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2008年4月 6日 (日)

映画「クローバーフィールド」

※大したことは書いてませんが、この映画は予備知識なく観るのが楽しいと思います。

謎の映画、というプロモーションが奏功し、全米がそこそこ震撼したらしい「クローバーフィールド」が日本公開だ。

手っ取り早く言うと、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような怪獣映画。パニックに巻き込まれた民間人がホームビデオで撮影した記録映像、という設定で、手ぶれ、ピンぼけ満載の1時間25分だ。

手法としては斬新だが、そこで描かれているのは意外に正統な怪獣映画だ。逃げまどう人々、立ち向かう軍隊、極限状態の人間ドラマ、そして容赦ない破壊。ハリウッドのモンスター映画より日本の特撮映画に雰囲気としては近く、怪獣映画世代にはなんとなく懐かしさが感じられる。実際、プロデュースしたJ・J・エイブラムスは日本の怪獣映画にインスパイアされてこの作品を創ったのだそうだ。

日本の怪獣映画は科学者や軍隊の視点から描くのが定石だが、そのフォーマットを崩そうという試みがなかったわけではない。最近では、平成ガメラシリーズの「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」が主に民間人からの視点で描かれていたのが記憶に新しい。だがこの「クローバーフィールド」ほどぶっとんだものはさすがにない。怪獣映画というジャンルの懐は意外に深く、ここまでやっても大丈夫なのだ、ということを証明したと言ってもいいだろう。

怪獣映画好きには意外とお奨めの1本だ。ちょっと恐いけど、日本の特撮映画も当時はちょっと恐かったわけで。

Cf

クローバーフィールドのWEBサイト

http://www.04-05.jp/

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コメント

お、いかれたのですね、、
私は金曜の鉄道話に触発されて、改めて「銀河鉄道999」「さよなら銀河鉄道999」を、続けて初めて「宇宙交響詩メーテル」を見ました。

改めてみると銀河~はやはりエンディングが神、さよなら~は話はイマイチだけど、作画は神。初めてみた宇宙交響~は13話のOVAで気合いで最後まで見たんですがかなり微妙でした。っつうか、4話あたりから見るのが辛かった、、、

クローバーフィールドのような映画は米国では数年前まではおそらく上映できなかったのではないかと思います。

日本において怪獣とは理不尽な破壊=一般市民に被害が出る戦争体験のメタファ(第二次大戦の空襲)だと思うんですが、米国ではそうした体験って9/11までは皆無だったのでアメリカ人はピンとこなかったはずです。

98年のエメリッヒのゴジラが受けなかったのは映画自体かなりイマイチだったからってのもありますが、アメリカで受けなかったのは「なんで怪獣がNY襲ってくるのか分からない」からってのも大きいかなと思っていたりします。

当然ながら、こうした考えは9/11で一変しましたが、数年前に自由の女神が破壊される映画ってのは、9/11の記憶が生々しいなか、上映するのは難しい。

今こうした映画公開されるのは、9/11で負った傷をアメリカ人自身、時間が経って向き合うことができる時期になったんじゃないかと見ています。

投稿: kunedog | 2008年4月 7日 (月) 02時22分

まいどー

監督もインタビューでそんなかんじのことを言うてました。

でもまあ、あまり深く考えることなく気楽に観ていいぐらいの、いい感じに力の抜けた作品でもあります。

「銀河~」は金田原画の炸裂っぷりがすごい。

投稿: ヤボオ | 2008年4月 7日 (月) 22時55分

僕も観ました。
ストーリーも映像も凄く素晴らしかったです。
でも、あまりにも斬新さとその映像の手技に
拘り過ぎたかなぁっと感じました。
普通、逃げ惑うのに
カメラが目の高さって事はないだろう…って
ずっと思って観ていたので
イマイチ、気持ちが入りませんでした。
「造りもんだなぁ」って冷めて観ていました。

投稿: IHO | 2008年4月24日 (木) 06時33分

IHOさんこんにちは。

いろんな意味で微妙な映画であったことは確かですね。リアルさを追いもとめた映画ではないと私も感じました。

まあ、その微妙さがまた、かつての特撮映画のようで郷愁を誘ったりもするわけでして。

投稿: ヤボオ | 2008年4月25日 (金) 00時19分

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