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2005年8月14日 (日)

瓢亭別館 朝がゆ

京都らしいうまい朝ご飯が食べたい、ということで、南禅寺近くの「瓢亭」へ。ここの朝がゆは有名だ。ただ値段も高い。前日の夜に予約の電話をしたところ、茶室や離れ座敷など、個室が中心の本館はすでに一杯で、広間になっている別館なら可、とのこと。こっちは1人なので広間のほうが気楽だ。ちなみに本館だと5500円、別館だと4100円。これが何の違いかはよく分からない。

NEC_0080 (奥が本館、手前が別館)

開店と同時に入店すると、自分のほかには1組(2人)の客しかいなくて、それぞれ別の広間に通されたため、貸し切り状態。中庭の見える風情のある席だ。

NEC_0081

まず名物の半熟卵とひょうたん形の重ね鉢が登場。鉢を開けると、ごま和えや湯葉の炊き合わせ、もずくなど、朝にぴったりの上品な料理が並ぶ。

NEC_0082

続いてお椀がでてくる。豆腐のうまさをシンプルに味わう。

NEC_0083

そしてお粥が登場。上の容器には鰹節を煮詰めたあんが入っており、それをかけて食べる。

NEC_0084

実はこのお粥については、以前「美味しんぼ」で読んだことがある(コミックス21巻、「穏やかな御馳走」)。

NEC_0013

読んだとき、確かにうまそうだと思った記憶があるが、想像していたのとは少し違った。大量の鰹節を究極まで煮詰めたもの、と聞いたので、さぞや強烈な味かと思っていたのだが、その味は前面に出てくるようなものではなかった。あくまで風味を添える程度だ。このあんの真価は味ではなく、コクにある。そのどっしりとしたコクによって、お粥独特の、力の抜けるような物足りなさを補っているのだ。結果的に、お粥が非常に力強いメニューに変身する。

だから、最初は少しずつあんをかけていたが、思い切りかけても味のバランスは崩れない。むしろ、かければかけるほどうまいものになると思った。次に来たときは、最初からどんどんかけよう。

NEC_0085

うまい。しかも満足感がありながら、満腹感はない。理想的な朝食と言えるのではないだろうか。高いことを除いては。

「瓢亭」のホームページ
http://hyotei.co.jp/

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