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2005年5月29日 (日)

食玩ブームに意見する

たまにはウェブログらしく、社会的事象について考察をめぐらせてみよう。

近年、急速に市場を拡大させているものに「食玩」がある。本体の菓子よりもオマケに重点を置くという商品自体は、さほど新しいものではない。その原点はカバヤ食品のビッグワン・ガムだろう。1978年の発売で、販売価格は100円。中にはプラモデルと大きめのガムが入っていた。100円でプラモデル、というのは子供にとっては魅力的な価格設定で、いかに材質がチープであろうと、ガムがとてつもなくまずかろうと、ずいぶんと買い込んだ記憶がある。

それ以降さしたるヒットもなかったこの食玩だが、99年にフルタ製菓が発売した「チョコエッグ」で華麗に復活。そのフィギュアを制作した海洋堂は、オタク向けのガレージキットメーカーから一躍産業界の檜舞台に躍り出る。いまだ従業員は数十名だが、その名は全国にとどろくようになり、今やその名前が見られないコンビニエンスストアはほとんどない。

しかし気になっているのは、いまの食玩はほとんどが大人向けであるという点だ。食玩の魅力は、子供でも気軽に楽しいおもちゃを入手できることにあったと思う。それがどうだ。喜んで食玩を買っているのはいい年をした大人である。日本は一体いつからこんな幼稚な国になってしまったのだ。しかも財力にものを言わせて、10個、20個とまとめ買いに走ることも珍しくない。ものが売れることで経済効果を生むのは結構だが、その消費基盤はあまりにも脆弱ではないのか。

しかも大人は菓子などに興味がないから、おまけを取り出して菓子はすぐに捨ててしまう。ビックリマンチョコのときに引き起こした問題を、成人になっても繰り返しているのだ。どんなものであれ、食べ物を粗末にするのは恥ずべき行為である。

そんな中、全日空が客室乗務員のユニフォームを一新したのを記念して、歴代のユニフォームを着た乗務員をモデルにフィギュアを制作して、食玩として売り出すという話を聞いた。「ANAユニフォームコレクション」というのだそうだ。

思わず我が耳を疑った。もちろんそれは子供向けではないだろう。しかも、なぜ客室乗務員を商品化する必要があるのか。航空機の乗務員は、単なるサービス係ではない。万一の事故の際、もっとも客に近いところにいる保安要員なのだ。それを面白半分にフィギュアにするなど、常識を疑う。

さらにそれは10種類あり、中身の分からない状態で購入するため、マニアは数十、場合によっては数百という単位で買い、不要なものをオークションに出品し売りさばくのだという。ネット社会の暗部を見たようで、気が重くなった。

すぐに全日空に抗議しようと思ったが、どのような製品なのか分からないでは的確な批判ができない。それで、まず買ってみることにした。

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2005年5月23日 (月)

存在と時間

ピンポーン。

土曜の午前11時。

当然のように寝ていたところ、ドアホンで起こされた。

勧誘の場合が多いので無視してもいいが、宅配便だったりするとあとで面倒なので出ることにする。

「へい、何でございやしょう」

「排水口の洗浄に上がりました。」

あっ。忘れてた。いつもこの部屋だけすっぽかしているので、大家から今回は確実にお願いしますよ、と念を押されていたのに。

「すいません、室内に入れていただいてよろしいでしょうか?」

室内の様子

wash1

よろしいわけがない。

「あの申し訳ないんですが、ちょっとだけ散らかってるので、ほかの部屋を優先していただけないでしょうか?」

「ああ、いいですよ。でも散らかってても大丈夫ですよ。作業するのは、流しと、洗面台とかその周りですから」

洗面台とか、その周り

wash2

「わかりました。お手数おかけします」

スクランブル発令。とりあえず関係ない部屋に押し込めるものは押し込み、ゴミはまとめて、掃除機をかける。流しはもとより使ってないので問題ない。30分で作業終了。

「こんにちは~よろしいでしょうか?」

「ええ、どうぞどうぞ。こちらが洗面台で、その奥がお風呂場。流しはこちらです」

入ってきたのは26,、27の男性職員。相手はこのマンションの各部屋を回っているのだから構造は熟知しているはずだが、あえて言ったのは「関係ない部屋は覗くなよ」という無言の圧力である。むかし、共産圏に取材したドキュメンタリーとかでは必ずその国の広報官がそういう動作をしていた。

「ああ、あと清掃はしませんがトイレもチェックするように大家さんから言われてるんで」

トイレ?

映像使用不可

wash3

「ダメです。

ダメです。

ダメです。」

ただごとでない雰囲気を察したのか、

「じゃ、洗面台とかの作業してますから、その間に片づけてください

バレバレだ。

第二次スクランブル発令。

トイレに閉じこもり、サンポールやトイレクイックルを駆使して清掃。床に散乱したトイレットペーパーの芯、その他言えないものを袋に閉じこめる。

幸い、先日渡英する前に客死した場合のことを考えトイレだけはざっと掃除しておいたのだ。恥ずかしい書籍や映像資料はもはや隠しようがないし、笑ってもらえるだろうからそのままでもいいが、トイレが汚いのはちょっとシャレにならない。

「ふうー。トイレどうぞー」

「ありがとうございます・・・キレイじゃないですか。」

やった。ホメられたぞ。

「ははは、トイレって言ったらぎくっとされたんで、死体でも隠してあるのかと思いましたよ、いやいや冗談。」

君がそれを言うな、君が。

教訓。

例え1人暮らしの部屋といえども社会に存在している以上、社会との文脈を完全に絶った空間というものは存在しない。車上あらしのときにも思ったが、それがいつなんどき人目にさらされることになるか分からないのだ。

ハイデガーの指摘するところの「世界内存在」(In-der-Welt-sein)とは、きっとこういうことなのだろう。違うと思うけど。

また一歩、実存くんに近づいた。

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2005年5月15日 (日)

「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」

♪あっ! あっ! あらっし~ 

テレビ版「ゲームセンターあらし」の主題歌が俺の頭に流れ続けているのには、理由がある。

昨夜のことだ。

腹が減ったので、ファミレスに行こうと車に乗った。

ふと気付くと、車の中がキレイである。助手席にも後部座席にも、ゴミの山があったはずなのに。

ふーん。誰かが掃除してくれたのかな。

待てよ、俺に家族いたっけ。 いや、出張メイドサービスとか?

違う。現実を見なければ。

ハンドル横の小物入れが開いている。中にごっそり入っていた小銭が、キレイになくなっている。

そうか、24時間テレビも近いし・・・

いや違う。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ。

車上あらし。

しまった、さっきの奴がルパンか!と地団駄を踏んでも始まらない。

落ち着いて車内を見渡す。何がなくなっているか?まず小銭は確かに消えた。パタリロだったら大変だ。しかし他に車内にあったのは、基本的にゴミである。何があったかなんて思い出せない。

窓を割られた形跡もないし、小銭ぐらいで済んだのなら、ゴミを捨ててもらった代金と考えて諦めるか。

あっそうだ。トランク。

車を飛び出て後部に回り、トランクを開ける。



やられた。自分は所有するCDは基本的に車の中に入れている。だからその数はゆうに100枚を越えているはずだ。

それが1枚たりとも残っていない。

ちょうど、そろそろこれらをまとめてMP3化しようと思っていた矢先だ。後悔先に立たずとはまさにこのことである。

警察に届けたところで、そんなものが戻ってくるはずはないことは分かっている。しかし、警察に注意を喚起するためにもこれを報告するべきだろうと思い、交番に向かった。

届けを出して聞かれそうなことは検討がつく。聞かれたらすぐに答えられるように、頭の中でシミュレーションして、情報を整理しておこう。

以下、シミュレーション内容。

警察「最後に車に乗ったのはいつ?」

俺「えーと、3月初めごろですかね」

警察「え?2か月も前?」

俺「はい。確かその時も2か月ぶりぐらいで、バッテリーが上がっていたのでJAFを呼んで交換したから、記録が残っています」

警察「じゃあ被害にあったのは?」

俺「ですから3月か4月か5月、という時期に特定できますね」

警察「・・・被害の内容をできるだけ詳しく」

俺「えーと、まず社内のゴミです。燃えるゴミと燃えないゴミ両方あったと思います」

警察「そういうのではなくて、何か金品は取られなかったんですか」

俺「取られました。小銭をたくさん。」

警察「どのぐらいになります?」

俺「えーと、手のひらいっぱいぐらいですかね」

警察「そうじゃなく、金額的に」

俺「さあ、そこまでは」

警察「ほかには」

俺「CDを根こそぎやられました」

警察「何枚ぐらいですか」

俺「100枚ぐらいはあったと思います」

警察「ずいぶんたくさん置いてたな。何のCDか、言ってください」

俺「はい?」

警察「ですからどういうタイトルのCDかを」

俺「ええと、まずモーニング娘。で『ファーストタイム』、次にモーニング娘。の『セカンドモーニング』、そしてモーニング娘。の『3rd Loveパラダイス』、続いてモーニング娘。の『4th いきまっしょい』、さらに・・・」

警察「待て、もういい。要するに全部モーニング娘。のCDなんだな?」

俺「いえ、松浦亜弥もあります」

警察「(拳銃を確認しながら)ほかには」

俺「ミュージカルのCDですね。まず『キャッツ』の劇団四季オリジナル版、次に『キャッツ』の劇団四季ロングランキャスト版、そして『キャッツ』のウエストエンド版、続いて『キャッツ』のブロードウエー版、さらに・・・」



やめた。

行けない。警察には行けない。

いつの事件かも、被害総額も分からない状況では、届け出の意味がないではないか。

明日から生活費を切りつめて、10年分のCDを買い換えることになる。まあ時間はかかるがリカバリーは可能だろう。

それにしても、クラリス風に言うと「泥棒さん」は、あの恥ずかしいコレクションを大事に抱えて逃走したのか。そして中身を確認して、何とも言えない表情をしたに違いない。それは容易に想像できる。ここに引っ越してきたときに、「お任せパック」だからといって俺の膨大な写真集コレクションを整理させられたヤマト運輸のスタッフが浮かべた表情と、恐らく同じだろうから。

nadia

ところで、この方は自転車泥棒の被害に遭ったようだ。お見舞い申し上げます。

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四季「夢から醒めた夢」
その9 嗚呼!!花の応援団

※今回のシリーズは激しくネタバレしますのでご承知おきください。

千秋楽は7月末に決まった。だからそれまで続けます。まずキャストの紹介。

ピコ 木村花代
マコ 花田えりか
マコの母 重水由紀
メソ 有賀光一
デビル 光枝明彦
エンジェル 藤原大輔
ヤクザ 野中万寿夫
暴走族 西尾健治
部長 田中廣臣
老人 武見龍磨
老婦人 斉藤昭子
夢の配達人 北澤裕輔

今回の公演で6回目の参戦となる。思い立ったきっかけは言うまでもなく花ちゃん復活だ。

花ちゃんピコは、その可愛さにおいて群を抜く。花ちゃんは、素顔は美人というよりファニーフェイスなのだけれど、舞台メイクによって強烈なオーラを身にまとう、生まれついての舞台女優だ。すらりとした手足のせいか、他の2人よりも少しお姉さんな雰囲気のピコである。

だが、舞台が進行していくうちに、花ちゃんピコは「ちょっとお馬鹿」なムードを漂わせる。そこがピコの愛嬌になっているわけで、これが樋口麻美だと「お転婆」、吉沢梨絵だと「おっちょこちょい」に置き換わる。

今回の3人のピコを改めて比べてみると、無色透明無味無臭の樋口ピコに対し、花ちゃん・吉沢の2人は実に味付けが濃い。だがその食感は対称的で、吉沢がパリッとしたおせんべいのような歯触りなのに対し、花ちゃんのほうは柔らかいおまんじゅうのような舌触りである。 そのどちらがこの役に合っているかを見極めるために、もう一度花ちゃんピコを観ておく必要を感じたのだ。

一応、きょうの結論としては、花組としては誠に遺憾ながら、吉沢のほうに軍配を上げることにする。 なぜなら、この作品はカラッと演じないと、根底にある生と死という重いテーマに引っ張られ過ぎてしまうからだ。

そしてもう一つ、吉沢のほうが笑わせる間の取り方に長けている。3人の中では最も客席の反応が大きいようだ。他の俳優も、吉沢とは呼吸を合わせやすそうに見える。今日は笑わせるシーンも滑りがちで、ひょっとして花ちゃんは絡みづらい役者なんでは、と感じた。

花組としてはもっと花ちゃんピコを観たいのだけれど、やはり今後は吉沢中心に回していったほうがこの作品にとってはハッピーなのではないか。「キャッツ」における花ちゃんのジェリーロラム=グリドルボーンはすこぶる評判がよく、福岡の「美女と野獣」も花ちゃんベルを待ちわびている。最終的に、どの作品にどの俳優が参加すれば観客全体に与える感動の総量が最大化されるか、ということを考えれば、花ちゃんを必要としている劇場は他にあると言っていい。

と考えつつも、一方で花ヲタである自分は別のところを見ている。そっちのもう1人の自分がチェックした、花ちゃんピコの萌えポイントを列挙しておこう。

・「マコの物語」で、マコとお母さんが背中で腕を組む「あしたは日曜~」のシーン。ピコも同じ動作をして、その上で北澤配達人に笑いかける。北澤配達人、一瞬素に戻る。

・マコと入れ替わることを承諾し、「一度幽霊の世界に言ってみたいと思ってたんだあ」と強がり、そのあとブルっと震えるシーン。なんだかトイレに行くのを我慢しているようで、デンジャラスな感覚をくすぐられる。

・デビルにパスポートを突きつけるシーンの (>_<)←こんな表情。

・「あの意地悪なお役人さん」発言に、デビルが「ひどいひどいひどい」と言うとき、デビルには見えないように「へへーんだ」という表情をする。

・ヤクザの入れ墨に、つい触ってみようと手を伸ばし、暴走族に制止される。

・「マコを探せ」で、端末のキーボードを操作するが、タイピングには慣れていないらしく、人差し指しか使っていない。

花ちゃんは小芝居に力を入れる役者なので、まだ見落としているところもたくさんある。だから、やっぱり時々は花ちゃんにも演じてほしい、というのが偽らざるところだ。

他の役についても言及しておこう。

マコのお母さん、重水由紀はこの女優さん自体初見。早水小夜子と似たタイプだが、丁寧に演じようとする姿勢が見てとれて好感を持った。

トリプルヘッダーの時に一度だけ見た暴走族の西尾健治。吉原光夫ほどガタイは大きくないが、表情がより凶暴性を感じさせ、迫力がある。

田中廣臣の部長は、だんだんおやじ臭が強くなってきた。

アンサンブルからクリスティン・ゼンダーの名前が消えたのに伴い、マネキンショーもほかの女優に。これはやっぱりゼンダーがいいなあ。

そして花田えりかのマコ。この人の高音の声量はすばらしく、また声自体も可憐な響きを持っている。しかし、短時間で観客の心の中に入り込まなくてはいけないマコという役には、やはりアイドル性が必須だ。堀内敬子や中村由里子、そして花ちゃんといったように、マコの系譜はそのまま四季の萌え系女優の歴史である。花田はそれとは違う線の、どちらかというと歌中心の役に合っている女優だろう。

しかし、そうなるとマコを紗乃めぐみだけで回さなくてはいけない。それがつらいというなら、今からでも遅くない。

北井久美子をアンサンブルから上げろ。

自分が見たところ、萌えの系譜を継げるのは恐らく彼女だ。間違いない。

きょうの獲得

今回はパスポートを忘れなかった。6回目にして、やっと2つめのスタンプを獲得。

stamp2

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2005年5月 8日 (日)

グレート・ブリテン紀行総括

ロンドン、エジンバラをめぐる3泊5日の旅。前にロンドンを訪れたときは2泊4日だったから、だいぶ好きなことができたという印象だ。

今回の旅行の目的は、

1)STARLIGHT EXPRESSを観て、日本ツアーの可能性を検証する。

2)MAMMA MIA!とWE WILL ROCK YOUという、現在のミュージカルにおいてメインストリームになりつつあるカタログ・ミュージカルの先駆的2作品を本場で比較する。

3)エジンバラという都市を見学する。

4)ロンドンで、まだ行っていない観光地をめぐる。

5)ローミング携帯を使い、海外からのモブログを実践する。

といったところだった。

1)は、大好きなこの作品を久しぶりに観られたのは嬉しかったが、このツアーの来日公演は望まないほうが良さそうだ。どこかのプロモーターが呼んでくるかもしれないが、もしこれをそのまま持ってきたら、前の2回の来日公演同様、失笑を買って終わる。ぜひもう少し資本を投入し、ブラッシュアップして日本ツアーを実現してほしいと思った。

2)は、本当にやって良かった。どちらも日本で観られる作品だが(MAMMA MIA!は四季の翻訳で、WE WILL ROCK YOUは今月末からの来日公演で)、正しく評価するためにはやはり原典に当たるのが基本だ。これら2つは、同じジャンルに分けられる作品でありながら、技のMAMMA MIA!に対し力のWE WILL ROCK YOUという、性格的には全く両極端だった。サブジャンルだけ観てもこれだけの違いが出てくるのだから、ミュージカルというジャンル全体のレンジの広さは実に計り知れないものがある。

3)エジンバラは美しく、そして質実剛健な好感の持てる街だった。機会あったら再訪したいし、人にも勧めたい。特にドラクエ好き、ミリタリー好き、ついでに言えばキャンディ・キャンディ好きにもぜひ。

4)2000年に完成したBAロンドン・アイは、単純だが楽しいアトラクションだ。ヒースロー・エクスプレスも便利だった。

5)ココログがモブログで小さい写真を送るとエラーが起きるため、大きな写真を送らなくてはならない、ということでやや手間がかかったが、特に問題なくエントリーすることができた。jigブラウザが使えたので、上がっているかどうか、大きくくずれていないかが確認できたのは便利だった。帰国後、写真は小さいものに差し替えようと思っていたが、デジカメ界の著名なオピニオンリーダーの1人、如兄先生にお世辞でホメられたので、どうしようもないもの以外は大きいままにしておくことにした。文章も、直すのが面倒なのでリンクをつけたのと間違いを小直しした以外は携帯で書いたテキストそのままだ。もちろんメガピクセルとはいえ写真は腕の悪さも手伝ってあまりキレイではないし、文章ももともと苦手な上に校正せずに送っているからつたないが、PCやデジカメを持たずに行ったわりにはそれなりのことができたように思う。せっかくリアルタイムで更新しても、誰も読んでいないのはご愛嬌だ。

                 *   *   *

行く前はほとんど雨という天気予報だったが、運良く降られることはなかった。それどころか、エジンバラ城、BAロンドン・アイを訪れたときは快晴で、エジンバラやロンドンの風景を文字通り満喫できたことに感謝したい。

今回は往復ともANAを利用したが、帰りの機体は何とポケモンジェットだった。確かにポケモンは世界中で大ヒットしているわけだから、国際線に利用されても不思議はない。そして機内では日本発のハリウッド映画「Shall We Dance?」が上映されている。

日本のエンターテインメントコンテンツが、少しずつ世界に認知されている。しかし戦略もなく、受けたものをただ売っているだけではすぐに下火になってしまうだろう。韓国同様、国家レベルの振興策を早急に実践する必要がある。

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と、つまらないことを考え始めたのは日本に戻ってきてからだ。とにかく行っている間はむしょうに楽しかった。それ以外の表現が思い浮かばない。

心残りといえば、シャーロック・ホームズ博物館のメイドさんの写真が撮れなかったことだけである。

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2005年5月 6日 (金)

ヒースロー到着

あっという間に空港に。

電池がなくなってきたのであとは帰国後。

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ヒースロー・エクスプレス

ヒースロー・エクスプレス

疲れてきたので早めに空港に向かうことにする。

パディントン駅からヒースロー・エクスプレスを利用。飛行場までわずか15分というのは魅力だが、16ポンドというのはちょっと高いような気も。

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バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿
近衛兵の交替式を見物。軍楽隊によるミニコンサートもある、約45分のアトラクションだ。

開始1時間前から場所取りで並んでいたので、足が棒に。

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ウエストミンスター橋から

ウエストミンスター橋から

説明不要のロンドン名物二題。

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BAロンドン・アイ

BAロンドン・アイ

テムズ川沿いにある超巨大観覧車「BAロンドン・アイ」に搭乗。その名の通りブリティッシュ・エアウェイズが経営している。

こんなに大きな観覧車に乗るのはつくば万博の「テクノコスモス」以来で緊張したが、固定式で揺れもなく、快適だった。入場料は12ポンド50。

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労働党勝利

現地四日目。一昨日と同じメリディアンで朝を迎えた。

昨日はイギリス総選挙だったのでBBCは一晩中特番を放送。

結果は労働党が議席を減らしたものの勝利し、ブレア政権の3期目突入が決まった。

blair

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WE WILL ROCK YOU(微妙にばれ)

WE WILL ROCK YOU(微妙にばれ)

日本ツアー公演が迫っているので、ばれないように気を付けますが、観に行くことが決まっている人は読まないほうがいいでしょう。観に行くかどうか迷っている人も読まないほうがいいです。そして、観に行ってください。

マンマ・ミーアのヒットを受けていち早く企画され、カタログ・ミュージカルとも言われるジャンルを確立させた作品。全編にQUEENの曲を散りばめたミュージカルだ。

舞台は近未来、コンピュータープログラミング以外の音楽が禁じられた世界で、ロックに目覚めた若者が音楽と自由を求めて立ち上がるという、ストリート・オブ・ファイヤーのような「ロックンロールの寓話」である。

お馴染みの曲はもちろん、マニアックな選曲もあってファン心理をくすぐられる。また全編に音楽関連の楽屋ネタが満載で終始笑いを誘う。脚本を書いたベン・エルトンがコメディアンとしても活躍していると聞けば納得である。もっとも洋楽にさほど詳しくなく、ヒアリングまるでダメな身としてはちょっと取り残された感はあったが。

マンマ・ミーアがABBAの曲に描かれる世界観を具現化したものであるのに対し、こちらはQUEENの曲をモチーフにして、ロックとは何か、音楽とは何か、そして自由とは何かを問い掛けるという構成になっている。意外に(?)真面目な作品なのである。

脚本や演出など全てが緻密に計算されたマンマ・ミーアに比べれば荒削りな面は否定できず、ストーリーや人物描写もまこと大雑把で、理屈も説明もなくずんずん進んでいく。高校生の学園祭で上演される映画のような、青くさいムードが漂う。だがそれはそれでいい。

そもそも、ロックに細かい理屈や説明や理屈がそもそも必要だろうか?舞台と客席が一体になってWE WILL ROCK YOUやWE ARE THE CHAMPIONSを歌う。そこから伝わる圧倒的な感動の前にはどんな言葉も無意味だ。小細工を弄せずに直球勝負。藤村甲子園の剛速急のような爽やかさがある。

そしてこれこそが、ロックとは何かという問いに対する、イギリス人が出した答えなのかもしれない。

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シャーロック・ホームズ博物館

シャーロック・ホームズ博物館

自分はシャーロキアンではないので二の足を踏んでいたスポットだが、べーカー街にあるシャーロック・ホームズ博物館はマダム・タッソーろう人形館から近いので訪れてみる。

小ぢんまりとした建物の中に、ホームズの部屋の再現や、物語のシーンを表現したろう人形などが並ぶ。一部ファンは不満を述べているらしいが、午後のやわらかい日差しが入るホームズの部屋はなかなか雰囲気があった。

受け付けのお姉さんがメイドさんで、しかも眼鏡っ子という、日本のメイド文化が英国に逆輸入されたような姿だったので、写真を撮らせてもらおうと思ったが、その語学力も度胸もないので断念した。

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マダム・タッソーろう人形館

三回もロンドンに来ている割にはまだ足を運んでいない代表的な観光スポットもいくつかある。

このマダム・タッソーろう人形館もそのひとつ。

人形を造る技術は日本も負けていないと思うが、ここが素晴らしいは人形の見せ方だ。

ハリウッドスターや世界の政治家達が並ぶスペースでは、入場者はお気に入りの人形に顔を近付けたり、腕を組んだりして一緒に写真を撮ることができる。

日本ならまず「お手を触れないでください」と貼り紙をするところだ。しかしそれでは楽しみが半減してしまう。

もちろん、こういう見せ方では毎日のメンテナンスコストも馬鹿にならないはずだ。だがこの施設のハンドリングをする人たちは、金をどこにかけるべきかわかっているようだ。その姿勢が人気を支えているのだろう。

tussauds

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本日の昼ごはん

一昨日面倒をかけた同僚とともに、シーフードレストランBentley'sへ。

ここは1993年、初めてロンドンに来たときに連れていっていただいた店だ。

そのときと同じ、ドーバーソウルのムニエルを頼む。でかい。うまいが、途中から飽きてくる。そういえば12年前にもそう感じたことを思い出した。なんて成長のない……。

saul

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2005年5月 5日 (木)

エジンバラ→ロンドン

朝食の追加料金を請求されることもなくチェックアウト。確かに高いけど、あの部屋、あの立地、サービスレベルと安心感、そして朝ご飯を考えると納得の内容だ。

今度は何事もなくヒースローに到着。問題のチェックイン機は無事に稼働していてひと安心。

ba

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本日の朝ごはん

本日の朝ごはん

現地三日目。朝食つきとは聞いていたが、いざレストランに行ってみるといくつかメニューがある。ダメだったら何か言うだろうと思い、いちばん高いスコティッシュ・ブレックファスト(19ポンド)を注文。

卵のこととかトーストのこととか、いろいろ聞かれたがさっぱりわからないので想像で受け答え。でもちゃんと出てきた。

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STARLIGHT EXPRESS UKツアー版

STARLIGHT EXPRESS UKツアー版

さて、今回の旅のきっかけ、スターライト・エクスプレスである。

テーマも哲学も何もなく、ただ客を楽しませるためだけのミュージカル。ご存じのように俳優は全員ローラースケート装備で各国の列車に扮し、ハイスピードで移動しながら歌い踊る。

曲のほとんどはポップで楽しいものばかりで、女の子のナンバーはアイドル歌謡のようなかわいらしいものだ。

中身がないとはいえ、キャラクターは魅力的である。ステレオタイプのアメリカン起動車・グリスボーや、ヒロインである高級客車のパールを押し退けて強烈な印象を残す食堂車・ダイナーなど、それぞれにサイドストーリーが書けそうなほどだ。日本代表、シンカンセン弾丸列車・ニンテンドー(名前)も健在。日本公演では新幹線ハシモトとか名乗っていたような。代々木では川崎麻世、横浜では渋谷哲平が演じていたがサンデーズ枠なのか?

ウエストエンドでロングランをしていた時は、客席を取り囲むようにサーキットを作り、本編中三回あるレースのシーンではそこで実際にレースを繰り広げていた。今回、その部分を立体映像の上映に切り替えることでツアー公演を可能にしている。

その立体映像だが、ほぼ予想どおりのレベルで、やや苦しい出来だった。一生懸作ろうとしている意気込みは十分に感じられるものの、チープ感が漂う。ツアー公演の予算を割いて作るには自ずから限界があるだろう。また、偏光眼鏡を使った映像はどうしても暗くなるということを計算に入れていなかったのだろうか?だいぶ見えにくかった。

レースのシーンは三回だけなので、それが痛くても作品全体に与えるダメージは小さいのでは、と思っていたが、以外にその穴は大きく感じた。やはり仕掛けの面白さで見せる作品だから、企画面のダウングレードは極力避けなくてはいけないということか。

制作サイドもそれを十分に理解していたからこそ、立体映像という挑戦をしたのだろう。レースのシーンになると観客がいっせいにごそごそと眼鏡をかける面白さもあるし、立体映像以外の部分でもスクリーンを使った小粋な演出があったのは良かった。特にダイナーの歌う“u-n-c-u-p-p-l-e-d”は新たな演出により切なさが倍増していた。この愛すべき超馬鹿ミュージカルのまだ失われていない商業的価値を引き出そうという姿勢は評価したい。

だが自分の観た日は客の入りも悪く、ツアー全体が大成功しているわけでもなさそうだ。ひょっとしてこの形態なら日本での普通の劇場公演も実現するかも、と期待していたがこれでは望み薄だ。

ロンドン演劇界には、ぜひこの作品を見捨てず、立体映像以外の仕掛けも含めて手をかけていってほしいと願う。今回ほんの少し宙吊りの演出が使われているが、それをうまく使えば映像に頼らず上演できるのではないか。

まあ映像を作り直すにしても新たな趣向をこらすにしても、膨大な金がかかるのは確かだ。ひとつディズニーにでも上演権を買い取ってもらってはどうか。それで舞浜にできる新劇場でロングラン。どうですか?オリエンタルランドさん。

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バルモラル

バルモラル

エジンバラの宿は交通の要、ウェイバリー駅に隣接したバルモラル。御覧のように立派な時計台を備えたいかにも高級そうなホテルだ。実際、高い。

なぜこんな高いところになったかには理由がある。

外務省の安全情報ページによると、エジンバラでは三月以降ナイフ魔の事件が立て続けに起きており、しかもその多くが今夜行くエジンバラ・プレイハウスの近くで発生しているのだ。

公演が終わるのは22時。だからなるべく近いホテルで、という条件で探したらこうなってしまったのだ。

エジンバラは安全な都市、というイメージがあったようだが、それも絶対ではなくなってきた。

日本もすっかり物騒になってきたし、もはや安全な場所など地球上にはないのか?

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アルバートさん?アンソニー?

アルバートさん?アンソニー?

エジンバラの風景を一望できる小高い丘、カールトン・ヒルに登ってみる。遠くにエンジンバラ城、手前に今夜の宿、バルモラルを望むことができる。

街のあちこちでバグパイプの「かたつむりが団体で這っている」音を聞いていたため、今にも「丘の上の王子様」が出てきそうな雰囲気。

俺が昔、美少年だったころ、アンソニーに似ているとか噂されたものだ。わかんねえだろうな。イエーイ。最近はアンソニーと言ったら闘龍門改めDRAGON GATEでミラノコレクションとタッグを組んでいる奴になってしまうが。

ちなみにこの付近は、深夜になるとゲイがたむろしているという噂も聞いたが、真偽のほどは定かではない。ハード・ゲイの丘の上の王子様。ちょっと怖い。

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ホリルードハウス宮殿

ホリルードハウス宮殿

エジンバラ城を出て、ロイヤル・マイルと呼ばれる城下町を抜けホリルードハウス宮殿へ。英国王室がスコットランド滞在時に使う宮殿を一般解放している。

ここは入場料にオーディオサービスがふくまれており、その案内にしたがって見学するというシステム。日本語もあるし、それなりに興味深いものの、時間がかかりすぎるので途中から案内を無視して先に進む。どうも貧乏性でいけない。

よく手入れされた庭園が美しかった。

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要塞都市エジンバラ

要塞都市エジンバラ

まずは岩山にそびえ立つ天然の要塞、エジンバラ城へ。

城そのものが主役だが、展示も奮っている。多くの建物がそれぞれ独立した小さな資料館になっていて(土産物店もそれぞれにある)飽きさせない。

決まった順路もなく、とりあえず好きな建物に手当たり次第に入ってみる、という感覚がドラクエな雰囲気で楽しい。「ようせいのふえ」がなくても入場料9ポンド50を払えば入れる。ただ入っていきなりタンスを開けたり壺を破壊したりしてはいけない。

それらのうちのひとつ、スコットランド戦争博物館にはミリタリーな展示が充実している。その裏手に龍騎兵資料館というマニアック施設があるが、その間に無造作に戦車のレプリカが置いてあってびっくり。

オーディオサービス(3ポンド)はひとつひとつの施設について歴史的背景を詳細に解説してくれるが、これを聞くだけでも相当な時間を要する。

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2005年5月 4日 (水)

エジンバラ到着

エジンバラ到着

朝から間抜けなことをしたものの、ぶじエジンバラに到着。

駅から市街地まではAir linkというシャトルバスを利用。客を詰め込まずにどんどん発車させるのでなかなか快適だ。のどかな田園、手入れの行き届いた庭がならぶ住宅地などを眺めながら20分強で市街地に入る。これで片道3ポンド、往復5ポンドは安い。

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ノオッ!

現地二日目。エジンバラへ移動のため再びヒースローへ向かう。

チケットはEチケットで手配しているので、カウンターにいけば搭乗券をもらえる、と聞いていた。

行ってみるとカウンターにはたくさんの人が並んでいる。しかしその手前に自動チェックイン機があり、これを使えば並ばなくて済むようだ。

ハイテク大国ニッポンの威信を示すためにも、ここは機械のひとつも使ってやらなくてはいかんだろう。

タッチパネルに触れると、何かを入れろという表示が。よくわからないが、航空券と同じ用紙に印字されているEチケットのレシートがあるので、とりあえずこれでも入れてやろう。ダメなら戻ってくるだろうから。

ういいいいいん。

なんだか音はしているが、奥のほうまで入らない。仕方ないのでぐいと押し込んだが、何も起こらない。

よく見ると、どうもそこは機械からレシートが出てくるところで、入れるのはその下の口だった。

しまったと思い引っ張りだそうとしたが、無理矢理押し込んだものだから九割型がた機械に飲み込まれてしまった。ごくわずかな部分が顔をのぞかせているものの、指でつまむにはとうてい面積が足りない。ちょうど、コピー機で厄介な紙づまりを起こした状態に似ている。引っ張り出そうとすると紙がちぎれてますます泥沼化するアレだ。

自力で解決することは無理と判断。係員に声をかける。

「イクスキューズ ミー」

“Can I help you?”

「ミステイク トゥー インサート」

“?”

いかん、通じない。言い方を変えよう。

「ポケット。エラー。」

“??”

ダメだ。とりあえず事態の深刻さを理解してもらおう、と僅かに露出しているチケットをさし示す。

“OH NO!”

一瞬「マカロニほうれん荘」のクマの顔が頭のなかをよぎった。

“Go to the counter!”

はい、すいません。でもこの紙は…

“NO NO NO!”

これ以上英語も機械の使い方を知らない東洋人に触らせるのは危険と判断したのだろう。すごすごとカウンター待ちの列に並ぶ。予約番号を記載した用紙が別なあったので問題なく搭乗券を入手。

ただ、帰国したらブリティッシュ・エアウェイズから高額な機械修繕費請求書が届いているかもしれない。

babord

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MAMMA MIA!

mammamia

エロスの像からホテルとは逆に30秒歩いたところにあるPRINCE OF WALES THEATREでMAMMA MIA!を鑑賞。

観光客も非常に多く、いまだに人気の公演でなかなかいい席が取れなかったが、同僚の力で最前列を確保。持つべきものは、だ。ありがたい。

派手なストーリーはないが緻密に構成を計算した脚本、巧みな演出、印象的な照明、そしてABBAの音楽。どれを取っても一流だが、やはりこの作品のヒットはそれらをまとめ上げるプロデュース力の勝利だろう。もちろん、既存のアーティストの楽曲と世界観でミュージカルを創るという新たな手法を編み出したことも含めてである。

この作品の場合、輸出に際しては音楽はもちろん脚本、演出、照明から音響に至るまでパッケージ化してライセンス契約しているので、基本的には劇団四季のものと同じだ。

たが、決定的に違うのはオリジナルのほうがクドい笑わせ方をする、ということだ。汐留で最初に四季版を観たときに「関西系のお笑いだなあ」と思った記憶があるが、もはやこれは「関西系」なんていう生易しい表現の域を越えている。吉本新喜劇そのものの、攻撃的で下品な笑いの取り方だ。さらに女優は老いも若きも(?)日本公演よりぐっと露出度の高い衣裳でセクシービームを放ちまくり、野郎共はつかこうへい作品のように意味もなく服を脱ぎたがる。

ここまでやったらABBA関係者は怒るんじゃないか、というぐらいに弾け飛んでいるわけだが、それでいて舞台を破壊してはいない。これも計算された大胆さであると考えるなら、やはりプロデュースの見事さを改めて感じずにはいられない。

米国出張の際、ブロードウェーで観てこようとも思ったが、ぐっと我慢して良かった。やはりこの作品はこちらが本場だし、「恋のウォータールー」をロンドンで聞くのもオツなものである。四季は日本公演に際して「すべての人が幸福になれるミュージカル」というコピーを掲げていたが、それとはまた別の幸福感で満たされたフィナーレだった。 

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同僚と再会

こちらに赴任している同僚に再会。年次的には後輩だが、仕事についてはいつもご指導をいただいているので、人間的には先輩だ。

今回もいきなり意味不明の理由でイギリスに乗り込んできた迷惑千万な自分の相手をしてくれた。すまん。

cake

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ル・メリディアン・ピカデリー

ル・メリディアン・ピカデリー

本日の宿はル・メリディアン・ピカデリー。

エロスの像から歩いて30秒というアクセスの良さが魅力だ。部屋も広くてキレイ。

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ロンドン市街地

ロンドン市街地

ピカデリー・サーカスにそびえる「エロスの像」。

この真前にはかつて「ロンドンそごう」があったが、乱脈経営が問題になったあと閉鎖になってしまった。

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ヒースローから市街地へ

この数年ヒースロー空港はだいぶ模様がえしている。市街地への交通にも、空港とパディントン駅を15分でむすぶヒースロー・エクスプレスが登場した。

ただ今回は行動の最初の拠点を繁華街のど真ん中、ピカデリー・サーカスに置いた関係で従来どおり地下鉄を利用。ピカデリーサーカス駅まで約45分だ。

piccadillyline

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英国モバイル環境

今回、先日の米国出張の際購入したドコモのローミング携帯N900iGを持参している。

特にイギリスの場合、ドコモが20%出資している第三世代携帯キャリア、3G UKがあるので着陸した瞬間にFOMAがバリ3だ。

国際テレビ電話もOKである。

また、jigブラウザが正常に使えるかどうか試してみたところ正常に起動した。これでブログも確認できるというものだ。ただ、海外パケット定額制の適用外ということを忘れると、月末にはクローン携帯の存在を疑うはめになる。

米国出張の際は、最初レンタルで使おうと思ったら制限がありすぎて急遽購入に切り替えたこと、第三世代サービスを実施していないことなどから、いまひとつ便利さを実感できなかったが、今回はかなりいい所まで来ている、という感触だ。

これでiモード以外のデータ通信利用への対応と、パケット定額の適用ができれば、応用範囲は飛躍的に広がりそうだ。

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ヒースロー空港到着

飛行機は予定より早く到着したものの、入国審査で一時間近く待たされる。

何はともあれ、七年ぶり四回目の英国上陸を果たした。

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2005年5月 3日 (火)

ひとつ出かけてみるか。ヒマだからな!

今年に入ってから、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「エビータ」という、A・L・ウェバーの3作品を東京で観ることができた。また東京では昨年は7月、9月に「ジーザス・クライスト=スーパースター」も上演された。

これら4作品が間を置かずにひとつの年で上演される、というのはもはやウエストエンドでもブロードウェーでも起こりえない話だ。「キャッツ」は両都市ともロングランが終了しているし、エビータはあまり上演されない。そういう意味で、まさに昨年から今年にかけて、A・L・ウェバーチャンピオン祭りだったのである。

しかし、こうなると自分としてはもう1本、観たい作品がある。

「STARLIGHT EXPRESS」だ。

この作品の名前を言うだけで失笑を買うこともあるが、それは日本公演のイメージがあるからだろう。2回の日本公演は、それぞれ代々木体育館、横浜アリーナという巨大な会場を使った大イベントとして行われた。 だが、本来この作品はウェバーが自分の息子のために書いた作品とも言われ、基本的にはファミリーミュージカルの域を出ない小品なのだ。それをあんな大きな会場で上演したら、妙なことになるのは当然である。

ロンドンでロングランしていたときの会場は、ビクトリア・ステーションにほど近いアポロ・ビクトリアシアター。ごく普通の劇場である。その劇場の中に無理矢理レースのコースを造り、観客の目と鼻の先をハイスピードで役者が駆け抜けるという仕掛けだった。スペクタクルというよりも、「花やしき」のジェットコースターのような、ややチープなスリリングさが痛快だったのである。

そして、音楽的には子供をイメージして書いただけあって、実に分かりやすく、明快なメロディが続く。あまり音楽に造詣の深くない自分には馴染みやすい作品といえる。どれも楽しい曲ばかりで、CDを聞いた数はウェバー作品の中では一番多いのではないか。

この「STARLIGHT EXPRESS」を観ずして、自分の中のA・L・ウェバーチャンピオン祭りは終わらない。 だが、今現在この作品をロングランしているのはドイツのボッフムだけである。ドイツには足を踏み入れたことがないので、どうせ行くならいろいろと観て周りたい。それには長期の休暇が必要だ。

そうして二の足を踏んでいたところに朗報。現在、ツアー版が英国内を周っているのだという。一体どうやってあの作品をツアーで回すのかと思ったら、レースのシーンを立体映像を流すという仕組みにしているのだそうだ。それはいくらなんでも邪道では、という気もするが、話の種に、というかブログのネタに観ておいてもいいだろう。ゴールデンウイークの予定もないことだし。 この時期にどこで上演しているか調べた。

エジンバラ。

スコットランドの首都だ。

行ったことはないが、ロンドンから飛行機で1時間ほどで行けるようだ。行けない距離じゃない。

というわけで、これから行くことにした。

なお、道中の模様はモブログでアップしていく予定だが、ココログのバグが発生していて、写真を送ると極大化されてしまう。なので、このシリーズは写真がでかい。さらに、PCは持って行かないのでちゃんと表示されているかも確認できない。問題があったら帰ってきてから直すのでどうかご容赦を。

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