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2004年6月 1日 (火)

ツル茶んのトルコライス

ちゃんぽんと、もう1つ長崎で食べておきたかったのがトルコライスだ。

関東でも全く見ないわけではないが、メニューとしては少数派だ。それが、長崎ではスタンダードになる。1皿にスパゲッティー、ピラフ、トンカツを盛りつけたこのメニューが、なぜトルコライスというのかは諸説があって定かではないそうだ。様々な国の料理が組み合わされていることから、東西文化の交流地トルコになぞらえたのだ、という説もあるようだが、個人的にはスパゲッティー、ピラフ、トンカツの3要素が並んだ様子を「トリコロール」に見立てて、それが「トルコライス」になったという説を信じたい。何となく、前者の説明は無理があるような気がする。東西文化の交流地、ということなら、「名古屋ライス」だっていいはずだ。だめか。

もちろん、トルコの人々がこれを好んで食べた、ということではない。これ以上トルコの習俗を誤解するのはやめよう。

さて入ったのは大正14年創業の「ツル茶ん」。一大商店街である浜市アーケードから少し外れたところにある。帰りの飛行機の時間が迫っていて、ガイドブックを頼りにとりあえず近いところに入ったのだが、後で調べてみるとかなり有名な店だったようだ。いつもながら俺の才能には頭が下がる。

味は、見た目ほどしつこくなく、さすがにボリューム感はあるものの、胃にもたれるほどではない。それぞれの要素はごく一般的な洋食屋のメニューだが、それがひとつに合わさるだけで、別の料理に思えてくるからフシギだ。もっともそれぞれの味のバランスを調整するのが、トルコライス職人の腕の見せ所なのだろう。さすが老舗、という見事な仕事ぶりである。

turkey

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