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2004年9月 8日 (水)

えびはら武司「まいっちんぐマチコ先生 in ハレンチ学園」

「ジョー&飛雄馬」のヒット以来、昔のマンガを雑誌化してコンビニに並べるのが流行っている。しかし、最近さすがに飽和気味だ。

そんな中、オタク雑誌でおなじみのジャイブが発行した「ハレ☆あば」は、永井豪の「ハレンチ学園」と「あばしり一家」から何本かをセレクトして掲載している。

タイトルも含めて、どことなく投げやりな企画だが、これにはおまけがついている。毎回、永井豪以外の漫画家が、その登場人物や設定を生かして新作を描くというものだ。

その第1回が、えびはら武司の作品「まいっちんぐマチコ先生 in ハレンチ学園」。

これは楽しい。近年「たのみこむ」でヌード写真集が発売され一瞬で完売するなど、ほんの一部の人達の間で人気が過熱しているマチコ先生だが、やはりその本領は天真爛漫な純真さだ。そのキャラクターが、ハレンチ学園の世界観にぴったりとマッチしている。

当然、ヒゲゴジラや丸ゴシ、マカロニなどのいやらしい教師達は、つぎつぎとエッチな罠を仕掛ける。思わずヒゲゴジラたちを応援したくなるあたりは本家と変わらない。もっとも時代の流れか、ややそのいたずらに精細を欠いているのも否めない。このあたりは、えびはらの作風によるものか。

だが、マチコ先生の登場により、主役であるはずの十兵衛はわりを食った形になった。意味もなく水着で登場するなど、それなりに見せ場も用意されているが、絵柄の違い(描いている人が違うのだから当たり前だが)も含め、十兵衛ファンにはもの足りない内容だろう。

しかし、全体的にはいい出来だ。最後のオチもなかなか決まっている。これは喜国雅彦あたりが描いたらとてつもなくいやらしくなる構図だが、えびはらが描くとほのぼのした雰囲気になるから不思議だ。どんな構図かというと、股間にバンドエイドを貼って隠すというものだ。

また一歩、児島美ゆきに近づいた。

maiching

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