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2009年5月 2日 (土)

四季「キャッツ」東京公演千秋楽前日

グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 小松陽子
ランペルティーザ チェ ウンヘ
ディミータ 有永美奈子
ボンバルリーナ 西村麗子
シラバブ 南 めぐみ
タントミール 八鳥仁美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 千堂百慧
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー チェ ソンジェ
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 村 俊英
マンカストラップ 芝 清道
ラム・タム・タガー 荒川 務
ミストフェリーズ 金子信弛
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス 劉 昌明
コリコパット 花沢 翼
ランパスキャット ユ ホンチョル
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 入江航平
マキャヴィティ 青山祐士
タンブルブルータス 川野 翔

千秋楽の抽選ははずれ、千秋楽移動に伴う発売分も入手できず、楽前日に参戦を決めた。村、芝、荒川とナイスミドル(?)がそろい踏み、青山マキャビティなんていう贅沢キャストも。もちろんグリザベラは早水小夜子だ。(みんな辞めちゃったし…)

だがひとり、非常に不安なキャストが。スキンブルシャンクスの劉 昌明だ。彼がまだユ・チャンミンと本名を名乗っていた3年前、スキンブルシャンクスとしてデビューしたばかりの時に観劇した。あれはひどかった。日本語の発音は多少割り引いて考えるにしても、歌も演技も最低で、大好きなスキンブルシャンクスのナンバーを台無しにされたことに怒りを感じた。それ以来、名前だけで避けていたほどだったが、2007年、「ユタと不思議な仲間たち」で実にいい演技をしていたため、勝手に自分の中で彼とは和解していた。

とはいえ、スキンブルを演じるとなるとやはり不安だ。和解の条文の中に、スキンブルだけは演じない、という項目を入れておけばよかった。

しかし、この日の彼のスキンブルシャンクスは素晴らしかった。昔は口を開けた間の抜けた表情が鼻についたが、今はいろんな表情を見せるようになった。時おり間の抜けた顔に戻るが、それがひとつの個性にも感じられた。ほかの役者が演じる優等生っぽいスキンブルシャンクスとはだいぶ印象は異なるものの、これはこれでアリだと感じた。そして、歌については高音が実にきれいに伸びる。「♪夜行列車の 旅は素敵~」のくだりは、実は結構みんな苦しそうに歌っている。それを実にのびやかに歌い上げていて、素直に感動した。いいスキンブルシャンクスになってくれた。今回の東京公演最大のわだかまりが、千秋楽前日にして解決できたのは何とも嬉しかった。

そうなると、もうあとはお祭り騒ぎである。実力派ぞろいのキャストなので、見ていて何の不安もない。そもそも観客が不安を感じる、ということはおかしいのだが、この1年ぐらいはそんなキャストばかりで、観てもエントリーを上げないことが続いていたのだ。

心なしか、役者たちもいつも以上に楽しんでこのキャッツを演じているような、何かいい意味で余裕のようなものが感じられた。それがこの作品の楽しさを、改めて心に深く感じさせてくれたように思う。スキンブルがすべってこけそうになったり、秋夢子のジェリーロラムが歌詞を間違えて村俊英のアスパラガスが微妙にずっこけたり、といったこともあったが、すべてご愛嬌だ。

終演後は簡単な特別カーテンコールも行われ、荒川務の名人芸によるタガー締めまで、10分近く拍手をしていたように思う。いつまでもこの空間を共有していたいと感じていた。本当に楽しい公演だった。

4年6カ月におよぶ東京公演。自分はさっぱり人間的に成長していないけど、年齢だけは着実に重ねている。そろそろ真剣に人生に向き合うべきだとは思うが、まあ横浜公演が終わったらということにしておこう。

200905021642000 バイバイ!次は横浜で会おう

「キャッツ」のWEBサイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/main.html

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コメント

ヤポオさん、こんにちは。

私も昨日CATS観てました。早水さんのグリザベラ、村さんのガスはやはりいいです。
ベテラン猫の荒川さん芝さんも楽しそうでした。お二人はダンスも結構ハードかなと思いますが…久々の?青山さんも目立ってましたね。さすがに加藤ミストは年齢的に無理だったでしょうか?品川で観たのが最後です。もう一度観たかったな。

スキンブルはCDの芥川さんを聞き慣れて、ついハードルが高くなってしまいます。劉さんよかったです。大きい方なので男性二人で支えるところは大変そうでしたね
次は横浜。観たい猫役者さんが登場したら、また行ってしまうかも?

投稿: 千尋 | 2009年5月 3日 (日) 12時27分

千尋さんこんにちは。

この公演、ほんと楽しかったです。何度も見ているうちにちょっと忘れかけていた、キャッツという作品のわくわくさせる感覚を思い出すことができました。

横浜も行っちゃいましょう!

投稿: ヤボオ | 2009年5月 4日 (月) 00時47分

ヤボオさん、ご無沙汰してます。

定例の千秋楽チェック、ご苦労様です。
GWは京都で花見をしているかと思いましたが、catsでしたか・・。

師匠の言われるとおり「みんな辞めちゃいました」ね。

これから夏には師匠の好きな「夢醒め」が始まるというのに、ピコ姫こと吉沢梨絵さんが辞めてしまったことは大きな喪失感です。

私の中では「赤毛のアン」で人目もはばからず大号泣したことが、最後の思い出です。
もうあの感動は得られないのですね。

四季には、もう少しキャストを大事にする劇団になって欲しいです。

投稿: ヨシボウ | 2009年5月 4日 (月) 23時31分

ヨシボウさんこんにちは。

京都行こうと思いましたがダブルになっちゃったのでやめました。

梨絵ちゃんの件は悲しいですが、本人は創作意欲を全く失っていない様子なので、別の場でその姿を見せてくれることをじっと待ちたいと思います!

ピコはどうなるんでしょうか?真家さんも嫌いじゃないけど、新ピコに期待。

投稿: ヤボオ | 2009年5月 4日 (月) 23時55分

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