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2010年5月23日 (日)

四季「マンマ・ミーア!」 広島公演開幕 超絶かわいい濱田めぐみドナ

「濱田めぐみがマンマ・ミーア!でドナを演じる」

四季ファン、めぐ信者の間に激震が走ったこのニュース。行くか?広島。しかし連休に関西に行ったばかりで、エーゲ海に足をのばしている余裕はない。むしろギリシャ並みに財政が逼迫しているのだ。しかし「美女と野獣」東京公演以来のめぐ様信奉者である俺が、その姿を見ずに耐えられるだろうか。いや耐えられない(係り結び)。一応残席確認。ALSOKホールは巨大だが、初日はさすがにほとんど埋まっている。そして早々と「いざ広島」の名乗りをあげた全国のめぐ信者によって着実に空席が埋められていく。どうする俺。時間はないぞ!

迷っているところに、サムの衣装を着た阿久津陽一郎が現れた!
阿久津サムは俺の背中を押した!
しかし何もおこらなかった。

すると稽古着姿の江畑晶慧が現れた!
つうこんのいちげき!
俺はチケットを買った!ダメ人間度が5上がった!

というわけで、俺もこのクエストに参加することになった。

しかし、四季が事前の情報通りに開幕キャストをそろえてくる保証は全くない。このニュースも壮大な釣りである可能性が高い。そうだとしたら、動画まで公開し、かなり気合いの入った釣りである。上等。全力で釣られてやろうじゃないか。

無論、開幕キャストを確認してから行く、という手もある。もしこのブログが仕分け対象になったら、蓮舫議員に「初日に行く理由は何があるんでしょうか?二週目じゃダメなんでしょうか?」と詰め寄られるだろう。しかしダメなのだ。この劇団は、オープンの数日後にキャスト変更、なんてことを平気でやってのけるのだ。それで痛い目にもあっているのだ

とかなんとか言いながら、やってきました2年ぶりの広島。前回来たあと、ぜひまた来たいとずっと思っていたので、どちらにしてもマンマ・ミーア!広島公演には足を運ぶ予定だった。それがちょっこし早くなっただけ、とブログには書いておこう。

席は二階の端のほうなので、細かいところまでは確認できなかったが、ミーハーな印象をメモしておきたい。キャストは下記のとおり。

ドナ・シェリダン 濱田めぐみ
ソフィ・シェリダン 江畑晶慧
ターニャ 八重沢真美
ロージー 青山弥生
サム・カーマイケル 阿久津陽一郎
ハリー・ブライト 明戸信吾
ビル・オースティン 野中万寿夫
スカイ 田中彰孝
アリ 木内志奈
リサ 柏 円
エディ 鎌滝健太
ペッパー 大塚道人

まずはめぐ様ドナ。確かに若い。むちゃくちゃ若い。ソフィと並ぶととても親子には見えない。ちょっと頑張ったらソフィ役だっていけるんじゃね?というほど。

そしてキレイ、というよりカワイイ。かわいいおばさん、というのではなくて、普通にかわいいのだ。短めに切ったヘアースタイルで、なんだか田中麗奈ちゃんみたいに見える。くどいようだがそれぐらいかわいい。

キャラクターとしては、これまでのどのドナとも違う、「全力型」のドナだ。笑うときも、怒るときも、びっくりするときも、全力で感情をぶつけてくる。こんなに肩に力の入ったドナは初めて見た。無論これは演技に肩の力が入っているのではなく、肩に力が入った演技をしているのだろう。

そういうドナだからこそ「休憩が必要よ」というセリフや、「Super Trouper」の「私疲れていたの」という歌詞に説得力が出てくる。あれだけ全力でホテル経営も子育てもしていたら、そりゃ疲れもするだろう。思えば大阪公演千秋楽では、保坂知寿という女優の人生と、歌詞の内容がオーバーラップして胸が熱くなった。その感動には及ばないまでも、「Super Trouper」で思わず涙が浮かんだのは久しぶりだ。

歌い方も当然力の入ったもので、これは彼女の持ち味でもあるわけだが、ABBAの曲にはもっと軽やかな歌い方のほうが合っているかもしれない。しかし「The Winner Takes It All」は圧巻。歌いきったあと、一瞬魔女と王女様が見えたのは先入観だけが原因ではあるまい。

とにかく、このちっちゃくてキュートで力いっぱいなドナを見ていると、若いんじゃないかとかイメージが違うのではとか、そんな懸念は些細なことに思えてくる。毎週でも観たくなる、とてつもない魅力に満ちあふれている。ひいき目?そりゃそうですとも。

次に、めぐ様ドナ同様、びっくり仰天キャストの阿久津サム。現役でアイーダとラダメスを演じている二人なので、まるでアイーダの後日談を見ているようだ。もっとも、先日鈴木ほのかアムネリスと渡辺正ラダメスを見たときには、逆にマンマ・ミーア!の前日譚を見ているように感じた。まあやはり結ばれるべきはアイーダとラダメスだから、こっちのほうが妄想としては正当だ。

阿久津サムは、背が高く、ぬぼーっとして、何を考えているのかよく分らないサムである。しかし普通に真面目な演技をしているだけで、どことなく笑える空気を出せるのは、少なくともこの作品に関する限り大きな武器だ。そしてときどきクニャっと笑う。これがまた不気味でおかしい。どことなく「レベッカ」の山口祐一郎を思わせる。「別れるのは つらいけど~」という歌いだしが妙にカン高くて、これは「パイレート・クイーン」の山口祐一郎っぽかった。

と、なんだかつかみどころがなくてアイマイな印象しかないのだが、ひとつだけはっきりしていることがある。アンコールの、あの衣装がものすごく似合ってない。最近は荒川務にしても、渡辺正にしても、微妙にあの衣装が似合ってしまっていたが、あんなに似合わないのは芝清道のサム以来ではないか。もちろん、あの場面は思いっきり似合わない衣装で登場し、客を引かせて笑いを取るのが正解なのだから、作品的には似合わなくていいのである。と、考えると、これは芝サム以来のヒットか?と思えなくもない。東京公演の初日に見た芝サムは、本当にサマになっていなくて、それがこの作品の求めるサムにぴったりだった。「マンマ・ミーア!」の父親たちはカッコ悪くていいのである。そういえば、あのときスカイを演じていたのが阿久津陽一郎だった。この男の2幕最初のアレは、いま思い出しても悪夢を呼ぶほど気持ち悪かった。

そして江畑晶慧のソフィ。自分は彼女のソフィは初見だ。もちろんエルファバで何回も見ていて、好感を持っていた。ただ、エルフィーでは顔が緑なので、イマイチ素顔がわからない。パンフレットの写真はかなりカワイイし、交通安全キャンペーンに苫田亜沙子と参加したときの婦警姿は激萌えだったので、いちどソフィーを見たいとかねがね考えていた。また、四季のソフィーで自分が見ていないのは、今のところ彼女だけだ(と思う)。樋口麻美、木村花代、五十嵐可絵、吉沢梨絵、宮崎しょうこ、谷内 愛とすべて見てきた以上、江畑ソフィも見ずにはいられない。

しかし、舞台で見るとあのソフィーの髪型がかなり似合っていない。プログラムやWEBサイトにアップされている稽古着姿の写真はとってもかわいいのに、何とも残念だ。ふだんの髪型のままでいいではないか。前にこのブログで書いたとおり、海外のソフィはその女優さんに似合った髪型で舞台に出ている。日本だけ、あの外巻きヘアーを順守しなくてはいけない不平等契約でも行われているのだろうか。ソフィ髪型自由化を強く要求したい。

声はちょっと太いのだけれど、最初ちょっと違和感があったものの、物語が進んでいくとほとんど気にならなくなってくる。違和感といえば、これまで見たソフィはみなほっそりした人が多かったので、ぐっと肉感のあるソフィというのは初めてだ。だがそれがいい。ここは鈴木ほのかドナとの共演で、セクシーダイナマイツな親子として登場してほしい。

ほか、鎌滝健太のエディも初めて見た。最初はなんだかペッパーが2人いるようだったが、なかなか男前のいいエディになっていた。逆に、大塚道人のエディも見てみたいところだ。

舞台セットに目を向けると、非常に残念なことに、福岡公演同様、月がプロジェクター投影。これは前にも書いたけど、この作品において「月」は特別な意味を持っていると思う。それがあの月ではどうも言い尽くせないような気がしている。会場設備の関係だろうから仕方がないが…。あと、これまでの公演では一部通路がセリ上がる仕掛けがあったが、これがない。その影響なのか、「Name of the Game」のビルとソフィとのやりとりが短くなっていた。単にトチっただけかな?

ALSOKホールはとにかく大きいので、後ろのほうで見ていると音楽の迫力がない。やはりマンマ・ミーア!では冒頭でABBAの曲を全身に浴びることでその世界にすんなりと入っていけるので、これもやや残念だ。

この日は初日ということもあり、招待客とリピーターが客席のかなりの部分を占めていたせいだろうか、最初、江畑ソフィが非常にいい“間”でセリフを繰り出しているのになかなか笑いが起きず、ちょっとはらはらした。しかし青山ロージー・八重沢ターニャの名人芸が客席を一気に温めた。このあたりはさすがである。明戸ハリー、野中ビルも含め、最強すぎるベテラン勢がガッチリと脇を固めていることで、若いキャストものびのびと持ち味を発揮できていたように思う。濱田―阿久津、濱田―江畑といったアンサンブルもバッチリで、お互いの声を殺すことなくいいバランスで歌い上げていた。実に安心して見ていられる公演だったと言える。最後はもちろん大盛り上がり。やっぱりマンマ・ミーア!って楽しいと実感した。

めぐ様ドナを迎え、ますますこの舞台が好きになってきた。広島にはちょくちょく行けないかもしれないが、機会があれば再訪したい。そしてそのあとは静岡。静岡なら足を延ばすのもさほど大変ではない。そして仙台にもしばらく行ってないし……。んー今年はMM年になりそうだぜ。

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2階の喫茶室が「TOHOカフェ」ってのがちょっとおかしい。

 

マンマ・ミーア!のホームページ

http://www.shiki.gr.jp/applause/mammamia/

 

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衝動的に!

衝動的に!

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2010年5月16日 (日)

AKB48チームK 6th Stage「RESET」公演

2月に5thが千秋楽を迎え、その後3月から新体制で「RESET」公演がスタートした。しかしなかなか公演には当たらず、きょうやっと16人全員そろった公演を見ることができた。

AKB劇場に向かうと、ドンキホーテの外装にAKB劇場の案内があしらわれている。

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以前は「ホントにこのビルに劇場があるのか?」というぐらいインフォメーションが少なかったものだ。自分が初めてここにきたときは、まだ6階、7階が空き家だったため、エスカレーターで上がっていくのがものすごく不安で、ひょっとして俺はとんでもないPoint of No Returnを過ぎようとしているんじゃないかと不安になった。しかし勇気を出して8階まで上がるとチケットカウンターに暇そうにしている従業員が座っていた。おそるおそる「きょうのチケットは買えますか?」と聞くと「はい、2000円です」と言われた(チームB公演だった)。ちなみに平日の昼休みのことである。

そんなことを思い出しながら8階まで上がると、そこにたむろしているのは高校生が中心。以前は自分の年齢が平均よりちょい上ぐらいかな、というぐらいだったのに、もはや完全に浮いている。こりゃそろそろ俺もオタ卒だな、と思いつつチケット購入。

この新公演で、もっとも自分が注目していたのは峯岸みなみの動向である。昨年夏の人事発表で、チームA選抜常連の中で、唯一Aから出されることになり、こらえきれず涙していた峯岸。しかし自分はみいちゃんのダンスはKでその真価が発揮されるに違いないと信じ、この新体制発足を心待ちにしていたのだ。

最初に研究生の歌が前座として1曲あり、4名が毎回出演する。この日はもと4期研究生の藤本紗羅が出演。AXでも見たが、よく戻ってきてくれた。

そして公演がスタート。1曲目からみいちゃんのダンスがスパークしているのを見て、思わず泣きそうになった。そうそう、俺はこれが見たかったんだよ。のっけから4曲、明るいポップなナンバーが続き楽しくなってくる。

続くユニット曲の構成はこんな感じ。

①板野友美、小野恵令奈、仁藤萌乃
②宮澤佐江、野中美郷、米沢瑠美
③峯岸みなみ、内田眞由美、中塚智実
④秋元才加、菊地あやか、田名部生来、松井咲子
⑤大島優子、梅田彩佳、藤江れいな

①は旧体制のチーム公演でそれぞれユニットのセンターを務めていた3人を集めた豪華な顔ぶれ。ある意味で新体制発足の象徴的なユニットである。また、3人とも人気は安定しているのにどこか干されているイメージがあり、次のステップに向けて刺激を与えようとしているのかもしれない。

②は完全に佐江ちゃんの曲だが、脇に従える2人の安定感といったらどうだ!バランスのとれたいいユニットである。

③でまた涙。ついにみいちゃんセンターのユニット誕生だ。ひまわり2ndの「Bye Bye Bye」はょっとかわいい感じの曲ではあったが、A4thリバイバル、A5thとカッコいい感じの曲が続いていたので、このフリフリ衣装な曲には面くらった。いや、もちろん大好きであります。うっちーも一緒だし。

④は、すらっとした人たちのユニットだが、個人的には咲子さんから目が離せない。

⑤は、曲よりもそのあとのMCがかなりいい。梅ちゃんのボケに優子のツッコミがとんでもなく面白いのだ。

そして後半の全対曲、アンコールへとなだれこんでいく。

全体的に、明るい曲調が多いように感じた。体育会な「チームK」のカラーは、ぐっと抑え気味である。これは、以前とは違うチームカラーをこれから作っていこうということなのだろう。そのぶん、刺激の強い曲は少なく、セットリストとしては面白みに欠けるかもしれない。

しかし峯岸みなみだけでなく、考えたらこのチームには仁藤萌乃、松井咲子、内田眞由美と自分が好きなメンバーが勢ぞろいしている。ついついこれからも抽選に応募してしまいそうだ。オタ卒は、まあもうちょっと考えてからにしよう。

AKB48のホームページ
http://www.akb48.co.jp/index.html

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2010年5月15日 (土)

北区つかこうへい劇団 「熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて」ほか

北区つかこうへい劇団が、3作品の同時上演を行うという。しかも1本あたりの入場料は1000円。2本目からは800円で、3作品ぜんぶ観ても2600円だ。前回、昨年12月にこの劇団を観にきたときは1人芝居でチケットは500円だったが、今回もつかイズム全開である。

上演されるのは「熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて」「売春捜査官」の2本と、同劇団の劇作家・演出家コースから生まれた新作「柵の中の鬼ごっこ」。自分はこの公演の初日昼に続けて上演された「柵の中の鬼ごっこ」「熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて」を観てきた。

会場は前回と同じ北とぴあの「ペガサスホール」。AKB劇場なみに小さなライブスペースだ。今回は階段状の座席をびっしりと並べ、120~130席ほどを設けている。初日ということもあって、ほぼ満席の入りだった。

まず「柵の中の鬼ごっこ」を鑑賞。1時間弱の短編ながら、差別や生命の問題に正面から向き合いつつも最後は明るい希望を感じさせて終わるという、つかこうへいの門下生らしい一作だ。つかこうへいの芝居は深い闇や鋭い洞察を内包しつつも、外に向かっては劇場に足を運ばずにはいられなくなる優れたエンターテインメント性を発揮する。どんどん新しい才能を世に送り出し、日本のエンターテインメント界をおおいに盛り上げてほしいと思う。

そして「熱海」。多くの別バージョンが存在するこの作品だが、この「友よ、いま君は風に吹かれて」はオーソドックスなバージョンに近いと聞いて、楽しみにしていた。「モンテカルロ・イリュージョン」も「売春捜査官」もいいが、やはり自分はこの基本バージョンが大好きだ。

舞台上には2つの机。まだ観客席がざわついているうちに、静かに流れ始める「白鳥の湖」。それに気づいて客席が静まってくると、突然鳴り出す黒電話。そして一瞬暗転、スポットライトが木村伝兵衛の姿を浮かび上がらせると「白鳥の湖」の音量はMAXに。木村伝兵衛も何か大声で指示しているが、まずその内容が観客に届くことはない――久しぶりに味わう「熱海」のオープニングに思わず身震いがした。

確かにオーソドックスなバージョン、まさに自分がつか作品にはまった90年代の池田成志が木村伝兵衛を演じたものに近く、ところどころ懐かしくも感じたが、実は警視庁に転属してくる刑事・熊田留吉に関して新たな設定がなされていた。この設定がともすればほのぼのしがちな取調室(という1場面しかこの舞台には存在しない)の雰囲気に、大きな緊張感をもたらしていた。

2時間を超えることもある「熱海」だが、このバージョンの上演時間は90分ほど。なので後半、スナカメや先輩の出てくるあたりを中心にはしょられていたが、かえってスッキリしてよかったかもしれない。

90年代の、池田成志、平栗あつみ、春田純一、山崎銀之丞という濃い面々に比べれば、今回出演した川畑博稔・那須野恵・井上賢嗣・古屋太朗はまだまだ薄味かもしれないが、それぞれ個性的で見ていて楽しかった。那須野恵は非常にカツゼツが良くて、水野君という役にはピッタリである。

この「熱海」という作品、自分の中で少し感じ方が変わった。そこで繰り広げられるドタバタ劇や殺人事件に、人間のおかしさや悲しさを感じながらも、以前はそれらをどこか遠い存在として見ていたように思う。しかし、今回より小さな劇場で見たからか、それともちょっとばかり年を取ったからなのか、登場人物たちの心の動きを、自分の中に感じ取ることができた。容疑者・大山金太郎も、被害者、アイ子も、そして木村伝兵衛も、すべて自分の中にいる。そういう視点で見ると、この作品のやや古くさい設定など気にならなくなり、今日的な、それもリアルな日常としてこの作品をとらえることができる。あのピアノのBGMが流れる中、熱海の海岸での出来事を再現してみせる2人を見ながら、ちょっとだけ涙が浮かんだ。

「売春捜査官」も4年ほど前に観て以来なので、できればまた訪れたい。そのときは半券を忘れずに行こう。800円になるから。

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だいぶスカイツリーがのびてきました

北区つかこうへい劇団のホームページ
http://www.tsuka.co.jp/

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2010年5月 4日 (火)

なんばグランド花月 GW特別興行

これまた何回目かのなんばグランド花月。最近大阪での行動パターンが固定化してきている感じがするが、面白いのだから仕方がない。

ゴールデンウイークということもあり実に豪華なラインナップで、ネット予約はぴあASPになってから多少チケットが取りやすくなったものの、この日は早々に完売。しかし何度か予約サイトをチェックしていたら数日前になって運よくチケットを入手することができた。

この日の出演者は下記の通り。

笑い飯

この回はなぜか前座がなく、いきなり笑い飯だ。ライブで見たのは初めて。前半のローテンションな展開から、後半シフトチェンジしてつっ走る独特なスタイルは、テレビの短い尺では面白さが伝わらない。

Wヤング

数奇な運命を乗り越えてきた大ベテラン、平川幸男率いるWヤングを見るのは確か2回目。平川はいよいよ来年70になるというが、全くそうは見えない。まだまだ現役で活躍してほしい。

中川家

中川家を見るのは、はじめてここに来たとき以来。地上波ではできない危険なネタが最高に面白い。

ザ・ぼんち

生で初めてみた。漫才ブームで大ブレイクした当時、自分は小学生。「恋のぼんちシート」も買った。そのスターが、今も現役で活躍しているのを見るとチカラがわいてくる。

オール阪神・巨人

この2人も生で見るのは初めてだ。彼らがブレイクしたのは漫才ブームよりももっと前。巨人師匠は最近やせ、阪神師匠は最近太ったが、漫才は全く衰えを見せず、アップテンポで素晴らしい。

桂文珍

2回目だが、前回とほぼ同じようなネタ。しかしそれでも面白いのは、あくまで言葉ではなく「間」で笑わせるからだ。

吉本新喜劇

この日の座長は辻本茂雄。辻本自体は別の座長公演で見たことがあるが、座長を務める公演は初めて見た。当たり役の「茂造じいさん」も、である。

↓これ

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これで現役4座長はすべて見たことになる。周りを立てながらまとめていく内場勝則・川端泰史、自分が先頭で走って空気感を作る小藪千豊に比べ、辻本座長は舞台のすべてを支配するタイプだ。若手座員だけでなく、ベテランにも容赦なくアドリブで振っていく。そういえば島田珠代も初めて見たが、ちょっとカワイイと思った。

なんばグランド花月のウェブサイト

http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/

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大阪食べ歩き

大阪に来るとうまいものがたくさんあって嬉しい。今回食べたものをざっと列挙しておく。

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お好み焼き「ゆかり」曽根崎本店で食べた海鮮ミックス焼きと牛スジネギ焼き。ネギ焼きは醤油で味をつけて、レモンをちょっとかけて食べると最高にうまい。「ゆかり」は秋葉原にもできたが、どうも味が違うような気がする。スタッフの焼く技術が違うからだろうか。ウェブサイト http://www.yukarichan.co.jp/

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大阪に来るとほぼ確実に立ち寄る、北新地の「曽根崎ホルモン よう太」。カウンター席もあり、一人でも入りやすい焼肉店だ。こざっぱりとした店内には若いお客さんが多い。写真上は期間限定で提供しているもので、タンの先のほうを焼いてポン酢で食べる。うまい。写真下は「上肉三点盛り」。その日入荷したいい部位の肉を「上肉」として出す店は大阪に多い。ウェブサイト http://r.gnavi.co.jp/k644700/

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ミナミには金竜ラーメンが何店かあるが、なんばグランド花月の2軒隣りにある店舗には劇場へ行く前にいつも訪れる。キムチ、ニラ、ニンニク、ごはんが食べ放題の24時間営業なので実に心強い。

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久しぶりに自由軒へ。何度目だろう。自由軒といったらカレーとごはんを混ぜ合わせて、その上に生卵をのせて出す「名物カレー」が文字通り名物だが、今回は同じ手法をハヤシライスに応用した「ハイシライス」を注文。まあ、想像どおりの味です。ウェブサイト http://www.jiyuken.co.jp/  

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伊丹空港では551蓬莱の豚まん、海鮮やきそばを食べる。焼売にエビ焼売まで食っちまった。ウェブサイト http://www.551horai.co.jp 

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今回はたこ焼き食べなかったな、と思っていたら、搭乗口近くに「会津屋」ができていた。たこ焼きの元祖と言われる会津屋は、しょうゆ味がついているのでそのまま食べるスタイルだ。以前、このエントリーでも書いたが、「パーマン」でパーやんがミツ夫らにふるまった(割り勘だったが)たこ焼きや、「タイガーマスク」で伊達直人が食べていたたこ焼きは、ソースなどかかっていなかった。会津屋のものだったのだろうか。ウェブサイトhttp://www.aiduya.com/   

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2010年5月 3日 (月)

四季「ウィキッド」木村エルフィーは判断保留

グリンダ 苫田亜沙子
エルファバ 木村智秋
ネッサローズ 山本貴永
マダム・モリブル 中野今日子
フィエロ 岡田亮輔
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 飯野おさみ
男性アンサンブル 須永友裕、町田兼一、齊藤 翔、
松尾 篤、成田蔵人、坂本 剛、
賀山祐介、清原卓海、内海雅智
女性アンサンブル 服部ゆう、間尾 茜、西浦歌織、
齋藤さやか、柏谷巴絵、小澤真琴、
石野寛子、荒木 舞、増山美保

大阪まで来たら大阪四季劇場を素通りするわけにもいかない。ずっと気になっていた木村智秋エルファバを見ようとチケットを確保。この日はGWということで満席だった。

木村智秋というと、「キャッツ」のグリザベラ役を務めていた女優さんだ。たしか、1度見たことがあるはずだがブログの過去エントリーを探しても出てこない。単に書き逃していただけか、俺の思い違いかちとはっきりしない。

でも、何となくカンで期待していた。江畑晶慧もそうだったが、濱田めぐみや樋口麻美に比べればまだキャリアが浅いながらこの難役に抜擢されたということは、それなりの実力がある、ということだ。まあ、四季の場合必ずしもそうでなかったりすることもあったりなかったり・・・

ビジュアル的には、なかなかスタイルのいいカッコいいエルファバだ。ちとメガネが似合いすぎてて、水木しげるのマンガに出てくる人みたいになっているが、メガネをはずすといきなり美人エルフィーに変貌する。

だが、声のコンディションがどうも良くないようだ。セリフも、渡辺正のように地声がそうなんじゃなく、かなりつらそうに声を出している感じだ。歌も、見せ場となるところで声が途中で止まってしまう。一幕終わりのあと、客席は満員なのにどよめいた感じがなかった。こんなことは初めてだ。

この状態では、木村エルフィーがいいのか悪いのか何とも言いようがない。全体の雰囲気からして、実力を出し切っていればかなり素敵なエルファバになりそうなので、もう少しコンディションのいいときに再び会いたいものだ。声が出ないのは本人のせいではない。少なくとも、四季の場合「作品主義」「その日の最も状態のいい役者を舞台に出す」とかタテマエを言っているのだから、舞台の上の役者のコンディションが悪いのは、劇団運営側のモンダイである。

そしてこちらも初見の岡田亮輔フィエロ。これまで李涛に北澤裕輔と、濃い目のフィエロばかり見てきたので、何というか、薄い。そして軽い。本当に何も考えていないように見える。これはこれでアリだとは思うが、むしろその軽さを前面に出して、一幕ではもっとはじけまくったほうが二幕とのコントラストがはっきりしていいのではないか。

また、木村・岡田とも、いまひとつ笑わせる「間」が決まらない。ウィキッドの場合、笑わせても笑わせなくてもいいシーンがいくつかあるが、ここ一番で笑いが起きないと劇場の空気感が変わってしまう。

その劇場内を大いに盛り上げていたの苫田亜沙子である。彼女のグリンダも久しぶりに見るが、地元大阪の遺伝子がそうさせるのか、女芸人のようにどっかんどっかん笑いを取っていた。また演技にも力が入っていて、沼尾みゆき比で1.5倍はハナもちならないのに、どうにも憎めないという中毒性の高いグリンダになっていた。その健気な奮闘ぶりに、ますます彼女が好きになってしまった。

そしてその苫田を、飯野おさみ、中野今日子のベテラン2人が支える。中野モリブルは初めて見たが、考えたらこの人、つい2週前に「春のめざめ」で見たばかりだ。「春のめざめ」でも発揮されるコメディエンヌっぷりはモリブル役にも引き継がれており、これまた何とも憎めない悪役になっている。

ウィキッド自体久しぶりだったが、やはり何度見てもいい舞台だ。福岡でもぜひ上演してほしかったが、難しそうな状況である。次は、やはり名古屋だろうか?その前に大阪で可能な限りロングランして、自分を何度でも西に誘ってほしい。

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「ウィキッド」ホームページ
http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/index.html

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大和路太子弁当

時間がないので無料シャトルバスではなくタクシーに乗り、今度はJR奈良駅に向かった。

大阪へ戻る快速電車の中で、会場で購入した「大和路太子弁当」をいただく。

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素朴な味わいでうまかった。

しあわせ屋(地元の食品会社)のホームページ

http://www.siawaseya.com/news_contents10.html?PHPSESSID=650cf203ba7aca01ab93bdbf6c67cf03

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奈良・平城遷都1300年祭

大阪に1泊したが、この日の午前中は何も予定がない。せっかくの連休だからゆっくりして体調を整えたいのはやまやまだが、せっかく関西にいるのだから何かしたいという衝動も抑えきれない。どうしようかな、と思っているところに「せんとくん」のポスターが目に入った。そうだ、平城遷都1300年祭のメーン会場が4月にオープンしたばかりだ。ここはひとつ足を延ばしてみよう、と大阪から奈良へ近鉄電車で向かう。

ゴールデンウイークで相当な人出が予想され、かつ午後には戻ってこなければいけない。先手必勝とばかりにメーン会場の平城宮跡の最寄駅、近鉄大和西大寺駅に朝8時ごろ到着。ここから無料シャトルバスも出ているが、8時半が始発だ。歩いていけば10分で行けるというので歩くことに。かなりさっさと歩いて10分ほどだった。混雑している時間などは15分~20分見ないといけないだろう。

会場に到着し、まず平城京歴史館に向かう。

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連休期間中は入場整理券が必要だとホームページに載っていたからだ。列に並んだのが8時25分ぐらいだったが、予定より少し早く、8時45分ごろに受け取ったのはすでに9時20分集合の券だった(オープンは9時)。

時間があるので朱雀門で行われる開門セレモニーを見物。古代の衣装に身を包んだ衛士たちが登場。さほど面白い演出があるわけではないので、たまたまこの時間に訪れたのでなければ見なくてもいいかもしれない。一応映像を撮ってきた。

セレモニーが終わり、朱雀門が開くとちょうど9時20分になろうとしていたので急ぎ歴史館へ。復元された遣唐使船が飾ってある建物だ。入場料は500円。この時点で午前中の整理券はなくなっていた。情報を知らずに来た人はがっかりしたのではないか。

歴史館の中に入ってみると、規模は小さく、またあまり心躍るような展示もない。メインのシアターで上映されるアニメーションは力作ではあるが、メインの展示物がアニメーションっていうのもどうかと思う。これなら頑張って整理券をもらうほどでもないかも、と思った。だが、遣唐使船の内部を見学し、最後に入場した「VRシアター」が素晴らしかった。CGで再現した平城京の様子を、扇方に配置されたマルチスクリーンに投影するのだが、なかなかにドラマチックである。つくば万博世代としては、こういう没入感のある映像上映には目がないのだ。ちょっとしたストーリー仕立てになっているが、これがまた感動を誘う。個人的には時の実力者、粟田真人の声にテンションが上がった。あの粟田真人なら、きっと帝に拝謁するときは「マイン・カイザー」と最も美しく発音しているに違いない。

そのあと、今回のメインパビリオンともいえる第一次大極殿へと向かう。途中、近鉄線の踏切を超え、てくてくと10分ぐらい歩いてやっと到着する。中に入るには1時間待ちとのことだった。今回は時間がないので中に入るのは断念し、広場からその姿を撮影するにとどめる。

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貸し出している天平衣装に身を包んだお姉さんたちがとってもかわいらしく、一緒に写真を撮ってもらっている観光客もいた。俺が頼むと変態だと思われるだろうからやめておいた。

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巨大なだけでなく、実に均整のとれた美しい建物だ。

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せんとくんが何かやっていた。

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大極殿から朱雀門を望む。平城京の大きさを感じ取ることができる。

ほか、常設の施設である平城宮跡資料館を見学。発掘した土器や木簡などが豊富に展示されているので、歴史に興味のある人は歴史館よりこちらのほうがお勧めかもしれない。入場は無料。

朝からかなりの人出で、その数はどんどん増えてきていたが、11時すぎに会場を離脱した。

この平城遷都1300年祭のメーン会場、建設途中に予算を削減したため、大幅な計画見直しを行ったのだという。復元施設や展示施設ももっと多くのものが予定されていたらしい。また、そこかしこに予算の関係でこうなったのだろうな、というものが見え隠れする。VRシアターは本当は曲面スクリーンでやりたかったのだろうし、朱雀門と大極殿とを結ぶ通路に横たわる踏切は、人の流れを悪くしている。当初は歩道橋なり地下トンネルなり、対策があったのかもしれない。恐らく来場した多くの人は「もっとすごいもの」を期待していたのではないか。

ではこのイベントが失敗かといえば、そうではない。このイベントの最大の目的は、来場者に「平城京に思いを寄せてもらうこと」だ。しかし「ここが跡地だ」と言われて平原に立つだけで、当時の姿が目に浮かぶような豊富なイマジネーションは、誰にでも備わっているわけではない。それをサポートする手段として、復元や展示があるのだ。そういう意味では、朱雀門と大極殿があるだけでも、十分だと言える。

評価すべきは、平城京跡地を宅地などにせず、公園として保存しておいたことだろう。「ただの野原」で古代への思いを馳せる。そういう風雅な楽しみを味わえるこのイベントは、足を向ける価値がある。

平城遷都1300年祭の公式ウェブサイト

http://www.1300.jp/

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2010年5月 2日 (日)

国宝・姫路城

ゴールデンウィークに突入。とくに予定もないし金もないのでテレビでも見てやろうと思っていたが、ちょっと仕事関連の集まりが姫路市であると聞いた。出張扱いにできるものではないが、これを機会に関西で遊んでこよう、と思い西へ。

神戸空港から電車で姫路に9時ごろ到着。会合は午後からだが、どうせなら観光もしよう、と朝早い便で来たのだ。

姫路といえば姫路城である。国宝にして世界遺産。その姿はあまりにも有名で、時代劇にはひんぱんに登場している。均整の取れた美しい平山城は城郭ファンでなくても心を奪われる。俺は小学校のときプラモデルを作ったことがある。

だからずっと見学したかったが、遠巻きに眺めることはあっても間近に見たことがなかった。この機会にぜひ、と考えたところ、この4月から姫路城の天主は大規模な改修工事に入るのだという。四方を壁で覆ってしまうのだそうだ。まあそれはそれで面白かろう、と、姫路駅から10分強歩くと、姫路城がその壮麗な姿を見せた。まだ足場を組み始めたところで、囲いができるのはもう少し先なのだろう。

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足場がやや痛々しい。「コードギアス 反逆のルルーシュ」で、サクラダイト採掘のために工事現場と化してしまった富士山を思い出す。

天主の中にまでは入れないが、その近くまで歩いて登ることはできた。

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やはり美しい城だ。

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誰でも1度はテレビで見たことのあるであろう門。

姫路城 公式情報

http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/

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姫路B級グルメその2 「えきそば」

姫路のB級グルメとしてもう1つ話題に上がるのが、姫路駅構内にある「えきそば」だ。

この「えきそば」という店はまねき食品という会社が運営しているが、その看板メニューである「えきそば」は、戦後間もないころに誕生した一風変わったそばである。

この「えきそば」のツユは、一般的なそばのつゆとさほど変わらない。普通の、和風ダシのツユだ。

だが麺が違う。中華そばなのである。

とりあえずだべてみよう、と注文。「えきそば」には天ぷらときつねの2種類があり、どちらも350円。時間帯によっては「タイムサービス」で300円になったりする。

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でてきた「えきそば」。なるほど麺がそばでないのは確かだ。ちなみにふつうのそばが食べたい場合は、「えきそば」でなく「和そば」を頼む。

口に入れてみると、さほどミスマッチ感はない。これは中華麺が、あまり中華麺として強烈に自己主張するタイプのものではないからだろう。なべ料理の最後で、たまにうどんの代わりに中華麺を選択できるような店があるが、そうしたときに使われるような麺である。

戦後の物資の少ない時代に試行錯誤が始まり、最終的にこの形に落ち着いたようだが、必要は発明の母というか、既成概念を打ち砕くことで見つかる新しい価値というものは、身近にいくらでもあるのに違いない。

まねき食品のウェブサイト

http://www.vzhyogo.com/~maneki/ekisoba/ekisoba2006-1.html

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姫路B級グルメその1 「姫路おでん」

いわゆるB級グルメのブームに乗って、全国でさかんに名物づくりの動きが広まっているが、姫路も例外ではない。姫路のB級グルメとして脚光を浴びているのが、何といっても「姫路おでん」である。

姫路おでんの定義は、おでんそのものにあるのではなく、その食べ方にある。姫路おでんの食べ方とは、「生姜醤油で食べる」である。上からかけても、小皿にとってつけながらでもいい。何でも戦前からこの地方では生姜醤油でおでんを食べていたそうだ。

近年、姫路おでんはかなりフィーチャーされているので、街を歩けば姫路おでんを売る店がごろごろあるのだろうと思ったら意外にそうでもなかった。姫路城から駅まで歩く道で見つけた「夢乃蕎麦」に入る。ここはお土産用の姫路おでんも発売している、当地の蒲鉾大手、ヤマサ蒲鉾が運営しているお店だ。当然錬りものも期待できそうである。

さっそく、お昼限定のメニューらしい「おでん5品」(750円)を注文。プラスでおにぎりを頼むこともできるが、せっかく蕎麦屋に入ったのだから、とそばも頼む。メニューの「辛味大根そば」(750円)が目を引いたのでそれを。

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出てきたおでん。一見、何のへんてつもないおでんのようだが、実際、ただのおでんである。ただ、ここのおでんは卵が半熟になっている。

生姜醤油を小皿に取り、刺身を食べるようにおでんにつけながら食べてみる。ううむ、うまい!おでんと生姜醤油がこんなにも合うものだったとは!単純な組み合わせで感動を生むことができるのは、あくまで日常生活の中で食の感動を見出そうとするB級グルメならではだ。

Himejisoba

続いてそばが出てきた。京野菜の純正「辛味大根」は、もはや1,2軒しか栽培しておらず、それを食するには京都の「晦日庵河道屋」に、寒い季節に行くしかない。なのでここで出てくる辛味大根も、全国のそば屋で出てくる、辛味大根に似た味わいの品種だ。なので辛味大根そのものにはあまり感動はなかったが、そばそのものが予想以上にうまく、これはヒットだった。つゆが、関東のそれとは異なる、やや甘みの強いダシだったのが新鮮に感じられた。

1階の店では、各種のかまぼこや、お土産用の真空パック姫路おでんなどを購入できる。

姫路おでん美食探検マップ(自分が食べた夢乃蕎麦は33番)

http://himejioden.jp/shop.html

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