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2009年9月22日 (火)

与那国島・海底遺跡

一夜明けて、与那国島のミステリースポット、海底遺跡の見学に向かう。

与那国海底遺跡は、与那国島でホテルやダイビング店などを経営する新嵩喜八郎氏が1986年に発見したもので、ダイバーたちをこの島に引き付ける大きな要素になっている。

「世界ふしぎ発見!」のようなテレビ番組でも何度か取り上げられ、大学など、複数の研究グループが調査を重ねているが、いまだ人工物なのか自然物なのかは両論があるという。

しかし、どちらかわからないという点も含めて、夢のある話だ。これはぜひ見ておきたいと考えていた。

見学するのに一番いいのはスキューバダイビングだが、自分は資格を持っていない。体験ダイビングで見学することもできるそうだが、かなり難易度の高いスポットのため、別の場所で何度か練習ダイビングをこなしてからトライする、という形となり、1日がかりだ。シュノーケリング、ということも考えたが、ここは半潜水艇「ジャックス・ドルフィン号」に乗船することにする。

ジャックス・ドルフィン号は、発見者の新嵩喜八郎氏が海底遺跡見学のために投入したもので、船体の下半分に展望室を備えている。

ふだんは久部良港に繋留されており、ここで乗船。

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船内でツアー参加費を支払い、出航を待つ。その間、配られた「海底遺跡マップ」を眺める(クリックで拡大)。

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うーんオラ、ワクワクしてきたぞ!

久部良の港を出て、海岸沿いに東へ向かう。その間、自ら船長を務める新嵩氏が、与那国島の地学的特徴、放射性炭素年代測定法など、海底遺跡に対し試みられた数々の調査についてアナウンスで説明してくれる。これが実に興味深い。興味深いのだが、波が思いのほか高いので、体を支えるのに精一杯で説明が頭に入りきらない。ぜひもう一度じっくり聞きたいので、あのアナウンスをmp3などで配信してほしいところだ。

どのぐらい波が高いかというと、このぐらい。ちょうど説明された傾斜地層を見てとることができる。

約15分ほどで、海底遺跡に到着。ここで、船底の展望室に移動する。

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神秘的な光に包まれた展望室は冷房が効いており、なかなか快適だ。

さっそく見学開始。

これはすごい。もう人工物だろうが、自然物だろうが、どっちにしても圧倒される迫力だ。夢中で食い入るように眺めていた。

途中、反対側の窓に移動するとき、寝そべって見たほうがよく見える、と案内されそれに従う。「さらば宇宙戦艦ヤマト-愛の戦士たち-」に登場した、白色彗星帝国を守る迎撃戦闘機「パラノイア」のパイロットの姿勢といえば、分かりやすいだろうか。

だが、そんな無理な体勢のうえ、船は遺跡のさまざまな側面を見せようと小刻みに回転するので、だんだん気持ち悪くなってくる。展望室を出て、上部甲板へ戻る人が続出した。自分もかなりヤバかったが、がまんして見学を続ける。

現地での見学は15分~20分ぐらい。また15分ほどかけて久部良港へ戻った。

トータル約1時間のツアーだが、実に貴重な体験をした。与那国にきたらぜひまた参加したい。ダイビングの資格も欲しくなってきた。

船を下りると、新嵩氏は「予報と違ったね」と言って笑った。思ったより海がうねっていた、という意味だろう。とすれば、状態のいい日はここまで揺れないのかもしれない。しかし、古代のロマンを体験するのは、決して甘くはないのだ。

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