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2008年12月26日 (金)

jetBlue(ジェットブルー)

世間様の仕事納めよりひと足早く年末年始の休暇に入らせていただき、やって来ましたジョン・F・ケネディ空港。

入国審査では、係員の指示に従い並んでいたところ、自分の前に審査を受けた子供たち2人(子供だけで訪米した様子)の書類手続きに不備があったらしく、入国審査官以外の職員や、ANAのスタッフ職員を交えて鳩首会談が起きてしまった。米国側も何とかしてくれようとしているらしく、笑顔を交えてなごやかに話しているのでほっとしたが、自分の番が回ってこない。しばらくすると自分にここに並べといった職員が「こっちの列に並びなおせ」と言うので別の列に移動。まあこんなこともあるさ、とそこで待機。さあ俺の番だと歩みを進めようとしたら審査官が「Wait!」と叫んでどっか行ってしまった。内線で呼び出されたらしい。きっと年末だからお店のツケの催促でも来たんだろう、と勝手な推測をして待っていたが、待てど暮らせど帰ってこない。よほどツケがたまっているようだ。待ちぼうけをくらったままじっとしていると、ここに並べと指示した職員が再度やってきて「長い時間待たせてしまい申し訳なかった。こちらに来てくれないか(想像訳)」と別の列の最前に案内してくれた。入国審査の職員というと、職務がらぶっきらぼうで、かつアメリカの高圧的な姿勢を象徴するような人たちという印象があったので「アメリカ人でも謝るんだ!」と失礼な驚きを感じた。だがその職員に感謝である。

審査官も、そしてそのあとの税関職員もとてもフレンドリーで、特に問題なく2年ぶりの米国上陸を果たす。

今年はそのままマンハッタンへは向かわず、国内線に乗り換えてボストンに向かうことにした。

大変お世話になっている大学の先生が、現在マサチューセッツ工科大学(MIT)で研究を進めている。かつては「ボストンバック」と「ボストン茶会事件」でしか浮かばなかったその地名も、松坂のレッドソックス入団以来、日本で耳にすることが飛躍的に増加した。どんな街なのかひと目見てやろう、と、非常にハタ迷惑な話ではあるが、MIT見学に押しかけることにしたのである。海外赴任する人がよく社交辞令で「ぜひ遊びに来てください!」と言うが、自分はそれを真に受けて本当に行ってしまう。この時もそうだった。世界中のリアル知り合いの皆さん、次はあなたの番かもしれません。

というわけで、JFKで国内線に乗り継ぎ。2000年の参入以来、急成長を遂げた新興の航空会社「ジェットブルー」でボストンへ向かった。米国の航空会社のほとんどは、ニューヨークにおける国内線のハブをラガーディア空港に設定しているが、ジェットブルーはJFKが拠点。米国入りしてすぐに他の地域に飛ぶ場合にはとても便利だ。

ターミナル間を連絡する「Air Train」に乗車して、ターミナル5へ移動する。Air Trainはターミナル間をぐるぐる回っているものと、JamaicaやHoward Beachなど、鉄道・地下鉄各線の乗り継ぎ駅へ向かうものとがある。うっかり後者に乗ってしまうと大変なことになるので、慎重に路線図を確認。どうも前者「Track2」、後者は「Track1」として、逆向きに走っているらしいと分かり、Track2のホームで待つが、さっぱり電車がやってこない。気づいたら電光掲示板に「こっちは来ないから反対側行け」みたいな表示が出ている。そこでTrack1をしばらく観察すると、それぞれ行き先表示の違う電車が走っていることがわかった。とりあえずジャマイカとかビーチとかの文字が見えたらスルー、と決め込んでいたら「All Treminal」と書かれた電車がやってきた。これに違いない、と乗車。ありがたいことに正解だったようで、ぶじターミナル間の移動を終了。こんな小さなことでも大ボウケンの感触を味わえるのが海外旅行の楽しさだ。まあ単に英語が苦手なだけだけど。

Jetblue

ターミナル5は、今年の秋からジェットブルーが専用ターミナルとして使っており、コーポレートカラーの青一色に染まっている。

有人カウンターもあるが、あらかじめネットで予約しておくとバーコードを入手でき、それを自動チェックイン機にかざせばボーディングパスをもらえる。最初認識してくれないのでどうしたものかと思ったが、読み取り機と紙の距離が近すぎたようで、よく見ると機械の下のほうにバーコードのイラストが書かれており、そこに置いた瞬間読み取ってくれた。荷物がどうとか、いろいろ質問の表示が出ていたが、問題なく発券できた。この時の記憶があったので、スムースに行って本当にありがたい。

ジェットブルーは、羽田―北九州便を運行するスターフライヤー社が参考にしたとも言われており、格安の運賃と、シートの工夫に特徴がある。

Seat

シートは革張り。JR九州が誇る特急かもめのような豪華な印象はないが、とても座りごこちがいい。社内清掃が行き届いておらず、シートポケットにゴミが入っていたりしたが、それは米国内線ではよくあることなのだろうか。

人員は最小限にとどめているようだが、サービスが悪いわけではない。離陸前に救命胴衣の説明を実演してくれたのはボブ・サップのようないかついお兄さんだったが、水平飛行に入るとそのお兄さんが水やコーラ、スナックを持ってきてくれる。全員に配るのではなく、ほしい人は言ってくれ、というスタンスだ。サービスをずかっと削るのではなく、合理的に行うことでコストを減らしているのだ。なるほど人気の秘密はこのへんにもありそうである。

Ball

そしてシートのもうひとつの特徴、国内線なのに全席にシートテレビがある。これは衛星放送を視聴でき、実に40チャンネルを機内で楽しむことができる。ヘッドホンはなく、音声を聞きたい人は搭乗前に有料で借りることになる(このへんも合理的)。機内でも借りられるのか、手持ちのヘッドホンが使えるのかは未確認です、すいません。でもESPNとかCNNは、映像を見ているだけで十分内容が分かる。特に自分の場合は、英語で聞いてもどうせ分からない。というわけでESPNで全米大学対抗女子ボウリング選手権(大会名は想像)を見て過ごした。

Muji

なかなか面白い航空会社だ。また機会あったら利用してみよう。ターミナル5には、無印良品も出店している。

jetBlueのWEBサイト
http://www.jetblue.com/

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