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2008年11月 9日 (日)

東京ディズニーランド「クリスマス・ファンタジー」2008開幕  生まれ変わったキャッスルショー

毎年「もうそんな季節か」と思わずにはいられない、東京ディズニーランドのクリスマス・ファンタジーが7日開幕した。

今年の目玉は、何といっても2年連続で開催が見送られていたシンデレラ城前で行われる「キャッスルショー」の復活だ。新アトラクションの建設には積極的でも、ショーを軽視する姿勢は「ハコモノ重視」と批判されても仕方ない、と勝手に憤慨していたが、今回の決断には拍手を送ろう。

これは観ねばなるまい、と急激に寒くなった東京ディズニーリゾートへ。

Tree_2

入場規制がかかる気配もなかったので、午後からのんびり入場。「ジュビレーション!」をちょっとだけ眺めながら、中央鑑賞エリアの入場抽選に臨む。数年前から、キャッスルショーの観覧席は全席抽選となった。外れてしまうと、といってもたいがいはずれるのだが、遠巻きにショーを眺めるしかない。

抽選会場はスペースマウンテン横のトゥモローランド・ホール。抽選は機械で行われる。キャストのひとに人数を聞かれたりしなくて済むので気が楽だ。ちゃちゃっと抽選してさくさくっと退場しよう。

しかし、俺のパスポートのバーコードをなかなか読み取ってくれない。弱っているとすぐにキャストが飛んできた。早期撤退に失敗。結局キャストの見守る中で人数を「1人」と入力し、「確認」ボタンを押すと・・・

「おめでとうございます!」の文字が。隣で「機械に弱い、しかもヲタ」という眼差しをディズニースマイルで隠していたキャストからも「おめでとうございます!」と声をかけられ、素直に喜ぶ。ひょっとして1人だと当たりやすいのか?そんなこともないだろうが。まずは、感謝でいっぱいだ。

ショーの時間まで適当にパーク内を回ろうと思ったが、さすがにイベント開幕最初の週末、スタンバイは軒並み長時間だ。仕方ないのでいったんパークを出て、イクスピアリで時間をつぶし、暗くなって再入場。

今回は、ステージのつくりが従来とだいぶ異なる。シンデレラ城の前に作られたステージだけでなく、そこから花道が延びて、客席の真ん中にもステージがある。分かりやすく言えば「ハロー!プロジェクト」のコンサート(特にワンダフルハーツ)方式だ。もっと分かりやすく言うと、ストリップ劇場方式だ。それでも分からない人のために、中央鑑賞エリア入場券に印刷された座席配置図を掲載しておく。

Zumen

ご覧のように、メインステージはシュモクザメとかプラナリアの頭のような格好をしており、この略図にはないがその尻尾の先にもうひとつのステージがある、という格好だ。

仮にハロコンにならってこのステージをセンターステージ、と呼ぶ。このセンターステージにはスノーボード競技でおなじみの「ハーフパイプ」がしつらえてある。そのため、かなりでかい。高さもある。そのために何が起きるかというと、中央後ろよりの座席からは、メインステージがあまり見えないという現象が起きる。逆に、前よりの座席の人たちはセンターステージで起きていることが見えない。

つまり今回は座席の位置によって、見えるショーの内容が変わってくる、ということだ。全体が見えないのは不満という人も多いだろうが、個人的にはこういう仕掛けはわりと好きだ。観るたびに見えるものが異なる「キャッツ」のような作品を見慣れているからなのか、劇場内に柱があって視界が大幅にさえぎられるというとんでもない造りのAKB48シアターに行きつけているからなのかは不明だ。

さて、そうこうするうちにショーが始まる。自分はIブロック左側だったので、やはりメインステージはあまり見えない。カメラを頭より上に出すのは販促なので、ちょうど自分の目線で撮った写真がこれ。

Stage

そのかわり、センターステージはびっくりするほど近く、手に取るように見える。ハーフパイプでは、ローラースケートに加え、BMXの華麗な妙技が披露される。動画でどうぞ。

今回の主役はコイツ。「スノーマウス」というのだそうだ。

Yukinezumi

「雪の世界」を訪れたミッキーやミニーたちが、このスノーマウスほか、雪の世界の仲間たちと交流する、というストーリーである。

いつものメンバーの活躍はこちらの動画で。

25分のショーは本当にあっという間で、すぐに終わってしまうのは例年の通りだ。

しかし、ショーのテイストは、例年とは大幅に変わった。

まずは、上で述べたようにセンターステージの導入による、ダイナミックなステージング。

次に、これまではどちらかというと絵本のような、ほのぼのとしたストーリーを展開するものだった。だが今回はストーリーは最低限にとどめ、曲とダンスで紡いでいく、という、文字通りのショーらしい内容だ。

そしてその音楽はほとんどがポップな曲調で、ダンサーの衣装もストリート系のカジュアルなものが目立つ。このあたりは、ディズニーが最近ヒットさせた「ハイスクール・ミュージカル」の影響が見て取れる。

最後に、クリスマスキャッスルショーの名物、「人間クリスマスツリー」が、ない。

だから、昔ながらの「ディズニーランドのクリスマスショー」、つまりクリスマスのおごそかなムードをふまえた心温まるファンタジー、を期待して行くと、見事に裏切られる。これは賛否両論分かれるだろう。かなり思い切った賭けに出たものだ。

個人的な評価としては「心意気を買う」といったところだ。伝統を超え、新しいショーを創っていこうとするのは素晴らしいことだ。斬新なステージングも、そしてダンサーたちがどんどん客席に飛び出していくという、参加型のミュージカルのような演出も大好きだ。ついでに言えば、自分は「ハイスクール・ミュージカル」のファンでもあるので、ポップな曲調が続くのも悪くない。四季の「ソング&ダンス」で加藤敬二が舞台で使用するのを断念したほど難しいBMXをショーに取り入れたのも面白い。

だが、こういうステージの全体が見渡せないショーでは、「どこを見ても満足がいく」というものでなくてはならない。目の前で見るものに対し少しでも満足がいかないと、つい「全体が見えていればもっと面白いのに」と感じてしまうからだ。そのハードルの高さを考えると、もうひと頑張り欲しかったかもしれない。

こう考えてみると、3年のブランクを経てキャッスルショーが「復活」したのではなく、新しいクリスマスショーへの挑戦が始まったととらえるべきだろう。ぜひ、来年以降も継続して、その挑戦を続けて欲しい。

さて、この期間は「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」もクリスマスバージョンに。大きく変わるわけではなく、曲や衣装、セリフの一部が変わるだけだが、気分はいつも以上に盛り上がる。そのちょっとだけ変わっている模様はこちら。

東京ディズニーランド「クリスマス・ファンタジー」特設ページ
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/xmas2008/tdl/index.html

(参考)
2005年のクリスマス
http://kingdom.cocolog-nifty.com/dokimemo/2005/12/_.html

2004年のクリスマス
http://kingdom.cocolog-nifty.com/dokimemo/2004/12/post_a8cc.html

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コメント

ヤボオさん、はじめまして。
四季ファンのミキと申します。
いつもヤボオさんのブログチェックを楽しみにしてます。
私も先日毎年楽しみにしているクリスマスシーズンのTDLを楽しんできましたが、
二日目は四季の初ソング&ダンスを観たばっかりに
大好きなTDLクリスマスの思い出が
かすんでしまいました。
それほど強烈な記憶に残った演目でした。
ヤボオさんはもう観に行かれましたか?
突っ込みどころ満載の舞台ですので
ぜひぜひヤボオさんに観ていただき、
いつものヤツ(笑)お願いしたいです。

投稿: ミキ | 2008年11月14日 (金) 15時39分

ミキさんこんにちは。こんなあほあほなブログを読んでいただき恐縮です。

55ステップス10月4日に観てきました。その後キャストが変わっているのでまた行こうとは思っていますが、もうひとひねり(キャストが)ほしいとこですかね。特に女優陣!

投稿: ヤボオ | 2008年11月14日 (金) 23時12分

誰とディズニーランド行ってるんですか?
あと、旅行とかも・・・
ちょっとだけ気になりました。

投稿: | 2008年11月17日 (月) 00時53分

気にしていただき恐縮です。

私はバイセクシャルなので、石川梨華似のピチピチギャルか、ラッセル・クロウ似のマッチョマンが同行します。嘘です。

投稿: ヤボオ | 2008年11月17日 (月) 23時58分

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