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2008年2月16日 (土)

レストラン「シェ・ヤマライ」

広島に戻り、晩ごはんを食べることに。広島といったら、やはり牡蠣だろう。最初、なんとなく和食の店を探してみたが、いまひとつ琴線に触れるところがなかった。そこに、フレンチの店でうまい牡蠣を食わせる店があると知った。確かに和食にこだわる必要はなく、一人で食べるにはむしろそのほうがいいかもしれない。

というわけで、繁華街からタクシーで20分ほど行った江波山にある、一軒家レストラン「シェ・ヤマライ」に向かった。

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1900年にこの地で茶店を出してから、業態を変えつつ営業を続けてきた伝統の店。丘の上からの眺めと、歴史を感じさせる建物とが、期待感を膨らませてくれる。

さて、お奨めの「ヤマライフルコース」をオーダーし、すっかり気分はBe Our Guest!

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小さなオードブル。

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オードブル。これがヤマライ名物、オイスターヴァリエ。ハーブやチーズなど、色とりどりの味付けで焼いた牡蠣である。どれも文句なくうまい。うますぎて一瞬で食べてしまうが「もっと食べたい」と思わせて終わるあたり、オードブルとして最高のパフォーマンスを発揮しているといえよう。

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スープ。この日はにんじんのスープだった。

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魚料理。コロッケやカキフライなど、洋食とフレンチの融合が楽しい。

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口直しのシャーベット。

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肉料理にサラダ。

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デザート盛り合わせはかなりのボリューム。

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コーヒー(または紅茶)と一緒の小菓子も気がきいている。

決して贅沢な素材は使っていないが、一品一品、暖かな味わいと遊びごころに満ちあふれた素晴らしい料理だった。そして、このフルコースで、なんと5000円(税サ別)。東京では不可能な価格である。なお、今の季節は「カキのフルコース」も用意されているが、こちらは事前予約が必要だ。広島にまた来ることがあればぜひ再訪したいナイスな店である。

シェ・ヤマライのウェブサイト

http://www.pulari.net/chez-yamarai/

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