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2006年9月 9日 (土)

沖縄大衆食堂(1)「ちゃんぽん」

那覇で何をしようかネットで調べていて、沖縄では「食堂」がなかなかオモシロイところだと知った。結構ブログなどでも紹介されているメジャーな話題なので、2回も来ながら知らなかったのは汗顔の至りである。今更だが、食堂めぐりを決意する。

沖縄の食堂文化は非常に根強く、一説によればそれがあるためにファミリーレストランチェーンが沖縄では満足な事業展開ができないのだそうだ。

沖縄食堂の特徴には、下記のようなものがある。

・安い。
・メニューが多い。
・量が多い。
・座敷がある。
・沖縄特有の、共通したメニューがある。

その「特有の共通したメニュー」から、まず「ちゃんぽん」を紹介しよう。

「ちゃんぽん」は、沖縄食堂の定番メニューだ。

しかし、この「ちゃんぽん」は、一般的に知られている「長崎ちゃんぽん」とは決定的な違いがある。

麺料理ではなく、ご飯料理なのである。

それはあまりに決定的だ。

沖縄のちゃんぽんは、こんな感じである。

Chanpong1

ちゃんと下にはご飯が。

Chanpong2

店によって違いはあるらしいが、だいたいはポーク(沖縄でポークといったら、SPAMやTULIPなど缶詰のポークランチョンミートを指す)の入った野菜炒めのようなものを玉子でとじてご飯にかけたものだ。これをカレーのように平たい皿に威勢よく盛りつけてスプーンでがしがし食べるのである。

上の写真は、首里の「あやぐ食堂」のちゃんぽん。これにみそ汁(一般的なみそ汁)とたくあん2切れがついて470円だ。ざっぱくな料理だが、ポーク、タマネギ、玉子、そしてごはんの相性が良いのでなかなかうまい。それに何しろ盛りがいいのでかなり腹一杯になる。吉田戦車の「ぷりぷり県」に出てくる「部員煮」みたいだ。また、かなりピンポイントな例えで申し訳ないが、なんだか西早稲田にある「三品」の「カツ牛」を思い出した。カツも牛もないのだが、味つけというか、料理の雰囲気が似ているのである。

「あやぐ食堂」はゆいレール首里駅から歩いて3分。WEBサイトもあり、明るい雰囲気で観光客も入りやすい。営業時間は9:30~24:00(ラストオーダー23:30まで)。

Chanpong3

Chanpong4

あやぐ食堂のホームページ
http://www.okinawajoho.net/s7/ayagu/

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