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2004年12月26日 (日)

ナイトメア・イン・クリスマス

みなさん、クリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。

きょうは、今年私が体験した、最高に楽しいクリスマスのお話をいたしましょう。

12月22日(水)

電車で帰宅途中、急にオナカが鳴り始める。

なんとか家までたどり着いたのが23:45ごろ。一直線にトイレに駆け込む。

強烈な下痢。

まあこのぐらいはよくあることと、とテレビで「マジカル美勇伝」など観ているうちに、だんだん気分が悪くなってきた。吐き気を催したのは新入社員時代の忘年会で無理やり日本酒を飲まされたとき以来。またもやトイレへ。

すさまじい嘔吐。

すでに胃の中身はほとんど消化されていたらしく、出てくるのは水分ばかり。とにかくとめどなく吐き続ける。

ちょっと待て。こんなに水分吐いたら脱水症状起こすんじゃないか。心配になって、買ってあったポカリスエットを飲む。

即吐。

ポカリはダメか。ならば他のもので、とこれも買ってあった「燃焼系アミノ式」を飲む。

即吐。

やっぱり人工的なものはダメなのか。それならポンジュースはどうだろう。

即吐。

とにかく胃に入れるとすぐに出てくる。今なら、人間ポンプ男にも勝てるかもしれない。金魚はどこに売ってたかな。
でも金魚ってぬるぬるしてるからのどごしはいいかもしれないけど、背びれとか結構引っかかって痛いんじゃないのか。そんなことを考えているうちにまたキモチ悪くなり、吐き続ける。

このゲロゲロ状態が朝まで続く。自分が青空球児にでもなったような気分だ。そういえば小さいころ、青空好児とウルトラマンのイデ隊員が同一人物だと思ってたのって、俺だけじゃないよな。

12月23日(木)

吐き気が続くものの、もう胃の中には胃液しか残っていない。何とかふつうの水は飲めるので、「南アルプスの天然水」を補給しながら、ごろごろと醜く横たわる。

きょうは楽しみにしていた新感線の帝劇公演「SHIROH」の日だ。が、とても行く体力がない。「アオドクロ」に続き、チケットを持っていながら体調の関係でキャンセル。実にくやしい。

吐き気を紛らわすために、ゲームやマンガに手を伸ばす。そのうち、眠ってしまったが、その夢の中には直前に体験したゲームやマンガの世界が再現された。

その夢に登場した人物。

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ドルマゲス。

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リューク。

まさに夢の競演だ。汗びっしょりになって目が覚めた。

夕方、下痢のほうは落ち着く。しかし胃は相変わらず水しか受け付けない。

深夜になって吐き気も一段落したが、今度は腹痛が襲ってきた。ぎりぎりと、今までに経験したことのない痛みが押し寄せてくる。1時間ほど痛みが続き、1時間ほど治まり、また痛くなる、という状態が朝まで続く。当然、眠れない。

12月24日(金)

やっと7時ごろになって腹痛が治まる。しかし体力がすっかり消耗して、とてもすぐには出勤できそうにない。仕方なく午前中お休み。

昼頃から出勤するものの、目はかすむし耳はよく聞こえない。それでもどうにか格好がつくのだから、植木等が言うようにサラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ。とはいえやはりつらいので、19時ぐらいには退勤。

電車を降りると、サンタガールのコスプレをしたバイトの女子高生が寒い中クリスマスケーキを売っていた。

即購入。

水しか受け付けない人間が、ケーキ1ホール買ってどうする?

なんとかお茶とスープぐらいは飲めるようになってきた。よかった、快方に向かいつつある、と早めに就寝。幸い、明日の土曜は家から2分の胃腸外科が診察をしているので、薬ももらえるだろう。もう大丈夫だ。

しかし。

深夜0時を回ったあたりから、突然腹痛が襲ってきた。次第に激痛に。しかも、それが全く止まらない。延々と痛み続ける。

3時ぐらいにいったん納まって、少し眠るが、4時半ぐらいに激痛でたたき起こされる。痛い。ただただ痛い。

いてえよお。

思わず出た声が、「北斗の拳」のハート様に似ていた。

122503
↑これ。

とにかく痛みが止まらない。筑波山の四六のガマのように、油汗を流し続ける。

12月25日(土)

この拷問のような時間を過ごし、午前8時に病院へ。診療は9時からだが受付はもう始まっている。しかしもう痛みは限界だ。待合室で七転八倒する姿を見かねて、早めに処置室へ案内してくれた。出勤してきた先生がすぐに見てくれて、「まずは痛みを止めましょう」と鎮静剤を注射。しかし、その後20分以上してもほとんど痛みが引かない。見かねた看護士さんが先生に報告。「では座薬も入れましょう」と座薬投入。このあと20分ほどして、やっと痛みが引いてきた。ほとんど気を失うように30分ほど眠る。これほど近代医学のありがたさを感じたのも久しぶりだ。

先生の診断。ウイルス性の胃腸炎と、尿管結石の併発とのこと。「とにかく水をたくさん飲んでください」というアドバイスをいただく。

というわけで、その後もひたすら水を飲む。クリスマスといえば、腹痛と水。向こう数年、そんな思い出が忘れられなくなるだろう。

ところで、どうしよう。

ヤマザキのクリスマスケーキ。

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コメント

 お気の毒です。その後いかがでしょうか。
 私の同僚にもよく尿管結石を作る人間がいるんですが…仕事中ってどうしても水摂らないでしょう。あれが悪いらしいんですね。腎臓にもよくないようです。
 同僚はそれを医者に指摘されて以来、デスクサイドに2リッターの水(それも可能な限り軟水。エビアンでは硬すぎる)のペットボトルを常備してます。お茶は大量に飲むと脱水症状を促すので駄目、アミノ酸飲料などは糖分が多いのでいわゆる「ペットボトル症候群」による糖尿病を引き起こす虞もあるそうです。

投稿: ぬのくま | 2004年12月28日 (火) 07時04分

これはこれは、ようこそいらっしゃいました。
また、アドバイスをいただき本当にありがとうございます。
本当に今まで経験したことのない痛さでした。今も薬で抑えながら決算をまとめています。
新宿界隈にお住まいの方も、腰を痛められたようで・・・
来年は健康的でハッピーな毎日を送りたいと思っております。

(このブログのどこをたたけば「健康的」なんて言葉が・・・)

投稿: ヤボオ | 2004年12月28日 (火) 13時35分

ヤボオさん、『SHIROH』観に行かれなないほどのご病難に遭われていたとは(涙)具合のよろしくない中、ハートさまの「いてぇよ~!いてぇよ~!」画像までひっぱり出されるとは…さすがヤボオさんです。涙なくして読めませんでした。エーン!!それにしても痛そう…。どうぞお大事になさってください。

投稿: ぽぽん | 2004年12月28日 (火) 14時20分

今朝、コメントを書いた本人が。なんと午後から同じ症状に襲われています(吐き下しと高熱)。
何飲んでもだめ。吐いちゃいます。マーライオン状態です。脱水症状起こしちゃってます。

今から夜間診療所にいってきます…

投稿: ぬのくま | 2004年12月28日 (火) 19時08分

>ぽぽんさん、有り難いお言葉を賜り恐悦至極です。

しかしあの延々と続く痛みには、トキに秘孔でも突いてもらいたいと本気で思いました。(アミバだったりして・・・)

投稿: ヤボオ | 2004年12月29日 (水) 00時13分

>ぬのくま先生、それはいけません。突然キターということは、やはりウイルス性でしょうか?

そのうち腰が痛いとか肩が痛いとかいいながらカレーを食っている人もまじえて病気オフでも…

投稿: ヤボオ | 2004年12月29日 (水) 00時15分

ヤボオさんと同じく、ウイルス性でした。医師によるとだいぶ流行っているようですね。
身体中が痛いといっている奴とカレーの喰い納めをかんがえたのですが、とても無理でしょう。喰いはじめの頃にはなんとかなりそうですけどね。

投稿: ぬのくま | 2004年12月29日 (水) 10時54分

そのまま死んでしまったのだろうか。
はっぴ・にゅう・いや。

投稿: フーテンの中 | 2005年1月 2日 (日) 20時41分

ううむ、そのつっこみが来るのではと期待しておりましたが、また意外なところから。

ごあいさつが遅れましたが今年もよろしくお願いいたします。

投稿: ヤボオ | 2005年1月 3日 (月) 04時31分

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