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2004年8月22日 (日)

「冬のソナタ」のドラマツルギー その4

その1  その2 その3

地上波での放送が終了した。

オリンピックを押しのけてまで放送せざるを得なかった、日本国民的韓国ドラマ。

これがただの三角関係、つまりユジン(チェ・ジウ)、チュンサン(ペ・ヨンジュン)、サンヒョク(パク・ヨンハ)のやりとりを描いただけの話であることは前にも言った。だが面白いのは、その三角関係のもつれは、それぞれの親たち、ユジン父、チュンサン母、サンヒョク父の三角関係に起因しているという点だ。つまり、その三人の肉体関係が、子の代になってトラブルを引き起こすのである。

儒教の国なのに、そんなエッチなことをしちゃいけないじゃないか、とも思うが、これは「いやらしいことをすると、子々孫々まで迷惑がかかりますよ」という戒めなのかもしれない。

ところで、このドラマのMVPを1人選べ、と言われたら、やっぱりこの人だろう。





キム次長。

jicho

見ての通り、本当にただのおやじである。

人の色恋沙汰に首を突っ込む、やたら飲みにに行こうとする、すぐ余計なことを口走るで、実に困った人だが、チュンサンのことは大好きで、頼りにしている。以外に鋭いところもあって、さりげなくチュンサンに大人のアドバイスを与えたりもするが、常に聞き流されている。

日本のドラマなら、この人も終盤一度ぐらい格好いいところを見せたに違いない。

しかし、それはなかった。前にも言ったように、このドラマは主役以外には冷淡なのである。

生涯一おやじ。それはそれでナイスな生き方だ。もう俺に残されている道はそこしかないかもしれない。

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放送、終わっちゃったから、やっぱ書かなくちゃね。 サンヒョク派(?)である僕にと [続きを読む]

受信: 2004年8月22日 (日) 22時47分

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