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2008年3月29日 (土)

みそしれる歌舞の会 第7回公演「カトルカールの願い事」

千葉県を本拠地に活動しているミュージカルカンパニー「みそしれる歌舞の会」が2年6カ月ぶりに本公演を実施した。地域の人々に親しまれ、良質な作品を生み出す実力あるグループであり、ぜひ今後も活動を続けてほしいものだ。

平和な村に住む、優しい心を持ちながら疎外感にさいなまれる魔法使い。彼が偶然呼び出してしまった、天真爛漫な子供の悪魔との心の交流が、魔法使いと村人との壁を少しずつ融かしていくという、ハートウォーミングなストーリーだ。精緻に整った伏線と構造を持つ脚本、それぞれの持ち味を生かした個性的な演技、ピアノだけで広がりのある世界観を出現させる力のある音楽など、ブランクはあったもののその実力は健在だ。劇場全体を舞台にする手法は子供たちも大喜びである。

四季は「文化の一局集中排除」を掲げ、津々浦々で全国公演を行っている。それはそれで素晴らしいことだけれど、本当に地域の文化として根付かせていくためには、こうした自発的な活動が継続的に行われていく必要がある。それをサポートできるのは何だろう?才能のあるリーダーはそうたくさんはいないだろうが、とりあえずやる気だけはある、という人は多いだろう。施設も、実は探すと結構ある。あとは資金と、その活動を広く伝えていくための地域メディアだと思う。メディアについては、ネット動画の普及が大きな変化をもたらすことになるかもしれない。あとに残るのは、やはり資金か。

その特効薬はすぐには思いつかないけれど、現在国内に数多く誕生した地域FM局が、ヨコの連携を深めることで次第に力をつけつつあると聞く。そのあたりに何かヒントがあるかもしれない。自分もそろそろ都心での仕事に体調が追いつかなくなってきたので(そんなに働いてはいないけれど)、早いところ余生モードに入って、地元のためにできることがないか探していこうと思う。

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「みそしれる歌舞の会」WEBサイト
http://www.misokabu.com/

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コメント

こんばんは。ご無沙汰しております。
譲二でございます。
反応はしていなかったもののブログはずっと拝見しておりました。
これから地域振興の道に進む小生といたしましては、ヤボ夫さんが地域の文化振興に言及してくれたのが非常に嬉しくて、思わずコメントつけてしまいました。
地域FM局が力をつけつつある一方で、これまで地方(特に農村部)に根付いて大きな役割を果たしてきた地域有線放送(音声放送)が維持困難になったりしているようですね。
一度崩れた共同体や、それへの帰属意識というのは、再構築が中々難しいようですねぇ・・・。
では、また。

投稿: 譲二 | 2008年3月30日 (日) 00時13分

はいこんにちは。

まあ基本このブログはふざけているので、そんなにまじめに考えているわけではないですが、そろそろ東京のオモシロイことは飽和しちゃったような。

というわけで今後も全国に楽しいこと、うまいものを探しに出かけていきたいと思います。

投稿: ヤボオ | 2008年3月30日 (日) 21時36分

ご来場ありがとうございました。
遠いところからこんな田舎まですみません。

続けたいのですが・・・みんな立て続けに子持ちシシャモになってしまい、練習時間が合わなくてほぼ休止状態になってしまいました。

もしよければ気長ーーに待っていてくださるとうれしゅうございまする。

ちなみに今回のお話は改訂版でして。前作「小さな悪魔のクリスマス」は私が主役の小悪魔を歌っております。今なら私からみそかぶCDまたはDVDを買うとおまけにそのCDが・・・って商売してすみません。

投稿: はにわ(解凍中) | 2008年4月 1日 (火) 22時44分

はにわ先生

お疲れ様でした。子供がいようが老人になろうが、ずっと続けてください。

っていきなり商売とは!罰として晒します。

http://www.misokabu.com/

このサイト経由で売れたら1%ください。嘘です。
つうか俺がまず買えと。はいはい。

投稿: ヤボオ | 2008年4月 1日 (火) 22時50分

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