博多味処 いろは
数ある博多名物のひとつ、水たきを味わうために中州にある「博多味処 いろは」へ。有名人も数多く来店する有名店だ。有名店というと看板倒れの懸念もあるが、そこは味とサービスに妥協のない博多のこと、そんな心配は全くご無用の名店だった。
水たきは、へたな鳥を使うと独特のくさみが出てしまい、特に鳥の苦手な人には耐えられないものになってしまう。しかしここの水たきはすっきりとした味わいで、鶏肉のうまみを素直に味わうことができる。白濁したスープには予め鳥のうまみが十分にとけ込んでおり、スープを湯飲みにとって飲むよう勧められて飲んでみると、ゆず胡椒で引き立てられたそのうまさが体中に染み渡る。鶏肉はある程度うまさが出てしまっているが、やわらかいながらもしゃきっとした歯ごたえが快感だ。関東では水たきの野菜というと白菜だが、ここではメインがキャベツ。このキャベツがまたやわらかくて味が濃く、実にうまい。
そして官能的な色合いの鳥ミンチを団子状にして鍋で煮ること数分、できあがった鳥団子は最高だ。口のなかでほろりとくずれ鳥のうまさを鮮烈に堪能させてくれる。
水たきは1人前4300円。これは安いけど、なぜかソフトドリンクが500円~600円と高めの設定。博多に来たら酒を飲め、ということなのだろうか?
情報はこのあたりに
http://woman.excite.co.jp/gourmet/restaurant/shop_56589.html
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