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2007年3月31日 (土)

ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド

USJに3月に登場したジェットコースタータイプの新アトラクション、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に乗るのも大阪へ来た大きな目的のひとつだ。

入場してすぐにこのアトラクションに向かうと、すでに40分待ちだったが3時間以上も当たり前の超人気、しかも春休みの週末とあってとんでもない行列が予想される。40分なら並んで損はない。一人だと早く乗れるという、精神的苦痛と時間とを交換するシステム「シングルライダー」も稼働しており、そちらに並ぶと待ち時間ほぼゼロで乗ることができた。

このジェットコースターは素晴らしい出来だ。

富士急ハイランドの絶叫マシンのように、えげつない高さとスピードで怖がらせるようなものとも、TDRのようにコースターそのものだけでなく演出によって楽しさや怖さを加えるようなものでもない。ジェットコースター本来の楽しさとは何か、それを愚直に追求したひとつの芸術作品だ。

このコースターが極めたその楽しさとは「爽快感」であり、その爽快感を支えるのが、マイナスG状態で起こる「浮遊感(エアタイム)」だ。

クライマックスでは、このエアタイムが3回立て続けに起きる。浮遊感どころか、後ろの方に乗っていると本当に浮いてしまう。この感覚が、思わず笑いがこみ上げてくるぐらい楽しい。エアタイム以外にも、折り返しのバンク状になった部分では抑えめのスピードで「自分が横になってる感」をじっくり味わえるなど、緻密な計算が随所に見られる。

そして騒音も振動もないスムーズな動き、ボディソニックのようなスピーカーシステムから流れてくるBGMなど、様々な技術が組み合わせられて「新感覚コースター」のキャッチフレーズに恥じないアトラクションになっている。

降りたあと、間違いなく「もう1回!」と言いたくなるだろう。USJは、自分のような映画好きなら十分に楽しいが、そうでない人も楽しめるようなアトラクションの設置が急務だった。そのニーズには十分以上に応えられるだろう。

このコースターを設計したのはスイスのBolliger & Mabillard社いう会社だが、マニアの間では評価の高い仕事をするとして有名なのだそうだ。以前、MONDO21の「山田五郎アワー」に登場した市川尚孝氏が素晴らしいと言っていた、アメリカのシックスフラッグス・アドベンチャーという遊園地にある「ニトロ」というジェットコースターを設計したのもここである。

ファーストドロップはそれなりに恐いので、ジェットコースターが苦手、という人に無理に進めることはできないが、そうでなければ、ぜひこの「新感覚」、味わってみていただきたいものだ。

動画で紹介

ファーストドロップは高さもあり、苦手な人には厳しい。スプラッシュ・マウンテンの1.4倍ぐらいの怖さだと思う。

同じくファーストドロップを横から見た映像。

ファーストドロップのあと、敷地を飛び出して、入場待ちの人たちにアピールするかのように派手なバンクで折り返す。ここでは減速して、自分が横になっている、ということをいやというほど実感できる。

最大の見せ場、3連続キャメルバック。前の方に乗っていると「浮遊感」だが、後ろの方に乗っていると「浮遊」そのものを味わうことができる。

中央のラグーン近くまで言って、またバンクで折り返し。このあたりになるとかなり余裕もできて園内の風景を上から楽しむことができる。

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