晩ごはん
岬の突端にある海中展望棟に近い、「ランブルフィッシュ」で晩ごはん。ここは今年の営業そのものが9月一杯で終了するので、きょうが最終日だ。
この店は、海外の漁港に近いマーケットの雰囲気を演出している。まず店内に並べられた魚、イカ、エビなどの食材から自分の好きなものを選択し、その料理法を店員と相談して決める、というシステムだ。
新鮮さが売り、というわけでもなく、要するにこれも演出である。稚加榮の巨大生け簀と同じだと思ってもらえばいい。
早めに予約をしておいたので、海の見える特等席へ。1人客でも差別しないのがこのホテルの評価ポイントだ。天気が良ければ夕日がきれいだろう。
一品目は、イカのXO醤炒め。XO醤が食欲をそそる。
二品目はホタテにコリアンダーを添えてしょう油で味付けをしたソテー。単純にうまい。
三品目は沖縄の県の魚になっているグルクン(タカサゴ)を、唐揚げにして唐辛子とタマネギのあんかけにしたもの。この魚は大衆魚だが、淡泊でなかなか美味だ。
さくさく出てくるのであっという間に食べてしまったが、それぞれ2人で食べてちょうどいいぐらいの分量である。3品で3500円ぐらい。2人ならこれにスープやサイドメニューをいくつか頼むことになるだろう。このレストランは高くつくのが弱点、と聞いていたが、それほどでもない気がする。
県の魚、というと茨城はヒラメ、千葉はタイだ。各県の魚について学びたい人は全漁協のページへ。
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