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2004年12月26日 (日)

ナイトメア・イン・クリスマス

みなさん、クリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。

きょうは、今年私が体験した、最高に楽しいクリスマスのお話をいたしましょう。

12月22日(水)

電車で帰宅途中、急にオナカが鳴り始める。

なんとか家までたどり着いたのが23:45ごろ。一直線にトイレに駆け込む。

強烈な下痢。

まあこのぐらいはよくあることと、とテレビで「マジカル美勇伝」など観ているうちに、だんだん気分が悪くなってきた。吐き気を催したのは新入社員時代の忘年会で無理やり日本酒を飲まされたとき以来。またもやトイレへ。

すさまじい嘔吐。

すでに胃の中身はほとんど消化されていたらしく、出てくるのは水分ばかり。とにかくとめどなく吐き続ける。

ちょっと待て。こんなに水分吐いたら脱水症状起こすんじゃないか。心配になって、買ってあったポカリスエットを飲む。

即吐。

ポカリはダメか。ならば他のもので、とこれも買ってあった「燃焼系アミノ式」を飲む。

即吐。

やっぱり人工的なものはダメなのか。それならポンジュースはどうだろう。

即吐。

とにかく胃に入れるとすぐに出てくる。今なら、人間ポンプ男にも勝てるかもしれない。金魚はどこに売ってたかな。
でも金魚ってぬるぬるしてるからのどごしはいいかもしれないけど、背びれとか結構引っかかって痛いんじゃないのか。そんなことを考えているうちにまたキモチ悪くなり、吐き続ける。

このゲロゲロ状態が朝まで続く。自分が青空球児にでもなったような気分だ。そういえば小さいころ、青空好児とウルトラマンのイデ隊員が同一人物だと思ってたのって、俺だけじゃないよな。

12月23日(木)

吐き気が続くものの、もう胃の中には胃液しか残っていない。何とかふつうの水は飲めるので、「南アルプスの天然水」を補給しながら、ごろごろと醜く横たわる。

きょうは楽しみにしていた新感線の帝劇公演「SHIROH」の日だ。が、とても行く体力がない。「アオドクロ」に続き、チケットを持っていながら体調の関係でキャンセル。実にくやしい。

吐き気を紛らわすために、ゲームやマンガに手を伸ばす。そのうち、眠ってしまったが、その夢の中には直前に体験したゲームやマンガの世界が再現された。

その夢に登場した人物。

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ドルマゲス。

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リューク。

まさに夢の競演だ。汗びっしょりになって目が覚めた。

夕方、下痢のほうは落ち着く。しかし胃は相変わらず水しか受け付けない。

深夜になって吐き気も一段落したが、今度は腹痛が襲ってきた。ぎりぎりと、今までに経験したことのない痛みが押し寄せてくる。1時間ほど痛みが続き、1時間ほど治まり、また痛くなる、という状態が朝まで続く。当然、眠れない。

12月24日(金)

やっと7時ごろになって腹痛が治まる。しかし体力がすっかり消耗して、とてもすぐには出勤できそうにない。仕方なく午前中お休み。

昼頃から出勤するものの、目はかすむし耳はよく聞こえない。それでもどうにか格好がつくのだから、植木等が言うようにサラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ。とはいえやはりつらいので、19時ぐらいには退勤。

電車を降りると、サンタガールのコスプレをしたバイトの女子高生が寒い中クリスマスケーキを売っていた。

即購入。

水しか受け付けない人間が、ケーキ1ホール買ってどうする?

なんとかお茶とスープぐらいは飲めるようになってきた。よかった、快方に向かいつつある、と早めに就寝。幸い、明日の土曜は家から2分の胃腸外科が診察をしているので、薬ももらえるだろう。もう大丈夫だ。

しかし。

深夜0時を回ったあたりから、突然腹痛が襲ってきた。次第に激痛に。しかも、それが全く止まらない。延々と痛み続ける。

3時ぐらいにいったん納まって、少し眠るが、4時半ぐらいに激痛でたたき起こされる。痛い。ただただ痛い。

いてえよお。

思わず出た声が、「北斗の拳」のハート様に似ていた。

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↑これ。

とにかく痛みが止まらない。筑波山の四六のガマのように、油汗を流し続ける。

12月25日(土)

この拷問のような時間を過ごし、午前8時に病院へ。診療は9時からだが受付はもう始まっている。しかしもう痛みは限界だ。待合室で七転八倒する姿を見かねて、早めに処置室へ案内してくれた。出勤してきた先生がすぐに見てくれて、「まずは痛みを止めましょう」と鎮静剤を注射。しかし、その後20分以上してもほとんど痛みが引かない。見かねた看護士さんが先生に報告。「では座薬も入れましょう」と座薬投入。このあと20分ほどして、やっと痛みが引いてきた。ほとんど気を失うように30分ほど眠る。これほど近代医学のありがたさを感じたのも久しぶりだ。

先生の診断。ウイルス性の胃腸炎と、尿管結石の併発とのこと。「とにかく水をたくさん飲んでください」というアドバイスをいただく。

というわけで、その後もひたすら水を飲む。クリスマスといえば、腹痛と水。向こう数年、そんな思い出が忘れられなくなるだろう。

ところで、どうしよう。

ヤマザキのクリスマスケーキ。

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2004年12月19日 (日)

劇団四季「キャッツ」(ばれまくりです)

「キャッツ」8年ぶりの東京公演。自分は東京クローズのあと97年に札幌、98年にロンドン、2000年に名古屋で見ているので、4年ぶりだ。

キャッツの日本での人気は異常なほどだ。今回の公演は瞬く間に4月までのチケットがほぼ売り切れ、開幕前に来年11月までの延長が決まった。ロンドン、ニューヨークでもすでにクローズしているというのに、わが国では一都市での公演ではないという違いこそあれ、いまだに元気に猫たちが飛び回っている。ロンドンの劇場の入り口には「CATS Now and Forever」という大上段のコピーがかかげられていたが、それは日本で現実となっている。

しかし、キャッツはクセのある作品だ。もともと猫好きだったT・S・エリオットがしたためた何編かの詩集を原作にしたこのミュージカルには、決まったストーリーもなく、テーマらしきものもない。

三谷幸喜「オケピ!」にこんなくだりがある。

わがままな舞台女優が、ストーリーに直接関係しない歌をカットしようとする。それを聞いたサックス奏者(初演は白井晃=清河八郎、再演は相島一之=新見錦)が叫ぶ。「そんなことを言ったらキャッツはどうなる。『メモリー』しか残らないじゃないか!」。毎回拍手喝采のシーンだ。キャッツの嫌いな人も、恐らくキャッツが大好きな人も手をたたいて喜ぶ。なぜならこのセリフはキャッツという作品を正確に表現しているから。日本で一番人気のあるミュージカルといえばキャッツだが、一番不人気なのもキャッツだ。そしてその理由は、たぶん同じものである。

これを世に送り出したのは、不世出のミュージカル作家アンドリュー・ロイド・ウェーバーと当代随一のミュージカルプロデューサーであるキャメロン・マッキントッシュというまさしく黄金コンビだが、2人はこの作品の開幕当日、確実にコケると思ってどこかの酒場に雲隠れしていたそうだ。作った人達でさえ、ヘンな作品であることを自覚していたわけである。

しかしそのヘンなミュージカルは世界的なヒットとなり、ロンドンをミュージカルの本場に置き換えてしまう。さらに極東の島国で他の作品を圧倒するケタ違いの人気を呼ぶのだから、本当にエンターテインメントの世界は分からないものだ。

自分はというと、もちろん大好きな作品のひとつだが、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」「美女と野獣」はほぼ横一線に並んでいる。だから一番好きなミュージカルは、と聞かれたときは「夢から醒めた夢」と答えることにしている。何がなんでもキャッツ、というわけではないので、冷静にこの作品を見つめてみようと思ったのだが、あまり冷静な目で観ることができなかったことを最初にお詫びしておく。ってまだ前置きだったのかよ。

キャッツ・シアター2004は大傑作

冷静さを失わせたのは、このキャッツ・シアターだ。今まですべてのキャッツ・シアターに入ったわけではないが、確実に最高傑作だろう。客席と舞台の一体感が半端じゃない。単に近いというだけでなく、完全に同化している。2階席も舞台にぐっと寄ったつくりになっていて(2階席と舞台の距離は「自由劇場」をしのぐ)、1200というキャパシティーを感じさせないほど“狭い”。キャッツ・シアターといえば、ゴミ置き場という舞台設定を劇場空間全体に広げるための、あちこちに設置されたゴミのオブジェだが、今回は劇場の中にゴミが飾られている、という感じではない。むしろ、ゴミ置き場の中に舞台と客席がある。劇場に足を踏み入れた瞬間からキャッツの物語は始まる、というのはいつも言われることだけれど、今回はその究極を味わうことになる。

あまり無理をしすぎたために、1階B席の一部は舞台が一部見えにくくなる、といった計算違いも起きた(劇団からのお知らせ)。その席の購入者には全額返金か代替席の用意という対応をしているが、これは「どんな安い席の客でも大事にする」という姿勢をアピールすることになり、結果的に四季のCSとブランドイメージを向上させることにつながっている。全く、転んでもタダでは起きないのが劇団四季だ。

日本の猫は女の子がキレイ

ロンドンでは2度、ニューヨークでは1度観た。海外と日本のキャッツを見比べた場合、もっとも異なるのは「日本の猫はキレイ」ということだ。特に女の子の猫が、えらくかわいい。これは明らかに浅利慶太の趣味である。

ロンドンの猫たちは荒々しい印象があり、まさに野良猫という風貌だ。全体で見せるダンスも、日本ほど整然としておらず、それぞれの個性が感じられるものになっていた。その点日本の猫たちはみんなさっぱりと小ぎれいで、とてもお行儀がいい。これは好みの分かれるところかもしれないが、日本のファンにはこちらのほうがフィットしたのだろう。
ニューヨークの猫は、ロンドンと日本のちょうど中間、といったところ。

キャッの時代までは、作品が輸出されるとき、演出は各国に任されていた。だからこういう違いも楽しむことができるわけだが、オペラ座の怪人ぐらいから、演出もパッケージに含まれる形でライセンスされるようになってしまったため、この楽しみがなくなってしまった。本場と同じ演出で観られる、というのはそれはそれで嬉しいのだが、亜流が発生しないというのもちょっと寂しい気はする。南斗水鳥拳のような優れた分派が出てこないからだ。

ちなみに、8年前の東京公演とは、演出や衣装が一部変わっている。これは、98年の福岡公演のときに変更したものだ。演出面の変更は主に振り付けの部分で、より動きが激しくなった。もっともダンスに造詣の深くない自分は実はどこがどう変わったのかよくわかっていない。言われてみれば、確かにシャープさが増したような気がする、といったところだ。

衣装が大きく変わったのはラム・タム・タガーとタントミール。どちらも、ロンドンの衣装に近いものになった。キャッツ一番のおいしい役、ツッパリ猫のタガーはゴージャスな白の衣装から、不良っぽい黒い衣装に。結構あのハデな白さは効果的だったので、どうしてオリジナルの黒に戻してしまったのか疑問だが、ウェーバー陣営からのチェックが入ったのかもしれない。タントミールはソロナンバーもないのでどんな猫だったのか思い出せない人も多いと思うが、茶色の全身タイツのような衣装になった。これが実に目立つ。目立つだけではなく、ちょっとギャグに見えるので(モジモジくんを思い出す)、これも浅利慶太の趣味で昔は出さなかったのだろう。

荒川務 in ラム・タム・タガー

12月17日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で、「シゴト解体新書」のコーナーに荒川務が登場していた。
40歳を越え、俳優歴24年となるベテランが、この日当たり役であるラム・タム・タガーを演じた。この役、かつては若き日の山口祐一郎や川崎真世も演じた、どちらかというホープ向けの役のような気もするが、自分が観た前の週は芝清道も久しぶりにタガーを演じており、今回の公演はまずベテランで固めているようだ。いずれ若い俳優にも演じさせていくのだろう。

荒川務といえば、城みちるとかあいざき進也といった70年代アイドルを思い起こさせる声とルックスの持ち主だが、それもそのはず、74年にレコード大賞で新人賞を受賞している、正真正銘の70年代アイドルだ。しかしいまひとつ目が出なかったためにミュージカルに転向。四季のオーディションに落ちたあと、ニューヨークで5年間修行し、ふたたび四季のオーディションに臨んで合格した。しかし、そうした苦労を経ても、アイドルのオーラを失っていないところが、この人の魅力だろう。それがタガー役には実にはまる。50になっても60になっても、ぜひこの役を演じてほしい。

村俊英は男の中の男だ

キャッツの中で自分が一番好きなのは、実はアスパラガス=グロールタイガーのくだりである。これは、多くの、特に女性のキャッツファンからは「?」と思われるかもしれない。しかし、男性のミュージカル好きにはそういう人も多いのではないかと密かに感じている。

かつて舞台俳優として鳴らし、今はその思い出話を繰り返す毎日という設定の老猫であるアスパラガス(ガス)。その思い出話から、かつて主演した「グロールタイガー~海賊猫の最後」の劇中劇へつながるこのくだりは、異色つづきのキャッツの中でも、ひときわ変わったシーンだ。この場面には、男の悲哀が充ち満ちている。ガスの話を聞いていると、さも人気者だったように思えるが、女猫のジェリーロラムとの掛け合いを聞いていると、どうもそんなにぱっとした俳優ではなかったことがうかがえてくる。これはCDにも入っている保坂知寿の歌い方だとよりはっきりするのだが、「俺は大スター……とも共演した」と歌われており、基本的には脇役だったことがわかる。恐らく、主演したのはこの「グロールタイガ」1本だけなのだろう。それも、あまり格好いい役とはいいがたい。しかし、ガスはその1本に対する誇りが、一生の支えになっている。

劇中劇の中、ガスは悪女グリドルボーンに騙され、非業の死を遂げる。これはガスの役者人生そのものなのかもしれない。華やかさにあこがれ、ちょっとだけいい思いもし、でもあっさりと見捨てられ…。しかしそれも人生、とすべてを受け入れて、ガスは生きてきた。その哀愁を感じさせられるかどうかが、この役の見せ所である。それを感じさせられなかったら、ただの年寄りの自慢話、というシーンになってしまう難役だ。

今回、これを演じたのは村俊英。世界でも例のない「おやじファントム」で観客を魅了し、ことしは「ジーザス・クライスト=スーパースター」のピラト役も印象的だった、実力派である。彼のガスは初めて観たが、その存在感は抜群だった。軽薄な自慢話を口にしつつ、その生き抜いてきた人生の重みを漂わせる、見事な演技。男が男をシビレさせる、任侠映画にも似たカタルシスを感じた。劇中劇に入る前、ガスは「今の芝居は面白みがない」などと、よくある若者批判をひとくさり語るが、劇中劇を終え、満足したガスは「今の芝居もいいけれど…」と歌う。すべてを受け入れ、すべてを許し、その中でほんの小さなプライドを守りながら、やがて訪れる人生の終焉をむかえる。いや、ガスにとっては終演か。そう思ったとき、本当に久しぶりに、ちょっとだけ涙が浮かんだ。

クセになる、キャッツ

ひとつひとつの役をすべて語っていると、ますます長くなるので今回はこのぐらいにしておこう。

キャッツにはテーマらしきものがない、と冒頭述べたが、あえて言うなら、ラストナンバーである「猫からのごあいさつ」にそれを感じさせる一言がある。「おお、キャッツ」。これがテーマといえばテーマだ。猫を見て、感じたこと。それがこの作品のすべてである。テーマが単純なほど、エンターテインメント性は極大化する。しかしテーマがゼロでも、エンターテインメントとしても崩壊する。このバランスが難しい。そういう意味では、キャッツはエンターテインメントのキングになれる要素が十分にあるわけだが、それがヒット作になるかどうかは誰も予想できないのだから、勇気を持ってこれを世に出してくれたウェーバーとマッキントッシュには改めて敬意を表したい。

「オペラ座の怪人」は、1~2年に一度、むしょうに観たくなるのだが、キャッツは、観たらすぐまた観たくなる。常習性が強いのだ。とりあえず、「コーラスライン」に「美女と野獣」にと大忙しの木村花代がキャッツに参戦したら、前日予約でまた行くことになるだろう。木村のジェリーロラム=グリドルボーンをぜひ観たいのである。そのときには、これを越える長大なレビューをここに掲載することになるだろう。もっともその前に木村のベルに会いに、京都に行かなきゃな。

「キャッツ」劇団四季の公式サイト
http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/index.html

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2004年12月12日 (日)

三谷幸喜「新選組!」終了

NHK「新選組!」が終了した。

約50回に及ぶ「大河ドラマ」を最初から最後まで通して見たのは、小学校時代の「獅子の時代」、中学時代の「峠の群像」、大学時代の「独眼竜正宗」以来か。大河ドラマに限らず、社会人になってからひとつのドラマをこんなに長期間見続けたのは初めてだろう。

そもそも「新選組」を素材として取り上げたことの評価、身分や時代といった現実の壁を冷徹に描きつつも暖かいタッチで描気出す人間模様、キャスティングの妙、俳優達の演技、心に残る音楽などなど、論じるべき点は多数ある。しかしそのひとつひとつをここに述べるのには、正直言って自信がない。それは多くのブロガーに任せるとしよう。

自分にとってこのドラマで最も注目していた点は、やはり緻密な計算に基づく構成力が持ち味の三谷幸喜が、その手腕をこの長大な巨編に発揮しうるかどうか、である。

最終回を見届けたきょう、自分は断言したい。三谷幸喜はその難題を見事に成し遂げた。

49回すべてとは言わないが、そのほとんどをそれぞれ一遍の舞台のように完成された作品に仕立て上げ、全体を通してみるとまたそれが一遍の作品として美しい流れを保っている。多くの大河ドラマはラストに向かうにつれて急ぎ足となり、雑な印象を残してしまうが、この「新選組!」は11月以降、ひとつひとつのエピソードを、風呂敷でもたたむように丁寧に閉じていった。そして最後には何も残さず、ふっと消えるようにきれいに終わる。こんな豪腕の作家を、自分はほかに知らない。

舞台や映画ならそれも可能かもしれない。しかしテレビドラマという、個人の感性だけでは作品を仕立てにくいメディアを使い、NHK、それも大河ドラマという伝統に守られた枠組みの中でそれをやってのけたのだ。

刑場に向かう近藤勇(香取慎吾)に対して、その母・ふで(野際陽子)が声をかける。

「近藤勇、よく戦いました!」

その言葉は、そのまま三谷自身に向けた言葉であっただろう。

これほど素晴らしいエンターテインメント作品を導き出す人材と、それに共鳴して作品を作り上げるスタッフ、キャストが存在することを、日本人は誇りに思っていい。松井の本塁打に多くの日本人が感じるような、なんだか知らないが嬉しくてたまらない気持ち。それに似たような感情を、いま自分は大いに満喫し、心の中で快哉を叫んでいる。

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NHK「新選組!」ホームページ

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2004年12月 7日 (火)

クリスマス・ファンタジー 総括

今回の目的は、ガイドツアー「レッツ・エンジョイ・スペシャルイベント!」に参加すること。この超難関を、最も混雑している12月に実現できたのだから、もう何も言うことはない。

このガイドツアーの内容をもう一度おさらいすると、約1時間30分のツアー、そのあとの「イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”」0分入場、クリスタルパレスレストランの食事(1890円相当)、お土産(オリジナルブランケット、スーベニアカップ)、そしてキャッスルショーの中央エリア鑑賞権。

基本的に、「金を積めばキャッスルショーを無抽選で観られる」という制度だと思う。

しかしそこはさすがというか、ガイドツアー、食事、スーベニア、ファストパスと組み合わせて、ちゃんとお得感のある商品になっている。実際、ガイドツアーは楽しかったし、ブランケットもストロベリー色のなかなか味のある品だ。

高いが、見合うだけのものは提供する。それは精神論ではなく、緻密な計算とマーケティング、そして何といっても十分な資本投下。これらがあって初めて成り立つものだ。そこに一切の妥協をしないのがディズニーの強さの第一の理由。そしてその上に精神論をのっけるのが強さの第二の理由である。この2つの壁によって、ディズニー最強伝説は守られている。

今回は、朝の暴風雨で客足が少なかったために、あまり混雑を感じずに回ることができた。とはいえ、クリスマスシーズンである。「カントリーベアシアター」「ミクロアドベンチャー!」で10分待っただけで、ほかは一切列に並んでいない、というのは快挙といえるだろう。実にありがたい、そして楽しい1日だった。

ま、その1日の前に10時間並んでいるわけだが。

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2004年12月 5日 (日)

20:45

「カリブの海賊」できょうの行動は終了。もちろん待ち時間は0分。

乗るたびに暗くなっていくように思えるのは、本当に暗くなっているのか、それとも最初の印象が強烈だったために、明るかったような気がするのか。謎である。

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20:20

「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」にファストパスで搭乗。初体験だ。

いくらおもちゃの世界とはいえ、全体的に作りが安っぽいのが気になる。射撃システムは、いまいち打ったときの手応えがなく、説明も不十分。

せっかくバズという稀代の名キャラクターを主役に据えたのだから、もう少しその個性も発揮させたかった。

ちなみに得点は66100点でレベル3。不平は山ほどあるが、いずれにしても再挑戦しなくては。

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19:50

「スプラッシュマウンテン」と「スペースマウンテン」にそれぞれファストパスで搭乗。

スプラッシュマウンテンって、最後の落下より、途中の小さいフォールのほうが恐くないか?

スペースマウンテンは、恐怖を感じさせない純粋なスピード感が最高だといつも思う。

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19:30

移動しつつ「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」を鑑賞。

特にクリスマスなスペシャルはなかったように思う。

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18:30

これもガイドツアーに含まれる、クリスタルパレス・レストランで「クリスマス・ファンタジースペシャル」の夕食。

メニューはこちら

ここで「GUIDE TOUR」と書かれたスーベニアカップをもらう。下の写真は家に帰ってから撮影したもの。

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18:00

キャッスルショー「ミッキーのクリスマスプレゼント」を鑑賞。

中央エリアでシンデレラ城前のショーを観るのは初めて、しかも特等席ということで否が応にも期待が高まる。

華やかな照明と統制のとれたダンス、エンターテイメントの王道を行くミュージカルショーだ。

このサンタの声は誰かに似ているな。そうだ、劇団四季の光枝明彦だ。いや、本人じゃないのか?

とそんなことを考えながら観ていると、突如舞台が暗転して、強風のためにこれ以上ステージを続けることはできず、中止する旨発表が。残念だが、こういうこともある。

それにしても、有無を言わさず「中止」と宣言するあたりがさすがディズニーだ。そしてそれをあれだけの観客がそれを納得して受け入れるのもすごい話である。サービスを極めれば、こういうことも可能になるのか。

これがBerryz工房の握手会だったら、暴動必至だろうに。

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17:15

ガイドツアー特典のキャッスルショー観覧席の座席指定券をうけとる。

センター通路に面した素晴らしい席だ。

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15:10

「スプラッシュマウンテン」のファストパス入手。発券待ち時間0分。

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14:45

ツアー最後にイッツア・スモールワールド ベリーメリーホリデーにファストパス扱いで入場。当然待ち時間は0分だ。

これもよかった。クリスマスの飾り付けも、クリスマスソングも、実に自然にアトラクションに馴染んでいる。ドン・キホーテのまたがるやせ馬・ロシナンテの鼻に赤い電球が取り付けられていたりと、なかなか芸が細かい。

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13:30

お姉さんの案内でガイドツアーに出発。ありがたい講話を聞きながらパークを回る。なかなか勉強になった。

前からガイドツアーには一度参加してみたかったが、お姉さんマニアの心をくすぐる好企画である。

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12:40

「スターツアーズ」に搭乗。最近、本当にすいている。

いずれなくなってしまうのではと心配だが、大好きなアトラクションだ。初めてこれに乗ったとき、ああ、ジョージ。・ルーカスは最初からこれがやりたかったんだな、と思った。

待ち時間0分。たまにはC-3POの話をちゃんと聞きたい。

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12:20

「ミクロアドベンチャ!」ーで服部真湖の名演技を楽しむ。

このウェイティングゾーンで流れるVTRも、本編の前半も、1ショットで撮られているのがすごい。もちろん今の技術なら長回しをしなくてもデジタル合成でなんとかなるのだが、これみよがしなのできっと本当に1ショットなんだろう。

待ち時間10分。

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12:10

「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」のファストパスを入手。発券待ち時間0分。

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11:30

ホーンテッドマンションの「ホリデー・ナイトメア」バージョンに搭乗。これはステキだ。「ナイトメア・ビフォークリスマス」にちょっとでも心を動かされた人なら、絶対に行くべきだろう。映画で印象的だったBGMも館内に流れている。このアトラクションのテーマ曲「グリム・グリニング・ゴースト」のアレンジバージョンも聴ける。ぜひ来年もお願いしたいが、元に戻すのは大変そうだ。

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11:00

ダイヤモンドホース・シューを出るとちょうどクリスマスのパレードが通りかかった。

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10:05

大人気のショー、ダイヤモンドホース・シューの「スルー・フットスーのダイニング&ファン」でお昼を。ミッキーマウスらと歓談。

半年前に来たとき、光学12倍ズーム氏にさんざんチップとデールの見分け方を教えられたのに、またデールに「チップ!」と呼びかけ、怒られる。ごめん。

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9:40

カントリーベアシアターで「ジングルベル・ジャンボリー」を鑑賞。カントリーベアシアターには通常バージョンのほかに、夏期の「バケーション・ジャンボリー」とこのジングルベル・ジャンボリーの3バージョンがある。トナカイらの低調な会話と、宝田明のハイテンションな司会が実に楽しい。待ち時間10分。

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9:30

ホーンテッドマンション「ホリデー・ナイトメア」のファストパスを取得。発券待ち時間0分。

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9:00

これまたうれしいことにダイヤモンド・ホースシューのランチショーも予約できた。

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8:00

開門と同時にメインストリートハウスへ。一日10人×10組限定の超人気ガイドツアー「レッツ・エンジョイ・スペシャルイベント!」の予約に成功。悪天候で中止の可能性もあるが、とれたので満足。

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6:30 つづき

一応荷物検査をする建前になっているので、カバンをフルオープンにしつつゲートめざして一斉にスタート。

なんとかひとつのゲートを確保できた。ありがたい。

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6:30

さらにモノレール駅下まで移動。ここで係員から「本日悪天候のため、屋根のないゲートは開きません」という宣告。つまり32ゲートのうち24ゲート開かないということ。狭き門がますます……

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5:00

係員の先導で、列をスロープ下まで移動。立っていると吹き飛ばされそうに。

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4:00

風が突風に。南風で暖かいため肉体的には苦痛がないものの、長時間にわたりひたすら風雨にさらされ、精神的には修業のようだ。

映画「空海」を思い出した。わかんないか。

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3:00

そろそろ余裕をもって出てきた車組が到着するころ。列は駐車場側にも出来ているはずだ。

気温は高いが、雨で足元が濡れているせいか、寒さを感じる。

さすがに普段のこの時期よりは出足がにぶいようだ。

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2:30

街灯で本を読む。

「指輪物語」だ。

こういう時間つぶしのときにしか読まないため、読み始めてから二年も経つのに、さっぱり進まない。

ようやく裂け谷の会議が行われ、旅の仲間が集結したところ。

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舞浜駅到着

半年ぶりに、東京ディズニーランドへ来ることにした。

前回来たときは開園三時間前に到着していたが、それは閑散期の二月の話。今回は一年で最も多い、クリスマス・ファンタジーの期間だ。

さすがに少し早めに行かなくてはならない。

そんなわけで、前日22時に来てみた。

この日の来場者がすっかりはけた11時すぎ、舞浜駅をでてすぐ、ボン・ボヤージュのずっと手前にチェーンが張られ、その前に整列開始。

他に二人ほどご同輩らしき人がいるが、何しろこの雨である。屋根のあるところに避難して並ぼうとしない。

ひとりぽつんと並んでいたが、雨が激しくなってきたので自分も荷物にビニールをかぶせて位置を確保し、それを目視できる距離で屋根のあるところまで避難する。

こんなに長時間待つのは久しぶりだ。大学時代の、ドラクエ4発売以来じゃないか。そういえばあの時も雨だった。
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2004年12月 3日 (金)

レ・ミゼラブル 2005年キャスト

ほぼ1か月ほど前に発表になった、来年3-5月の「レ・ミゼラブル」キャスト。チケット発売(18日)に備え、その陣容をおさらいしておこう。

まず、今回は特殊要素がある。今年夏から行われた「コンサートバージョン」で復活を果たした「懐かしいキャスト」の登場だ。その顔ぶれは下記の通り。

ジャン・バルジャン 今井清隆
ジャベール 鹿賀丈史
エポニーヌ 島田歌穂
ファンテーヌ 岩崎宏美
コゼット 知念里奈
マリウス 石川禅
テナルディエ 斎藤晴彦
テナルディエの妻 森久美子
アンジョルラス 岡幸二郎

公演期間の最後にあたる5月24~29の期間、このキャストがローテーションなしで全公演を演じる。コンサートバージョンを観たとき「鹿賀丈史のジャベールをもう一度観たい」と書いたら、それが本当になったわけで、これは素直に喜びたい。もちろん、こうなると「知念里奈は見たくないなあ」「内田直哉のアンジョルラスが観たいなあ」とかいろいろ言いたいことも出てくるわけだが、それはファンのわがままというものだろう。

この特殊要素を除いた、今回のレギュラーキャストはどうか。全体的に「おおっ」という衝撃がなかったこともあり、ちょっと評価が難しい。

キャスト別に考えていこう。

<ジャン・バルジャン>
石井一孝、今井清隆、別所哲也、山口祐一郎

2003年キャストと同じ。山口、今井の声張り上げコンビに人気が集中しそうだ。石井一孝はいい役者で、頑張ってほしいのだけれど、いかんせん迫力不足。役者人生の中で、この時期にこの大役に挑むことが果たしてプラスになるのだろうか。本人の意向ならいいが、周りがそうさせているのならちょっと悲しい。別所哲也は未見。映画やテレビで観る限り、この人は好きなんだが、どうも観る気が起きなかった。しかし食わず嫌いもよくないので、今年は1度ぐらいハムを食べよう。

<ジャベール>
岡幸二郎、今拓哉、鈴木綜馬

2003年キャストから内野聖陽と高嶋政弘が消え、2000-2001年公演に参加した鈴木綜馬(芥川英司)が復活。個人的には、差し引きでプラスになっている。内野も高嶋も好きな俳優だが、やはり内野の歌はジャベールの強靱な精神を表現するには遠く及ばず、高島の豪放な演技は逆にジャベールの繊細さを表現しきれなかった。そして、本当になぜ2003年公演に参加しなかったのか、理解に苦しんだ芥川の復活。鹿賀丈史に次いで好きなジャベールだ。やはり長年「美女と野獣」で仮面をつけて演技をしていたのが年輪になったのだろう。鉄面皮に隠されたジャベールの強さと悲しさを見事に歌い上げる。今から再会が楽しみだ。前回から登場した岡幸二郎のジャベール。こちらも捨てがたい、冷たく美しいジャベールだ。

<エポニーヌ>
ANZA、坂本真綾、笹本玲奈、新妻聖子

2003年と同一。それぞれいいんだが、ある意味この舞台で最も「おいしい役」(出番少なく、印象強烈)であるエポニーヌとしては「まあ、悪くなかったよ」というレベル。笹本が一番好きだけど、これは個人的な趣味の問題。

<ファンテーヌ >
井料瑠美、シルビア・グラブ、本田美奈子.、マルシア

東宝作品を中心に、数々のミュージカル作品で場数を踏んでいるシルビア・グラブが初参加。確か「エリザベート」で観ているはずなんだがあまり印象はない。声楽科出身の実力派なので、ちょっと期待できるかも。しかし、今回はなんといっても本田美奈子だろう。エポニーヌ役を卒業して、ファンティーヌに挑む。エポニーヌのときは賛否両論あったが、自分は支持派。天性の歌唱力がファンティーヌ役にどう生きるか、聞き所である。井料も四季時代からのファンだから当然また観たいとは思っていたが、正直なところ、無難にまとまりすぎている印象も。マルシアには触れずに次に進む。

<コゼット>
剱持たまき、河野由佳、知念里奈

コゼット役に必要なのは、清純なかわいらしさである。知念里奈はちょっと違うんじゃないか。あとの2人は2003年からの続投。2人ともかわいさは合格点だが、もうちょっと存在感が欲しい。斉藤由貴や純名里沙、安達祐実といった強烈なキャラクターを見慣れているだけに、小粒感は否めない。ところで、河野由佳は桜木睦子に似ているとずっと思っているのだが、この2人を両方とも知っているのが日本中に4人くらいしかいないようで、いまだ同意してくれる人がいない。

<マリウス>
泉見洋平、岡田浩暉、藤岡正明

なぜ山本耕司がいないのか。その一言につきる。「新選組!」で一回りもふたまわりも大きくなった山本のマリウスをもう一度観たかった。あの、よだれの出そうないい男の姿を。しかし、新選組!を観ていて、この人のアンジョルラスも観てみたいな、と思った。この舞台では、アンジョルラスはどちらかというと熱血漢だけど、原作ではもう少しクールな印象だ。岡幸二郎はそんな雰囲気で演じていた。土方副長のアンジョルラス。うん、観たいぞ!ぜひ次回はよろしくお願いしたい。藤岡正明といえば、ケミストリーを生んだASAYAN男子ボーカリストオーディションで最後まで残った人だ。うん?この人舞台はもちろん、演技経験ないんじゃ・・・あとの2人は続投組。

<テナルディエ>
駒田一、コング桑田、佐藤正宏、徳井優

駒田は続投、徳井は200-2001年公演以来の復活だ。駒田は実力派だし、徳井はいい人そうに見えてしまう難点はあるが、でかい妻との対比の構図が面白く、客席を沸かせてくれる。初登場の2人だが、まずコング桑田。 わかぎゑふ率いる劇団「リリパット・アーミーⅡ」の一員だ。名前はよく聞くが、観たことはなかったので調べてみると、この人ゴスペルの心得があるらしい。声量のあるテナルディエ、というのはいまだ日本に存在しないので、ちょっと面白いかもしれない。そしてWAHAHA本舗を率いる佐藤正宏。役者としての実力は折り紙つきだが、果たしてグランド・ミュージカルでどういう存在感を出すのか。これも楽しみだ。

<テナルディエの妻>
瀬戸内美八、森公美子

2人とも続投組。森の演技には最初とっても違和感があったのだが、もうすっかりこの作品の顔として定着してしまった以上、認めざるを得ない。しかし原作を読むとマダム・テナルディエは「熊のような体型だが、乙女チックな部分のある女」として描かれている。そう考えると、これほどぴったりした人も少ないかもしれない。

<アンジョルラス>
岸祐二、小鈴まさ記、坂元健児、東山義久

四季を退団し、前回公演から参加している坂元以外は、3人とも初参加。しかし、この役出番もそう多くないし、4人もキャスティングする必要があるんだろうか?岸祐二といったら「激走戦隊カーレンジャー」だ。その後も「ギンガマン」や「ハリケンジャー」にゲスト出演したりしていた。そして2003年公演にはアンサンブルとして参加。今回、晴れてプリンシパルキャストに抜擢された。その努力を買いたい。小鈴まさ記もアンサンブル出身。長身でよく目立つため、アンサンブルの中では注目を集めていた人だ。東山義久はダンスに強みのある役者で、「エリザベート」でちょっとだけ観ている(はず)。中規模のミュージカルに出演経験が豊富のようだが、演技についてはあまりよく知らない。

さて、トータルで考えてどうか、ということだが、前回公演と比較すると、とにかく山本耕司が抜けたのが痛すぎるほど痛い。だが、「おおっ」という点が少ないものの、それぞれの経歴などを細かく見ていくと、なかなか期待できそうな役者が多いのも事実だ。「特別キャスト」以外はやや派手さに欠けるが、意外にいい舞台になるかもしれない。期待して来年を待とう。

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