Intrepid Sea-Air-Space Museum(イントレピッド海上航空宇宙博物館)
国連見学を終えて、マンハッタンの最西部という場所も、そして施設の性格も正反対であるイントレピッド海上航空宇宙博物館へ。太平洋戦争からベトナム戦争まで稼動した本物の航空母艦を博物館にしている。2006年から修復のため閉鎖されていたが、この11月に再オープンとなった。
入場券売り場はホリデーシーズンということもあり長蛇の列。寒風吹きすさぶなか、1時間近く待ってしまった。あらかじめWEBサイトでチケットを購入しておけばよかった。
艦内に入ると、航空機を中心に数多くの展示物が並ぶ。太平洋戦争で何度も日本軍の攻撃を退けたということで、日本人には不快な展示もある、と聞いていたが、時間がなくてさっと見たせいか、リニューアルで変更されたのか、見当たらなかった。ただ、太平洋戦争時に艦内にあったという、対日本軍の戦果(沈んだ鑑数など)を示すボードが展示されていた。
甲板に上ると、よく知られた戦闘機がずらりと並んでいる。
「アパッチ」に取って代わられるまで戦闘ヘリの代名詞だった「コブラ」。意外にコンパクトだ。
子供のころ、飛行機図鑑か何かで見た記憶のある、ブラックバード。
映画「トップガン」でおなじみ、F-14(トムキャット)。
可変翼のない、すっきりしたデザインのF16。プラモ作った記憶あり。
艦橋に上がることもできる。
昔、実家近くの百里基地での航空際で花形だった、F4ファントム。
映画「トゥルーライズ」でもおなじみ、垂直離着陸機のハリアー。
艦外には潜水艦「グローラー」が巡航ミサイルのおまけつきで展示されている。
海上航空宇宙博物館なんて言ってるが、実際には完全な軍事博物館。イデオロギー的な色彩は薄めなので、子供のころ戦闘機のプラモデルを作ったり、戦争映画を観ていた男たちには興味深い場所だ。米軍機はエアフォースだけでなく、アーミー、ネイビー、そしてマリーンそれぞれの所属機が展示されている。
イントレピッドミュージアムのWEBサイト
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