アイドルコロシアム「壊滅のプロローグ」
生駒エリコが卒業したアイドルコロシアムの第4回大会。第2回、第3回に続いての観戦。
今回から「プロレスと演劇を融合させたプロレス舞台」というコンセプトを打ち出し、脚本に沿って進行する形になった。8人のグラビアアイドルも、それぞれヒールとベビーフェイスに別れ、キャラクターを演じた。
どうやら主催者は真剣に新しいアイドルエンターテインメントの領域を広げようとしているようだ。その心意気やよしである。
もちろん、グラビアアイドル特有のぬるさ、寒さもこのイベントの魅力なわけで、そのあたりとのバランスをどう取るかが今後の課題になるだろう。
とりあえず今回は、WWFやハッスルを参考にした展開で、ビンス・マクマホンもどきの悪徳プロデューサーまで登場したが、これからどうオリジナルな要素を追加していくのか、楽しみに見守りたい。
テレビでしか観ていない第1回大会から注目していた高橋りかは、すっかりこのイベントの中心的な存在になった。今井叶美は相変わらずの人気。その2人の試合はスピード感があって会場を大いに沸かせていた。また出場回数は多いもののいまいち中途半端な印象しかなかった大塚麻央が、ダメキャラを確立して存在感を増した。これは、事務所の先輩である生駒が、前回大会でそのダメぶりを演出したおかげでもある。
その大塚は、試合後のパフォーマンスでのプロデューサーの罵倒(やらせ)が本当に怖かったらしく、ずっと泣いていた。ロビータイムになっても、物販コーナーでも泣いていた。
つい、DVDを購入してしまった。
アイドルコロシアム 公式サイト
アイドルコロシアム 番組ホームページ
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