ディズニーシーで過ごすGWの1日
あいかわらず体調ぶっこわれたままだが、寝てばかりいるのも不健康なので、外に出ることにする。少し歩いて、日にも当たったほうがいいだろう。というわけで、GWに突入し激混みの東京ディズニーシーへ。
ここへ来たのは、上のエントリーの通り「エテールノ」を観るためだが、それだけでなく、このひと月ほど、何となくシーに来たい気持ちが募っていたのだ。恐らくクリスマスのときに、あまりアトラクションに乗れなかった反動だ。また4月に2週にわたり放送された「ハロー!モーニング 東京ディズニーリゾート大解剖スペシャル」が拍車をかけ、追い打ちをかけるように、浜田翔子ちゃんがシーに行ったというニュース。こりゃ、GWだろうとなんだろうと行かにゃなるまい。
10:00
この日は8時半オープンだったが、「エテールノ」が観られればいいので、のんびり現地に到着。入場ゲートもすでに混雑は解消されている。さほどの人出でもないようだ。
10:10
1人でも来ていることもあり(最近いつもそうだが)、アトラクションには乗らず、未見のショーでも観ながら時間をつぶそう、と、とりあえずマーメイドラグーンシアターへ。スタンバイですぐ入れた。
ミュージカルショー「アンダー・ザ・シー」は、「リトル・マーメイド」のキャラクターが登場する寸劇。ワイヤー吊りと、ミュージカル「ライオンキング」の自家パクリのような表現手法を多用しており、そこそこ楽しい。ラストのアンダー・ザ・シーをもっと派手にすれば、いい舞台になるのにな、と思う。
これが吉澤ひとみらが顔マネをしていたクジラ。ちょうど眼をあきかけた瞬間を撮影。
10:30
やっぱりアトラクションの前を通りかかると乗りたくなるものだ。つい「レイジングスピリッツ」にシングルライダー(一人客優先、というか埋め合わせ要員システム)で搭乗。約10分待ち。通常スタンバイも35分ほど。やっぱりそんなに混んでない。
10:50
いつも観ようと思いながら見逃していた「ミスティックリズム」を体験するために、ハンガーステージへ。ジャングルの中にこしらえたような劇場で演じられるのは、火の精霊、大地の精霊、水の精霊が織りなす幻想的な舞台。ディズニー版山海塾といった印象。かなりアバンギャルドなステージなので、自分は気に入ったが人に勧められるかどうかは疑問。そりゃ子供は泣くだろう。
11:30
腹が減ったので「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」で昼食。チキン、ビーフ、ポークいずれかをメインに選ぶセットが1000円弱。自分はチキンを選択。さらに大麦と野菜のスープを追加で。
12:00
いい気分でアラビアンコーストを散歩。「マジックランプシアター」も行ったことがないのでこの際見ておこう、と思ったがスタンバイが35分。一人で待つにはつらい時間だ。なので1時からのファストパスをもらう。
これが辻希美らが顔マネをしていたラクダ。
ジャスミン様に遭遇。こういうときこそ、こういうところで磨いた腕の見せ所だ。
そういえばデザートがまだだった。260円のアイスキャンディーを食いながら、いまいち自信のないミステリアスアイランド~マーメイドラグーン~アラビアンコースト~ロストリバーデルタの位置関係把握に時間を割く。
12:40
メディテレーニアンハーバーまで戻ると、トランジットスチーマーラインの発着所が目に止まった。10分待ちだという。いつも待ち時間が長くて「それなら歩くほうが早い」と乗らずに来てしまったが、海から見る眺めは一度味わってみたかった。早速乗船。5分ほどで船が出る。これなら移動手段としても使えそうだ。眺めもいいが、船内のアナウンスがなかなかいい。ディズニーランドの2階建てバスと雰囲気が似ている。
13:00
マジックランプシアターへ。人間が演じる部分は、アドリブが効いたテンポのいいやりとりで笑いを誘う。立体映像部分も、CGとの相性がいいのか「キャプテンEO」や「ミクロアドベンチャー」より自然でよかった。いつも待ち時間が長くて敬遠していたが、ファストパスなどのタイミングが良ければ、一度観ておいて損はない。
13:30
こんどはロストリバーデルタからメディテレーニアンハーバーに向かうトランジットスチーマーラインに乗ろうと思ったが、タッチの差で休止時間に入ってしまった。仕方ないので歩く。途中ミステリアスアイランドで「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスを入手。そしたら「サプライズ・ファストパス」がおまけについてきた。これは「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」のファストパスだ。発券してすぐに使えるように時間が設定されている。
センター・オブ・ジ・アースまでこれで楽しんでくださいよ、ということなのだが、それだけセブンヴォヤッジに人が来ないということなのだろう。とにかくディズニーシーきっての不人気アトラクションである。つまらなさに関しては海底2万マイルといい勝負なのだが、海底2万マイルはいかにも面白そうなのにとてつもなくつまらない、というその肩すかし加減がもはや伝説の域に達しており、そのがっかり感を味わうために並ぶ価値がある。しかしセブンヴォヤッジは・・・とはいえせっかくだから、乗ることにした。
またアラビアンコーストに引き返して、セブンヴォヤッジに行ってその「サプライズ・ファストパス」を見せると、通常のスタンバイ列とは違う列に案内される。しかしスタンバイの待ち時間が5分なので、ファストパスである意味がない。しかもこのファストパス、回収されなかった。何回も使ってくれるなら大歓迎、ということなのか。
噂に違わず、セブンヴォヤッジはつまらなかった。あれは新規アトラクション予定地に、とりあえず建てておいたテンポラリーなアトラクションなのだろう。それでなければ、面積の無駄遣いも甚だしい。
14:00
そうこうしているうちに「エテールノ」の場所を確保しなくてはいけない時間になった。それなりに好位置をキープして、じっと待つ。エテールノの詳細は上記エントリにて。
15:00
エテールノが終わると、ちょうどセンター・オブ・ジ・アースの時間になった。亀井絵里の絶叫を思い出しながら、一人で楽しむ。
15:20
こうなったら「インディ・ジョーンズアドベンチャー」も乗るしかあるまい。インディはシングルライダーがあったはず、と思ったがすでにスタンバイが15分になっていたので(本当にGWか?)、シングルライダーは実施していなかった。普通に並んで、なっちの絶叫を思い出しながら一人で楽しむ。
15:40
さっき乗れなかったロストリバーデルタ発のトランジットスチーマーラインに乗船。これは混んでて、20分ほど待つ。
16:10
姿を現した「タワー・オブ・テラー」を撮影。下のエントリー参照。
16:20
なんだか小腹が減ったので早い晩御飯をたべることにした。まだ行ったことのない「レストラン櫻」へ。日系アメリカ人が作った、西洋風にアレンジされた和食、というのがこのレストランの特徴だ。
ガイドマップにも紹介されていた「季節のおすすめコース(2990円)」をオーダー。
「枝まめ豆腐」と「鳥つくねと桜鯛の小鍋」。
ひんやりした寄せ豆腐と、温かい鍋がいい取り合わせだ。
「鰻のせ新蓮根蒸し」
「大和豚のフィレ肉、麦味噌焼き」
鰻を載せた蓮根は非常にやわらかく、うまいが食べにくい。豚肉がほんのり味噌風味なのはいい。
「ごはん、みそ汁、漬け物」
赤だしの具はあまり景気良く入っていないなめこ。漬け物はもうちょっと欲しいとことだ。
「黄桃プリン」
マンゴプリンのようだが、それよりも酸味が控えめで、甘い。
決してとびきりうまい、というわけでもないが、それぞれ面白い工夫がしてあって、好感の持てる料理だった。安くはないが、これだけの品数が出てきて3000円は、高いとも言えないだろう。個人的には、また来たいと思う店だ。
通された席からはアメリカンウォーターフロントのトランジットスチーマーライン発着所がよく見えた。だんだん日がかげっていく中、ときおり到着する船を眺めながらのんびり飯を食うというのもおつなものだ。酒が飲める人なら、この状況で飲むビールはさぞうまいことだろう。
17:20
うまいものを食ったあとには、やはり楽しいショーだ。というわけで、もう何回来たかわからない「アンコール!」へ。これももうすぐ終わってしまうので心して観ないと、と思ったが、さすがに飽きてきたか、寝てしまった。
18:00
エテールノは夜バージョンもあるが、疲れたので帰ることにする。帰りぎわ、インフォメーションボードを観たところほとんど15分以下の待ち時間(おそらく0~5分待ち)になっていたので、ちょっと心が動いたが、そのままモノレールへ。
そもそもリハビリ目的だったのだが、GWにしては空いていたため、結局あれやこれやと楽しんでしまった。まあ多少元気にもなったような気がするので、よしとしよう。
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コメント
私もブログにシーのリポートを書いてみたい。
東京に戻ってきてから、ブログに楽しげなことを書くと、「いいわね、あなたは楽しくて」っと女房の嫉妬心をあおってしまうので、なかなか書けません。
まあ、実際、面白いところには行っていないんですけどね。
投稿: フーテンの中 | 2006年5月14日 (日) 13時56分
奥方様も連れて行かれればよいではないですか。
最近シーの良さを再認識して研究しているので、いつでも情報提供いたします!
投稿: ヤボオ | 2006年5月15日 (月) 00時12分