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2007年3月31日 (土)

急行「きたぐに」

金曜に仕事で新潟へ。そのまま新幹線で関東に帰ってもいいが、何か別の方法はないかと考え、新潟駅22時55分発の夜行列車、急行「きたぐに」で関西に出ることにした。

Kitaguni1

Kitaguni2

「きたぐに」は急行列車で、厳密にはブルートレインではないが、ブルートレイン全盛時代に活躍した583系電車を今も使用している唯一の定期運行路線として、鉄道ファンにも人気の路線だ。

自分も水戸に住んでいた小学生時代、早朝に水戸~赤塚間を通過する「ゆうずる」の写真を撮影したことがあるが、その車両が530系だった。だから自分にとってブルートレインといったら530系だ。

A寝台の中はこんな感じ。上下2段の寝台で、下段のほうが少し料金が高い。

Kitaguni3

下段の寝台の中に入ると、マクラ、布団、浴衣、スリッパが用意されており、スリッパは持ち帰りOK。枕もとの明かりがひとつだけでやや暗く、寝る以外には何もできない。

Kitaguni4

Kitaguni5

天井の高さは大きめのジャケットと同じぐらい。

Kitaguni6

新潟を出ると、少し内陸に入って長岡を経由し、柏崎からずっと日本海沿いを走る。大きな窓から真っ暗な海や田畑、民家の明かりなどを眺めていると、これはなかなか風情があり、自然と「キャッツ」の鉄道猫・スキンブルシャンクスのナンバーを口ずさみたくなる。

夜行列車の旅は素敵 暗闇の向こうに
ほのかにかすんで見える やさしい街あかり
思い出を道連れにして ゴトゴト揺られて
夢見るうちに 聞こえてくるよ 明日の訪れ
目覚めたそのとき両手を広げ 僕を迎えてくれるよ
光に満ちた 素晴らしい朝 さあ終着駅だ

四季の日本語訳には微妙なものも多いが、これはなかなか名訳だと思う。

舞台の感動を思い出しながら2時間ほど情緒に浸っていたが、だんだん車内が寒くなってきたので、布団にくるまっていたら寝てしまった。

敦賀から内陸に入り、米原あたりからだんだん明るくなってきた。あいにく明け方は曇り空で、「光に満ちた」とはいかなかったが、京都が間近に迫ってきたころ、きれいな朝焼けを見ることができた。

Kitaguni7

大阪に着いたのが6時49分。大ベテランの車両は快適さとはほど遠い空間だが、ホテルでもあまり寝られない自分がぐっすりと眠れた。不思議なものである。その理由は分からないが、きっとそこに寝台列車の魅力があるのだろう。

ところで、もともとは京都で降りるつもりで切符も京都までしか買っていなかったが、ある複雑な事情により終点・大阪まで車内で変更した。対応してくれたのは若い車掌さんで、テキパキと処理し「どうぞごゆっくりお休みください!」と笑顔で敬礼してくれた。

あの列車には、スキンブルが乗っているんだな。

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