« 四季「ソング&ダンス~55ステップス~」変な男そろい踏み | トップページ | AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100・2009 »

2009年1月17日 (土)

土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六(3)~復讐の天使!百万ドルの夜景から届いた悪魔の殺人予告!天才VS美しく悲しき女刑事12年前の秘密!」

「怪傑ズバット」で知られるベテラン脚本家、長坂秀佳が「刑事コロンボ」を意識して創り上げたミステリーシリーズ、「野呂盆六」の最新作が放送された。2007年から始まったシリーズの3作目だが、90年代にTBSで同じ橋爪功の主演で2作作られており、通算では5作目だ。

自分はTBS版は知らないし、さほど愛着のあるシリーズではないので、最初はとりあえず録画しとくか、というぐらいで構えていたが、電子番組表を見ると共演陣が中山忍、野村宏伸、デビット伊東、阿南健治と、2時間ドラマファンにはなんともソソる顔ぶれだ。期待してリアルタイムで視聴した。

いやあ、これは良かった。何が良かったって、中山忍の演技がブラボーである。

もちろん、長坂脚本によるスピーディーでシンプルな展開は2時間が短く感じるほどの完成度だったし、インチキ方言を使い相手を煙に巻きながら鋭い洞察力とデジタル機器の知識で犯人を追い詰めていく曲者刑事を演じる橋爪功の名人芸は素晴らしい。しかし、今回は中山忍の圧倒的な熱演があまりにも強烈過ぎて、ほかの要素があまり目や記憶に留まらなかったというのが率直な感想だ。

中山忍といえば、アイドルデビューした1988年以来、常に自分の視界のどこかに必ず存在してきた。アイドル時代はCDや写真集など持っていたし、女優にシフトしてからも、「ゴジラvsメカゴジラ」「ガメラ 大怪獣空中決戦」に続けて出演。その後も2時間ドラマや時代劇などでコンスタントにその姿を目撃する。安定した活動を続けているのも立派だが、23~24歳ぐらいから全く年をとっていないように見えるのも驚異的だ。そのひとつの理由はあの鼓膜の裏側を直接刺激する魅力的な声にあるのではないかと思う。派手なキャラクターではないけれど、映像に出ていれば必ず目を引く、独特の存在感を持った稀有な女優さんだと思う。

今回は、その中山忍が二役に挑戦だ。全く違った表情を見せるだけでなく、その二役の間でお互いのフリをする、という難しい演技も的確にこなし、力量をいかんなく発揮していた。占い館での「どっちが姉妹だ?」や、摩耶山掬星台での緊迫したやりとりはとても一人の人間が演じ分けているとは思えなかったほどだ。

中山忍ファンには永久保存版の名作となった。これからの活躍にも大いに注目したい。そして、2時間ドラマとしては今年最初の傑作と言っていいだろう。来月は「法医学教室の事件ファイル」もあるし、楽しみだ。そろそろ「ラーメン刑事」の新作も期待したい。

ところで、今回の事件のカギは「天使」だが、やはりこれはかつて中山忍が河田純子、田山真美子と期間限定ユニット「楽天使」を組んでいたことへのオマージュに違いない。

土曜ワイド劇場のホームページ
http://www.tv-asahi.co.jp/dwide/

中山忍公式サイト(ブログも)
http://www.office-muse.co.jp/

|

« 四季「ソング&ダンス~55ステップス~」変な男そろい踏み | トップページ | AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100・2009 »

コメント

結末を教えて下さい
妹が姉を殺そうとする所で録画が途切れてしまいました

投稿: サスペンス好き | 2010年7月25日 (日) 01時41分

サスペンス好きさんこんにちは。

それはお気の毒でした。

結末は・・・忘れちゃいました。

投稿: ヤボオ | 2010年7月25日 (日) 22時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六(3)~復讐の天使!百万ドルの夜景から届いた悪魔の殺人予告!天才VS美しく悲しき女刑事12年前の秘密!」:

« 四季「ソング&ダンス~55ステップス~」変な男そろい踏み | トップページ | AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100・2009 »