくいのか。かつて鉄の団結を誇ったKだけに、いったん亀裂が走るとその亀裂をより深く感じてしまう。
そしてこの流れで旧チームBが歌うとなれば曲はもちろん「初日」だ。おお!松岡由紀がいる!なんと!佐伯美香もだ!この2人は去年のAXにも出ていないのでこれは意外だった。みかちぃの自己紹介「顔がちょっとツンデレな~」に思わず涙が出そうになった。来年のAXでは「てもでも」復活もアリか?MCでは、昔のチームB独特のあのまったりした空気感が漂っていた。ああ、野口玲菜や井上奈瑠がいたらなあ。
ここまでの3曲+自己紹介で、すでに1時間半近く経過。このあと、ここまでの出演者全員で「あなたがいてくれたから」を歌って、いったん幕。
このあと、アンコールという形で「チャンスの順番」とそのカップリング曲を歌う。
1)フルーツ・スノウ(チーム研究生)
2)ラブジャンプ (チームB)
3)ALIVE (チームK)
4)胡桃とダイアローグ(チームA)
5)予約したクリスマス(セブンイレブン選抜?)
6)チャンスの順番(じゃんけん選抜)
チーム別のカップリング曲はそれぞれチームカラーが出ていて面白い。Aの高城が妖艶なダンスを披露していたのが印象に残った。
じゃんけん選抜劇場初披露に立ち会えたのもよかった。センターはもちろん内田眞由美。メディア露出がぐんと増えて、かつ各メンバー16人に達しない状態が続いた中、全チームのセットリストに出演する鉄人ぶりを発揮したうっちー。大好きなメンバーのひとりで、個別握手会でも必ず会いに行っていた。もっと人気が出てもいいのに、といつも思っていたが、こういう形で脚光を浴びることになるとは。応援してるぜ!
最後はこの日出演した総勢82人による「桜の花びらたち」大合唱。たかみなの感動的なMCと、9期生の昇格が発表され終了。
出口では16歳未満メンバーを除く70数名とのハイタッチ。これだけのAKBメンバーと同時に触れ合うのは、後にも先にもないことだろう。そして記念品のTシャツもいただいた。
250人の観客に出演者82人という濃密な空間。これがAKB劇場の真髄だ。AKBの「これまで」と「現在」を表現したスペシャルな公演に参加できて本当に良かった。AKB人気はいずれ落ち着くだろうが、この劇場がある限り、自分はきっと通い続けると思う。
記念品のTシャツ。このいいかげんさがまたAKBらしい。
AKB48公式ウェブサイト
http://www.akb48.co.jp/index.html
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