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2008年1月26日 (土)

AKB48 チームB公演「会いたかった」

おくめん【臆面】

気おくれした顔つき・様子。「――がない」遠慮した様子もなくずうずうしい。

(三省堂提供「大辞林 第二版」より)

 

 
えー。

 
正月にこんなエントリーを上げておいてなんですが。

誠に遺憾ながら。

行ってきちまいました。

 

200801251205000

秋葉原48劇場。

つまり、

AKB48のホームグラウンド。

 
まあこのブログは、エンターテイメントを中心にさまざまなものを見聞きした記録であるわけで、そういった意味では秋葉原の小劇場で地道にファンを増やし続けた結果紅白歌合戦に出場するまでに成長したプロジェクトを見過ごすわけにもいかず、決してハロー!プロジェクトに対する裏切りとかそういったものではないことは明白であり、(以下言い訳が続くので省略します)。

ま、来ちまったものは仕方がない。紅白の場でハローを打ち破ったパワーがどのように醸成されてきたのか、敵情視察と洒落込もうじゃないか。

AKB48の現体制は「チームA(14名)」「チームK(14名)」「チームB(15名)」に分かれており、これが大雑把に言うとモーニング娘。で言うところの「一期メンバー」「二期メンバー」「三期メンバー」に当たる。彼女らはほぼ毎日、秋葉原48劇場で公演を行っているが、現在はチームAとチームKの混成部隊である「ひまわり組」の公演と、チームB単独公演を交互に行っている。ひまわり組は合計28名になるが、そのうちの20名弱が日替わりで舞台に立つ。3チームのほか、ハロプロエッグのような「研究生」という存在もおり、そのメンバーも何人か公演に参加している。

「ひまわり組」公演と「チームB」公演は、本公演と新人公演のようなものだ。板野友美、大島麻衣、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子といった主力メンバーを擁するひまわり組の公演は、その日の出演メンバーにもよるがチームB公演よりずっと人気がある。入場料もひまわり組のほうが高い(一般男性の場合、ひまわり組は3000円、チームBは2000円)。

チケットの入手方法はメール抽選に申し込むか、当日並んで会場で買うかの2通りあるが、抽選はほとんど当たらないため、結局並んで買うことになる。ひまわり組の場合発売と同時に売り切れるから、かなり早朝から並ぶ必要がある。列をつくるのは早朝5時からという。

冗談じゃない。この爆弾低気圧直撃のさなか、朝5時から待っていたら確実に凍死してしまう。

というわけで、比較的チケットが入手しやすいチームB公演の観覧に的をしぼって首尾よくチケットを入手した。チケット購入時に、紙製のリストバンドを巻かれ、これがIDがわりになる。発売は10時(土日)や11時(平日)なので、開演時間までこれをつけておくわけにはいかない、という事情があるときは、代わりにディズニーランドの一時退出時に押してもらうようなスタンプを手に押してもらう(開場前の集合時にリストバンドを巻く)。

開演30分前に会場に集合。入場順は抽選だ。チケットの整理番号で10人ずつグループを作り、どのグループから入場するか抽選を行うのである。だから整理番号が若ければ早く入場できるわけではない。場内は自由席なので、会場に入ったら好きな席を確保する。

自分が属するグループは幸運にも6番目ぐらいに入場可能になり、センターブロックの通路側という上々のポジションを確保することができた。ベンチシートに小さいクッションが置いてあるという座席で、座り心地は悪く狭いが、これは仕方のないところだ。

定員250名の劇場は非常に狭く、どの席からもステージは至近。まさしく地下劇場という雰囲気で(といっても実際にはビルの8階だ)、天井は低い。おまけに座席内に大きな柱が2本もあって、上手・下手ブロックからの視界を大きくさえぎっている。しかしまあ、既存のビルの中に無理矢理作った劇場なんてだいたいこんなものだ。座席同様、予想の範囲内である。

ギュウギュウに人が詰まった状態で開演。さあ、お手並み拝見だ。

最初の曲は「嘆きのフィギュア」。4人が登場し、秋葉原を意識した歌詞と衣裳で、ロボットダンスのような振りで歌う。ダンスも歌も決してうまくはない。うまくはないが、それがこのチープな空間にマッチして、劇場全体が妙な、しかし何とも居心地のいい空気に包まれる。まさしく脳内補完の街・秋葉原にふさわしいエンターテインメントだ。

続いて別のメンバー、こんどは5人が登場し「涙の湘南」。次第に引き込まれていく自分を感じる。

やべえ…。楽しい……。

そして全員登場しての「会いたかった」。チームB15人と、研究生1名の総勢16人が狭いステージ上で歌い踊る。紅白歌合戦で、歌の途中にメンバーが上手、下手に走っていって手をふるアクションがあり、非常に印象に残っていたが、これはこの劇場の、前述の「柱」によって大幅に視界をさえぎられている観客へのサービスとして開発されたものだということがわかった。会場特性によって振りが決まるなんて、劇場発信型アイドルの呼び声は伊達じゃない。素晴らしいじゃないか。

そしてMC。毎日のように公演を重ねていても、きちんと全員が自己紹介をする。それぞれが独自のお決まりフレーズと、短いフリートークを繰り広げる。これが16人も続くのかと最初は当惑したが、場数を踏んでいることもあり、うまく笑いを取りながら軽快なテンポで進んでいくため長さは感じない。みな至近距離でファンの反応を見ながら、場内を盛り上げていく術に長けている。彼女らのデビューは2007年4月とのことだが、実に堂々としたものだ。劇場が、ファンがアイドルを育ててきたのだろう。こんなハッピーな関係があるだろうか?

そのあとは、MCでまったりした場内のボルテージを、曲の攻勢で一気に上げたかと思うと、絶妙のタイミングで多少の脱力感を伴うMCが入る、という繰り返し。完全に小娘達に支配された空間はまさしくパラダイス。そのキモチよさに身を任せているうちに、「えっ、もう?」というぐらいあっという間にフィナーレへ。至福の1時間40分。いやあ、最高だ。こんな面白いことが自分の職場からそう遠くない場所で毎日繰り広げられていたなんて!

それにしても「渚のCHERRY」のまゆゆは完璧じゃねえか。おいおい、スカひらセブンの衣裳着た、らぶたん可愛すぎだろ?えっアンコール衣裳の下はTシャツなのか?目の毒だー!

こりゃ何回でも通っちまいそうだ。もちろん「ひまわり組」公演にも参戦しなきゃあな。それには朝5時から並ぶ必要があるって?

楽勝じゃん。

 

これで人生の階段をまた一歩、というより蒲田行進曲のヤスのように転げ落ちた気がする。

でも楽しいから許す。自分をな。

AKB48公式WEBサイト
http://www.akb48.co.jp/

(この日の公演がどんなものかはこのページを観るとよくわかります)

http://www.akb48.co.jp/song/02b.html

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コメント

こんにちは。お久しぶりです。
いつもお世話になっているヤボオさんに、ここのところご挨拶もしていないというお詫びも兼ねて、近いうちにお会いできれば良いなぁと思っていましたが、
このエントリを拝見し、朝の5時から並んでいらっしゃるとても元気そうなお姿を想像するだけでお腹いっぱいになりましたので、今日はこの辺で。かしこ。

投稿: たるみ | 2008年1月31日 (木) 14時33分

もうとっくの昔に行かれているものだと勝手に思ってましたー。
席取りはかなりの難関なんですね。
十年若かったら私も…本能のままにチャレンジしてたかも。
そういった意味ではかなり尊敬します!
次回あっちゃんレポ、よろしゅうお願いします(笑)

投稿: fudoh | 2008年2月 1日 (金) 01時05分

たるみさん

いえいえ、たるみ一族の皆様には大変お世話になっておりますので、ご接待させていただきますよ。

もちろん、俺の料理を食いながら俺の歌を聴くという、ジャイアンディナーショウ形式で!

投稿: ヤボオ | 2008年2月 1日 (金) 01時55分

fudohさん

いやいや、今からでも遅くありません。ぜひチャレンジを!

チームBならさほどでもなく、ひまわり組でもメンバー構成によってはなんとかいけそうです。

しかし、しかし、あっちゃんが出る日は超激戦で……。

投稿: ヤボオ | 2008年2月 1日 (金) 02時00分

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