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2009年1月26日 (月)

美内すずえ「ガラスの仮面」43巻やっと発売

2004年12月以来、4年ちょっとぶりに「ガラスの仮面」の新刊が発売された。4年に1度出てくるって、「こち亀」の日暮じゃないんだから。

前巻は、桜小路くんの携帯メールの衝撃が強すぎて、ストーリーなど微塵も覚えていなかったが、それでも問題ないほど薄い話の展開である。会社帰りに上野駅で買って、常磐線に乗って柏につくまでの間に読みきってしまった。4年待って30分のお楽しみ。紅天女への道はまだまだ遠い。天女だけに、「五劫の擦り切れ」ぐらいの時間がかかるんだろうか。

まあ、三文メロドラマに終始した前巻よりは、ちょっとましという程度だろうか?しかし問題は、いよいよ美内すずえがずっとはまっている新興宗教的精神世界の話に入り込みつつあるという点だ。

美内すずえが「ともだち」にならないことを祈るばかりである。

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美内すずえのホームページ

http://homepage2.nifty.com/suzu/index.htm

美内すずえが主催する精神世界探求グループ「オーエンネットワーク」

http://homepage2.nifty.com/o-ennetwork/

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2009年1月25日 (日)

東京ディズニーシー「ミッキーのドリームカンパニー」

東京ディズニーリゾート(TDR)25周年のファイナルシーズン「ドリーム・ゴーズ・オン」が1月19日から始まった。4月14日までの間、ランドではキャッスルショー「ドリームス・ウィズイン」が、シーではウォーターフロントパークの特設ステージで「ミッキーのドリームカンパニー」が行われる。

このシーで行われるショーの解説に、興味を引かれた。

たくさんの夢見る若者が集まる街、ニューヨーク。この街に、スターダンサーを夢見る1人の少女がいました。彼女の名前はマーガレット。マーガレットは、憧れの舞台に立つため、ディズニーの仲間たちとともに、さまざまな努力を続けます。そんなとき、ミッキーマウスが主宰する大人気劇団「ドリームカンパニー」のオーディションが開催されることに!果たして、マーガレットは見事オーディションに合格し、夢をかなえることができるのでしょうか…?

なんと、TDR流に「コーラスライン」をやるというのか。これはちょっと観てみたい。

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というわけで、冬のよく晴れた東京ディズニーシーへ。ネタバレになるので、以下は見る予定のない人と、見た人だけどうぞ。

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AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100・2009

昨年に引き続き、AKB48の全楽曲の中から人気投票で1位から100位までを選び、ランキング形式で紹介するコンサートが4日間にわたり開催された。自分は2日間だけ参戦。

そのランキングは下記の通り。長いのでたたんでおく。データは高橋みなみのブログから。もし間違いがあっても、たかみながそう言うのだからそれは正しいのだ。それにしても公式WEBサイトですらちゃんとアップしてないこういう重要な情報を、きちんと自分のブログに書くたかみなを心から尊敬したい。

 

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2009年1月17日 (土)

土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六(3)~復讐の天使!百万ドルの夜景から届いた悪魔の殺人予告!天才VS美しく悲しき女刑事12年前の秘密!」

「怪傑ズバット」で知られるベテラン脚本家、長坂秀佳が「刑事コロンボ」を意識して創り上げたミステリーシリーズ、「野呂盆六」の最新作が放送された。2007年から始まったシリーズの3作目だが、90年代にTBSで同じ橋爪功の主演で2作作られており、通算では5作目だ。

自分はTBS版は知らないし、さほど愛着のあるシリーズではないので、最初はとりあえず録画しとくか、というぐらいで構えていたが、電子番組表を見ると共演陣が中山忍、野村宏伸、デビット伊東、阿南健治と、2時間ドラマファンにはなんともソソる顔ぶれだ。期待してリアルタイムで視聴した。

いやあ、これは良かった。何が良かったって、中山忍の演技がブラボーである。

もちろん、長坂脚本によるスピーディーでシンプルな展開は2時間が短く感じるほどの完成度だったし、インチキ方言を使い相手を煙に巻きながら鋭い洞察力とデジタル機器の知識で犯人を追い詰めていく曲者刑事を演じる橋爪功の名人芸は素晴らしい。しかし、今回は中山忍の圧倒的な熱演があまりにも強烈過ぎて、ほかの要素があまり目や記憶に留まらなかったというのが率直な感想だ。

中山忍といえば、アイドルデビューした1988年以来、常に自分の視界のどこかに必ず存在してきた。アイドル時代はCDや写真集など持っていたし、女優にシフトしてからも、「ゴジラvsメカゴジラ」「ガメラ 大怪獣空中決戦」に続けて出演。その後も2時間ドラマや時代劇などでコンスタントにその姿を目撃する。安定した活動を続けているのも立派だが、23~24歳ぐらいから全く年をとっていないように見えるのも驚異的だ。そのひとつの理由はあの鼓膜の裏側を直接刺激する魅力的な声にあるのではないかと思う。派手なキャラクターではないけれど、映像に出ていれば必ず目を引く、独特の存在感を持った稀有な女優さんだと思う。

今回は、その中山忍が二役に挑戦だ。全く違った表情を見せるだけでなく、その二役の間でお互いのフリをする、という難しい演技も的確にこなし、力量をいかんなく発揮していた。占い館での「どっちが姉妹だ?」や、摩耶山掬星台での緊迫したやりとりはとても一人の人間が演じ分けているとは思えなかったほどだ。

中山忍ファンには永久保存版の名作となった。これからの活躍にも大いに注目したい。そして、2時間ドラマとしては今年最初の傑作と言っていいだろう。来月は「法医学教室の事件ファイル」もあるし、楽しみだ。そろそろ「ラーメン刑事」の新作も期待したい。

ところで、今回の事件のカギは「天使」だが、やはりこれはかつて中山忍が河田純子、田山真美子と期間限定ユニット「楽天使」を組んでいたことへのオマージュに違いない。

土曜ワイド劇場のホームページ
http://www.tv-asahi.co.jp/dwide/

中山忍公式サイト(ブログも)
http://www.office-muse.co.jp/

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2009年1月12日 (月)

四季「ソング&ダンス~55ステップス~」変な男そろい踏み

ヴォーカルパート 阿久津陽一郎、芝 清道、李 涛、井上智恵、早水小夜子、
秋 夢子
ダンスパート 西尾健治、萩原隆匡、松島勇気、徳永義満、斎藤洋一郎、
岩崎晋也、脇坂真人、神谷 凌、厂原時也、
加藤久美子、駅田郁美、杏奈、須田綾乃、柴田桃子、
恒川 愛、坂田加奈子、今 彩乃、斉藤美絵子、泉 春花

年末、55ステップスに木村花代さまが登場。こりゃあ正月に早速行かなきゃな、と思ったが前日予約に大苦戦。ならば次の連休に賭けよう、と一応月曜のキャスト発表を確認したうえでチケットを確保した。が、水曜にあっさりキャスト変更。新年早々やってくれるじゃねえか、と頭にきてチケットを8つに引き裂こうとしたが、直前購入なので当日劇場手渡しのため手元に現物がない。思わず四季に電話して「キャンセルできないのは分かってるから、俺の代わりに引き裂いておいてくれ」と言おうと思ったが、fudohさんのブログでたしなめられ、思いとどまった。さらに、前日になって千尋さんのコメントで芝清道が高井治の務めていたパートで再登場という情報をもらい、劇場に向かうことを決意。みなさんありがとうございます。ブロゴスフィアはすばらしい。

まあ新年最初の舞台だから、景気よく「花見」と行きたかったところだが、阿久津、芝という四季を代表する変なヤツ2人に、「ウィキッド」のフィエロ役以来めきめきと変なヤツオーラを身に着けてきた李涛という組み合わせ。トリオ漫才でもやるつもりか、というヴォーカルパートの顔ぶれは興味津々だ。花見はできなかったけど、お笑いというのも正月の定番である。ここは爆笑ヒットパレードで年明けといこうじゃないか。

さて、開幕以来観ていなかったのでこれが2回目の55ステップス。まずは前回芝だったポジションに現れた阿久津陽一郎。にやけ顔で口上を述べる阿久津はどうにもインチキくさくて期待どおりに面白い。意外にはまっている、と感じたのは二幕最初の「夢を配る」。芝配達人はくねくねとしたふしぎなおどりがあまりにも強烈すぎたが、ちょっといかがわしい雰囲気の阿久津配達人は、ほんのわずかではあるが下村配達人を思い出させる妙な存在感がある。これはアリだと思う。ぜひ実現してほしいものだ。そして“本家”の芝をコーラスに従えての「スーパースター」。うーん、これは文句なしにカッコいい!阿久津が実は2枚目だということを久しぶりに思い出した。無理にユダを演じようとするのではなく、ひとりのロックスターを演じているようにも見える。それが幸いした。

そしてポジションを横滑りしての芝清道。オープニングの「ようこそ劇場へ」では阿久津の声と張り合うようにいつもより余計に力強く歌っていた。ある意味これも期待どおりで嬉しい。チム・チム・チェリーはちょっと哀愁が感じられてナイス。まあ芝のバート役はないだろうけど、やっぱりメリー・ポピンズ四季でやってほしいぞ。「ドレミの歌」ではその芸人魂をいかんなく発揮し爆笑を誘う。「ピラトの夢」も情感たっぷりに歌っていて、この人は本当に「ジーザス・クライスト=スーパースター」という舞台を愛しているのだと感じた。やっぱり見たい、芝ジーザス。東京アンコール&名古屋に期待だ。そして注目の芝ファントムが登場する、「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」。仮面なしで怪人役行けるんじゃないかというルックスはまず◎。そして歌は、「夜を統べる闇の帝王」といったムードで、威圧感のあるファントム像を表現していた。一瞬、「エリザベート」のトート様が頭をよぎった。メイクまで想像すると吹き出してしまうのでそこでやめた。やはり芝のファントムは観てみたい。今回はソング&ダンスだからこういうキャラクターになったが、実際にファントムを演じるとなればもちろん演技は変わってくるだろう。「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」は、かつて沢木順がどこかのインタビューで話していたが、これまで女性経験のない男が、誘拐してきた少女を前に歌う歌である。虚勢を張りながらも、おさえきれない高揚感が官能的な響きとなって客席を包み込む名曲だ。そういう演技を芝がどう見せるのか、大いに興味がある。「スターライト・エクスプレス」もよかった。やはり上演してほしい作品だ。男の子向けだから日本ではウケないのだろうか。

そして李涛。これはもう、ラム・タム・タガーに尽きるでしょう。ちょっと、というかだいぶフィエロ・ティゲラーが混じっており、ツッパリ(死語)というより金持ちのボンボンが甘やかされて遊び人になっている雰囲気だが、タガーの雰囲気は十分すぎるほどだ。芝・阿久津という変なタガーの両巨匠の薫陶を受け、ぜひ千秋楽前にキャッツシアターにタガーとして復帰してほしい。

女性ヴォーカル陣では、秋夢子が初見。きりっとした濃いめの美人である夢子はどんな格好をしても実に絵になる。その声量も「キャッツ」のジェリーロラムでおなじみだ。しかし、「リトル・マーメイド」のナンバー「パート・オブ・ユア・ワールド」は、意外にも花田えりかの一種ノウテンキな雰囲気のほうがアリエルっぽくて合っていたように感じた。あくまで比較の問題だが。

全体的には、アクの強い男性陣に実力派の女性陣、という組み合わせがぴたりと決まり、充実した公演になっていたと思う。花ちゃん見たかったけどね。また、ダンスパートでは、高倉恵美の名前が外れたことにとてもがっかりしていたが、そのパートに入った今彩乃がまた美人さんで…。と、今年も正常ではない観劇態度は絶賛継続中である。

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「ソング&ダンス~55ステップス~」のホームページ

http://www.shiki.gr.jp/applause/songdance55/index.html

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日本科学未来館ドームシアターガイア「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」

日本科学未来館のデジタルプラネタリウムを上映しているドームシアターガイアで立体映像の新プログラムが始まった。全天周の超高精細立体視映像システム“Atmos”と、500万個もの星を投影できる世界最大級のプラネタリウム“MEGASTAR-II cosmos”により、宇宙誕生の物語を描く壮大な映像作品だという。

全天周立体映像、といえば、85年のつくば万博の富士通パビリオンが上映した「ザ・ユニバース」の衝撃が忘れられない。赤青メガネ方式のモノクロ作品ながら、立体映像、ドーム型スクリーン、そしてコンピューターグラフィックスという3つの新鮮なテクノロジーによってこれまでに味わったことのない感覚を体験することができた。

その後、花博では偏光メガネ方式によるフルカラーの「ザ・ユニバース2」も上映されたが、前作ほどの衝撃度はなかった。立体やCGに慣れてしまったせいもあるのだろう。だが、今回未来間が投入した新映像システムは4096×4096というとんでもない高精彩画像を投影できるのだという。いよいよ1985年の衝撃を超える存在が登場するかもしれない、と期待が高まる。

そしてプラネタリウム界のカリスマ、大平貴之氏の手によるMEGASTAR-IIは世界で最も先進的なプラネタリウムとしてギネスブックにも登録されたほどのシステムであり、一度見たいと思っていた。これまで観たプラネタリウムで最も印象的だったのは、2000年にニューヨークの自然史博物館に直結した地球宇宙ローズセンター内の施設としてリニューアルオープンしたヘイデン・プラネタリウムをその年の12月に見たことだ。シリコングラフィックスのコンピューターでリアルタイム処理し、無数の星々を巨大なスクリーンに映し出すその仕組みは、トム・ハンクスのナレーションとあいまって実に感動的だった。あの感動を超えることができるかどうかも期待だ。

というわけで、3連休のよく晴れたお台場に朝からやってきた。科学未来間は仕事で何回か来たことがあるが、展示を見るのは初めてだ。まず入場券購入の列に並ぶ。新プログラム投入ということで、早めに来ようと思ったが、前日わくわくしてなかなか寝付けなかったために(コドモか)すっかり寝坊してしまい、列に並んだのは開館10分前の9時50分。すでに長蛇の列ができている。

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何とか入場券を買って、次は1階の別の場所にあるドームシアターガイアの予約券発行機に並ぶ。これは無料だ。並んでいるうちに、1回の定員が112席しかないことがわかる。万博やヘイデン・プラネタリウムのイメージがあったのでこりゃまたずいぶん小さいものだと驚く。それ以上に、こりゃすぐには見られないな、と覚悟する。この日の上映回数は7回あるが、午後は四季劇場に行くつもりなので午前中の回をはずすと夕方また来るしかなくなる。だが、何とか午前中2回目の11時30分からの上映にすべりこむことができた。自分が予約券を入手した段階で、この回の残りは10席ほどだったと思う。

とりあえず上映時刻まで時間があるので、常設展示を見て過ごす。

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アシモのショーや、しんかい6500を見ているうちにどんどんテンションが高まってくる。また、企画展示(別途有料)の「アマゾニア展」もせっかくなので覗いて見る。子供のころデパートでやっていた「大アマゾン展」のように大蛇でも見世物にしているのかと思ったら、環境破壊とアマゾンの自然について紹介した真面目な展示だった。

そしていよいよドームシアターの上映時間に。入り口で偏光メガネを借りる。東京ディズニーランドの「ミクロアドベンチャー」のようなカンタンなものではなく、壊すと高額な弁償をしなくてはいけなそうなしっかりした造りのメガネで、眼鏡をかけている上からも問題なく装着できる。

映像は20分少々のものだ。ずっと立体映像を上映し、最後の5分ほどでプラネタリウムの映像に切り替わる、という構成。この時はあらかじめ録音されたナレーション(ARATA)が流れていたが、科学館の職員が生声で解説する回もあるのだという。

さて映像の出来だが、素晴らしいのはやはり映像の細かさだ。天体や銀河の形成過程を見せてくれるのだが、ガスやちりが集まって次第に形になり・・・というくだりで、本当に目の前にあるちりを払いたくなるほどである。これほど細かい立体映像というのは、確かに見たことがない。

しかし、問題点としてはやはり偏光メガネ方式の弱点である、映像がどうにも暗くなってしまっている点だ。もっと明るい映像であれば、感動がさらに広がっただろうと思う。

シナリオも、しごくまじめなものではあるが、せっかくだからもう少しドラマチックに演出してもいいような気がする。ヘイデン・プラネタリウムを見たときは、英語がよく分からないにもかかわらず、トム・ハンクスのナレーションに妙に感動してしまった。

あと、これは今さらどうにもならないことだが、これだけのハードとソフトを投入しているのだから、施設自体、つまりスクリーンや客席を大きくしてほしいとつくづく感じた。意外にこういう見学がきっかけになって、子供が将来の夢を抱いたりするのだ。もっと自信をもって大きく造り、多くの子供たちを見学に招いてほしいものだと思う。

というわけで、ザ・ユニバースほどの衝撃には残念ながら至らなかったが、日本最高水準の技術を体験できる見学施設には、いちど足を運んでみる勝ちがあるだろう。

それにしても、偏光メガネ方式の画面の暗さは、何とかならないものだろうか?実はその弱点は1985年当時に指摘されており、つくば万博では住友館の「大地の詩」がそれを解決していた。この作品では、「2台のカメラで撮って2台の映写機で写す」ということにより、2つの映像を重ね合わせるために明るさが半分になってしまうことを回避していたのだ。あの立体映像は本当に美しく、今も記憶に鮮明だ。

現在、ハリウッドではさかんに立体映画が作られている。2008年も「センター・オブ・ジ・アース」などが上映された。しかしどうもやはり映像が暗く、また立体上映に対応していない映画館での上映用と2バージョン作ることを前提としているため、いまひとつ立体の面白さを出し切れていない。

つくば博から20年以上が経過しているが、いまだ「ザ・ユニバース」と「大地の唄」に映像技術が追いついていないのは、なんとももどかしい限りだ。

日本科学未来館のWEBサイト

http://www.miraikan.jst.go.jp/

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2009年1月 1日 (木)

まとめと新年ごあいさつ

前回同様、31日の午前便で成田に向かう。大きなトラブルなく、ニューヨークでは4日間で11本の舞台を観て(実はもう1本チケットを取っていたが、時間的、体力的にきつくて断念)、見学も食事も観光も買い物もできて、無事に帰国の途につけることは本当にありがたいことだ。

今回の旅行で強く感じたのは、ニューヨークと東京の時差が確実に縮まっているということだ。

ニューヨークの街中で見かけるのはトヨタの車やソニーの電子機器ばかりではない。地下鉄に乗ればユニクロの袋を持った若者がいるし、米国内線のターミナルには無印良品が店を出している。オフブロードウエーのパフォーマンスでは日本人が大活躍している。

逆方向もしかりだ。「ブルーマン」は日本で公演中だし、ストンプもこの夏に何回目かの来日公演をしたばかり。昨年オフで幕開けしたばかりのフエルサブルータは2009年に日本に上陸する。アバクロンビーの日本進出も間近のようだ。

そして差が縮まっているのは東京だけでもない。石川発のゴーゴーカレー、福岡発の一風堂がマンハッタンに橋頭堡を築いた。地方と世界が直接つながっている。

そんなことは、グローバルな仕事をしている人には分かり切ったことだろう。しかし自分のような国内限定モデルの人間には、こういう機会がないと実感できない。

JFKへ向かうタクシーの運転手さんが、いきなり「アソウは大変だな」と話しかけてきた。よく知ってるな、と驚いていたら、「そりゃ知ってるさ。コイズミのあとがシンゾウ・アベ、ええっと、そのあとにもう一人いたよな」「福田ってのがいたんだが」「そうそう、フクダを忘れてたぜ」無理もないよ、日本人だって忘れてるんだから。しかも、彼はガーナの出身で、日本の商社なども多いことから日本に興味を持ち、今も記事をチェックしているのだそうだ。

もう全地球的に、時差は日照時間帯の違い以外の意味をなさなくなっているのだ。

だから、俺がアメリカに来てまでグリンダ様に見とれたり、「春のめざめ」の主演女優に萌えたりしても、仕方のないことなのだ。正常ではない観劇態度もまた、グローバル化するのである。

というオチがついたところで(落ちてないよ)、そろそろ日本は新年を迎えたはずだ。

今年もこんなですけど、どうぞよろしくお願いします。

Tkts

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