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2006年9月30日 (土)

動画貼り付け実験

テストをかねて、2004年のサックス演奏の模様を携帯で録画した映像を貼り付けてみます。森田さん、カムバック!

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2006年9月25日 (月)

涼宮ハルヒの憂鬱「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」

なんで今更ハルヒの話をしているかというと、先日「桜(もも)mint's」のDVD発売イベントが秋葉原のアソビットシティであり、イベント会場入場時間になるまで店内で過ごしていたため、棚を埋め尽くしたハルヒDVDのジャケットやキャラクターグッズを眺めているうちにものすごく観たくなってしまったのだ。ひとつのジャンルで深いところに潜ったヲタが、容易に他のジャンルの深いところに移動できるのにはこういうところにも理由がある。

それで新品同様、つか新品のDVDを、睡眠と呼吸と飲食以外には「大航海時代ONLINE」しかしていないこのへんの人から借りて現在視聴中。いずれとくとこのブログでも語ることになるだろう。しかしそこに関連する情報量たるやエヴァンゲリオンをしのぐほど圧倒的なものなので、それを語る日が楽しみなようなそうでないような。

とりあえず、その第1話「朝比奈ミクルの冒険」を褒め称えておきたい。これは素晴らしい。

この第1話は、主人公・涼宮ハルヒが率いるSOS団(「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」)が文化祭に向けて制作した映画、という位置づけで、本体のストーリーとは全く関係していない。

何が素晴らしいかというと、高校生が文化祭でつくる映画のお約束、手ぶれ、ピンぼけ、逆光、見切れ、編集ミス、構成ミス、下手な演技、その他もろもろを、忠実にアニメーションで表現できているところだ。高校で映画を、しかも映画研究会のような本格的なグループでなく、クラスなどで作った経験のある人には、たまらなく懐かしさを感じさせる。自分もその一人であり、なんだか涙が出そうになった。

もちろん懐かしさだけを誘うためにこのエピソードは作られ、しかも放送第1回に持ってこられたわけではない。この気宇壮大な物語を素直に直視できるよう、既存の思考回路を予め吹っ飛ばしておきましょう、という親切なサービスとして用意されているのだ。しかし自分にとっては30分まるまる使うまでもなく、最初の10秒で、すなわち「み、み、ミラクル みっくるんるん」だけで思考回路を停止させるには十分だった。

以降、DVD3巻まで一気に観てしまった。恐ろしく丁寧に作り込まれた映像と、インパクト抜群の主人公、日常と非日常、正気と狂気の狭間をハイスピードで駆け抜ける展開で、思考停止した脳には刺激的すぎる作品である。さっそく昼寝の夢にハルヒが現れた。ハルヒに何をしたのか、あるいは何をされたのかは、恥ずかしくってとても言えない。

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「涼宮ハルヒの憂鬱」公式サイト(と言っていいのか疑問だが)

http://www.haruhi.tv/

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ブライアン・シンガー×ケビン・スペイシー「スーパーマン リターンズ」(ちょいばれ)

長い長い紆余曲折を経て、ようやく完成したスーパーマンの新作映画。ティム・バートン監督、ニコラス・ケイジ主演という話も頓挫、「チャーリーズ・エンジェル」のマックG監督もいちど決定しながらお流れに。最終的にブライアン・シンガーが「X-MEN ファイナル・ディシジョン」を諦めて監督し、新人を起用するという形で決着した。

ブライアン・シンガーは現在のハリウッドで最も実力のある監督の一人だと思う。何しろ出世作「ユージュアル・サスペクツ」を撮ったときにはまだ20代だ。その後はどちらかというとプロデューサー的なセンスを発揮し、バランスの取れたエンターテイメント作品を次々に世に送り出している。その極めつけがX-MENシリーズだ。衣装を黒に統一するなど、大胆なアレンジを加えながらも原作へのリスペクトあふれる演出を展開、ずらり並んだオスカー級のスターとシェイクスピア演劇出身のベテラン俳優も自在に使いこなして見事に大ヒット作を作り上げた。

これは大いに期待ができそうだ。そしてもうひとつ、レックス・ルーサーをケビン・スペイシーが演じると聞いたとき、その期待はさらに高まった。もはやジーン・ハックマンと一体化していたこの名物悪役キャラを、彼以外の誰が演じられるだろうと考えていたが、これは最高にナイスなキャスティングだ。シンガーとのコンビも「ユージュアル・サスペクツ」以来となる。

今回の作品は、スーパーマンや彼を取り囲む人々の内面もより深く描いた、やや大人っぽい映画になるようだ、と宣伝で聞いていた。それは自分にとってはやや不安要因だった。スーパーマンの魅力は、何と言っても列車を素手で止めるとか、弾丸よりも早く走るとか(いや、それはエイトマンか)、牛を素手で倒すとか(いや、それは大山倍達か)、とにかく荒唐無稽なことをやってのけて、それに拍手かっさいするといういかにもアメリカ的なエンターテインメントだと思うからだ。

しかし実際に観てみるとそれは全くの杞憂だった。あいかわらずスーパーマンは大いにばかばかしい活躍をしてくれて、何も考えることなく楽しめる快作に仕上がっている。考えてみれば現在のデジタル技術を使えば、イマジネーション次第でいくらでもばかばかしいことを視角化できるわけで、スーパーマン映画を作るにはいい時代になっているといえる。スーパーマンが飛び立つ瞬間を、本当に無重力のように表現できているのにはビックリだ。そういうところをなぜ宣伝しなかったのか。恐らくストレートにスーパーマンの映画、と宣伝すると冷めた若者や泣きたい女性に受け入れられないだろう、と少しおとなしめのPRを繰り広げたのかもしれない。それでもあまり盛り上がらず、どんどん上映館が減ってしまっているのは残念だ。

ケビン・スペイシーのレックス・ルーサーは期待どおり。ジーン・ハックマンのルーサーは、いかにも食えない悪党、という雰囲気が印象的だったが、その食えなさをさらに煎じ詰めたような食えなさ加減で、最高に楽しませてくれた。シンガーとのコンビネーションによる演出もばっちりで、いったいレックス・ルーサーにカツラをかぶせるなんてことを誰が考えついたのだろう。それも話題沸騰中の「ヅラ刑事」のモト冬木のように、そのヅラを重要なアイテムにしている。このケビン版ルーサーだけでこの映画を観に行く価値がある。いきなり最初のシーンがレックス・ルーサーから始まるというのも、この監督がこの映画で何をしたかったのか、雄弁に語っている。

そう考えれば、もっとルーサーに出番を与え、もっとハジけたルーサーを見せてくれても・・・と思わないでもない。しかしそれではこれが「スーパーマン リターンズ」ではなく「レックス・ルーサー リターンズ」になってしまう。そのあたり踏み外さないのが、シンガー監督の希有なセンスである。ユニークな演出と、誰にでも受ける大衆性のバランスを取れるのが、この人の持ち味だ。個人的には、「ユージュアル・サスペクツ」のような、度肝を抜く構成で刺激を与えてほしい気もするが、スーパーマンという素材を扱う以上、それは望めないのだろう。

ところで、この作品は物語上、1978年の映画第1作「スーパーマン」の続編、という形を取っている。だからロイス・レインはスーパーマンの正体に気付いていない。歴史上なかったことにされている「電子の要塞」や「最強の敵」はまだしも、戦いあり、恋愛あり、笑いあり、感動ありの一大娯楽活劇「冒険編」を無視したのは意外だった。まあ1984年版ゴジラが1954年版ゴジラの続編という形を取っているようなものか。わかりにくいかニャ。

Smark

「スーパーマンリターンズ」の公式WEBサイト
(重いわ音出るわ、最低のつくり)

http://wwws.warnerbros.co.jp/supermanreturns/

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2006年9月23日 (土)

整理券

整理券

ゲットだぜ!詳細は来週。

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早朝の歌舞伎町

早朝の歌舞伎町

並んでます

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2006年9月17日 (日)

四季「壁抜け男」木村花代がイザベルだ!

9月16日、名古屋で「夢から醒めた夢」が開幕した。自分は2日目のチケットを持っている。

しかし、どうにも精彩を欠くキャスティングで遠征する気にならない。

これは、心置きなく自由劇場に行け、ということだな。

というわけで前日予約で「壁抜け男」へ。目当てはもちろん木村花代@イザベルだ。

デュティユル 石丸幹二
イザベル 木村花代
部長/刑務所長/検事 高井 治
八百屋・娼婦 丹 靖子
C氏(公務員)/囚人 小林克人
デュブール医師/警官2/弁護士 寺田真実
B氏(公務員)/警官1/看守1/ファシスト 荒木 勝
画家 渋谷智也
M嬢(公務員) 佐和由梨
A夫人(公務員)/共産主義者 岩本潤子
乞食/看守2/裁判長 井上隆司
新聞売り 有賀光一

実はこの作品は初見である。「フレンチ・ミュージカル」とわざわざ掲げているあたり、なんだか「坊っちゃん」が天ぷらそばを食べる松山のそば屋が「東京」と看板に書いていたのと同じような田舎根性を感じてあまり気と足が向かなかったのだ。

しかし実際観てみると、なるほどブロードウェイ・ミュージカル(その手法を取り入れつつその上を行ったロンドン発のミュージカルも含む。要するに沢木順の言うところの『ブロードウェイ・ミュージカル』)のドカーンでズババーンなエンターテインメントとは確かに違う。それを総じて表現する言葉として、「フレンチ・ミュージカル」というキャッチフレーズをつけたのだろう。

まず、音楽を担当するのはピアノを中心に3人だけ。オーケストラピットはなく、前のほうの席をつぶしてそこで演奏し、カーテンコールでは一緒に舞台に上がってしまう身軽さだ。

音楽そのものも、フランスらしい抑揚のない旋律を延々と繰り返し、それにのせてセリフをこれもフランスらしくだらだらとしゃべり続ける。

また、この作品には教育上極めてよろしくないエッチなシーンがある。主人公・デュティユルとヒロイン・イザベラのダンスシーンがそれで、これは「異国の丘」の床ゴロゴロよりずっと艶っぽい。さすがフランスというべきか。

ストーリーも、見方を変えると「特殊な能力を身につけた男が、金品を奪い、他人の過去をあばき、あまつさえ人妻を誘惑して自らのものにする」というとんでもなくハードな物語だ。それを「人生賛歌」にしてしまうとは、日本人には理解できない感覚である。またあのラストも、ロマンチックというより残酷に感じる人のほうが多いのではないか。

というわけで、全体的に(日本人にとっては)実にヘンテコな作品である。こういうヘンテコな作品を、一線級のキャストを投じて上演するのが劇団四季の実力であり、その持ち味だとも言える。この日のキャストも、石丸幹二に高井 治、渋谷智也に有賀光一、丹 靖子に小林克人に寺田真実、そして木村花代と、タイトルロールや名バイプレーヤーをずらりとそろえてきた。

四季の「正当派」をひとりで支える石丸幹二の存在感は、もはや極限にまで高まっている。その力を受け止める大きな器になるような役を用意しないと、またぞろ退団騒ぎになってしまうのではないか。そんなことを考えるほど、すばらしい演技だった。

佐野正幸ファントムの登場で、海しばりから解放された高井治が、のびのびと気持ちよく悪役を好演。「ジーザス・クライスト=スーパースター」でのカヤパの演技が印象的だったことから、この人の悪役をもっと観たいと思っていたが、念願がかなった。軍隊あがりの鬼部長も、卑屈な刑務所長も、サディストの検事も、どれもいい味を出していた。

そして「異国の丘」以来、半年ぶりの「花見」となった、木村花代のイザベル。一幕はなかなか出番が来なくていらいらしたが、「買い物」のシーンでは少女の面影を残した若い妻をせつなさいっぱいに演じて観客を魅了。この1曲で、主人公が心を奪われるというくだりに説得力を持たせなくてはいけないから大変だ。

二幕では、前述のとんでもないエッチなシーンで、妖艶な人妻をお色気たっぷりに演じる。ピンクのネグリジェに身を包み、「もう一度ベッドへ行きましょうよーう」と体をくねらせるその姿は、ファンでなくでも目の毒だ。美脚フェチにもたまらんとですよ。

そしてフィナーレでは満面の花代スマイルが炸裂。花代ファンには至高のひとときを提供してくれる。

出番は確かに少ないが、木村花代目当てで行っても十分満足だろう。この作品のテコ入れを狙う四季の戦略にまたしてもまんまと引っかかった気はするが……

Jiyu 

「壁抜け男」のホームページ
http://www.shiki.gr.jp/applause/kabenuke/index.html

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2006年9月13日 (水)

3年目の沖縄ツアー・まとめ

帰りの飛行機はポケモンジェットだった。機内ではシリーズ5作品目となる「ANA'S キャビンアテンダント リカちゃん」を購入した。そのあたりの話はまた次の機会に。

さて、3年目を迎えた沖縄ツアーだが、今回はブセナに行く前に那覇に一泊し、那覇の食堂や南部の施設を見学したこと、レンタカーを運転し多くの風景に触れたこと、ブセナのアクティビティーにエコツアーが加わったことなどにより、行動範囲も、沖縄への興味もぐっと広がった。

もちろん、それで「沖縄についてよく分かった」などとはとても言えない。しかし、少なくとももっとこの地について知るための意欲を得るきっかけになったことは間違いない。平たく言えばまたこの土地を好きになった。

もちろんブセナテラスというネイチャー・エンターテインメント空間への興味も薄れていない。一部ではサービス低下もささやかれ、確かにそう思える場面もあったが、その一方さらなるサービスメニューの拡大に努めている。そうそう、昨年末から部屋にブロードバンド回線が引かれ(注:全ての部屋ではないかもしれません。気になる方はホテルにご確認を!)快適にブログも更新できた。進化するブセナテラスには、これからも目が離せない。

Beach3

<ザ・ブセナテラスのWEBサイト>

http://www.terrace.co.jp/busena/index.php

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「サムズアンカーイン」で昼食

空港に荷物を預け、ゆいレールでふたたび国際通りへ。

ちょっとした用事を済ませ、土産物店など覗いているうちに昼になった。そういえば那覇のステーキ店に行ったことがないので入ってみることに。

あまり情報を集めていなかったので、観光客に人気の「サムズアンカーイン」を訪れた。

調理人が目の前でコショウの缶をクルクル回したり、ウェイトレスがセーラーふ…うんにゃ水平さんのコスプレ(「ザ☆ピ~ス」のPVの衣装のようなもの)をしていたり、妙な演出がハナにつく店だが、れっきとしたAサイン(米占領時代の認可証)取得店である。

Sams2

テンダーロインステーキ235グラムを注文。味は薄いが柔らかい肉だった。野菜もたっぷり添えられ、これにスープとサラダもついて2350円はまあ安いのではないか。

Sams

サムズアンカーインのWEBサイト
http://www.sams-okinawa.jp/ancaor.html

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チェックアウトとバトラーサービス

チェックアウトして空港に向かう。

クラブフロア専属バトラーさんが車が見えなくなるまで手を振ってくれていた。その瞬間また来たい、と思った。比較的カンタンに騙されるほうだ。

バトラー(執事)サービスというのはブセナの売りのひとつで、レストランの受付からタクシーの手配から、24時間よろず相談承り候、というサービスだ。主に女性が担当している。

通常は電話でのやりとりがメインになるが、クラブフロアに宿泊すると、専用ラウンジに数名のバトラーのお姉さんが常駐していて、出入りするたび声をかけてくる。

「いってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」はもちろん、全員の顔と名前、部屋番号、おおよそのスケジュールを完璧に把握していて「パラセール、晴れてよかったですね!」「イタリアンおいしかったですか?」と、隠れて悪いことはできない雰囲気だ。

自分のように一人客の場合はそのやりとりが楽しみのひとつになるけれど、家族と来てたらちょっとうざいかもしれない。クラブフロアは自分のように友達のいないお一人様向きだと思う。

Busena0913

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「ラ・ティーダ」で朝食

最終日の朝食はバイキングレストラン「ラ・ティーダ」で。そんなに品数は多くないが、ここは朝は6時半から営業しているので便利だ。空いていればオープンテラスの席も気持ちいい。

写真の右下に映っているのはゴーヤジュース。眠気も胃のもたれもぶっ飛ばす神のドリンクだ。

Tida

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「ファヌアン」で夕食

きょうの夕食はメインダイニング・ファヌアンで。

ファヌアンは毎回大絶賛している。ここは料理のうまさをひけらかすようなことはしないが、素材の持ち味を存分に引き出すことに注力した上で、こっそりと創意工夫を凝らしているのが特徴だ。

「食前の愉しみ」は白インゲンのムースだ。春巻きの皮が添えられている。

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「ミーバイのマリネと恩納村のトコブシのポッシェ フェンネルの香り アーサ入りもろみ酢ピネグレット」

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隠れてしまっているが、ミーバイという魚をビネガーでいただく。「NOBU」のニュースタイル・サシミのようだ。ミーバイやタマンといった魚は県外に出しても十分商品価値のあるうまい魚だと思う。

パンもおいしい。

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「読谷産紅芋のスイートなポタージュ カプチーノ仕立て」

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紅芋のスープ。思ったよりも甘くなく、すっきりとした味だ。

「シチューマチのポワレ 黒オリーブ添え 爽やかなシークワーサー風味」

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カリっと焼き上がった川の部分の香ばしさと、シークワーサーの香りのマッチングが見事な一品。

「県産パッションフルーツのシャーベット」

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「県産島豚のロティ マティニヨン風 温野菜添え カシスの香り」

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ファヌアンがメインで豚をどう扱うのか注目していたが、口に入れると豚特有のくさみが少し残っている。しかしこれは確信犯。添えられたカシスのソースを少しかけると、きれいさっぱりくさみが消える。素材の生の味と、技巧とをいっぺんに味わうことができる。

「マンゴーグラッセ ミルフィーユ仕立て 季節のフルーツマリネ」

Fanuan8 

皿にへばりついたチョコレートソースは、香りづけのものだったようだ。これをナイフでこそぎ落として平らげたら、甘さが口の中に残ってしまった。

今回、席につくと「お飲み物はノンアルコールがよろしいですか?」と聞かれた。どうもCRMシステムを導入したらしい。昨年自分が何を注文したのか、完全に把握されている。ブセナらしいサービス姿勢だ。

今年もメインダイニングの名に恥じない、大満足のファヌアンだった。

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きょうはサックス演奏

この日の夕方のBGMはサックス演奏。

また隠れて演奏している。

Enso

やはり森田氏の穴を埋める人材はいないのか。

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サンセットクルーズに参加

ブセナのマリンアクティビティーの中で最も人気があると思われる、サンセットクルーズに参加。

夕暮れの時間帯に、大型ヨットで沖へ繰り出す。

Cruise1

ブセナの夕日が値千金であることは有名だが、雲が晴れてクリアーな状態になることは少ない。自分が滞在した合計8泊のうち、綺麗に見えたのはこの1回だけだ

この日も、「首都消失」のような厚い雲に覆われ、ほとんど太陽が見えない。諦めていたが、水平線の下に消える一瞬、雲の切れ目から夕日が差した。

Cruise3

雲は雲で味わいもあり、すっかり満足した。

Cruise4

薄暮のブセナテラスも美しい。

Busenanight

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雷雨キター

ひりひりするので館内に引き上げ、大浴場で塩と砂を洗い落とす。ここの風呂はいつも空いているし、海が見えて爽快だ。気に入っており、温泉でもないので1日に2回入ったりする。

部屋に戻って、天井のくるくる回るファンを眺めていたらまた寝てしまった。

Heya

突然の雷鳴でたたき起こされる。

いきなり強い雨が降ってきた。空は明るく、ビーチにはまだ人影も。

Heya2

10分ほどでやんだ。

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「マロード」で昼食

一昨年も紹介した、ラウンジ「マロード」でアフタヌーンティー。ブセナを象徴するオープンテラスと、ピアノの演奏などで優雅な時間を演出してくれる。

Maroad1

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ビーチで日焼け

ホテルに戻り、今回の滞在で初めてビーチに出る。

Beach1

曇ってはいるが、時おり強い日差しが。

Beach2

うっかり寝てしまい、無防備だった足が一瞬で日焼けしてしまった。ひりひりする。

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マングローブツアーに参加

3回ほどトイレに行き、なんとかお腹も治まったので、カヌーでマングローブの森を訪れる、「マングローブツアー」に参加する。

まず車で金武町の億首川へ。ここの河口はマングローブの生息地を見学できるように整備されており、休日は多くのカヌーでにぎわうそうだ。この日は平日なので我々の集団のほかは1~2グループがいただけ。

Manglobe1

ちなみにマングローブというの汽水域(海水と淡水が混じり合ったところ)に出来る熱帯植物の森林を指す言葉で、そういう植物があるわけではないのだそうだ。勉強になる。

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準備も整い(といってもガイドさんに全てお任せで、何もしていない)、カヌーに乗りこんでいざ出発。

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カヌーに乗ってぐんぐん進む。なかなか快適だ。

Manglobe1_1

マングローブをつくる代表的な植物はヒルギ科で、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギがある。これがメヒルギで赤い花のように見えるのは実は額。

Manglobe2_1

オヒルギはメヒルギよりも葉っぱが丸っこい。

Manglobe3_1

放射状に根を展開する「支柱根」はヤエヤマヒルギの特徴。

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ヒザを曲げたような状態で根を張る「膝根」はオヒルギの特徴。これがたくさん並んでいると、結構不気味。

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写真ではほとんど確認できないが、マングローブの苗の周りに点々と見える赤いものは、「ちゅらさん」のオープニングにも登場するベニシオマネキだ。

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土が盛り上がっているのは、シャコが巣を作っているかららしい。

Manglobe7

地表のカニたちが落ち葉の掃除をしてマングローブを守り、そのマングローブは土砂が海に流れ込むのを防いで珊瑚礁を守り・・・と、Circle of Lifeが展開されているのはサバンナの草原だけではないことも学んだ。カヌーの漕ぎ方だけでなく、実に多くのことを勉強したツアーだった。

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早朝から下痢

4日目の朝。

腹が痛くて目が醒めた。

なので朝食は断念して果物だけ部屋でたべる。

食後には正露丸をご用意。

Terrace

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2006年9月12日 (火)

食後に「シュガーケイン」

食後に、今まで足を運んだことのなかったブセナテラスのメインバー「シュガーケイン」へ。何しろ自分は酒を飲まないので、これまでこの店とは無縁だったのだ。しかし聞けばアルコールの入っていない飲料もあるという。それならば、と入ってみた。

Sugarcane0

店内は以外に広いので、夜遅くに静かに話したい人にはおすすめだ。ビリヤード台なども設置されている。葉巻の臭いがキツイ(非喫煙者にとって)のは気になったが。

Sugarcane

ノンアルコールのカクテル「シンデレラ」を飲む。様々な果汁のミックスフレッシュジュースのような味だった。1000円ちょっと。

Sugarcane2

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「龍潭」で夕食

今日の夕食は鉄板焼きの「龍潭」で。一昨年に続き2回目だ。

ここは確かにおいしいが、メインの牛肉が沖縄の産ではないので、ちょっと残念な気がしたのを思い出す。しかし昨年暮れから、この店では「石垣牛」を使い始めたという。これは期待できそうだ、と予約してやってきた。

Ryutan

店でメニューを見ると、以前は産地がばらばらだったのに、すべて石垣牛で統一されている。コースを注文して、シェフが目の前の鉄板に現れるのを待ちつつ、先付けや前菜をいただくい。

先付けは豆腐状の何かだった。

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前菜は魚介のマリネ、アグー豚のテリーヌ、そして「豆腐よう」だ。豆腐をアルコールで発酵させた沖縄料理である「豆腐よう」がうまかった。

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いよいよ鉄板焼きの食材が登場。

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まずはオマール海老が焼き上がった。

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続いてフーチャンプルー。

Ryutan6   

サラダにはよく分からない野菜がいっぱい入っている。

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ついにメインの石垣牛が。

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これはうまい。「歯ごたえがあるのにジューシイー」が石垣牛の特徴のようだ。単にジューシイーなだけなら、東京でも高いお金を出せばたべることができる。しかしそれと「肉を食べている」という充実感を刺激する歯ごたえとが共存している例はあまり見たことが、いや食べたことがない。

脂身を焦がしたものをそえたガーリックライスと、人気急上昇中の高級魚、きのうランブルフィッシュでもお目にかかった「ミーバイ」を使ったスープを。

Ryutan9

デザートは沖縄ぜんざい。小豆と麦を似たものに、白玉とアイスが乗っている。沖縄のぜんざいといえばここに山盛りのかき氷が加わるはずだが、この店ではあえて氷は使っていない。

Ryutan10

ところで、今回自分の目の前で妙技を披露してくれたシェフは、なんと2年前に焼いてくれた人と同一人物だった。三郷に住んでいたことがある、という人である。それが分かってから話がはずみ、以前からなんとか沖縄県産の牛を出したいと考えていたこと、去年の暮れにようやく契約がまとまって石垣牛を仕入れられるようになったことなどを教えてもらった。

石垣牛を手に入れた「龍潭」はかなり強力だ。これまであまりオススメしてこなかったが、これなら太鼓判といえよう。

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夕方のブセナテラス

きょうはプールサイドでギターの演奏をしていた。

Bgm

雲は多いが、なかなか綺麗に見えた夕日。しかしカップルが邪魔だ。

Sunset

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心はプラズマ

こうして海、空、大地という3つの視点から沖縄の自然に触れたひとりサンバルカンな1日を終え、泥だらけで部屋に戻り、とりあえずアイスでクールダウン。

Bluseal2

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「リバートレッキング」に参加

今年から、ブセナのアクティビティーに「エコツアー」が加わった。めぼしいメニューは過去2年でだいたいこなしてしまったので、この新しいプログラムに参加しない手はない。いくつかある中から、川の中を歩いて進むという「リバートレッキング」に参加を申し込んでおいたが、最低催行人員が2名なので実施が危ぶまれていた。しかし運良く催行となり、いざブセナをワゴン車にて出発。

ガイドさんの運転で40分ほど走り、名護市北部に到達。観葉植物や果物などを栽培している農家が並ぶ農道のような道を抜けてそこで下車。5分ほど歩くとうっそうと繁った森の中を涼しげな川が流れている。

「それではここから川に入りましょう」

ざぶざぶと足を入れると気持ちがいい。そのままずんずん上流へと進んでいく。

River1

20分ほど歩くと、滝に到達した。何とも清涼な空気が漂い、実に気持ちがいい。

River4

「ふだんはここまでなんですけど、今回は参加者が成人男性の方ばかりなので、よろしければこの先にある『第2の滝』まで行ってみますか?」とガイドさん。せっかくの機会だから行ってみようということに。

正直なところ、ここまでは楽勝だったので、ちょっともの足りないと思っていたところだ。

だが。

そこを越えると、いきなりこんな状況である。

River5

川というより、水の流れる岩場を足下を確かめながら登っていく。

上の写真はまだやさしいほうで、上流に向かうに従ってどんどん険しくなってくる。そこからはとても写真なんて撮っていられない。

運動不足の体はすでに限界に達していたが、精神的な緊張のほうが先にあるのであまり披露は感じない。もくもくと岩場をよじ登っていく。ちょっとすべった、というのは数知れず、その上全身ずぶぬれになる派手な転び方も数回。軽々しく「行きましょう!」なんて言わなきゃ良かった、と後悔してももう遅い。

かれこれ1時間が経過(3時間ぐらいに感じた))し、ついに「第二の滝」が見えてきた。

River6

これはまた一段と気持ちいい。しばし流れ落ちる水を阿呆のように眺めていると、滝の上のほうに何かが見える。

River7

なんと、昔使われていた水道だ。

自分は滝壺までたどり着いただけでヒイヒイ行っているのに、昔この地に住んでいた人は滝の上に水道建設をしているのである。力強く自然と共生する、沖縄(琉球かも)の人の生命力を見た思いだ。

「じゃ、戻りましょうか」

その声を聞いて力が抜けた。そうだ、当然いま来た道をもどらなくてはいけない。分かっちゃいたけど忘れたかった現実だ。しかしガイドさんの適確なコースどりにより、1時間もかからず元の地点へたどりついた。

たった片道1時間の沢登りでこんなに肉体的、精神的に疲労するとは、なんとも情けない。しかしそれ以上に、海以外の沖縄の自然に直接触れることができたことは大きな収穫だった。体力的にも精神的にもきつかったが、終わってみれば楽しかったという感覚しか残っていない。いや、本当に楽しかったのだ。ガイドさんたちには心から感謝したい。

途中、ブルーの鮮やかなトンボや、

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イモリを観ることができた。

River8

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「Chu la-la」で昼食

お昼はバニヤンビレッジのイタリアン「Chu la-la」で。ここのパスタランチ(2000円ちょっと)は軽めの昼食としておすすめだ。生パスタではないけれど、なかなかおいしい。

Chulala

パンが3種類出てきた。ブロッコリーのパン、トマトのパン、カボチャのパン。予想外にカボチャがおいしくて、1つおかわりを。

Chulala2

スープ、サラダはありふれたもの。

Chulala3

4種類の中から、ほうれん草のパスタをチョイス。ガーリックオイルが効いていてうまい。

Chulala4

何となくイタリア国旗のようなデザート。アイスコーヒーもセットに含まれる。

Chulala5

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パラセールに参加

昨年、そして一昨年に引き続きパラセールに挑戦。去年は風が強く少し恐かったが、今年は気候にもめぐまれた。上下左右、自分の周りに空気しかないという不思議な感覚の中で、五感、特に聴覚が研ぎ澄まされてくるのが分かる。

インストラクターのお兄さんに船から撮ってもらった写真。

Para2006

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シュノーケリングに参加

昨年に引き続き、シュノーケリングに挑戦。自分のほか、父と子の二人組、ちょい悪オヤジふうの男性とその奥さん(だと思う)という二人組が同じ船に乗った。みな初めてだという。よし、ここは経験豊富な(去年ここでやっただけ)俺がいっちょう稽古でもつけてやるか!と思ったが、いざ水に入ってみると明らかに俺が一番下手だった。

Sea1

お約束の餌付け体験。魚の嗅覚が鋭いのにはあきれるほど。

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底のほうにいるのと小さいのとで、なかなか間近で見ることのできないクマノミをインストラクターのお兄さんが写真に撮ってきてくれた。

Sea3

さらに水中一発芸を披露するお兄さん。お見事。

Sea5

ついでに自分の写真も撮ってくれた。

Sea6

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「真南風」で朝食

2日目の朝。

まず朝食は日本料理の「真南風」へ。

去年も一昨年もここで朝食を食べている。しかし夜来たことはいっぺんもない。

とりあえず写真。

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メロンがなくなったり、納豆がついたりしたが、全体的にはややパワーダウンか。白米とおかゆのほか、五穀米を使用したご飯も選択できるようになった。

ここのおかゆには、カツオブシを煮詰めたあんが付いてくる。言うまでもなく京都「瓢亭」のまねっこだが、パクリ上等だ。

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2006年9月11日 (月)

「ランブルフィッシュ」で夕食

昨年初めて入った、魚料理の「ランブルフィッシュ」。シンプルな魚料理を味わえること、まず魚を選んでから調理方法を指定する、という遊び心あるシステムが気に入ったので、今年もやってきた。

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まずここで魚を選ぶ。

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ガラスの向こうでは料理人たちが忙しそうに働いている。

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今回選んだのは、野菜を含めてこの4品。

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マコモ茸のニンニク炒め

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ブラックタイガーのXO醤炒め

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グルクンと並ぶ沖縄の名魚「タマン」の薄醤油蒸し

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グルクンの唐揚げ、唐辛子と玉葱あんかけ

昨年は4000円弱だったが、今回は10000円近くなってしまった。何が間違いだったかというと、魚を選ぶとき、調理代こみの値段を見ながら選ぶのだが、それが「1匹」なのか「100グラムあたり」なのか、よく確認しなかったのだ。上で書いたようにタマンの切り身が異様に大きかったため、それがコスト要因になってしまったのである。

昼まで500円以下の食事を3食連続で取っていたが、いっきに20倍。かつてのイタリアでもこんなインフレは起きなかったに違いない。

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夕食の前の軽い……

きょうは夜の海に船で繰り出す「プラネットクルージング」に参加予定だったが、希望者が俺しかいなかったため、最低催行人員に達せず出航しなかった。ブセナは基本的にお一人様歓迎で、時としてガイドさんと2人だけ(※ガイドさんは女性とは限りません)でアクティビティー、ということもありうる。事実そういうケースに出くわしたことがある。だが、いくつかのプログラムでは「2名から催行」というものもあるのだ。

ともあれ、やることがないからとりあえずアイスを食べる。

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ザ・ブセナテラス到着

3年目のブセナ。もうだいたいのところは過去2回で語っているので、写真だけずらずら並べておこう。

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ちょっと曇ってきた。

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現在、ブセナ名物のサックス演奏は休止中。かわりにこの日はバイオリンの演奏があった。ショーというわけではなく、あくまでBGMなのでものかげでコッソリ演奏している。いい音を出しているのだから、みんなの前でやればいいのに。

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沖縄大衆食堂(3)「おかず」

「味噌汁」よりもっと奇妙なメニューがある。

下のメニューを見てほしい。

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「Aランチ、CランチがあるのにBがない」という点についてはデイリーポータルZに任せるとして、メニューの中に、堂々と「おかず」というのがあるのに違和感を覚えないだろうか?

何はともあれ頼んでみると、やはりこれも「味噌汁」と同じで、定食として出てくる。ご飯にはやはりたくあん2切れ。規則なのか?なお、ここは「おまけの味噌汁」のかわりに沖縄そばがつく。

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ここの「おかず」は、野菜いためのようなものに、卵焼きが乗ったものだ。

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店によって「おかず」の内容は異なり、炒め物だったり、煮物だったりするらしい。ここのおかずは、ポークではなくソーキの骨のない部分を使っていたが、当然具材も店によって変わる。

その店独自のセンスとアレンジによって「おかず」の内容は変わるわけだ。食堂のメニューで「おかず」を見つけたら、その店を試す意味で注文してもいいかもしれない。

ただ、この「おかず」と「味噌汁」が組み合わさると、他県からの旅行者は大きな勘違いを起こしやすい。「ああ、ここは単品を組み合わせてオーダーするのだな」と考え「おかずと味噌汁、あとご飯お願いします」なんて言った日には、テーブルの上には「おかず」「味噌汁」のほかに、定食用のおまけの味噌汁と、ご飯が3杯並ぶことになる。それも山盛りで。

この「おかず」を出してくれたのは、デイリーポータルの「ランチ」ネタで紹介された「なじみ大衆食堂」。ここはテビチ、ソーキが名物だが、ご多分に漏れず盛りがいいので、うっかり「ソーキ煮付定食」なんて頼んでしまうと、目の前に山と積まれたソーキに頭を抱えることになるだろう。

せっかくだからランチにも言及しておくと、どの店でも「Aランチ」と言ったら肉、揚げ物数種類がごってりと盛られ、なぜかフライドポテトがついてくる洋食プレートを指す。Aというのは、アメリカ人でも注文しやすいように、という配慮らしい。つまりこのメニューは「肉をがつがつ食べるアメリカ人」をイメージして作られたもののようだ。多くの店で、中身に多少の違いはあれ、おおむねそんなスタイルのものが出てくる。尋常の感覚ではとうてい理解できない量だ。

この日も、他県から来たと思われる人が「Aランチってなんですか」と質問し、店の人が「とんかつ、ハンバーグ、フライドチキン、あと玉子とフライドポテト」と答えたところ「ああ、そこから選ぶんですね。じゃあ…」「いえ、それが全部入ってるんです」というやりとりをしていた。

B、Cになると少しずつ具の内容が減っていき、多少は食べやすくなるらしい。値段のレンジは、Aが700~800円、Bが600円~700円、Cが500円~600円ぐらいのようだ。こうして見てくると、BがなくてC、というのも納得が行くような気がする。

「なじみ食堂」は北町の港にあり、高速だと沖縄南か北中城からそれぞれ車で10分程度。

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                ◇     ◇     ◇

さて、沖縄食堂めぐりもこれで一段落。

「沖縄の食堂」というと、なにかヘルシーで、家庭的なあたたかい店を想像するかもしれない

だがそれは違う。

沖縄が長寿で知られているのは、そのほとんどが戦前世代のがんばりによるところ大であり、今、沖縄では若い人のコレステロールの高さが問題になっているのだそうだ。

また「家庭の味」であることは正しいが、「家庭的な」というとどうも違う。「おふくろの味」なんていう幻想を抱いているなら、捨てたほうがいい。沖縄食堂のメニューは、そんなにやさしくない。それどころか、その量たるやもはや暴力的である。

体にやさしいなんて後回し、とにかく量が多くて安くて、それでうまけりゃ言うことなし!という人こそ沖縄食堂にふさわしい。全国の猛者たちよ、来たれ、沖縄に!

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玉城農産物販売所「花野果村(はなやかむら)」

「デイリーポータルZ」の特集で一番破壊力があったネタの現場「花野果村」にやってきた。

ここで売られている野菜には、名前がついているのだという。

まず「トロピカルカフェ」と名付けられたドリンクコーナーで、マンゴージュース(250円)をいただく。うまい。

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ひと息ついてからいざ、名前のついた野菜とご対面。

あるある、本当にある。

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まずは無難に苗字で勝負。「ナカムラ」(ナス)

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「ヒロミ」(ドラゴンフルーツ)

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「リカ」(ヘチマ)

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「ユキコ」(オクラ)

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「アケミ」(ゴーヤ)

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スマイル……って、これも名前?スマイリー・オハラとかいうのか?

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査定を下げられてしまったタケハル。一体何をしでかしたというのだ。

                  ◇     ◇     ◇

自分はデイリーポータルほどうまくレポートできないので、このネタでもっと笑いたい人はニフティのページへ。

しかしそもそもなぜ名前が入っているのだろう。

恐らく、これは生産者を明らかにして食の安全性を高めるというトレーサビリティーシステムでもなければ、「私が作りました」風のマーケティング戦略でもなく、農家側が売れ行きに応じて鮮度の高い農産物を効率的に出荷できるようにしたPOSシステムなのだと思う。別の農産物の直販所で、同様のシステムを採用していると聞いたことがある。

システム的にはバーコードだけがあれば足りるのだろうが、恐らくオペレーション上の都合で、テキストも印字されていたほうが便利なのだろう。では、なぜ苗字でなく名前なのか。デイリーポータルの取材によれば、「同じ苗字が多い」のがその理由だそうだ。なるほど、そういうことか。しかし、苗字ではなく名前を書くあたり、なんとも沖縄人らしい茶目っ気が感じられるような気もする。

沖縄は、苗字より名前の文化である。この日沖縄では統一地方選挙が行われたが、候補者ポスターを見たらほとんどが下の名前をひらがなやカタカナで大きく表示していて、愕然とした。

「花野果村」のホームページ
http://www.geocities.jp/hanayakamura/

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「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」

日本第2位、全長5km(うち890mを公開)にも及ぶ巨大な鍾乳洞「玉泉洞」を中心に据えた一大観光スポット。園内に入るのに600円、玉泉洞に入るのに600円という料金設定は高い気もしたが、いざ玉泉洞に入ってみると、これだけで2000円ぐらい払ってもいいぐらいのすばらしい場所だ。大自然の威力と、その造形美を肌で感じ取ることができる。

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通路をまたいで伸びる鍾乳石。いまも成長と変化を続けているのだ。

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鍾乳洞は片道通行で、出口から入り口まで地上を歩いて戻らなければならないが、それが890mにも及ぶ「土産物買ってけロード」だ。やや辟易するが、割り切って、ここでお土産を全部そろえよう、と思えば、空港などよりずっと充実しているのでなかなか重宝するかもしれない。一応、見学コーナーや体験コーナーなどもいくつか用意されているので、それなりには楽しい。

たぶん、ここが「ハロー!モーニング」で道重さゆみらがサーターアンダギーづくりをしていた店だと思う。

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「おきなわワールド 文化王国・玉泉洞」のホームページ
http://www.gyokusendo.co.jp/index.html

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平和祈念公園

そして平和祈念公園へ。

広大な敷地の中に、さまざまなモニュメントや平和祈念資料館がある。

沖縄戦で亡くなった人々の名を刻んだ「平和の礎」と「平和の火」の間に立ち、海と空とを眺めると、言葉にできない何かが脳の中をよぎる。

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資料館では、やや上からの目線ながら、住民の視点からの沖縄戦を伝えようとしている。

                  ◇     ◇     ◇

軍人、学生、そして市民という3つの立場から、戦争を考えるきっかけとなる3カ所をめぐった。それは軽々にここに記述できるものではない。まだ考えもまとまっていない。しかし、行った意義は自分にとって大きかった。

自分にとって、かつての沖縄のイメージとは灰谷健次郎の「太陽の子」だった。本を読み、映画も観に行き、NHKのドラマも欠かさず見た。だから、沖縄という土地に、遊びのために行くなんてなんだか許されないような気がしていた。それを変えたのが、恥ずかしい話だけれどNHKの「ちゅらさん」だった。芸達者な俳優陣に支えられたこの名作は、底抜けに明るく、ある意味脳天気とも言える沖縄を描き、大ヒットした。これをきっかけにして、2年前、初めて自分は沖縄にやってきたのだ。

その2つのイメージが、きょう、少しつながったような気がする。これから時間をかけて、もっと沖縄のことを知ることで、自分なりの沖縄観を持てるようになれれば、と思う。

沖縄県平和祈念資料館のホームページ
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/

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ひめゆり平和祈念資料館

続いて「ひめゆりの塔」で有名な、ひめゆり平和祈念資料館に。

「ひめゆりの塔」が文学作品として、あるいは映画として有名になったために、学徒動員の歴史が正しく伝えられないのでは、と懸念する声もあるが、そうした存在が、学徒動員の悲惨さを伝えるひとつの象徴として、多くの人にそこに目を向けるきっかけを与えていることも事実だと思う。

この資料館は、実際の「ひめゆりの塔」に隣接している。中に入ると、大きなパネルや映像などを駆使した現代的な展示方法で、その歴史を語りかけてくる。

犠牲になった生徒たちの写真、プロフィールを部屋一面に掲げた展示スペースでは、足がすくむ思いだった。

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ひめゆり平和祈念資料館のホームページ

http://www.himeyuri.or.jp/top.html

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旧海軍司令部壕

今回、初めて沖縄南部の戦跡に行ってみることにした。今まで、正直なところいろいろな意味で恐くて避けて通っていたのだが、これだけこの地に愛着が出てくれば、やはりそこに目を向けないわけにはいかない。

長崎の平和公園を訪れて以来、例えそこで何を考えようと、あるいは何も感じなかろうと、まずは足を運んでみることが大事、思うようにもなってきた。

最初に、那覇からも近い、豊見城市にある海軍壕司令部を訪れた。

激戦の中、海軍沖縄根拠地隊司令官、そして多くの兵士達が最期を遂げた壕を、当時のままに保存している。全てを公開しているわけではないが、その広さ、そして生々しさに愕然とするとともに、大田少将が遺した電文

「沖縄県民斯ク戦ヘリ
 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」

の重さに言葉を失った。

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この壕への入り口となっている「ビジターセンター」。

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ここは小高い丘になっており、美しい風景が広がっている。

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レンタカー初体験

レンタカーというのを生まれて初めて借りてみた。自分の車ですら満足に運転できないのに、人サマの車なんて、と思っていたが、今回、ブセナに行く前にいくつか回りたいところがあるため、レンタカー利用を決意した。これもボウケンだ。

沖縄の新名所、DFSギャラリア・沖縄。その2階正面入り口(ゆいレールおもろまち駅から直結)を入ってすぐに、空港のチェックインカウンターのようにレンタカー会社のカウンターがずらりと並んだコーナーがある。

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事前に予約していたオリックスレンタカーで手続きをする。同社はブセナテラスに営業所があるのでそこにしたが、それでもワンウェイ料金(乗り捨て料金)はかかる。朝8時から夕方4時までの契約で、乗り捨て料金、免責料金などぜんぶでちょうど1万円。

車はエスカレーターで1階に降りたところで引き渡し。「何かご不明な点はございますか?」と聞かれ、「車の運転の仕方を教えてもらえますか」と言いたいのをこらえ、不安をかかえて出発進行。

なんとか基本的な運転はできたが、カーナビのクセがいまいちわからず、住宅地の細い道で立ち往生して泣きそうになったり、ガソリンを入れようとしたらどこでフタを開けるのか分からなくてスタンドの兄ちゃんに軽べつされたりした。

借りたのはトヨタのパッソ。同じトヨタ車でもずいぶんと使い勝手が違うものだ。

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朝食の後の軽い…

朝から胃にもたれたので今年最初のブルーシールアイスクリームをコンビニで買ってたべる。

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2006年9月10日 (日)

沖縄大衆食堂(2)「味噌汁」

2日目の朝食も食堂で食べることにした。「ちゅらさん」で田中好子が働いていた農連市場でディープな朝食をとりたかったが、日曜ということで市場は休み。そこで24時間連合の「三笠」へ行く。

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沖縄食堂のメニューは、一様に安い。しかし、時折その中に、明らかに割高と思えるものがある。

「味噌汁」だ。

ここ三笠でも、味噌汁は「400円」とある。定食が400円~550円のレンジなのに、味噌汁で400円は高い。

しかし、ここにも沖縄食堂のマジックが隠されている。「味噌汁」と頼んで、出てきたのはこれ。

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メニューに「味噌汁」とある場合、それは定食のおまけで付いてくる味噌汁ではなく、独立した料理なのである。そばを入れるようなどんぶり一杯に注がれた三笠の味噌汁に入っているのは、わかめ、青野菜、ポーク、どっさりの豆腐、そして落とし玉子。これに山盛りのライス、たくあん2切れがついてくる。味噌汁が定食の主役になっているのだ。

味は基本的に普通の味噌汁だが、どこか脂っこさを感じる。それはポークから出る油か。しかし、会計のときに、カウンターに置かれた巨大なバター(マーガリン?)の容器を見つけた。

……入ってたかも。

「三笠」はゆいレール県庁前と美栄橋の間ぐらいで、国道58号線沿いにある。ショーケースが目印の24時間営業だ。

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2006年9月 9日 (土)

小ネタの宝庫・沖縄

「デイリーポータルZ」でも取り上げられていたが、沖縄には愛すべき小ネタの宝庫だ。

夕方から夜までのわずかな時間だが、自分も小ネタを探してみた。

ゆいレール県庁前駅そばにある「パレットくもじ」は、那覇市街地にある代表的な大規模商業施設のひとつだ。

なのに、

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サインが1文字消えている。この規模の施設でこれはちょっと考えられない。

これは、ゆいレールの交通広告で見つけた、ちょっと微妙なマスコットキャラクター。

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かわいいけどな。

また、これはゆいレール車両のドアに貼ってある、注意を喚起するイラスト。

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一見よくある図案だがちょっと待て。この手のイラストでカニが登場するのは、「何かを挟むもの」の象徴としてだ。

それが「挟まれる」側に回ってしまったら、カニである必然性はこれっぽっちもないではないか。

明日ももうちょっと探してみよう。

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沖縄大衆食堂(1)「ちゃんぽん」

那覇で何をしようかネットで調べていて、沖縄では「食堂」がなかなかオモシロイところだと知った。結構ブログなどでも紹介されているメジャーな話題なので、2回も来ながら知らなかったのは汗顔の至りである。今更だが、食堂めぐりを決意する。

沖縄の食堂文化は非常に根強く、一説によればそれがあるためにファミリーレストランチェーンが沖縄では満足な事業展開ができないのだそうだ。

沖縄食堂の特徴には、下記のようなものがある。

・安い。
・メニューが多い。
・量が多い。
・座敷がある。
・沖縄特有の、共通したメニューがある。

その「特有の共通したメニュー」から、まず「ちゃんぽん」を紹介しよう。

「ちゃんぽん」は、沖縄食堂の定番メニューだ。

しかし、この「ちゃんぽん」は、一般的に知られている「長崎ちゃんぽん」とは決定的な違いがある。

麺料理ではなく、ご飯料理なのである。

それはあまりに決定的だ。

沖縄のちゃんぽんは、こんな感じである。

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ちゃんと下にはご飯が。

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店によって違いはあるらしいが、だいたいはポーク(沖縄でポークといったら、SPAMやTULIPなど缶詰のポークランチョンミートを指す)の入った野菜炒めのようなものを玉子でとじてご飯にかけたものだ。これをカレーのように平たい皿に威勢よく盛りつけてスプーンでがしがし食べるのである。

上の写真は、首里の「あやぐ食堂」のちゃんぽん。これにみそ汁(一般的なみそ汁)とたくあん2切れがついて470円だ。ざっぱくな料理だが、ポーク、タマネギ、玉子、そしてごはんの相性が良いのでなかなかうまい。それに何しろ盛りがいいのでかなり腹一杯になる。吉田戦車の「ぷりぷり県」に出てくる「部員煮」みたいだ。また、かなりピンポイントな例えで申し訳ないが、なんだか西早稲田にある「三品」の「カツ牛」を思い出した。カツも牛もないのだが、味つけというか、料理の雰囲気が似ているのである。

「あやぐ食堂」はゆいレール首里駅から歩いて3分。WEBサイトもあり、明るい雰囲気で観光客も入りやすい。営業時間は9:30~24:00(ラストオーダー23:30まで)。

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Chanpong4

あやぐ食堂のホームページ
http://www.okinawajoho.net/s7/ayagu/

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ホテル パームロイヤルNAHA

3年連続で沖縄に来た。

今年もブセナテラスに宿泊する予定だが、その前に那覇で1泊することにした。

那覇での宿は、リゾートホテルとは対極的なところにしようと、土産物屋が建ち並び、おおぜいの観光客でにぎわう国際通りに面した「ホテル パームロイヤルNAHA」を予約。昨年7月にできたばかりの新しいホテルで、タクシーで告げるときは「三越のはす向かいにある新しいホテル」と言わないと通じないようだ。

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基本的にはビジネスホテルで、リーズナブルな料金設定ながらも安ブシンさを表に出さない、というコンセプトのようだ。

シングルルームは、ドアを開けるとすぐマクラ、という思い切ったレイアウトだが、

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液晶テレビ、広い机、無料で使えるブロードバンドなど、設備はなかなか充実している。

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バス・トイレを分離させているのが自慢のようだ。

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ゆいレール牧志駅から徒歩3分という便利さを考えると、これで朝食込み6900円(JTBのネット由)というのはお買い得と言っていいだろう。

ホテル パームロイヤルNAHAのホームページ

http://www.palmroyal.co.jp/

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2006年9月 4日 (月)

東京ディズニーシー「タワー・オブ・テラー」大公開

オリエンタルランドが210億円を投じて東京ディズニーシーに設置した新アトラクション、「タワー・オブ・テラー(TOT)」が9月4日、ついにベールを脱いだ。

フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(MGMスタジオ)、カリフォルニアのディズニーランドに隣接したディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーに次いで3番目の「タワー・オブ・テラー」だ。いずれも前代未聞の「室内フリーフォール」であることは共通しているが、米国の2つは正式名称が「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」であり、かの有名な米国のテレビドラマ「トワイライトゾーン」の世界観をベースにしている。しかし今回東京にできたものは単なる「タワー・オブ・テラー」であり、そのバックグラウンドストーリーは完全にオリジナル仕様だ。

フロリダのTOTが完成して以来、いつか乗りに行ってやろう、そうだ新婚旅行はここにしよう、と決めていたが、結婚相手が見つからないうちに日本にも出来てしまった。なんだ、結婚なんてしなくて良かったぜ。

というわけで、複雑な心境で楽しみにしていたわけだが、凝ったバックグラウンドストーリーを金のかかったサイトで小出しに紹介したり、ホテルが完成していく様子をチラチラと見せるなど、オリエンタルランドの術中にまんまとはまり、今年の春ごろからはまさに指折り数えてそのオープンを待ち望んでいた。

そのオリジナルなバックグラウンドストーリー、できればその金のかかったサイトをぜひ隅々まで読んでほしいのだが、かいつまんであらすじを説明すると、こうだ。

アメリカの大富豪にして探検家のハリソン・ハイタワー三世は、アフリカの秘境で「呪いの偶像」とも呼ばれる「シリキ・ウトゥンドゥ」を入手。自らが創立したホテル・ハイタワーで1899年の12月31日に開いたパーティーの席上で披露した。新聞記者に呪いについて執拗な質問を受けたハイタワー氏は機嫌を損ね、シリキ・ウトゥンドゥに対しある“不敬”な行動を取ってしまう。その直後、偶像とともにハイタワーが乗り込んだエレベーターが落下事故を起こした。しかしこじ開けられたエレベーターの中にハイタワーの姿はなく、ただ「呪いの偶像」だけが鎮座していたという。このハイタワー氏の「失踪」(遺体が確認されていないため)事件から13年が経過。廃墟となったホテル・ハイタワーに愛着を持つ婦人活動家ベアトリス・ローズ・エンディコットは、このホテルの保存のために「ニューヨーク市保存協会」を設立し、一般の観光客にホテル内を見学させるツアーの実施を決めた。彼女は少女時代にハイタワー氏に会っており、探検家として敬意を感じていた。だが彼女の父、コーネリアス・エンディコット三世はハイタワーと並ぶ資産家であり、氏の存命中は不倶戴天の商売敵だった。ちなみにホテル・ハイタワーに隣接した港に繋留している豪華客船SSコロンビア号もエンディコットがオーナーだ。エンディコットは、ホテル・ハイタワーを取り壊し、そこに新しいホテルを建設しようと目論む。ベアトリスは、そんな父の計画を阻止するために、保存協会を立ち上げたのだ。そのアイデアを彼女に提供したのは、なぜかホテル・ハイタワーの内部に詳しい男、スメルディングだ。たまたま知り合いになった2人はホテルへの思いが一致して意気投合していた。だがその素性はいっさい不明である。一方、その保存協会が企画したホテル見学ツアーを中止せよ、と申し入れてきた男がいた。彼の名はマンフレット・ストラング。ニューヨーク・グローブ通信の記者で、ハイタワー失踪直前の姿を目撃した人物でもある。あの呪われたホテルに一般の観光客を呼び入れるなど、とんでもない、と主張するが、彼女は耳を貸さない。そのため彼女は、この新聞記者が取材でつかんだある重要な情報を入手するに至らなかった。ハイタワーの忠実な部下で、まさにエレベーターに乗る直前まで彼につきそっていた男の名が「スメルディング」だということを……。そしてついに、ベアトリスは見学ツアーの開催を高らかに宣言する。そのツアー参加客こそ、このアトラクションのゲスト、というわけだ。

以上。ほとんど「サルでも描けるまんが教室」で竹熊健太郎が述べる世界観↓のようだ。

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まあ、そうしたバックグラウンドストーリーなど全く知らずとも、アトラクションを楽しむことができる。しかしこれらを頭にたたき込んでおくと、より楽しむことができるのもまた事実だ。

さて、前置きが長くなったがさらに前置きが続く。

東京ディズニーリゾートが新しいアトラクションを設置する場合、正式オープンの2週間前ぐらいから、一般客に公開して運営面の最終チェックを行う。マニアの間で「スニーク」と呼ばれる試乗期間だ。いつから行うのかはもちろん発表されない。今回は有料のパッケージツアーにプレビューを組み込んだプログラムなどもある関係で、一般スニークはないのではないか、とも言われていた。

しかし8月22日の朝、スニークが始まったという情報がネット上に流れる。すぐにでも行きたかったが、一応会社に勤めている手前そうもいかず、土曜日を待つ。スニークは毎日実施するという保証はないため、空振りになる可能性もあるが、それはそれ、人事を尽くして、である。

待ちに待った8月26日(土)。起床は当然4時半。5時15分発の電車に乗り、5時57分に舞浜到着。小走りでモノレールの始発(6時ちょうど)に乗り込む。

いつもは遠慮して座らない先頭車両の最前列に陣取る。だってこの車両には俺しか乗っていない。

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小雨がぱらつく中、入場ゲートに並ぶ。まだほとんどのゲートに1組ずつ、という状況だ。

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オープン直前、ミッキー先生登場。

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8時にゲートオープン。はやる気持ちを抑えながら、早足でアメリカンウォーターフロントへ。

だが、アトラクション前にずらり並んだキャストが口をそろえて「本日のタワー・オブ・テラーへのご案内は現在のところ未定となっております。どうぞほかのアトラクションでお楽しみください」と連呼している。

ざんねん、今日はナシか!と思ったが、それにしてはキャストの数が半端ではない。

また、これまでの経験上、本当にやらないならハッキリそう言うはずである。TDRで「現在のところ」とか、奥歯にものがはさまったような言い回しをするのは、行間を読め、というサインだ。昨日まで発券していなかったというファストパスの発券機にもキャストが待機している。そのうち、子供の身長が規定を満たしているか計る物差しのようなもの(正式名称不明)を持ったキャストも現れた。何人かのキャストがちらちらと時計を見ている。これは期待していいだろう、とその場を離れずに待機することに。

その間、外観を撮影。もともと撮影には自信がないが、曇っているのと、このために前日に買ったばかりのカメラなので、写真のできがわるいのはご勘弁を。

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正面の「HOTEL HIGHTOWER」の看板には、うっすらと「TOWER OF TERROR」の文字が浮かび上がってくる。

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正面玄関に立つキャストは、タスキのようなものをかけている。このタスキには「New York City Preservation Society(ニューヨーク市保存協会)」と書かれている。

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向かって左側にファストパス発券機が並んでいる。奥にあるのは物販コーナー「メモラビリア」だ。

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午前9時ジャストに、「それではこれよりご案内いたします」との声。自分はまずこのアトラクションで最初に発券された時間帯のファストパスを記念にもらっておこう、と思ったのでファストパス発券コーナーに向かったが「まだ発券してません」とにべもなく言われ、ちょっと出遅れてスタンバイ列に。だがもちろん待ち時間はゼロだ。

※ここから先は、まだ乗っていない人は読まない方がいいでしょう。「ここから先に行ってはならん!私の忠告を聞け!」

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