美内すずえ「ガラスの仮面」43巻やっと発売
2004年12月以来、4年ちょっとぶりに「ガラスの仮面」の新刊が発売された。4年に1度出てくるって、「こち亀」の日暮じゃないんだから。
前巻は、桜小路くんの携帯メールの衝撃が強すぎて、ストーリーなど微塵も覚えていなかったが、それでも問題ないほど薄い話の展開である。会社帰りに上野駅で買って、常磐線に乗って柏につくまでの間に読みきってしまった。4年待って30分のお楽しみ。紅天女への道はまだまだ遠い。天女だけに、「五劫の擦り切れ」ぐらいの時間がかかるんだろうか。
まあ、三文メロドラマに終始した前巻よりは、ちょっとましという程度だろうか?しかし問題は、いよいよ美内すずえがずっとはまっている新興宗教的精神世界の話に入り込みつつあるという点だ。
美内すずえが「ともだち」にならないことを祈るばかりである。
美内すずえのホームページ
http://homepage2.nifty.com/suzu/index.htm
美内すずえが主催する精神世界探求グループ「オーエンネットワーク」
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コメント
自分は、このスローペースでいけば、完結する前に作者が死んでしまうんではないだろうか…と一抹の不安があります。
昨年上演された舞台で、亜弓役の奥村佳恵のことを「漫画から出てきたみたいにそっくりだ」と美内すずえが語っていましたが、微妙…
投稿: 陣 | 2009年1月30日 (金) 11時23分
陣さんこんにちは、お久しぶりです。
まあ何をもって完結するかがポイントですが、自分の中ではもう完結してしまっているような・・・。
私はガラスの仮面最終回には、絶対絶命のピンチに立った速水真澄を、親友である神恭一郎が助けるというシーンを期待したいです。もちろん麻宮サキも登場!
投稿: ヤボオ | 2009年1月30日 (金) 22時58分