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2009年8月23日 (日)

AKB48 初の武道館コンサート「AKB104 選抜メンバー組閣祭り」

AKB48の武道館コンサートがついに実現。22日に1回、23日に2回の計3回公演だ。自分は23日の2回に参戦することにした。前に武道館に来たのは、2000年のモーニング娘。コンサート(市井紗耶香卒業のとき)だった。そしてその前はといえば、1986年のおニャン子クラブコンサート(河合その子、中島美春卒業のとき)だ。いやあ、自分という人間が着実に成長しているのがよく分かる。

AKBのコンサートでは、同一会場で複数公演ある場合、異なるセットリストを用いる。だから3回あったら3回行きたくなる。まあこれもAKB商法ではあるが、それだけ手間をかけているのだからこれはいいAKB商法だ。

自分の行かなかった22日は、シャッフルユニット、つまりユニット曲は本来それを歌うメンバーではない人が歌う、という形で構成したようだ。高橋みなみの「虫のバラード」、小嶋陽菜と篠田麻里子の「わがままな流れ星」など、ヨダレの出そうなシーンがあったらしい。

対照的に、23日夜公演は、シャッフルせずにこれぞAKBの王道、というものを見せてくれた。昼公演は追加公演ということもあり、成瀬理沙と佐伯美香、そして高井つき奈の卒業式を中心に、イベント的な構成となった。

千秋楽ということで大いに盛り上がった夜公演。しかし、AKBにありがちなサプライズな展開がない。この夜公演では卒業イベントなどもないため、何かしらびっくり企画があるのではないか、とささやかれていた。「組閣祭り」という、先日の「AKB総選挙」に引っ掛けたタイトルにちなみ、ひょっとしたらチームの組み換えというビッグなサプライズもあるのでは、という噂もあった。少なくとも、研究生からの大量昇格はありそうだ、と言われており、自分もそのぐらいはあるかもな、と感じていた。

しかし、アンコール終了後、発表されたのはその両方だった。チームA、チームK、チームBのメンバーを大きく動かす、AKB始まって以来の大改革である。

秋元康は「AKBはネットアイドルだ」とNHKの討論番組で言った。その意味するものは、安定を求めず、常に変化し続けることで、ネット上で常に論議の対象になるような仕組みを作る、ということである。そのネット上でのやりとりが、AKBの企画にも反映される、というのが、AKBの発展をさせるエコシステムである。そういう意味では、この大改革もいずれやってもおかしくないことだった。しかし、多くのファン、そしてメンバー自身が相当に面食らったのも事実である。

発表された新チーム体制は下記のようなものだ。

赤字はチーム間移動、青字は研究生からの昇格、黒字は残留

<チームA>
岩佐美咲
多田愛佳(B)
大家志津香
片山陽加(B)
倉持明日香(K)
小嶋陽菜
指原莉乃(B)
篠田麻里子
鈴木まりや
高城亜樹
高橋みなみ(キャプテン)
仲川遥香(B)
中田ちさと
仲谷明香(B)
前田敦子
前田亜美
松原夏海(K)

<チームK>
秋元才加(キャプテン)
板野友美(A)
内田眞由美
梅田彩佳
大島優子
小野恵令奈
菊地あやか
小原春香(B)
田名部生来(B)
中塚智実(B)
仁藤萌乃(B)
野中美郷
藤江れいな(A)
松井咲子
峯岸みなみ(A)
宮澤佐江
米沢瑠美(B)

<チームB>
石田晴香
奥真奈美(K)
河西智美(K)
柏木由紀(キャプテン)
北原里英(A)
小林香菜(K)
小森美果
佐藤亜美菜(A)
佐藤すみれ
佐藤夏希(K)
鈴木紫帆里
近野莉菜(K)
平嶋夏海
増田有華(K)
宮崎美穂(A)
渡辺麻友

 

最初、各チームにキャプテン制が採用されることが告げられ、高橋、秋元、柏木がその任につく事が発表された。いずれも順当な人事で、そこまではさしてサプライズでもなかった。しかしそこから先はサプライズの域を越えていた。次々、各メンバーの所属が告げられると、拍手や歓声だけでなく、悲鳴のようなものも上がった。

ステージ上のメンバーたちも、そういうことがあることは知っていたようだが、自分の新しい所属は知らなかったらしく、極度に緊張していた。中には佐藤亜美菜のように、緊張に耐え切れず倒れてしまうものもいた。内田眞由美は、次々研究生が名前を呼ばれる中、自分の名前が出てこないので泣き出してしまい、結局昇格が告げられてもスタッフに付き添われて舞台袖に引っ込んだ。

キャプテンに加え、前田敦子や大島優子、渡辺麻友らのように、各チームの「顔」になっているメンバーはそのまま残留している。そのため、「残留=勝ち組」という印象がどうもあり、チームを変わったメンバー(ほとんどがそうなのだが)は、みな表情がさえず、泣き出す者もいた。

その象徴的な存在は、峯岸みなみだろう。

自らも常に「一期」であることの誇りを口にしていたみいちゃんがKに行く。しかも、仲のよい前田敦子やノースリーブスの高橋や小嶋陽菜はAに残っている。「自分だけ外された」という気になるのも、いたし方ないところではある。最初はこの現実をどう受け止めていいのか混乱している様子だったが、メンバー発表が進むにつれ、とうとう泣き出してしまった。

だが個人的には、峯岸K入りはナイス判断だと思う。AKBの中では群を抜く実力であり、キレと優美さを兼ね備えたあのダンスは、Kの楽曲で大いに生きるはずだ。そして本人にとっても、Aにいてはどうしても前田や小嶋、高橋らを引き立てるポジションに入ってしまう。彼女の発展のためには、Aを出たほうがいい。

全体的に見ても、面白くなりそうな顔ぶれだ。10月から行われるという新体制での公演が今から楽しみである。

なお、浦野一美(B)、大堀恵(K)、佐藤由加理(A)、野呂佳代(K)は、兼任していたSDN48に専念することになった。これは異論も多いだろう。自分も残念だ。

AKB48のWEBサイト

http://www.akb48.co.jp/

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