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2004年6月 5日 (土)

「おっぱいプリン」の戦慄

長崎でたくさん買ってきたおみやげも、残り少なくなってきた。なので、今後渡す予定のあるもの以外は会社から自宅に持ち帰って食べることにした。

「グラバー園クッキー」「文明堂カステラ」、そして普通のお土産では納得してくれない人たちのための「おっぱいプリン」(注:長崎名物でもなんでもありません。全国の観光地で買えます)の3点をスターバックスの紙袋に入れる。

もう電車がなくなっていたので、タクシーで帰ることになった。ちょうど近所に住んでいる、同じ部で仕事をしたことはないが、ときどき道すがら一緒になっている部長がいたので、相乗りで行くことに。

ひとしきり長崎の話で盛り上がったので、その部長が車を降りるとき、せっかくだからお土産をあげようと思った。無難だけど、文明堂のカステラがいいだろう。紙袋からクッキーとおっぱいプリンを取り出し、紙袋ごと「部長、よろしかったらお持ちください」と差し出す。「いいの?わるいねえ」と喜んでくれたので、いいことをしたと思った。

部長の家の近くに来た。ドアが開いて、社内が明るくなった。ふと手元を見ると、残ったクッキーとカステラがある。



・・・・・。ん?カステラ?




締まりかけたドアにがんと片足を挟み、こじあける。「マルサの女」のガサ入れみたいだ。

「部長!ちょっとまってください!」

「え?」

「いや、その紙袋をちょっと」

有無を言わさず奪回すると、瞬時にカステラとおっぱいプリンを入れ替える。映画「麻雀放浪記」を観た人は、最終局で真田弘之演じる坊や哲が一瞬で配稗と自分の前の山とを入れ替えたシーンを思い出してほしい。

「いや、こっちのカステラのほうが上等なもんで」

人間、せっぱ詰まるとわけのわからないセリフが出てくるものだ。郷ひろみの「ダディ」の表現を借りれば、血液の中でアドレナリンが「お嫁サンバ」を踊り出した。

「いやいや、そんな気にしないで」

気にするんです、こっちは。

あのまま渡していたらどうなっていただろう?奥さんの前で「カステラもらっちゃったよ」と取り出してくれたら。

しかし、何とか事なきを得た。

だからおっぱいプリンは、俺の部屋にある。

pudding

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コメント

「おっぱいプリン」ごちそうさまでした!冷やして食べました。食べている時、容器のカップをいったんテーブルに置こうとした妻曰く「乳首が下向きになるとバランスが崩れるのね・・・。」

投稿: ツバメ返し | 2004年6月 8日 (火) 04時43分

なんだか月亭可朝の歌みたいな会話です。
暖かい家庭の雰囲気が伝わって・・・きません。

投稿: 信長野ヤボ夫 | 2004年6月 9日 (水) 18時27分

来たる参院選で「一夫多妻制」を公約しないと!

投稿: 愚亜夢炉波兵 | 2004年6月16日 (水) 07時29分

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