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2004年7月28日 (水)

ウルトラQdark fantasy~上原正三×山南総長×ハリケンブルー

「ウルトラQ dark fantasy」(テレビ東京)は、実際そんなに面白いとは思えず、ここしばらく観ていなかったが、2期目に入ってまた上原正三脚本の作品が出てきた(確か初回は上原脚本)。

今回(27日放送)は、上原が脚本を書いたというだけではない。主演が目下「新選組!」の山南敬助役で大ブレイク中(俺のまわりで)の堺雅人と、「忍風戦隊ハリケンジャー」のハリケンブルー役で一大センセーションを巻き起こした(俺の中で)長澤奈央である。なんだか俺にとってはえらく豪華な回だった。

堺雅人というと、新選組!以前は「ココニイルコト」の抜け目ないサラリーマンぐらいしか覚えていない。山南も頭の切れる役だし、どちらかというとかしこい印象だったわけだが、今回は間抜けな演技でなかなか見せてくれた。だいぶ役者としての幅は広いようだ。部屋で出前を待つシーンで、一瞬だけ目が山南総長になったのはファンサービス?

長澤奈央は、最近ジャスミン様の衝撃でちょっと忘れかかってたけど、やっぱりこの子の表情はいいんである。自然にニヤニヤしている自分に気付いてしまう。おまけにアクションシーンに浴衣姿と、ハリケンブルー復活な感じのシーン満載で、こりゃもう趣味の世界だわ。

今回のお話は、切なさいっぱいのファンタジー。「ちょびっツ」の全話分を30分でやってのけた感じで、力作ではある。しかし、ちょっと最後は甘過ぎないか?と思ったが、上原正三が書いたと思うと合点が行く。

「ウルトラセブン」を思い出しても、金城哲夫の脚本ほど鋭くはなく、市川森一の脚本ほどヒューマンでもなく、どことなく中途半端な味わいのあったのが上原作品だった。そういう中途半端さ、ぬるさ、甘さがこの人の持ち味なのである。

別にそれが悪いとは言わない。「地底GO!GO!GO!」にしても、「アンドロイド0指令」にしても、それなりに印象には残っている。派手な脚本が必ずしもいい作品になるわけではない。役者や演出家が受け止めやすいように、食べ頃の温度で脚本を仕上げるのも、技量のひとつではあろう。

ところで、上記2作品ともロボットが出てくる話だった。そこへ来て今回の作品。この人、アンドロイドの話が好きなんだろうか。実にどうでもいい話だが。

また一歩、アンヌ隊員に近づいた。

uqd

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