河下水希「いちご100%」連載終了
少年ジャンプに少年サンデーを持ち込んだ漫画、「いちご100%」の最終巻が発売された。無難な結末だが、そもそもこのマンガでストーリーその他を論じる気にはなれない。ただひたすら、かわいい女の子キャラと、パンチラを見せるためのご都合主義の構成だけで作り出された作品である。だからこそ、自分は最後まで熱心に読んだのだ。
しかし一点、パンツ以外に大いに評価できるポイントがある。
この漫画の連載が始まったのは、2002年の春。そして2005年の夏に連載が終了した。
主人公は、最初中学3年生。そして高校の卒業でエピローグを残し物語が終わる。
つまり、3年ちょっとをかけて、3年ちょっとを描いているのである。
だから何だ、と言われるかもしれないが、それがこの作品に、他では見られないテンポの良さをもたらしていた。リアルタイムで時間が経過する漫画というのはあまりない。ジャンプでは人気がなければ2~3月で切られてしまうから、それをクリアした場合にはそれなりに人気がある、ということで長期連載が望める。そうなると、学園を舞台にしている手前あまりさくさく時間を経過させるわけにはいかなくなるのだ。
そこを恐れずに話を進め、3年たったら連載終了。主人公はずっと優柔不断だったが、作品自体は実に潔い終わり方だった。
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コメント
こんにちは。
なんでつかさエンドなんじゃーッ!
って叫んだのは私だけですか?
(厳密には「なんで綾エンドじゃないのーッ!?」が本音)
ええ、ええ。
「マクロス」ではミンメイ派でしたとも。
「みゆき」では鹿島派でしたともさ。
……常に負け組orz
投稿: ほしよ | 2005年12月 9日 (金) 15時03分
私も東城派なので、
当然のことながらミンメイ派でした。
リメンバー
大空舞う白銀のつーばさー♪
・・・カイフンむかつく。
投稿: ヤボオ | 2005年12月11日 (日) 20時39分