「龍潭」で夕食
沖縄旅行最後のディナーは、鉄板焼きの「龍潭」。石垣牛を使うようになってからは、ファヌアンと並んで欠かせないレストランになった。
少し無理して「10周年スペシャルディナー」を注文。前回、前々回とお会いした佐藤料理長がブセナの季刊誌で「自信を持っておすすめする」と言っていたもので、これは食べないわけにはいくまい。なお今回は佐藤氏は留守だったようで再会はならなかった。
まず先付。島どうふのようだ。
オードブル1 豆腐ようとクリームチーズのクロスティーニ
豆腐ようを洋風に仕立てるのはファヌアンでもやっていたが、これがまたいい。
オードブル2 今帰仁産アグー豚バラ肉のしゃぶしゃぶ風
なるほど、濃厚な味のアグー豚はしゃぶしゃぶにしてもうまいわけか。
オードブル3 久米島産鮑の唐揚げ
一見刺身のようだが、さっと唐揚げにしてある。やわらかくてうまい。
宜野湾産 活車海老焼き
車海老のおいしい所だけをすばやく鉄板で焼いて。
カラの部分はじっくり鉄板で火を通し、煎餅にしていただく。
名護湾で水揚げされた赤仁ミーバイ焼き
佐藤氏は昨年、「ミーバイはうまい。石垣牛と並ぶメニューの柱にできる」と言っていた。それが着々と実現されつつある。
ミーバイの淡泊な味と、鉄板で焼かれることで生じるぎゅっと引き締まった食感とが何ともいえない取り合わせだ。
青パパイヤのチャンプルー
パパイヤの風味と、しゃきしゃきとした食感が楽しいチャンプルーだ。
口直しのサラダ。海草が入っている。
特上石垣牛サーロイン 夏野菜焼きを添えて
まずは野菜のほうが焼き上がる。
そして、メインの肉が登場。鉄板焼きならこのパフォーマンスはお約束。
焼き上がった肉。
もう何も言うことはないです。見てご想像の通りのとろけるうまさ。塩、またはワサビ醤油でいただくのが特によかった。
石垣牛の炙り寿司
食事まで石垣牛で攻める。ちょっと遊び心の入った牛肉の炙り寿司だ。
フルーツコンポートのシャンパンサバイヨングラタン
バーナーを使って表面に焦げ目をつけたデザート。味より雰囲気かな。
もともと楽しくてうまい、ということで人気のあった龍潭だが、県産の食材を使うことでさらに魅力が増してきている。唯一、メインダイニングであるファヌアンを越える価格帯だけがネックだが、これだけのものを都内で味わうにはもっとかかる、と考えれば・・・。
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